トッケイセキュリティ平塚総合体育館/平塚総合体育館 | |
開場 | 1991年 |
集客可能人数 | 800人 |
名称の変遷 | 平塚総合体育館(1991-2014年) |
トッケイセキュリティ平塚総合体育館/平塚総合体育館(2014年-現在) | |
アクセス | 共済病院前総合公園西バス停(神奈川中央交通 平88-96・99系統/平塚市シャトルバス横内・神田ルート)より徒歩約5分 |
総合公園バス停(神奈川中央交通 平63・65・68・86・97系統)より徒歩約10分 | |
平塚駅(JR東海道線)より徒歩約30分 | |
(写真はすべて、2022年4月6日B1リーグ横浜ビー・コルセアーズ対新潟アルビレックスBBの試合より)
上:外観
中:内装(北・西側スタンドを臨む)
下:内装(ゴール裏から)
神奈川県平塚市の平塚総合公園にある体育館。2014年に特別警備保障社が命名権契約を締結したことから、同社の通称を冠したトッケイセキュリティ平塚総合体育館という呼称が付けられている。
平塚総合公園の開園とともに1991年に開場した、アリーナ3面、武道場2面、弓道場、屋内プール、トレーニング室、会議室などが完備されている。現在の基準でもかなり設備の整った総合体育館で、もちろんイベントがない時には一般開放されている。
インフラが整っていることから、競技レベルで屋内スポーツのイベントが神奈川県湘南地方で行われる場合はこの体育館が使用されることが多い。特にバスケの開催実績が豊富で、女子バスケの公式戦は富士通レッドウェーブの試合を中心に長年行われており、男子バスケでは2011年に横浜ビーコルセアーズがbjリーグに参戦すると以降毎年この体育館で数試合ホームゲームを行っており、2016年にBリーグが誕生してからもその流れは続いている。2013-14シーズンには、当時NBLに所属していた東芝ブレイブサンダース川崎も湘南興行を行い、2021-22シーズンにはこの年から横浜に移転した横浜エクセレンスもホームゲームを行った。また、1998年に国体が神奈川県で開催されたときには卓球の会場となった。
最大収容可能人数が800人で、メイン・バックスタンド側だけでなくゴール裏にもスタンドがあり、客席がフロアを取り囲む形となっている。このような造りの体育館は、客席がコンパクトなのでどこに座ってもコートの動きが見やすいのがメリットである。フロアと客席の距離も近く、臨場感は素晴らしいが、ケチをつけるとすればスタンドの傾斜が緩く、前に座った人の頭が視界に入ってしまうことか。
上:試合の眺め。
下:横浜ビー・コルセアーズのチアリーディングチーム「B-ROSE」とマスコット・コルスのパフォーマンス。
最寄駅は、JR東海道線の平塚駅で、ここから徒歩で25分かかる。歩くのは大変な距離なので、大抵の人はバスを利用する。バスは、JR平塚駅だけでなく、小田急小田原本線の伊勢原駅からも出ているので、自治体所有の体育館としては交通の便はそこそこか。平塚は横浜からだと電車で約30分なので、神奈川県内であれば日帰り観戦も楽だが、他の都県からの遠征となると少し覚悟がいる。
自動車での来場を検討している場合は、公園の駐車場を合計すると927台が止められるようだが、駐車スペースの予約制度はなく、特に多くの来場者が見込まれるイベントだとリスクがある。とはいえ、周辺の大通りに沿いに食事処がいくつかあり、歩くと結構距離があるので、自動車で来るとそのあたりは楽になるだろう。公共交通機関で来た場合は、バスに乗った駅周辺で調達するのが無難だが、プロバスケの試合があるときには出店も並ぶ。
平塚総合公園には、体育館の他に野球場、陸上競技場、プール、テニスコートがあり、市民の屋外レクに必要なインフラを提供している。宿泊用施設が揃っていることから合宿でも使用可能である。野球場は高校野球や大学野球、そしてプロ野球の2軍公式戦に、陸上競技場はJリーグ・湘南ベルマーレのホームゲームでも使用されるので、公園自体の認知度が高い。
上:平塚球場
下:平塚競技場
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トッケイセキュリティ平塚総合体育館の紹介(平塚市公式ホームページより)