さて(1)~(7)が長々として難しいかもしれないのでまとめます。
要するに、
新しい胃癌取り扱い規約(14版)は術中所見を取り入れることに決め
ました。
WittekindというUICC-TNMの大物病理医が言っている独り言が原因のようです。
しかしそのため、アメリカのがん取り扱い規約AJCC staging(UICC-TNMと同じ基準で作られて
いて、UICC-TNMよりよくmanual化されているため事実上の世界標準)と齟齬が生じました。
結果として、国際的なデータの提示にも、治験の設定にも、あまっさえ診療の質の比較にも使えなくなりました。
治療を受ける患者、治療をする臨床医、研究する研究者、がん政策に関係する医療政策者などにとってなんの役に立たない規約になりました。
しかし安心してください。
病理医達にとってはそんなことどうでもいいことのようです・・・恥ずかしながら
細かい組織分類とか、報告に算用数字をつかうかつかわないか、α、β、γをa、b、cとかくかどうかのほうが遙かにだいじなようです・・・やれやれ