No Photo,No Life!! -24ページ目

No Photo,No Life!!

JR全線完乗が目標の旅ブログ・・・「旅ノート」。乗り鉄・撮り鉄・模型鉄以外にも、PC・釣り・飛行機などなど多趣味で、面倒くさがり屋な、そんな学生のブログです。

現在、特急を中心として構築された北海道の鉄道ネットワークですが、

道東には湿原の中をひたすらキハ54系単行で走る路線があります。

それが根室本線の東端:花咲線と釧網本線。

いずれもキハ54系がたった1両で道東の自然を駆け抜けています。


「キハ54系」と一概に言っても十人十色、細部が異なる車両ばかりです。

例えば、座席が転換クロスか集団見合い式かや、帯が違うなどなど・・・

キハ54系は兄弟と言っても過言ではないほど多種多様な系列です。

第4日目からは、『道東の自然』をキハ54系を使って堪能してきました。


というわけで前回の続き、第4日目は釧路からです。

スーパーホテルで1泊した後・・・あれ、これって去年のデジャヴ?w



【第4日目 8/28(Sun)】

 根室08:15~(根室本線 普通 根室行き)~10:36東根室

  <東根室駅散策→根室市散策> 


■根室(さいはて)を目指して・・・


No Photo,No Life!!


・・・朝、ふと目が覚めてテレビを付けるとNHK教育のペンギンのアニメ。

働かない頭でぽけ~っと眺めていると、ふと時間が気になりました。

近くにある携帯を取って時間を見ると・・・

 07:00AM

・・・あれ、30分寝過ごしてるじゃないかっ!慌てて支度し1Fに降ります。

というのも、スーパーホテルは『無料健康朝食』も売りにしているから。

今日の朝食はホテルの無料バイキングにするとしましょう。

メニューは多く、目の前で焼かれる手作り無添加クロワッサンが一番!

テーブルが並ぶ一角に焼くスペースがあって、本当に"目の前"です。

しかしまあ味噌汁はビジネスホテルだからか、案の定レトルトでした・・・

因みに食堂はJRの線路を向いていて、食べながら列車が見られます。

パン片手に慣れた味の味噌汁をすすって・・・ってなにまったりしてんだ!

朝食を急ぎめに食べ終えて部屋に戻り出発準備をしていると07:35。

折角、朝だし布団の中でぬくぬくしようと思ったのに・・・(笑)

07:50には駅にいたかったので、部屋で休めたのはたったの10分。

早いですが身支度やら済ませて、駅に向かうことにしました。

スーパーホテルは自動チェックインなので手続きは不要。

忘れ物を確認するだけなので、こういう急いでいる人には便利です(爆)


それでは、一晩過ごしたスーパーホテルを後にして駅に向かいます。

駅前にはSLの動輪が展示されている動輪碑がありました。

その動輪が乗っているレールには「RSW 1907」の文字。

なんのことでしょうか?サッパリ分かりません・・・

一昨日から引き続き、北海道&東日本パスで改札に入ります。


No Photo,No Life!!


ここ釧路からはまず根室本線の残っている部分を乗り潰してしまいます。

これから乗り潰す区間は釧路~根室、通称:花咲線の名前を持ちます。

名前の由来は、名産:花咲ガニとその漁港である花咲港をモチーフにし、

この区間の将来が「明るい花が咲く」ようになってほしいという願いから。

沿線市民から公募し、600件近くの中から選考して決定したらしいです。

また、花咲線は根室本線の中でも完全に運用体系が異なっていて、

ここまでは特急街道でしたがここからは普通列車のみが往来します。

そこを走るのが今回の3番目の目的でもあるキハ54系というわけです。


ホームに入れたのは8:00過ぎ。既に列車は入線していました。

列車内は学生や一部観光客で乗車率は50%と言ったところでしょうか。

空いているかつ窓の位置が真隣の座席を確保することが出来ました。

というのも、キハ54系は窓と座席の位置が一致していないから。

窓の隣の席に座りたいのならば、入線前から並ぶことをオススメします。

・・・ってあれ!?昨日2429Dでいたツアー客とまた同じ列車だぞ!(爆)


No Photo,No Life!! キハ54系 521編成


今回乗ったキハ54系は521編成で、

・座席:花咲線仕様モケット転換クロス

・帯:紫一色

でした。

ここ北海道に走っているキハ54系は500番代、対極寒地仕様車です。

因みにキハ54系0番代は現在四国で水色の帯で走っていますが、

500番代は北海道への投入で2重窓などの防寒対策がなされました。

さらには湿原を走るが故に鹿を牽かないようスカートも取り付け。

500番代はとことん極寒の地である道東に対応した車両になっています。


撮影のついでに自販機でお茶を調達して発車を待ちます。

花咲線仕様のモケットは、海の青色に水玉模様とフクロウや白鳥の絵。

その他にも花咲線沿線の動物が織り込まれています。

(ただし優先席だけ濃い茶色の色のシート)

車内からしても、これから見える沿線の風景に期待できそうです!


停車中の気動車独特の音を聞いているとドアが閉まりわずかな衝撃。

現在時刻は08:15、ちょうど釧路駅を発車したところのようです。

ゆっくりとホームを過ぎると釧路駅のポイントを渡っていきます。

列車は根室(さいはて)を目指して根室本線は花咲線区間を走ります。


No Photo,No Life!!


釧路駅を出発するとしばらく釧路市街地を走ります。

進行方向右側には中心街となるビル・左側には住宅街が見えます。

因みに今回座ったのは進行方向左側、即ち北側になります。

釧路市街地を走るとやがて空き地が見えたと思えば川を渡ります。

この川は釧路市中心地の境界線を形成している釧路川。

かなりの大きさを誇ります。いやあ今日も快晴で天気がいいね~^^

その後列車はS字カーブの線路を進むと、東釧路に停まります。

川を渡ってもそこは釧路市街地、住宅街に挟まれながら進みます。


No Photo,No Life!!


東根室を発車しポイントを渡るとすぐに釧網本線とは分岐します。

釧網本線は北に行きますが、今乗っている花咲線は『最東端へ』。

やがて武佐を出発すると釧路市街地はここまで、自然が見えてきます。

最初のうちはやっぱり畑でしたが、次第に山の間を走るようになるほど。

別保川に合わせて線路はくねくね蛇行し並走していきます。

列車は本当に山の合間を縫うように進みます。

よくこんな山の中の険しい区間に鉄道を通せた、と感心してしまいます。

窓を開けて風を受けていると北海道らしい涼しい風が吹き込んできます。

まさに旅って感じで気持ちいい・・・ついうとうとしてしまうと・・・


No Photo,No Life!!


・・・ハッ!寝まいと思っていたのについ転寝してしまった!!

起きたら糸魚沢、厚岸近辺の海の絶海ポイントも見過ごした・・・

大体30分寝ていたようです。まあ寝過ごした箇所は復路で見ましょうか。

それにここまでも車窓は厚岸に出た以外は山の中で変わりなし。

列車はちょっとした湿原の中を進み、茶内に到着しました。

ここから景色は一変、山の中から「茶内原野」を進むようになります。

しかしながら、いくら一概に「原野」と言っても国道を1本挟んでいるので、

期待しているような広大な土地と言った風景は見られません。

しかし国道と線路以外の土地は自然そのもの。草木が覆い茂ります。


No Photo,No Life!!


・・・そんな自然と国道の並走は3駅先の厚床まで続きます。

厚床駅はそれはまだ国鉄時代のころ、標津線の分岐駅でした。

しかしJR化で廃線、今では小休憩ポイントのような役割を果たします。

厚床を出発すると次は初田牛と書いてはったうし駅です。

まあそれにしても花咲線はイマイチ旅情に欠ける駅ばかりなような・・・


No Photo,No Life!!


・・・いえいえ、だからと言って全てが全てではありません。

初田牛の次は『野鳥の宝庫風蓮湖』が沿線にある別当賀に停まります。

実はここの駅舎はローカル線らしい意外なもので出来ているんです。


No Photo,No Life!!


写真の右側が駅舎です。どこかで見覚えはありませんか?

短い長さ、不自然な丸い穴・・・黒い塗装を思い浮かべてみてください。

・・・そうです、別当賀駅舎は昔本線で走っていた車掌車なのです。

現在は高速貨物化で車掌車が連結されることは滅多にありませんが、

まだ列車が客車だった頃には最後尾に連結されていました。

現在では役割を終えてひっそりと静かに時を過ごしているようですね。

キハ54系単行列車はそんな別当賀駅を横目に根室半島を走ります。


No Photo,No Life!!

厚床を出るともう日本最東端の駅は数えるほどになります。

納沙布岬で列車が走る線路はだんだんと海に挟まれつつありますが、

別当賀を発車すると車窓には雄大な大地が広がるようになります。

あるのは、鉄道とその周りに1本の電線・そしてひたすら自然。

まだ未開拓のような、果てまで続く自然の中を走り抜けます。


No Photo,No Life!!


・・・と思っているとふいに視界がぼやけてきました。

何かと思うと、窓の外には何か白いものが立ち込めています。

その「何か白いもの」とは、この地域独特の「霧」。

北海道沿岸の太平洋を流れている寒流の千島海流から吹き込まれる

冷たく冷えた風が太陽光で暖められてこのような霧が発生する・・・

という話は日本地理の分野で誰もが勉強していると思います。

そういえば朝のニュースで根室は濃霧注意報が発令されていたような・・・

列車が進むにつれて霧はたちまち濃くなっていきます。


No Photo,No Life!!


やがて列車から数メートルほどの距離しか見えなくなりました。

今まで見えていた青空はすっかり濃霧に遮られています。

それにしても地面は前人未到かのように起伏がありますね~

なんだか「模型で作ったらこうなったw」って感じですね(笑)


No Photo,No Life!!


しかしいくら濃霧とはいえ部分的、数分走るとその濃霧は消え去ります。

そしてまたさっきまでと同じように雲ひとつない青空とひたすら続く自然。

実はこんなに何もなくひらけた自然というものは見るのがはじめてです。

鉄道という媒体を利用する事で独特の視点から新発見も出来ますよね。

都会と相反するスタイル、これぞまさに『気まま旅』!

・・・気ままな旅行者を乗せた列車はじょじょに最東端の駅に近づきます。


No Photo,No Life!!


まだまだ広大な湿原に挟まれながら列車は進むと花咲に到着します。

ここの駅舎も車掌車の改造、今度は赤と白?のシンプルカラーです。

因みに車掌室改造駅舎は地元学校の有志で描かれています。

どの駅がどんなデザインの駅舎に仕上がっているか、それも花咲線に

乗ったときのおもしろさのひとつでもあります。

進行方向左側には上の2つのみでしたが、右側にも結構ありました。

それは帰りにとっておきましょうか・・・目的地の東根室駅はもう隣です。


■東根室駅(にほんさいとうたん)

 旗東根室駅:日本最東端の駅


No Photo,No Life!!


・・・釧路駅から約2時間半・133.9km、日本最東端駅に到着!

花咲を出てしばらく自然を走ると線路は大きく北へ向けてカーブします。

するとだんだんと遠くに住宅街が進行方向左側に見えるようになります。

そんな根室市街地の玄関口に位置するのがこの東根室駅です。

・・・そうなんです、結論から言うと「日本最東端の駅は駅でも住宅街」。

ただ線路が根室市中心部に向けて大きくカーブするその途中の感じ・・・

それが日本最東端の駅である東根室駅になっているというわけです。

まあそれは後にどういうことが分かるということで、まずは撮影です。


No Photo,No Life!!


乗ってきたキハ54系521編成。ホームから縦撮りします。

雲ひとつない青空の中を走るキハ54系・・・夏の道東らしいですね。


駅に降りるときにはワンマン運転なので切符を運転士に見せます。

ちょうど詰まっていたので何かと思えば、カメラを持った人と学生。

自分たちのような東京人の撮影者を除けば、地元民にも使うよう。

しかし毎列車ごとに撮影者は必ず1人以上は降りるようです。

この日も縦アンで撮影しようとしたら、隣で動画を撮っていました。

その後ろには友達1人と同じくカメラを持った撮影者1人とカップル1組。

・・・周囲は住宅街で人も多いし、イマイチ最東端という感じがしません。

駅前には小さい広場があり、車が2台停まっていました。

しかし、縦アンで撮り終えると動画の人は足早に片付けて車に撤収、

カップルも撮影している内にいなくなって、撮影者1人もいませんでした。
これでようやくこの東根室駅にいるのは自分と友達1人だけ。

「東根室駅にキタぞーーー!!!」

って叫んでやりたかったですが、住宅街ということでやめました(爆)

・・・てなわけで冗談は置いといて、東根室駅というものを見てみましょう。


No Photo,No Life!!


東根室駅看板と「日本最東端の駅」の記念碑。

駅のホームの中間に駅看板とこの記念碑はたっています。

なになに・・・東経が145度で北緯が43度と・・・

北緯を表す数字の低さに北へ来たことが実感できます。


No Photo,No Life!!


東根室駅の平仮名版。やはり北海道、「サッポロビール」を忘れません。

まあ「サッポロビール」のマークは道内全駅についていますからね。


No Photo,No Life!!


駅に掲示されている時刻表と運賃表。札幌まで7980円トハ・・・

因みに花咲線には普通列車だけではなく1日1往復の快速があります。

東根室駅は普通列車のみ停まり快速列車は通過してしまいます。

そのため、他の駅とは少し本数が少なく、1日合計11本停まります。

・・・いや、よく見ると07:44の根室行きの列車は「休日・休校日は運休」。

8/28は日曜日。すなわち・・・この10:36の電車は下りの始発列車!?

(こんなにホテルで寝坊もしてぐだぐだなのに始発列車だなんて←?)

さすが普通列車が中心となっている花咲線区間です・・・


No Photo,No Life!!


ホーム中間から根室駅方面。因みにホームは珍しく板張りです。

日本最東端の駅がこの閑散様で板張りホームとは旅情がありますね。

前述の通り、東根室駅は根室駅へと向かうための大きな曲線の途中。

線路がまだまだ左に曲がっていることが写真から分かりますね。


No Photo,No Life!!


根室方面寄りから花咲・釧路方面。今度は右に曲がっていますね。

逆光なのはこの時間の仕様というわけで・・・(苦笑)


駅の撮影はほとんど終わったので駅前広場に出てみるとしましょう。

いやあ・・・板張りホームを歩く音がいいよねえ・・・


No Photo,No Life!!


駅前広場は狭い小道のちょっとした待機場所・・・のような雰囲気。

日本最東端の駅を表すオブジェと東根室駅の駅看板がおいてあります。


No Photo,No Life!!


少し離れて小道から駅全体。

この閑散とした雰囲気を見ると『日本最東端の駅』という感じですね。


というわけで一通り駅は撮影したので、しばらく休むことにします。

・・・って思ったけど暇だ!早いですが根室駅に向けて歩きましょう。

実は東根室駅で列車を待つより根室駅に行った方が、なにかと便利。

それに乗りつぶしを中途半端に1区間残すものなんですからね・・・

前述の通り、「根室市街地の玄関口」ですから歩ける距離。

徒歩20分ほどです。まあ少し寄り道をするので時間はかかりますが・・・

早速、カメラを片手に根室市街地を歩いていきましょう。


■根室市散策

 旗根室駅西方面先線路終端部:日本最北端の線路終端部


No Photo,No Life!!


くどいようですが、東根室駅は根室市街地の端に位置します。

つまりは・・・上の写真から振り返るとこんな風景が見えます。

駅前にはなにやらアパート。これ、ホントに普通に住宅街です(笑)

根室駅に歩くには写真左に伸びる道より右に進むと近いです。

しかし根室駅は写真の位置で右手前方向、線路を渡る必要があります。

とりあえず駅前の道を右に進みます。と、すぐに青い屋根が見えます。


No Photo,No Life!!


このようなトタンの通路、実はこれは線路反対側に通じる地下道です。

ちょうど線路の下を通っています。写真にホームの柵が見えますね。

駅に行くためにはこの地下道を通らなくてはなりません。

そのトンネルを抜けるとそこは・・・


No Photo,No Life!!


本当に普通の住宅街でした(笑)

いやいや、もうここまで清々しい最東端は笑えません・・・

写真でちょこっと見えるのが、"日本最東端の駅"の東根室駅です。

まさか最初この写真を見た人は、こんな住宅街に日本最東端の駅が

あるとは知らないのならば誰も予想は出来ないでしょう。


この後はひたすら住宅地を駅まで歩いていきます。

結構交通量や人通りも多く、やっぱり根室市街地だと思い知らされます。

しかし他の都市とは違うのは、「坂道がやたら多い」ということ。

登ったと思えばまた下り・・・道がないと思えば坂で隠れていたという・・・

とにかく根室市街地は起伏の激しい土地に作った都市のようです。

言うなれば、立川市か八王子市か横浜市のはずれと言った雰囲気。

なんか「遠くに旅行」というより「近所を散歩」という感じです・・・

それにちゃっかりコンビニでトイレするという口実で涼んでるし(笑)

現に、"寄り道したいところ"は根室駅とは少し離れた位置にあります。

それでもやっぱり「住宅街を散歩」というのは変わりないですが・・・


No Photo,No Life!!


そして"寄り道したいところ"も案の定住宅街のど真ん中にありました。

2つめの鉄道日本最東端は「根室本線線路終端部」です。

根室駅から西に徒歩5分ほどの位置にあります。

滝川駅から2429Dを乗って444km、さらに上野駅からだと1600km・・・

だいぶ遠くまで来たことが改めて実感できます。


No Photo,No Life!!


線路終端部と線路終端部を表す看板。

おや、根室駅から少しはなれた電留線にはキハ54系がいますね。

しかしよく見ると帯の色が・・・まあこれは後でのお楽しみにしましょうか。


ちょうど昼時なので昼飯を食べることにしましょう。

根室本線線路終端部から歩いて15分のところに目的の店はあります。


No Photo,No Life!!-未設定


根室駅から徒歩10分、今回は洋食レストラン「どりあん」です!

ここでいただくのは、根室のB級グルメである「エスカロップ」。

エスカロップとは何かというと、たけのこが入ったバターライスの上に

とんかつをのせて上からデミグラスソースをかけたもの。

大抵、サイドにポテトサラダなどがついていることが多いです。

おもしろいことにこのエスカロップは根室では『超』が付くほど有名で、

根室市に住んでいた人は日本中のどこの洋食レストランにも

エスカロップというメニューが当たり前にあると思い込んでいるほど。

それほど地元では愛されている味であり料理のようです。


「どりあん」は店員の接客もよく店内も明るい雰囲気で清潔的。

いかにも『洋食屋さん』といった雰囲気でとても好きです。

料理は・・・わがままを言えばデミグラスソースが足りない?

なんか本当にソースで・・・もう少しあってもいいような気もします。

おかげでとんかつの衣は逆にしなしな・・・上の衣だけとれちゃう(汗)

しかしバターライスのたけのこはしっかり食感があります。

肉や米ばかりの中にたけのこはいいアクセントを加えていますね。

ただし、デミグラスソースの味はいいので、もう少しもっと多めに大胆に

かけてくれさえすれば文句なしの料理だと思います^^


・・・だなんて考えているとあっという間に食べ終わってしまいました。

別に急ぐわけでもないのに・・・向かいで友達はカツサンド食ってるし。

安い値段でこのボリュームはなかなかいいと思うのに・・・

折角根室まで来たんだから根室のグルメを食べようよ・・・って考えた(笑)

しばらく休憩してゆっくり根室駅に向かうことにしました。



次回に続きます。次回は花咲線復路、そして根室本線完全乗車です!

ああそれにしても根室市の坂はキツいでしょ・・・(汗)

前回の続き、2429Dもいよいよラストですよ!!



【第3日目 8/27(Sat)】

 滝川~帯広14:22~(2429D 根室本線 普通 釧路行き)~17:39釧路


■2429Dの旅4


No Photo,No Life!!


帯広駅を出発した2429Dは住宅街を進むとやがて大きな川を渡ります。

ホント、左手プリッツやけ食い右手カメラだからね!www

さてさて何故プリッツやけ食いかと言うと帯広駅が問題でして・・・


帯広駅に入線した2429Dはここで12分ほど停車します。

実はここまで昼飯を食べていないのは、帯広駅で調達するため。

「帯広」で弁当と言ったら・・・そう、豚丼です!!

駅弁にもなっていて時間も余裕だと鷹をくくってゆっくり歩きました。

豚丼の店は駅ビル1階の外からでも見えるところにありました。

弁当の販売も行っているよう。どうやらここのようです。

とりあえず注文をしようとしましたが・・・店員を呼んでも来ない。

見る限りこの店は店舗で食べられるレストランとしても営業しています。

14時でも狭い店舗に3人の店員はかなりの負担なよう。

しばらく待つこと2分、注文を聞きに来たので弁当を注文できました。

注文の時、店員は「7・8分お待ちください」とのこと。

まあ列車に戻るのに2・3分は走れば余裕な距離ですからね。

・・・ってえ?弁当に待ち時間なんてあるの?

どうやらここでは弁当の注文を受けてから作るシステムみたいです。

ということでおとなしく待つことにしましたよ。楽しみに7・8分待ったよ。

弁当出てこねえじゃねえかよっ!

もうね、待ち時間の間ずっと残り時間カウントしてたね。

後2分になったところで店員が一言。「後10分ほど・・・」

ハア?(`Д´#) さっき7・8分って言ったじゃねえかよ!

時間がないのでさっさと返金してもらい、列車に戻ることにしました。

昼飯となるはずの豚丼は結局買えず、昼飯は抜きになりました。

なんの為に朝飯抜いたと思ってんだこのヤロー!!

なんとか列車に戻るとすぐに発車。ホント、プリッツあってよかった(爆)


・・・そんなわけで空腹かつ機嫌の悪い旅人たちを乗せた2429Dは、

颯爽と十勝平野を順調に気動車とは思えない速度で駆けていきます。

しかしやはり特急中心ダイヤ、通過待避が多くなってきます。


No Photo,No Life!!


帯広から6駅、なにやら大きい看板がたっている十弗に到着しました。

そこには「十弗は10$駅」との文字。何故$?と思いますよね。

実は「十弗」の文字を崩していけば分かります。崩してみると、

 十→じゅう→10

これはただ漢数字を算用数字に変えただけですが、

 弗→$

分かりましたか?正解は『「弗」の字が「$」に見えたから』です(笑)

ちょっとした脳トレ問題みたいですね。

というかその10$を使って観光事業をするとか考えなかったのか?

看板にはこの近辺の観光地を描いた簡易的な地図が載っています。

山が近いのか温泉が目立っていますね。

列車は十勝平野の東端を走っていることが駅からも分かってきました。


No Photo,No Life!!


列車は甜菜畑を臨みながら再び山間部へと突入していきます。

ようやく十勝平野まで来て土地の使い方が違ってきました。

確かに霧が発生する北海道、育てられるものも限られてきますからね。

そしてまもなく・・・


No Photo,No Life!!


豊頃に到着です。因みにこの時点で約6時間、後2時間ちょいです!

しかし疲れも出てきたのかだんだん眠くなってきました。

うとうと・・・   ・・・はっ、常豊停車前後の記憶がない!

浦幌で長時間停車して・・・車窓を見ていたら寝ていたようです(汗)

とりあえず列車は順調に進みます。


No Photo,No Life!!


次は上厚内、そして厚内と停車していきます。

上厚内の駅舎は木造でなんとも味のある雰囲気ですね。

列車はそんな駅舎や山を見ながら進むと・・・


No Photo,No Life!!


海!そうです、左に山を・右に太平洋を見ながら線路はのびます。

厚内から終点の釧路まではひたすら太平洋と並走します。

厚内を出てすぐ線路は大きく左に曲がると海が近づいてきます。

ここは太平洋絶景ポイント。晴れると果てまで続く太平洋が見れます。


No Photo,No Life!!


一方で、進行方向左側には沼や小さな湿地のような土地が。

だんだん「道東の自然」というものが見えてきたような気がします。


No Photo,No Life!!


そして海と並走しながら音別駅に到着しました。

音別駅前後からも海が見えてビューポイントになっています。

ラスト2時間、どんどん2429Dは進んでいきますよ~!


No Photo,No Life!!


・・・と思いきや、案の定長時間停車。通過待避で7分停車します。

やっぱりまたまた特急が通過。さすが、根室本線の特急街道です。

因みに通過して行ったのは特急スーパーおおぞら号。

札幌~帯広がスーパーとかち・札幌~釧路がスーパーおおぞらです。

おおよそ1時間に1本の間隔で交互に走っています。


No Photo,No Life!!


2429Dをスナップ。長時間停車の時には乗客がホームに降りてきます。

まあしかし車両は普通列車、ずっと座っているのは辛いですから(汗)

長時間停車で駅のホームに出て伸びをするのが気持ちいい!!

そういえば駅のホームが珍しく板張りですね。歩く音がまたイイ。

自然に囲まれた板張りホームの駅、そしてキハ40・・・『北海道』ですね!

そういえばツアー客達はまだ乗っているようです。まさか釧路まで・・・?

そんなことを考えていると特急が通過、列車に戻ることにしました。

食べ物に飢えた旅人と元気なツアー客を乗せて列車はひた進みます。


No Photo,No Life!!


古瀬駅は一旦海から離れた場所に位置しています。

古瀬を出発すると列車は川を渡りながら再び海に接近します。

やはり広い自然。畑とかではなく未開拓のような自然の中を進みます。

そんな途中にふと建物が見えてくると次の停車駅は白糠駅があります。


No Photo,No Life!!


因みに白糠駅到着前の運賃ボード。

滝川駅からまともに普通運賃を払うと、白糠までは5250円!?

2429Dを乗るだけで北海道&東日本パスの元が取れるとはさすが・・・


No Photo,No Life!!


というわけで白糠に到着です。ここでも数分停車します。

まあ山の中のちょこっとひらけた住宅街って感じの雰囲気です。

到着時刻は16:47、2429Dの旅も後1時間をきりました!!

2429Dは終点の釧路に向けてラストスパートをかけます。


No Photo,No Life!!


白糠駅から走ること数分、再び海が見えてきました。

そのためなのか、空にはなにやら黒い鳥が飛んでいます。

鳴き声からしてどうやらカモメのようです。

2・3分列車が走ってもカモメの大群はしばらく見えていました。

かなりの数が群れを作って列車を歓迎しているようにも思えますね。


No Photo,No Life!!


そしてカモメに迎えられながら列車は沿岸を進むと大楽毛に停まります。

そういえばなんで西庶路と庶路じゃ西庶路の方が栄えてるんだろ(笑)

後は、新大楽毛・新富士と停車すれば終点の釧路は目の前です。

その証拠に、直前に渡った阿寒川を境に車窓が変化します。

今までは湿地のようなものが見られましたが、ここからは釧路市街地。

その西端に位置する町へのアクセスが大楽毛駅という訳ですね。


2429Dはラストスパートと言わんばかりの速度で駆け抜けます。

・・・と言いたいところですが、大楽毛でも長時間停車をします。

全く後2駅停まれば終点だというのに最初から最後まで気楽な奴です。


No Photo,No Life!!


だんだん見える風景も「工場にちょこっと住宅地」と言った感じでしたが、

「住宅地にちょこっと工場」というように変わってきます。

駅周辺の住宅街が終点の釧路の雰囲気を徐々に醸し出しています。

新富士に近づくにつれて住宅街はどんどん増えていきます。

今までは突然住宅地が現れましたが、さすが道東の中心地:釧路です。


No Photo,No Life!!


やがて新富士を発車するとコンテナヤードが見えてきます。

ここはコンテナの取り扱い駅で、道東の鉄道の物流を支えます。

たくさんコンテナが見えてくるとやがて・・・


No Photo,No Life!!


かなり広い新釧路側を渡るとその先は釧路駅、2429Dの終点です。

ゆっくり列車は釧路駅に入線していきます。8時間・・・実に長かった・・・
網棚の上に置いた荷物を取り出し、列車を降りる準備をします。

そして終点の釧路駅に到着。先客に続いて・・・ ・・・せーのっ!!


No Photo,No Life!!


釧路駅到着!2429D完乗!!

「くしろ」の文字が道東の中心都市の釧路に来たことが実感できます。

いやあ~8時間乗り通した達成感がもの凄く気持ちいいです!!


No Photo,No Life!!

2429D キハ40-1764+キハ40-777


ここまで2両ともお疲れ様!!ホント、釧路に来ちゃったんですね~


No Photo,No Life!!


とりあえず急いで改札口に向かいます。

実は、「2429D完全乗車証明書」がもらえるから。

滝川から乗ってきたことを表す切符を提示するともらえます。

ちゃんと滝川から乗ってきたので切符を提示すると無言で渡されました。

いくら無表情でも今の俺にはそれを許す広~い心があるのだあ~

 ↑完全に調子乗っちゃってます、はい(爆)

それにしてもかなり疲れましたし、何より腹減った!!

朝からまともに食べていません。早速、釧路名物を食すとしましょう!


■2429Dの旅 After Story


No Photo,No Life!!-未設定


・・・と、その前にホテルに荷物を置いてしばらく休憩とします。

ホテルの紹介は後ほど・・・今はとにかく腹が減ってるんだっ!

30分ほど休憩してホテルから南に15分歩きます。


釧路名物と言えば駅前の和商市場の『勝手丼』が有名だと思いますが、

和商市場自体の閉店時間が18時で時間が厳しすぎるんですよね・・・^^;

到着が17:39、実際ホテルにチェックインしたのは18時でしたので、

今回は諦めてもうひとつの釧路名物を食します。

そのもうひとつの釧路名物とは『炉端焼き』。

呼んで字の如く、暖炉の周辺で釧路で捕れたものを焼くというもの。

実はその炉端焼きはここ釧路が発祥の地なのです。

北を山・南を海と、山の幸にも海の幸にも恵まれた釧路ならではですね。

今回お邪魔したのは「炉端焼き 煉瓦」。釧路全日空ホテルの隣です。

夕食時で混雑していたので20分ほど待ってテーブルに案内されました。

テーブルはいかにも暖炉らしい雰囲気です。

とりあえずいかにも北海道らしい名前の北海セットと牛タンを注文。

まずは牛タンが出てきました。・・・う~ん、焼いてみると焼肉みたい・・・

しかし味は美味い!さらに厚切りで歯ごたえもあります。

牛タンに舌鼓を打っていると、北海セットの方もきました。

野菜に帆立にカレイに肉(!?)に・・・網の上はまさに「北海道」。

さらにイクラとマグロののった二色丼も。ボリューム満点です!

そういえば帆立は2日連続・・・まあいっか(笑)

帆立を焼いて醤油をたらすとこれがまた美味いんだ!

十二分に北海道を堪能できる、それが「炉端焼き」なんですね。


たらふく食った後は途中アイスを買って歩きながら食べてホテルへ。

釧路駅市街地は南口の場合だと釧路川まで続いています。

店に行くまでもひたすらビルの間を走る国道を歩いていきました。

さすが釧路!ちょっと見た限り釧路川を渡ると住宅街のようです。

地図で見ても釧路市街地はかなりの規模を誇っていますね。

北口の方は・・・お察しください(爆)


No Photo,No Life!!


信号待ち中に交差点から釧路駅。

標準レンズでも収まりにくいほど釧路駅は大きいです。

この位置から右に目を向けると今回泊まるホテルはあります。


No Photo,No Life!!


・・・えーっと「バスターミナル」?いやいや、その上です(笑)

今回宿泊するホテルは「スーパーホテル釧路駅前」。

その名の通り、釧路駅を出て左に進むと徒歩2分で到着します。

バスターミナルが1Fにあるので、道に迷うことはなさそうです。

因みにスーパーホテルは面白いチェックインシステムをとっています。

というのも、支払いなどなどカウンター横の機械で行います。

カウンターで予約照会をして宿泊者用紙に記入すると支払い情報が

機械に転送されてそこでチェックインが完了する、という方法です。

支払うと予約した部屋の数だけレシートが出てきます。

ここには部屋の暗証番号が書いてあるのでなくさないように!!

そして軽くフロントの人からホテルの説明を受けて部屋に入ります。

今回予約した部屋は『スーパールーム』。

下段に横幅150cm・上段に横幅95cmのベッドが配置されています。

窓際にはビジネスホテルお馴染みの机とテレビとイス。

『スーパールーム』はただベッドがスーパーで他はいたって普通です。


自分の部屋に戻ってベッドに横になってテレビの電源オン!

まあチャンネルはそんなに多くないからあまり期待してないケド・・・

適当にチャンネルを回した後、つまらないので風呂へ。

風呂は1Fに共同の天然温泉があり、いつでも入れます。

(ただし1つしかないので、男女入替え制で男性は21:00~翌朝まで)

入ってみると・・・おお誰もいない!

まあシャワーが3つしかありませんしそこまで広くないですから(汗)

とりあえず頭洗って顔洗って・・・この旅始まってようやくの風呂だあ・・・

さっさと済ませて湯船へ・・・ってしょっぱ!!

どうやらここの風呂は「白鳥の湯」という名前があり、NaClが主成分。

通りでしょっぱい訳だ・・・しかし疲れにはかなりの効力があります!

たっぷり疲れをとってシャワーで遊んでから(←おい)あがりました。

ジュース飲んで1FのPCで遊んで・・・おっともう12時じゃないか~

明日は6時半に起きるために早めに寝ることにしました。


・・・


2429Dのような、現代に残る長距離普通列車は数少なくなっています。

そんな僅かに残った長距離普通列車たちは速達性ばかり求める現代に

昔・・・つい最近までは当たり前だった"何か"を伝えようとしています。

その"何か"とは、乗った人がそれぞれ感じた・考えたものだと思います。

そこにこそ、『"旅"本来の姿』が見えてくるかもしれませんね。



続きは次回、道東の旅は根室本線制覇です。

前回の続き、落合駅からです。



【第3日目 8/27(Sat)】

 ~落合12;21~(2429D 根室本線 普通 釧路行き)~14:10帯広


■2429Dの旅3


No Photo,No Life!!

2429D キハ40-1742+キハ40-777


落合駅に13分ほど停車した2429Dは、ここから狩勝峠に差し掛かります。

日本でも有数の勾配で、その勾配の急さは地図を見れば一目瞭然、

落合を出てまもなく石勝線と合流すると線路はくねくね曲がりいます。

まずは石勝線との合流地点まで山に挟まれて進みます。


No Photo,No Life!!


と思ったのもつかの間、走り出して3・4分で石勝線と合流しました。

合流と言ってもトンネルの中なので分かりにくいですけど・・・(汗)

まあポイントの揺れと少し大きいトンネルが目印になるでしょう。

そのままトンネルはしばらく続きます。

トンネルを抜けると早速列車は大きく右に曲がると同時に・・・


No Photo,No Life!!


眼下に広がるのは広大な狩勝峠の平地!!

しかしここはまだ狩勝峠、目の前の十勝平野に向けて線路をひたすら

くねくね曲がらせながら日高山脈の山々を下っていきます。

長いトンネルから2個目のトンネルを越えると列車は大きく蛇行します。

蛇行、というより方向転換と言ったほうが正しそうです。

今までは南に向かっていましたが進路を大きく変えて北へ走ります。


No Photo,No Life!!


すると進行方向右側にはなにやら柵が見えてきました。

なんだこの中途半端な柵、風景の邪魔だ!と思うかもしれませんが、

実はこれは暴風柵、日高山脈から吹き降りてくる風のためです。

狩勝峠を何度もくねくね曲がりながら走らなければならないほど急勾配、

吹き降りてくる風の強さが故の対策なんでしょうね。


列車は再び進行方向を変えると、道東に広がる十勝平野になります。

そんな十勝平野の最西端に位置するのが・・・


No Photo,No Life!!


新得駅です!因みに落合からの所要時間は約20分。

狩勝峠越えかなりの時間を有することほどの急勾配だと分かります。

新得では7分ほど停車します。駅看板を撮影をば・・・

・・・って、ここでも蛾が駅看板に張り付いてるんですケド!!(滝汗)

駅舎は有人駅だからなのか整備も行き届いているようです。

そんな新得駅を2429Dは出発していきます。因みにこの時点で3時間・・・


前述の通り、新得から終点の釧路までひたすら十勝平野を進みます。

やっぱり・・・


No Photo,No Life!!


ひたすら畑やらが広がっていました(笑)

新得は根室本線と石勝線の分岐地点として栄えているようでしたが、

それも少し走ってしまえば皆同じ、砂糖大根の畑が広がっていました。


根室本線の滝川~新得は普通列車が主体の輸送系統でしたが、

新得~釧路は道内屈指の特急街道へと姿を変貌します。

特急は札幌から石勝線を経由し新得から根室本線に入ります。

この区間は「スーパーおおぞら」と「スーパーとかち」の2本が走り、

特急列車の速達性を重視したダイヤが組まれています。

その影響を受けてか、2429Dも長時間停車駅が増えていきます。


しかし、その中でも2429Dは羽帯を通過していきます。

いくら日本最長走行時間の鈍行列車とは言えども列車種別は「普通」、

利用者が少なくて停車しても意味がないときは通過する駅もあります。

因みに、『各駅停車と普通の違いは?』という議論を度々耳にしますが、

停車駅の数では各駅停車>普通列車になります。

例えば、東海道線と京浜東北線の並走区間を考えれば分かりますよね。

要は普通列車はその路線の快速線で各駅停車する種別ということです。


No Photo,No Life!! 4008D 特急スーパーおおぞら8号 キハ283系 **-**


さらに平野を進むとやがて御影駅に停車、列車待避をします。

おそらく特急だろうと構えていると案の定スーパーおおぞらでした。

振り子装置で高速化が図られたキハ283系、1度乗ってみたいものです。

撮影してさっさと車内に戻ると、5分停車したのち発車していきました。

でないと特急中心ダイヤを詰まらせてしまいますから・・・


しかしすぐにまた停車、今度は駅ではない場所に停車してしまいました。

車両トラブル?と思いましたが窓の外を見て納得、上芽室(信)でした。

やはり後ろから迫り来る特急を先行させてのんびり進みます。


No Photo,No Life!!


芽室を過ぎたあたりから帯広市街地のような雰囲気が現れ始めます。

しかしそれは今までと違って、沿線には多くの工場が立ち並ぶ光景が。

・・・そうです、十勝平野の特産と言えば『酪農』。

これらの工場は酪農で仕入れたものを加工したりする工場なのです。

その証拠に、「○○加工」やら「××倉庫」などの工場名が目立ちます。

さらにそれぞれの工場から専用線が敷かれていて、根室本線と並走して

全ての線路は1本になり「ある地点」に繋がっているようです。


No Photo,No Life!!


そのような工場を眺めていると西帯広、本格的に帯広市街地になります。

しかしまだ工場の専用線はホーム傍を通っているようです。

一体どこに繋がっているのか・・・その答えはこの先にありました。


No Photo,No Life!!


そう、道東の鉄道貨物輸送の物流拠点である帯広貨物ターミナルです。

工場から出てきた線路は全てここに集まり、連結され輸送されます。

ここでもちょこっと2429Dは停車、1分ほどで発車して行きました。


No Photo,No Life!!


住宅街の中の貨物ターミナルを出るととまもなく柏林台に到着します。

柏林台は高架駅、貨物ターミナル発車直後に高架線になりました。

さすが根室本線途中主要駅の帯広、人の乗り降りが激しいです。


No Photo,No Life!!


案の定、高架線からは広大な住宅街が見渡せました。

遠くにはほんの少し道央の山々、いかにも北海道の都市らしいです。


No Photo,No Life!!


だんだん帯広駅に近づくにつれて高層ビルも増えてきました。

すると帯広到着放送、乗客の一部が慌しく降りる準備をします。

実は池田行きの普通列車が2429Dを先行するので、それに乗るため。

そっちに乗った方が早く着くため、急ぐ客が乗り換えていきます。

しかし自分たちは2429Dの旅、乗換えはしませんが帯広駅で途中下車。

ちょうど14時なので遅めの昼ご飯を調達しに行きます。

そして、2429Dは帯広駅に定刻通りに入線していきました。



続きは次回です。帯広事件と命名していいんじゃないかな?www

前回の続き、富良野駅連結作業からです。



【第2日目 8/27(Sat)】

 ~富良野11:08~(2429D 根室本線 普通 釧路行き)~12:21落合


■2429Dの旅2


No Photo,No Life!!


富良野に到着した2429D:キハ40-1742はここで連結作業をします。

ここまではキハ40単行でしたが、ここからは1両増結の2両編成です。

到着し準備完了次第、直ちに発車になります。

先頭が運用変更だから後ろも運用変更?と思っていると汽笛が聞こえ、

見てみると、オレンジ色のキハ40がこっちに来ているではないかっ!!

オール運用変更は避けられましたが・・・寧ろカラフルでいいかも?


No Photo,No Life!!


3m手前一旦停止。係員が連結作業の誘導を行います。


No Photo,No Life!!


連結直前。順光でオレンジが強烈ぅ~www


No Photo,No Life!!

2429D キハ40-1742+キハ40-777


かくして連結作業は5分で終了、後15分も停車します。

跨線橋から線路のちょうど真上で撮影。

まっ、朱色だけの編成も珍しいですけどこっちの方もしっくりきますね。


No Photo,No Life!!


キハ40-777の前面。大半の人がこっちの車両に移って行きました。

座席をとったあのキャリーバッグの人まで・・・車内は変わりないのに・・・

しかし乗ってみて納得、富良野付近で乗車率も徐々に上がっていました。

それでも2両はちょっと閑散過ぎ・・・富良野で増結がちょうどよさそうです。


No Photo,No Life!!


キハ40-777の側面。こっちのサボも草臥れています。

しかし車体はキレイな朱色を保つためか、きちんと整備されています。


No Photo,No Life!!

キハ150 **-**(左) と 2429D(右)


ちょうど来た富良野線とのワンシーン。

そういえばこの日は特急フラノラベンダーEXP.の運転日だからか、

それらしき車両が富良野線のホームに停車していました。

いつしか785系以外の車両にも乗ってみたいものです。。。


No Photo,No Life!!

DF200-55


列車に戻ろうとしましたが、よく見るとDF200が留置されていました。

それも0番代!走行しているところをまともに撮ってみたい・・・

でもヘッドライトが付いていないので当分動く気はなさそうなようです。


というわけで、一通り撮影を済ませて車内に戻ることにしました。

キハ40では2割ほどの客が隣の朱色に乗り換えて行ったようです。

・・・てかツアー御一行様、どこまで来るんだ?

そして発車を待っていると、やがて列車は動き出しました。


No Photo,No Life!!


富良野で増結したからと言って、運用系統はさほど変わりません。

大きく分けると根室本線は、

・滝川~新得

・新得~釧路

・釧路~根室

の3つに分かれ、細かく分けても滝川~富良野~新得で切れるぐらい。

富良野では連結&解放作業をしたり快速の始発駅にもなっているので、

強いて言えば富良野~新得の方が乗車率は高い程度でしょうか。


でもやっぱり富良野を出ても車窓はなんら変わりありません^^;

ホント、やれ田んぼだ、やれ砂糖だ・・・畑ばかりが広がります。


No Photo,No Life!!


7分走ると布部です。根室本線のこの区間は7・8分/1区間なようです。

50秒ほど停車して道を急ぎます。


No Photo,No Life!!


・・・と言ったものの、飛ばすのは直線区間でその他ののんびり。

布部の次の山部では2分間停車しました。

まあまたちょいとデザインを気にしてみましたって感じの駅舎ですね。

しかし降車客は全員駅左の通路をすーっと通って行っていますが・・・


No Photo,No Life!!


しかしまた山部を出ると山に挟まれて走ります。

川と並走して線路はまたにトンネルに入ったり・・・

トンネルで窓を開けるとかなり涼しい風が来ます。突風ですケド(爆)

でもトンネルで窓を開けるのはこういう路線でしかできないですからね。


No Photo,No Life!!


そんな山間部を進むと下金山、これまた小ぢんまりとした駅舎です。

さほど人も降りず30秒だけ停車して発車します。

因みにこの時点で乗車から約2時間が経過しようとしているところです。

まだ4分の1だなんて・・・


No Photo,No Life!!


やはり7分で金山に到着、ちょっと大きい駅になりました。

しかしこの駅を出るとちょっとどころじゃなく大きいものが見えてきて・・・


No Photo,No Life!!


キレイなんです!実はこれはかなやま湖、かなりの規模を誇ります。

水も深い青で緑も多々・・・この周辺は森林公園になっているそうです。

なるほど通りで整備が行き届いているわけです。

列車はしばらくかなやま湖と並走していきます。

因みに名称は「金山湖」ではなく「かなやま湖」なのだそうです。

ここまでは行ったところどこも天気は良好、湖の青色が映えますね。


No Photo,No Life!!


並走するとやがて東鹿越が見えてきます。

奥の草を越えると、まだかなやま湖が広がっています。


No Photo,No Life!!


しかし東鹿越を出てすぐ、かなやま湖の右端が見えてきます。

するとまもなく幾寅、南富良野町役場があるからか少し賑やかです。

ただし「役場で駅周辺が栄えている」ということだけではありません。

実は、映画「鉄道員(ぽっぽや)」に出てくる舞幌駅がここ幾寅駅で、

有名な映画のロケ地として観光事業も行っているから、ということです。

その証拠に駅には「ほろまい」と書かれた駅看板もあります。

さらに駅前には静態保存されているキハ40も。

随時開放されていて、誰でも車内に入れるみたいですね。

幌舞駅・・・いやいや幾寅駅に2分ほど停車して列車は進みます。


No Photo,No Life!!


さて、いよいよ列車は本格的に山間部に突入します。

この先に待ちうけているのは狩勝峠、日本有数の難所です。

しかしやっぱり土地がひらけると畑なんですねえ・・・(汗)

山の谷間には、いわゆるV字谷の地形が見られます。

そんなV字谷の終端部に、次の長時間停車駅の落合駅があります。


No Photo,No Life!!


落合駅に到着です。ここでは13分停車します。

・・・ってなんだこの駅、蛾だらけで真っ白なんですけどー!

ホームには踏み潰された蛾、柱には辛うじて生きている蛾。

冬は雪で真っ白でも夏は蛾で真っ白ときましたか落合駅さん。

なんなんだこの蛾のオンパレードは・・・てか駅看板にとまるなっ!!


No Photo,No Life!!キハ40-1740(左) と 2429D


落合駅での長時間停車の目的は列車行き違い。

反対方向からまもなくキハ40-1740が入線してきました。

反対側から撮影して、蛾にうんざりなので列車に戻って発車を待ちます。

ここからは狩勝峠、山間部もいよいよ本格的になります!



続きは次回、狩勝峠越えで帯広までです。

帯広・・・豚丼・・・

『上野発青森行き』『東京発大阪行き』『大阪発新潟行き』


「ああ、夜行列車の行き先ね。」と思った方、残念違います。

実はこれら、全て鈍行列車の行き先です。いや、正確には「でした」。

通勤時間帯以外は1車両に乗っているかいないかという乗車率なのに、

無駄に長い編成を従えてまったり長距離を走る・・・

これがおおよそ30年前の鈍行列車の姿でした。


しかし今では『都市と都市を結ぶ』という従来の役割は特急列車に任せ、

『都市とその近郊の都市を結ぶ』という中距離列車が主流です。

例えば、高崎線で言えば上野からせいぜい行っても新前橋まで。

かかっても2・3時間で移動できる場所へしか走らなくなっていきました。


しかし、滝川~釧路の長距離を1日かけて走る列車があったんです。

その列車こそが2429D、乗車時間:8時間2分・総走行距離:308.4km。

さらにJR北海道は鉄道ファンに人気になっていることに目を付けて、

完乗証明書を期間限定で配布するなど、積極的に勧誘しています。

しかしその完乗証明書が今年10月31日で終了してしまうとのこと。

完乗証明書を貰うために、そして根室本線をまったり堪能するために、

今回はそんな2429Dに乗車してきました。


というわけで前回の続きです。

前回ははまなすで札幌、普通列車で爆睡して滝川まででした。

いよいよ2429D耐久8時間乗車のはじまりです。



【第3日目 8/27(Sat)】

 滝川09:37~(2429D 根室本線 普通 釧路行き)~10:48富良野~


■2429Dの旅1


旗2429D:定期普通列車運行時間日本一


No Photo,No Life!!


2429Dは『日本一運行時間が長い定期普通列車』。

その時間は8時間2分で1位、因みに距離は308.4kmで2位です。

JR北海道はそれを売りにしていて、滝川駅がその列車の始発駅である

ことをアピールするために、1番線には至るところにポスターが。

さらには毎月第2・第4土曜日は朱色7号で運転するとのこと!

実はこの時期に旅行計画を立てたのは8/27が第4土曜日であるから。

折角乗るのならば朱色7号2両編成がいいですよね。


・・・因みに、「日本最長定期普通列車」と言うと定義が曖昧で、

・2429D(滝川~釧路:根室本線)

・1725M(岡山~下関:山陽本線)

・山手線

の3つを挙げる人がいるかと思います。

山手線に関しては、1日中回り続ける運用が最長というのだとか。

しかし山手線、そして1725Mは途中で列車番号が変わってしまうので、

さらに1725Mに関しては広島周辺で快速運転を行うということから、

列車番号も変わらず正真正銘の普通列車:2429Dが最長です。


とりあえず列車から降りて駅看板を撮影し1番線に移動します。

ただでさえ8時間あるので座席を確保するためです。

先客はキャリーバッグを持った1人のみ。これで座席は確保同然です。

時間がしばらくあるので駅周辺で食料調達をするとしましょうか。


No Photo,No Life!!


滝川駅舎は2階建てで駅前にはロータリー、ビルも立ち並びます。

いかにも北海道の主要都市と言った感じの雰囲気です。

売店は改札口出て左にある待合室の中にキオスクがありました。

とりあえずプリッツ2箱と烏龍茶3本を仕入れて駅に戻ります。

座ってるだけ8時間2分と言うもの、軽い装備で臨むべからず・・・


No Photo,No Life!!


滝川駅1番線の出口真正面には鉢植えと木のイスが。

座ってもいいのかな?と言いながらも既に座ってる俺(爆)

根室本線の始発点、そして旅の始発点を歓迎しているようです。


まあそれにしても暇ですなあ・・・いくら座席取りとは言えねえ・・・

2429Dの前に1本滝川止まりの普通列車が到着しました。

そこに現れたのは青い服の作業員。手になにやら持っています。


No Photo,No Life!!


見ると日本一長いが故にボロボロの2429D釧路行き専用サボでした。

逆にこのボロボロさに昔を受け継ぐ威厳が感じられます。


No Photo,No Life!!


スナップ。それにしても今日の札幌は快晴で気持ちいいですなあ~

この列車が2429D?かと思いましたが、しばらくして回送されました。


・・・しかしどうにか嫌な予感しかしません。なぜなら、

留置線にいるのがキハ40形北海道色1両だけだから。

それに発車時間が近づくにつれて入換作業を行っているようです。

まあJRのサイトには「運用変更あり」と書いてありますが・・・ねえ・・・


回送列車が行くとなにやら列を作った軍団がこちらに迫っています。

見たところ雰囲気が団体ツアー。えーこの1両に大量に・・・(汗)

因みに主要駅では全ドアが開くので、これは座席争奪戦の予感?

・・・この後、年配者たちのツアー客らと意外な接点があったとは、

知る由もなく「屋根乗れよー」だの愚痴ってたのは・・・w

ぶーぶー不満言っているとやがて接近放送が鳴りました。

時間的には発車の10分前。2429Dとしか考えられません。

そして、2429D入線―――


No Photo,No Life!!

2429D キハ40-1742


ってやっぱりキハ40はキハ40でも北海道色でしたーorz

運用変更・・・まあ2429Dに乗れるのでよしとしましょうか・・・


No Photo,No Life!!


2429D専用サボと車番。

今回の8時間2分の旅はキハ40-1742にお世話になります。


No Photo,No Life!!


運転台。お馴染み緑の運転台に機器類のボタンが並びます。

因みに上の写真の通り、2429Dはワンマン運転。

運転台にはよく見るとドアスイッチも集約されていますね。


No Photo,No Life!!


座席は・・・見事無事に4人分1区画確保!

思ったほどの座席争奪戦にはならなくて一安心です・・・

キハ40はブルーのモケットになっています。柔らかさはまあまあですね。

網棚に荷物を置いてカメラをスタンバイ、発車を待ちます。


・・・そして10分後の09:37、滝川駅定発。

気動車らしくエンジン起動音を響かせてゆっくり発車して行きました。

この先にはどんな風景が待っているのか・・・楽しみです!


No Photo,No Life!!


列車は滝川駅のポイントを越えると函館本線と分岐します。

しばらくは住宅街の合間を縫って進みます。

分岐したところで列車は再び加速し始めます。


No Photo,No Life!!


が、ほんの2分走っただけで風景はこのように一変、田んぼばかりです。

さきほどまでは住宅街が立ち並んでいましたが、川を境になくなりました。

車内放送では「釧路行き、ワンマンカーです。」との放送。

外から見ると「釧路」の文字のサボがどこか誇らしげに見えそうです。


No Photo,No Life!!


滝川の次は9分で東滝川に到着します。

東滝川と言っておきながら滝川の様子は全く見受けられませんが(汗)

東滝川では快速狩勝待避のために早速5分停車します。

さすが日本一最長時間の普通列車、序盤からまったりしています。

快速狩勝を先に通して東滝川を出発しました。


No Photo,No Life!!


田んぼを進むとまたも9分で次駅の赤平に停まりました。

赤平駅はレンガ造りでどこかヨーロッパ風の駅舎になっています。

途中駅にも関わらずいきなりすごい駅舎の登場です。


No Photo,No Life!!


しかし一方で隣の茂尻駅はプレハブ小屋同然の佇まいでした。。。

因みに茂尻へは4分とこの区間では珍しく短距離です。


No Photo,No Life!!


続いて平岸駅も5分の距離にあります。

だからと言って風景に差があるわけでもなく田んぼが広がっていました。

北海道も日本有数の米どころですから・・・しかしこれがまたイイ!


No Photo,No Life!!


芦別駅舎。というか茂尻から同じ感じの駅舎ばかりなんですが・・・

しかしそんな中でも、「変わったもの」もあります。


No Photo,No Life!!


そう、風景が田んぼから山間部に変わったのです。

山に挟まれて進みひらけたと思ったら川を渡っていました。

やっぱり山の中を走るのが北海道らしいですね!


No Photo,No Life!!


しばらく進むと山は離れていき、代わりに住宅街が見えてきました。

するとまもなく線路と合流。旭川から来ている富良野線です。

富良野線と合流してポイントを渡っていくと・・・


No Photo,No Life!!


富良野駅に到着しました。到着時刻は10:48、順調です。

ここまでで約1時間の行程、まだまだ後7時間もあります。


富良野からはキハ40形を最後尾にもう1両連結させて2両で運転します。

そのために富良野には20分間停車、ホームに出て撮影するとしましょう。



続きは次回、富良野の連結作業からです。