No Photo,No Life!! -23ページ目

No Photo,No Life!!

JR全線完乗が目標の旅ブログ・・・「旅ノート」。乗り鉄・撮り鉄・模型鉄以外にも、PC・釣り・飛行機などなど多趣味で、面倒くさがり屋な、そんな学生のブログです。

前回の続きは長万部駅からです。



【第6日目 8/30(Tue)】

  =長万部温泉ホテル 1泊=

 長万部07:09~(室蘭本線 普通 東室蘭行き)~07:31礼文

  <室蘭本線撮影@小幌~礼文>


■温泉街は人情の街


長万部に到着し、駅を出て左折し看板に従って歩くこと約10分。

ちょうど長万部の検車区の上をまたぐ跨線橋を渡り切った先には、

明るくなり道路の両側には温泉旅館が立ち並ぶ温泉街がありました。

長万部から跨線橋を渡るまでは国道とは言えほぼ真っ暗でしたが、

線路を挟んだ反対側の温泉街は何件も旅館が軒を連ねています。

今回はその中でも『長万部温泉ホテル』に宿泊することにしました。

温泉など設備も充実してそうだし、何よりブランド名を背負ってるほど。

暗闇を歩いていて不安になりましたが、温泉街が見えてくると人影が。

そのままホテルを探そうと思ったら、そのおばちゃんに呼び止められ、

何故かその人僕の名前を知っているようで話かけられました。

名前を確認されて・・・ホテルはあっちね~とおばちゃん。

一体なんだったのかよく分からないままホテルに到着です。


長万部温泉ホテルは2階建てで、和室旅館になっています。

温泉は1Fに9時まで使える日帰り客共同のと2Fの宿泊者専用の2つ。

宿泊者専用の方はいつでも24時間使用すること出来ます。

・・・などなど、ホテルにチェックインする時に説明をしてくれます。

そして今夜の部屋に案内されると・・・廊下のドアをあけるとすぐ畳。

靴(というかスリッパ)は全て廊下に並べておく仕組みのようです。

部屋は布団が2つ並べられる部屋が2つあり襖で仕切れます。

冷房はなく各部屋に2つ扇風機が常備されています。

そのため電源には困りません。かなり快適そうな部屋ですね。


部屋に荷物を置いてしばらくテレビを見てから風呂へ。

・・・って男湯と女湯でドアが別れてるのに仕切りがない・・・!?

なんだこれ男女ドアを分けた必要性って一体・・・(ニヤニヤ←

湯加減は少々熱めですが、疲れた体にはこれがまたいいんだあ・・・

暑くなったら窓開ければ・・・外から丸見えですが涼めます(爆)

心のそこから暖まったところで部屋へ戻って再び休憩~

そういえば1Fにアイスの自販機があったような・・・

・・・部屋の中でアイスを食べながら完璧にくつろぎモードです。

まあ今日は網走~長万部を1日中電車に乗りっぱなしでしたからね。

疲れていたので日付けが変わったところで寝ることにしました。


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キハ150系 102編成


6時にアラームをかけていたのですが、案外早めに起きてしまいました。

今回も普通列車の関係上、そこまで時間がないので早めの行動です。

全員をたたき起こして6時半にはホテルを出発することにしました。

荷物をまとめてフロントで精算します。ここは後払いのようです。

と、そこにいたのは昨日のおばちゃん?どうやらここの人でした。

(まあその日に予約している人ならば知っているはずです・・・(^^ゞ)

今回は素泊りで4000円でしたが・・・ご好意により3000円に!

さらにはホテル名のプリントが入ったLED付きボールペンも頂きました。

1000円引きにさらにボールペンももらえるだなんて・・・なんて温かい!

お礼を言ってホテルを後にしました。温泉街はまさに人情の街ですね。

駅へと向かう跨線橋からちょうどカシオペアが発車して行きました。

カシオペアは普通列車の関係から撮れなかったので見る鉄。

今度こそはDD51重連のカシオペアを撮ってみたいですね。

てか跨線橋降りたすぐの道になにやら車が道を封鎖してる・・・

誰だと思ったらさっきのホテルのおばちゃん!?

なんとわざわざ忘れ物を届けていただきました。親切さには感謝・・・

こういう点が旅館のいい点ですね!機会があればまた行きたいです。


第6日目は『キング・オブ・秘境駅』である小幌駅を探訪します!

・・・しかし、小幌駅は秘境駅が故に停まる列車は上下9本/1日。

というわけで普通列車の接続が悪いので、少し時間を潰します。

ふと時刻表を見てみると7時過ぎの普通列車の後に寝台特急が!?

そうです、札幌に11時過ぎに到着する寝台特急「北斗星」です。
なんだか定期化しつつありますが、今回も「北斗星」を狙います!


駅に行くと列車は既に入線していました。

キハ150系。この当たりはキハ150勢力も大きいのでしょうかね。

今回はこの後小幌駅に行くということを考慮して小幌駅の近場です。

列車に揺られること約20分、小幌の1駅先の礼文が最寄駅です。


■室蘭本線撮影


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5001D 特急スーパー北斗1号 キハ281系


駅を出て右折し曲がることなく線路を目指して歩くと、

やがてちょうどトンネルから出てくるところの線路と合流します。

駅から徒歩40分、線路がトンネルから出てきたところが今回の撮影地。

(町営の森林公園を目指して歩いていけば道の途中にあります。)

トンネルから出てきたところをきれいな直線で狙うことが出来ます。

というわけで、先客が1名いたのでその後ろから撮影開始です。


まず来たのは特急スーパー北斗1号のキハ281系。

営業運転での最高速度が100km/h以上を出すことができるとは、

気動車ながらも振り子機能を備えていたりとなかなか次世代ですね!


因みに列車の接近は、下り列車の場合すぐ真後ろの閉塞信号機、

上り列車の場合トンネル内の列車接近音で分かります。

実は北斗星は特急スーパー北斗の約15分後続で通過します。

先客の方としばらく雑談しているとやがて閉塞信号機が開通して・・・


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1レ 寝台特急「北斗星」 DD51-1142+DD51-****+24系12B


激V!!

DD51の重連は千歳線の過密ダイヤに対応するための処置です。

そのためかなり速度は出していましたが、なんとかとまった!

ここでの撮影の大本命をバッチリ決められて大満足です。

山の中のキレイなストレートを走る青い車体・・・カッコイイですね^^


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同上


後追い。また今度北海道に来た時も北斗星を撮影しましょうか(笑)


小幌駅に停車する普通列車まで時間があるので、もう少し撮影します。


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479D キハ40系 1783編成


キハ40系の普通列車。直線だからか普通列車も速いわ速い・・・^^;


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5003D 特急スーパー北斗3号 キハ281系


キハ281系は基本的には7両編成ですが、この編成は8両編成でした。

まあ北海道は1両単位での増結がお得意ですからね・・・(汗)

因みに特急スーパー北斗は号数によって使用車両が異なっていて、

2・7・16・21号に限ってはキハ283系が運用に就いています。

キハ281系・キハ283系共に基本は7両編成で多客期には9両編成、

またたまに8両編成で組まれることもあり、編成は変幻自在です。


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2051レ DF200-61+コキ18B


最後はDF200-61牽引の2051レで〆。

こんなにも長大編成を気動車のDF200が牽くとはなんと力強い・・・

気動車って見た目によらない力の強さがカッコイイ点ですよね!

貨物も激Vに決まって大満足です^^


撮影はこれくらいにして普通列車に乗るために駅へ戻りました。

北斗星に貨物に特急に、短時間ながらも結構の収穫がありました。

なかなか満足のいく写真ばかりで出だし好調です!



というわけで続きは次回、礼文駅から小幌駅へ!!

小幌駅、『キング・オブ・秘境駅』と言われていますが実は・・・

日本には「秘境」と呼ばれる場所がいくつも存在しています。

「秘境」と言うと、前人未到のような美しい景観のことを指しますが、

一方で鉄道では今も昔も『秘境駅』がブームを呼んでいます。

秘境に駅があるだなんて矛盾してるじゃないか、と思いますよね?

実は鉄道ファンの間では"人里離れた場所に存在する駅"として、

・無人駅であること

・利用客がほぼ皆無であること

・周辺人口がほぼ皆無であること

・列車による到達困難度が高いこと(停車する本数が少ない)

・自力による到達困難度が極めて高いこと

が条件に挙げられ、それぞれにランキングが付けられています。


そのランキング第21位が先ほど通った「上白滝駅」。

前回説明した通り、最寄の国道からのアクセスは可能なものの、

近隣に家が1軒だけでしかも停車する列車は上下1本ずつ。

でもそれなのにランキング第21位とは驚きですよね。

因みに第1位の駅の特徴は、

・勿論のこと無人駅

・利用客は釣り客と秘境駅ファン

・周辺に民家は一切なく、森の中に存在

・列車は上下合わせて9本

・自力で到達するには近隣の国道より徒歩45分以上

という人里どころではなく離れた位置にある駅なのです。


しかし、実はその第1位の駅は北海道は道南にあるというのです。

その駅はどこかと言うと、あの特急街道の室蘭本線の途中にある

『小幌駅』と言うトンネルとトンネルに挟まれた場所にある駅。

室蘭本線の起点である長万部から20分ほどの距離に位置しています。

今回はそんな「キング・オブ・北海道」、いや「キング・オブ・秘境駅」の

小幌駅を長万部を経由して探訪してみたいと思います!


というわけで前回の続き、旭川は昼食からです。



【第5日目 8/29(Mon)】

  <旭川駅周辺散策>

 旭川13:41~(函館本線 普通 岩見沢行き)~15:22岩見沢

 岩見沢15:26

  ~(函館本線 特急スーパーカムイ28号 札幌行き)~15:50札幌

 札幌16:17~(千歳線 普通 苫小牧行き)~17:28苫小牧

 苫小牧17:37~(室蘭本線 普通 東室蘭行き)~18:39東室蘭

 東室蘭18:56~(室蘭本線 普通 長万部行き)~20:23長万部

  <長万部温泉ホテル 1泊>


■これなくして旭川ラーメン語るべからず。


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特別快速きたみ、そして石北本線を完乗して旭川に到着した後は、

ちょうど昼時だったので旭川で昼食にすることにしました。

やっぱり旭川と言えば旭川ラーメンでしょ!!、と言うわけで今回は、

「これなくして旭川ラーメン語るべからず!」とも言えよう店に行きます。


・・・と、思いきや旭川駅がだいぶ変わっている!?

エスカレーターは見ての通りウッドデザインを用いることによって、

木の温かさを醸し出して、駅のようで駅でない気がしてしまいます。

実は去年の10/10から旭川駅周辺3.5kmが高架化(4代目)されて、

去年の駅舎の姿はほとんどなくなり一時使用が開始されました。

一応旧駅舎(3代目)の一部は流用(ほとんど解体)していますが、

改札から構内の店舗まで全てがリニューアルされてキレイです。

昔の駅舎に比べて一気にターミナル感が増しましたね。


それでは旭川ラーメンの代名詞とである店に行くとしましょうか。

今回は駅からまっすぐ徒歩5分のビルの地下1Fにある「梅光軒」です。

旭川の老舗ラーメン専門店として昔から有名なこの店は、

『旭川ラーメンの代名詞』などと定番化したのはやっぱり味。

実はここの梅光軒は本店で、昔から同じ味を受け継いでいます。

さらに店員の接客もいい点が、そう呼ばれるきっかけになったようです。

旭川駅から出たのは12:30過ぎ、ちょうど昼時で混んでいましたが、

店員がひとりひとりにメニューを渡してくれて先にオーダーを受けて、

さらに入店すると同時に荷物を預かってもらったり・・・

と、大変接客もいいし店内は清潔感もありこの点は満足です。

問題のラーメンなのですが・・・なにかおかしいような・・・

いや、麺も具材もスープもいい組み合わせでおいしいんですよ。

あっさり醤油味で全体的にもシンプルで昔ながらのルックス。

でもなにか違う味が喉に残る・・・と思ってスープ飲んだら分かりました。

ネギ。スープvsネギで圧倒的にトッピングのネギが優勢。

よく考えてみるとあっさり系でもあっさり過ぎる感じがするような・・・

そのせいでスープの味よりネギの味の方が目立ってしまっています。

どこか昔ながらの味なのですが・・・その点では残念に思えました。


■北の台地、ぐるり旅End...


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親切な店員に見送られて・・・って荷物忘れてきちまった^^;

建物を出る寸前に気が付きました。危ない危ない・・・(汗)

因みに梅光軒は「学生ラーメン」と言うメニューが売られていて、

同じ醤油・みそ・塩ラーメンを学生だけ特別に500円になるというのです。

今回は学生ラーメンの醤油にトッピングをプラスで味付け卵をチョイス。

これだけ注文してもたったの600円。かなりオトクですね!!

またあの味付け卵の味とスープの味を食べに行ってみたいものです^^


たらふく食ったところで駅に戻るとしましょう。

あ、去年もやった電車のピンズのガチャガチャ発見!

789系出ないかな~なんて思っていたら・・・本当に1発で出た!?

789系2種類やDD51でもHMが違ったものなどなど8種類ありますが、

その中でも希望したものがなんでも1発で出てくるという(笑)

さらに調子に乗ってEF81目当てでもう1回やると・・・EF81でした!

おおなんかついてるぞ!ともっと調子に乗ったら・・・EF81(2回目)・・・

自販機は1F緑の窓口(待合室)併設のお土産屋に設置されています。

ただし今後の高架化工事により配置が変わる可能性がありますので、

お土産屋の位置は事前に各自で調べてから行くのがいいと思います。

しかしまあ、駅構内のどこも近代的で間接照明が高級感を出していて、

さらにところどころに木を使った演出がまた本当にスゴイですよね。


そろそろ時間になったので改札に入ってホームに向かいます。

お土産屋で時間を潰していたらもう列車は入線していました。

車両は711系、2号車のボックスシート1区画を占領し発車を待ちます。

さあ後もう数時間で北海道1周の旅はひとまず達成です!


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・・・やがて列車はゆっくり動き出すとPC枕木のレールを走り始めました。

それにしても国鉄車と現代風の駅という違和感がまたおもしろいですね。

しかしながら、いくら駅から周囲3.5kmの線路が高架化されたとは言え、

隣駅の近文となると旭川市街地の東端ですっかり地上を走ります。

やがて近文を発車すると石狩川に沿って大きく線路は蛇行しながら、

いきなり都市部から山の中を走りいくつもトンネルを通っていきます。

しかしそれも旭川からその山を挟んですぐの都市である深川まで、

深川からはいかにも北海道らしく畑が広がる風景が見られます。

秋の収穫を目前に控えているからか、黄金に輝いていますね。

それは数駅先にありすぐの滝川の直前まで見ることが出来ます。


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どこまでも同じように広がる風景を見ていると、やがて滝川に到着です。

・・・というわけで、この旅では事実上の北海道1周達成しました!

3日前の朝はここで2429Dを待っていただんて・・・時間は早いですね・・・


ここ滝川では普通列車ではお馴染みの特急待避をします。

2番線に入線し車掌も乗客もつかの間の休息とホームに出てきます。


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キハ40形1756編成(左) と 711系S-106編成(右)


そういえば今乗っている711系はS-106編成でした。

ちょうど1番線にはキハ40形ワンマンカーが発車を待っていました。

いたって問題ない、いつも通りの滝川駅の光景ですね。

てかあれ・・・さっきまで晴れてたのに思いっきり曇ってるなあ・・・

おっと、反対側にも列車が・・・ってあれ?なんか塗装が違うぞ!?


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711系 S-110編成


同じ711系でも復刻塗装車!!

実は来年夏に控えている「北海道デスティネーションキャンペーン」の

プレイベントとして711系S-110編成を旧塗装に戻して運転しています。

乗ってきたS-106編成は中間車に3ドア車を組み込んでいますが、

ただ唯一このS-110編成だけがオール2ドア車でさらに非冷房車。

つまりは国鉄から引き継いでいる『唯一の原形711系』ということで、

今年の夏前から休み期間を中心に運用に就いています。

(因みに去年8月下旬の711系S-110編成は→コチラ

話には聞いていましたがまさかここで見られるとは思いませんでした!


やがて特急が到着して撮影が出来なくなったので列車に戻りました。

滝川を発車してもやはりさっきまでと同じ風景が広がっていました。

違うのは駅の周辺がある程度栄えているだけで、それ以外は同じ。

さすが北海道でも有数の稲作地帯である石狩平野です。


No Photo,No Life!!


というわけで普通列車でもあっという間に岩見沢に到着です。

北海道1周達成まで乗る列車は後1本を残すのみに!!

今回のラストランナーは、今までは北海道&東日本パスで乗れる列車

だけでしたが、時間と列車の都合上、特急スーパーカムイです!

実はこの後長万部に行くにはこの特急に乗る必要がどうしてもあります。

と言うのも、岩見沢から普通列車が接続していなく、下手したら到着が

深夜近くになってしまう可能性があるので、飛び道具として使います。

あまり飛び道具として使いたくはないのですが、旅館に迷惑がかかるし

なにより体力が持つかどうかまずそこが分からないので・・・(汗)


特急は降りたホームの向かい側からちょうどよく接続してくれます。

既に自由席の列には人が並んでいますが・・・座れる・・・か?

そして到着から4分後に入線してきたのは・・・


No Photo,No Life!!


ま~た785系ですか^^;

まあ789系でも785系でも自由席は同じ座席ですけどね・・・

・・・いやいやいや、そこではありません。なんと車内はほぼ満席状態。

どうやら札幌方面に向かう特急列車は全て混んでいるようです・・・

しかし2人空いているところを、離れていましたが2つ見つけられたので、

それぞれ2人ずつに分かれて座ることが出来ました。

そして特急らしくゆっくり静かに発車していくと、札幌までノンストップ。

30kmの距離を止まることなく颯爽と二十数分で結んでいきます。

そういえば785系ってドア上の案内LEDに残り距離が出るんですね。

高速で流れゆく景色を見ていると、やがて車内検札が始まりました。

道内を走る特急は車内検札を札幌発車.後/到着前に行います。

旭川車掌所の小さいスタンプを押してもらうと、札幌はもう目の前。

やがて線路は千歳線と合流し本格的に札幌市街地に突入していき、

列車は減速してまさに特急の終点に到着するといった雰囲気で、

ゆっくりと終点の札幌に入線していきました。

そして・・・


No Photo,No Life!!


北海道1周達成!!

3日間に渡る北海道1周の『北の台地、ぐるり旅』、正式に達成です!

道東の自然を普通列車だけでこの上なく楽しめた気分です^^

それ以外にもたくさんおもしろいことがあって、大満足です。


■『キング・オブ・秘境駅』への道


ここからは千歳線と室蘭本線を乗り継いで長万部へ向かいます。

その前に、特急を使ったおかげで20分ほどの余裕が出来たので、

一旦改札を出て今夜の駅弁などなどを探しに行くとしましょう。

駅弁は駅の至るところで売っているので、迷うことはないでしょう。

(因みに、JR北海道の札幌駅構内図のサイトには駅弁のマークあり)

今回は西改札口を出て左に行ったところにある駅弁屋で買うことに。

規模は小さく和牛の弁当や北海道らしいものが数個並んでいましたが、

今回はなにやら創作駅弁のようですがおもしろそうな駅弁をチョイス。

しかも結構大きくて950円となかなか中身が気になる駅弁です。

買った後は隣にあったお土産専門のキオスクで時間を潰してから、

そろそろ時間となったところで再び改札内に戻りました。


No Photo,No Life!!731系 S-1**編成


ホームに上がってみると列車は入線していませんでした。

それもそのはず、これから乗る列車は小樽始発の苫小牧行き。

乗務員交代で2・3分停まるだけなので、案の定2・3分前に到着しました。

さすが札幌でたくさん客が降りていくとたくさん客が乗っていきます。

あっという間に車内の座席は全部埋まって結局立つ羽目になりました。

ここまで来て目を瞑れば京急と同じドアの開閉音につり革とは・・・(汗)


列車は千歳線を走り函館本線と分岐するまでは何度も見慣れた光景。

やがて函館本線が分岐していき鉄橋を渡ると新札幌に到着します。

"新"と付くほどで特急も停車しますが、場所的には市街地東端。

と言うのも、新札幌を出発すると上野幌辺りからは緑が見えてきます。

どうやらちょっと丘になっていて森林公園が広がっているようです。

そこを抜けると今度はやはり北海道、無数の田んぼが見えてきます。

札幌市街地の東端は上野幌駅だと見ていいでしょう。

その証拠に多かった乗客も減ってきて、立ち客がいなくなるほど。

依然座席は埋まってますが、3両編成でそれが適当なんですね。

ところで、通勤客による道内屈指の過密路線であるここ千歳線、

誰もがご存知の通り千歳からは新千歳空港へアクセスしています。

その為、普通・特急以外にも快速エアポートがひっきりなしに往来し、

北海道の新千歳空港アクセスを重役を担っています。

両数は単独では3両ですが大抵6両として運転されることが多いので、

それほど空港アクセスに重宝されていることが分かりますね。

そんな千歳を過ぎると列車は大きく右に曲がり室蘭本線と合流し、

合流地点の沼ノ端に到着すると終点はもうあっという間です。


No Photo,No Life!!


というわけで、通勤路線ながらも1時間という道のりで苫小牧に到着です。

道内でも本州方面へ向かう船の港町として今日まで栄えています。

千歳線は営業上はここまでで、ここからは室蘭本線になります。

乗換え時間が11分しかないので少し早めに移動して座席をとりましょう。


No Photo,No Life!!

711系 S-102編成


階段をを降りてくるとホームには見慣れた"顔の赤いやつ"が・・・

ここから1時間東室蘭まで乗るのは、またしても711系、S102編成です。

道央を中心に電化区間の郊外を走る普通列車は大抵これですからね。

今度は4人で2区画のボックスを確保できるほど車内は空いていました。

731系から降りた客はこっちに流れるかと思いきやほとんど改札外へ。

結局発車するまでそれでも尚空きが見られる程の閑散さでした。


室蘭本線は大きく分けて3つの区間に分類でき、

・岩見沢~苫小牧

・苫小牧~東室蘭(~室蘭)

・東室蘭~長万部

となっています。

広域輸送としては長万部~苫小牧間を寝台特急が1日2・3本と、

定期特急列車のスーパー北斗が10本以上と特急街道ですが、

その一方で岩見沢~苫小牧は普通列車しか走っていません。

実は岩見沢~苫小牧はかつて内陸部の産炭地から港町である

苫小牧まで石炭を運ぶ手段として敷設された路線でした。

しかし石炭産業が衰退してしまった今では需要もかなり減ってしまい、

非常時のバイパス機能を残して普通列車だけになってしまいました。

しかし今も昔も変わらずに特急街道である長万部~苫小牧ですが、

苫小牧~東室蘭は電化なのに対し、東室蘭~長万部は非電化。

よって乗り入れできる車両が限定されるため、3つに分類されます。


列車はそんな特急街道を普通列車でえっちらおっちら進みます。

室蘭本線はひたすら太平洋に沿って走っている路線ですが、

実際のところは国道を挟んでいてはっきりとはよく見えません。

さらに山側は本当にすぐそばが山であまり風景を楽しめません。

列車は錦岡まで住宅街の中を走るとそこから先はやはり田んぼ。

途中の温泉街である白老で少し栄えたと思えば、突然すぐに山。

どうやら登別温泉や倶多楽湖のある山のすぐを走っているようで、

その玄関口となっている登別からは元の風景に戻りました。

それより特急が停まる登別より幌別の方が栄えてるって・・・(汗)


No Photo,No Life!!


さらに日没を迎えてしまい車窓からはほとんど何も見えません。

そんな幌別を出発すると東室蘭の1駅手前は鷲別に到着します。

「鷲別」、と言えば、北海道の貨物列車の牽引機となるDF200などの

貨物牽引機全てがここに所属していることで有名ですよね。

しかしあたりは暗く進行方向左側に見えるはずの機関車が見えない・・・

それっぽい形は見えるのですが詳しくはよく見えませんでした。


No Photo,No Life!!


結局、めぼしい収穫も得られぬまま東室蘭に到着です。

ここ東室蘭からは非電化区間なので必然的に乗換えが発生します。

ここでも到着したホームの向かい側に乗り換えます。


No Photo,No Life!!

キハ150系+キハ40系1701編成


待っていたのは・・・キハ150系とキハ40系の異系列連結でした!

キハ150系の方は学生でごった返していて空きがありませんでしたが、

キハ40系の方はほとんどいなく余裕でボックスシートを確保できました。


No Photo,No Life!!


異系列連結の連結面。

やっぱり異系列連結はここを撮らなきゃね!

それにしても色が全体的に同じだからか違和感がないですね。

まあ学園都市線でもよく走る組み合わせなので見慣れてますし・・・

こう横から見るとキハ150系ってなかなかいいですね~


実は東室蘭の乗換えではちょっとしたイベントが待っていました。

まあそのために早めに座席を確保しておいたというのもあります。


No Photo,No Life!!

2レ DD51-****+DD51-****+24系12B


そうです、毎日運転される寝台特急「北斗星」です!

どうせ暗いから流そうかと思ったらISO1600でノイズが悲惨な・・・

そういえば毎回北海道に来る度に北斗星撮ってると思うような(笑)


こちらも乗換え時間は15分ちょっとだったので早く戻りましょう。

列車は北斗星の通った後をゆっくり辿りながら発車して行きました。

ここからは線路は山の中を走るようになり何回もトンネルに入ります。

それに夜だから車窓がまともに見られるわけでもなかったので、

最初のうちは学生が多かったですがだんだん減ってきたところで、

まだ食べていなかった今日の夕食分の駅弁を食べることにしました。


No Photo,No Life!!


さて今回の駅弁は札幌で買った『涼茶漬け&3色SUSHI+1』です。

なにやら箱がやたら大きいですが、箱に書いてあるのを見てみると、

3種類の寿司に昆布だしのお茶漬け、そして最後に+1の和菓子。

さっそく開けてみると・・・


No Photo,No Life!!


実際は容器がくびれていてそれなりの大きさに見えただけでした(笑)

まあそのスペースに昆布茶が入っていたわけですが・・・

駅弁ですから大体の予想は付いていましたけどね。

実はこのようになっているのは食べる順番が関係しているようで、

まず寿司を食べてからお茶漬けを食べ、最後に和菓子で〆というもの。

因みに詳しくは箱に書いてあります。創作駅弁らしい食べ方ですね。


No Photo,No Life!!


いやしかし容器は小さくとも、味はどうかというと甘く見てはいけません。

3色寿司は1口サイズで適度な味付けがGood!!

特にサーモンは幅広い年齢から好まれそうな「サーモン!」と言った味。

他にもタコ稲荷はタコ独特のコリコリした歯ごたえのある食感もして、

網走のカニマヨ巻きはオーソドックスなあの味に仕上がっています。

さすが創作駅弁、誰でも食べられるような味付けになっています。

3口であっという間に完食してしまったので、早く次に行きましょう。


No Photo,No Life!!


さっきはちょっと強い感じの味付けでしたが今度はあっさり系。

秘伝のだし汁と書いてあり、最後はそれを下段にかけることになります。

弁当にお茶漬けとはまたまた大胆な発想で味はどうなのかというと、

なかなか酸味がきいていてあっさりしていてまさに"涼"といった感じ。

さらにどこか辛味がきいていたりイクラの甘味もさっぱりで美味い!

駅弁でこういうのはなかなかないですから、おもしろいですね。

最後にメロン味の水菓子を食べて、駅弁完食!

創造性に優れていて一風変わった弁当、みなさんもどうですか?


駅弁に満足していると列車はもう終点の長万部まで20分というところ。

大体礼文~小幌の間を走っているところでした。

(詳しくは後日書きますが)ここ周辺は「礼文華峠」と呼ばれていて、

終点の長万部と豊浦を結ぶ道南への交通の要所となっています。

その要所を越えた先には峠から湧き出す温泉の街が待っています!


No Photo,No Life!!


というわけで、室蘭本線の始発駅である終点の長万部に到着です。

第5日目はもう夜9時前というわけで移動はこれにて終了。

今日は長万部温泉にゆっくり浸かって疲れをとろうじゃありませんか!



というわけで続きは次回、ホテル1泊~室蘭本線撮影です。

てかこの旅行記いつまで続くのやら・・・(滝汗)


<車内探訪 785系(特急すずらん仕様)>

 ・自由席
No Photo,No Life!!


なかなか自由席でも座り心地は悪くもなくと言った感じ。

やはり間接照明は特急列車の雰囲気を掻き立ててくれますね。

前回の続きは北海ホテルからです。



【第5日目 8/29(Mon)】

 網走07:43~(石北本線 普通 北見行き)~08:49北見

 北見09:12~(石北本線 特別快速きたみ 旭川行き)~12:20旭川


■網走の朝

 旗網走駅:日本に現存する駅でアルファベッド順で1番目


No Photo,No Life!!

キハ54系 507編成


今までは二度寝だの寝過ごしだで、何かと行程が危うかったのですが、

何故か今回ばかりは目覚ましがなる前に起きることが出来ました。

着替えてテレビ点けて・・・えーとなになに、新総理は野田だって?

野田って誰だいw・・・テレビ見ながら出発の準備をします。

そして、全員の準備が完了したのを確認して・・・いざ出発!

北海ホテルのチェックアウトはフロントに鍵を返すだけです。

それぞれの部屋はドアノブに鍵穴と、普通の旅館と同じような雰囲気。

鍵もお馴染みのホテル名が彫られている四角い棒がついています。

フロントに鍵を返してフロント前のソファでぐだぐだし、ホテルを出ました。

(なんか他の3人が北方領土返還の署名に書いてるんだけど・・・(笑))

旅館の雰囲気なのに低価格でいかにも旅らしい感じの北海ホテル、

また網走に来た時は今度も北海ホテルに泊まりたいと思いました。


駅までは昨日通った道を駅に向けて引き返すだけです。

特に朝で、中心街から遠いからか都市なのに郊外と言った雰囲気。

まあ中心街のあたりは石北本線に繋がるように線路が曲がっていて、

駅を造るとホーム自体も曲げる必要がある、という理由なのでしょう。

・・・しかしそんな網走駅には網走の海産物の駅弁が揃っています!

ホテルで朝食も食べずに素泊りである理由もここにあるわけです。

調べたところ、駅弁の販売は朝7時から駅構内で、とのこと。

それならば駅弁を朝食にしてしまおう!という魂胆なのです。

やっぱり網走だからカニ?ウニ?どれも美味そうなのばかり( ´艸`)

何を買おうかどんなのがあるか楽しみに駅に入ると、


『キッチンモリヤ 本日休業日です。』


ええぇ・・・( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚

・・・実は駅弁は「モリヤ商店」という業者が製造・販売していて、

改札外の待合室にレストランも経営し、そこで製造しています。

すなわち、キッチンモリヤが休業日だと駅弁は販売できない。

待合室の駅弁販売コーナーにはシャッターが下りていました。

折角楽しみにしていたのに・・・次来た時のリベンジが増えました(爆)


駅構内ですっかり意気消沈して5秒に1回は電波が受信できない

テレビでNHKのニュースを眺めていると、やがて改札開始。

改札に入ると、やがてやってきたキハ54系は507編成で、

・帯:3色帯

・座席:転換クロス(0系廃車部品流用)

でした。車内は花咲線のモケットが0系のモケットに変わっただけ。

とりあえず空いていた4席を確保したので、撮影することにしました。


No Photo,No Life!!


側面サボと車番。(傾き?これはきっと仕様なんだよwww←)

網走から乗る列車は網走ではなく知床斜里始発北見行きですが、

側面サボは網走⇔金華(北見より旭川寄りにある駅)でした。

そういえば、サボの通り網走のスペルって"Abashiri"ですよね。

頭3文字が"ABA"・・・実は網走駅はアルファベット順で1番目の駅です。

(因みに五十音順で1番目の駅は東海道線の相生駅)

ここにもミニキング・オブ・北海道がありましたね。


これから乗る列車は前述の通り釧網本線からの直通列車なので、

釧網本線と石北本線の境である網走で12分の長時間停車があります。

撮影を終えて座席に戻るとやがて列車は動き出しました。

それにしても8月というのに学生が大量に乗るっています。

夏休みが短い北海道、ご苦労ですなぁ~←ちょっと上から目線(爆)

網走を発車すると列車は網走川と並走し、V字谷を進みます。

するとすぐに大きな湖が・・・これこそ網走湖なのです。

かなりの規模を誇り、女満別まで車窓から見ることが出来ます。

しかし線路と湖の間には木々が多いので、そこまでの絶景では・・・

逆に木々の間から湖が見える感じがいいのかもしれませんね。

そして湖が見られなくなる女満別では学生はほぼ下車してしまい、

車内はガラガラで4人と後数人だけの乗車率になりました。

女満別を出発すると土地はひらけて田園風景が広がります。

と思ったのもつかの間、数駅進むと再び山の中を走ります。

しかしまあキハ54の座席は柔らかいし揺れは気持ちいい・・・


No Photo,No Life!!


そして案の定、気が付いたら北見に到着していました(笑)

要するに寝てたということですね・・・初乗車区間だったのに・・・orz

まあでも山の中を入ったら北見までぬけませんからいいでしょう(?)

そういえば普通列車の中は爆睡してて写真を一枚も撮っていない・・・

なんだか自爆してリベンジしたいことが増えているような?


北見からは乗り換えて特別快速に乗って旭川を目指します。

車内放送曰く、特別快速待ちの人は一旦出場する必要があるとのこと。

到着ホームは3番線だったので、駅舎のある1番線に移動します。


No Photo,No Life!!


きたみきたみきたみきたみきたみきたみ・・・

駅の全ての柱の両側の計2ヶ所に「きたみ」が貼ってありました。


そんなわけで改札を出たわけですが、一向に電車が来ません。

駅中のコンビニで網走で買えなかった朝食を買って待っていると、

ようやく列車が入線して来ましたが来たのはキハ40+キハ54・・・

あれ、しかも後ろにもう1両キハ54がついてるぞ!?

到着後、キハ54系との間になにやら作業員が集まっているようです。

そして解放作業開始。キハ40+54とキハ54に分けられました。

解放後、車内清掃を行って特別快速の改札が開始。

暇だったので改札に予め並んで入線から改札開始までの一部始終を

見ていたので、1番最初に構内に入ることが出来ました。

旭川までの長旅に備えていざ座席確保へ!!


■特別快速きたみ1


No Photo,No Life!!

キハ54系 502編成


今回特別快速きたみで乗るキハ54系は502編成で、

・帯:三色帯

・座席:6席集団見合い式(0系廃車部品流用)

でした。

ホームに入るとドアを開けて待っていたのは、切り離されたキハ54系。

余裕で1番乗りに列車に入ると・・・またまた集団見合い式!!

というわけで進行方向左側のテーブル席を確保することが出来ました。

4人でテーブルを占拠してリクライニングして・・・長旅に備えます。

座席が確保できたところで撮影しにいきましょうか。


No Photo,No Life!!


側面サボと車番。あと1若番だったらトップナンバーだったのに~・・・

特別快速きたみにも専用のサボが作られているようです。

さすが道内で唯一の『特別快速』を謳っているこの列車のサボ、

石北本線を気動車単行で駆け抜ける確固たる威厳が感じられそうです。

あ、因みに赤帯の部分に立ってる姿が反射してるのは秘密ねw


No Photo,No Life!!

構回****D キハ54系528編成+キハ40系1716編成


一方、解放されて両サイドの列車の発車を待つキハ54系は528編成で、

・帯:三色帯

・座席:集団見合い式(他サイト情報)

でした。また、後ろに連結されているのはキハ40系1716編成。

北海道西部の気動車として一大勢力を占めているキハ40系列ですが、

2429Dをはじめ、釧網本線・そしてこの石北本線にも運用があります。

キハ40系、なかなか働き者ですね。


No Photo,No Life!!


連結面。異系列連結もなかなか面白いものですね!


あまり時間がないので列車に戻ることにしましょう。

列車に戻るとまもなく北見をゆっくりと発車して行きました。

因みに石北本線では大きく分けて5つの風景が見られ、

・湖・川と並走する網走~北見

・北見の市街地を走る北見~留辺蕊

・本格的に山の中を走る留辺蕊~遠軽

・のどかな風景の遠軽~上川

・網走の市街地を走る上川~旭川

と、山あり川ありとバラエティに富んだ風景になっています。

列車は北見を出発してポイントを渡るとすぐトンネルに入ります。

進行方向右に曲がるとそこからはひたすら地下の直線。

1km進み地下を抜けると住宅街、中心部西側にあたる部分を走ります。


No Photo,No Life!!


そして西北見を発車すると沿線に見られるようになるのは畑。

まだ山も少し遠めに見えて、まだ山間部の雰囲気は感じられません。

留辺蕊まで各駅の周辺はちょこっと集落が形成されているだけで、

またすぐに畑、畑、畑のなんとも平和な風景が広がります。

しかしそれも留辺蕊:北見市西端の街を最後に見られなくなります。

と言うのも沿線には小さいながらも川があり扇状地をつくっていて、

そのために平地になっている沿線に畑が多く見られたということ。

留辺蕊を発車すると列車は進路を北に変え、山間部に突入します!


■特別快速きたみ2



No Photo,No Life!!


留辺蕊~遠軽は「常紋峠」という石北本線の難所に差し掛かります。

線路は山の合間を縫いながら蛇行して進み、まさに蛇のよう。

実はこの常紋峠は連続25‰のS字カーブを進むことで有名で、

SLブーム時にはD51牽引貨物で多くのファンを惹きつけたとか。

特に特徴的なのが金華~生田原の間にある『常紋信号場』。

昔は信号場というほどであるから、列車交換をしていたそうですが、

今では貨物列車は臨時貨物が2・3本と定期列車のみ。

さらには出力の増大でスイッチバックをする必要がなくなったことで、

現在では常紋信号場は事実上"使用停止"になっています。

今回はデッキから常紋信号場の今を見てみたいと思います。


No Photo,No Life!!


金華を出発し数分、やはりここまでも線路はくねくね曲がっていました。

やがて進行方向左側にその常紋信号場の中継信号機が見えてくると、

線路は大きく右に曲がった先に常紋信号場に差し掛かります。

写真の中継信号機は常紋信号場の信号機に対応しているわけです。


No Photo,No Life!!


曲がるとやがて緑のスノーシェルターに吸い込まれていきます。

そう、そのスノーシェルター内部こそが「常紋信号場」なのです。

それにしても以外にあっさりしたつくりですねぇー・・・

まあ通る車両は短い上、本数も少ないので小規模で済むのでしょう。


No Photo,No Life!!


スノーシェルター内。先にはトンネルが見えますね。

因みにさっきの中継信号と対応してここには閉塞信号があります。

つまりはここ常紋信号場は「閉塞境界として機能している」ということ。

列車交換などの列車待避としての役割はすっかりなくなりましたが、

列車を運行する上では重要な機能を果たしているようです。


そんな信号場を高速で通過していくとすぐに常紋トンネルに入ります。

実はここは常紋信号場とセットで"ある意味"で有名になっていて、

ここ常紋トンネルは道内屈指の心霊スポットだというのです・・・

昔、道内の道路やトンネルは過酷な状況下で強制労働を強いられ、

通称「タコ部屋」という部屋で住まわされて監視されていたそうです。

そのタコ部屋が存在したのがこの常紋トンネルの真下。

そこで多くのタコ労働者たちが非業の死を遂げてしまい、

そのまま部屋は埋められてしまったんだとかとか・・・

事の始まりはある日・・・それはまだD51貨物列車が走っていた頃、

いつものように貨物列車が常紋トンネルに差し掛かったときに、

突然トンネル内に血だらけの男が線路に立ちはだかっている!!

慌てて非常ブレーキで止まりましたが・・・おかしい誰もいない。

轢かれた痕跡はおろか誰も立ち入った痕跡がないというのです。

頭に引っかかったまま列車を動かすと、また目の前にあの男!

機関士は再び急停車しましたが精神的に病み運転不可能に。

さらに他の事象としては、常紋駅(現:廃駅)に勤務する人が

ノイローゼにかかり自殺や原因不明の病気で死んでしまったり、

トンネル付近からうめき声が聞こえるなどの証言も続出。

労働者たちは現代にまでその苦痛を伝えようとしているようです・・・


昔からそのような言い伝え・目撃証言にJRも対応をしていて、

ここ常紋トンネルに入るときには必ず警笛を鳴らしています。

果たしてそれで本当に効果があるかどうかは謎ですが・・・(汗)


No Photo,No Life!!


やがて507mの常紋トンネルを抜けると空が開けます。

そしてさっきまでと同じような蛇行した線路が見られるように。

結局、なにも見えませんでした←実はちょっと期待してたり( ´艸`)

無地に常紋トンネルを通過すると列車は遠軽を目指して進みます。


No Photo,No Life!!


しかしやがて生田原に到着する前に突然土地がひらけました。

と言っても少しだけですが沿線には住宅や畑がぼちぼちと。

そんな中、列車は『特別快速』の顔を現し始めます。

実は快速運転は西留辺蘂からはじまっていましたが、

次は3駅先の生田。まあ生田原とはさほど離れてませんからね。


No Photo,No Life!!


そして遠軽の手前は安国に到着します。

そういえば石北本線のこの区間の駅は2面3線の駅が多いですね。

閑散としている駅は、味があったりはたまた本当に閑散としていますが、

特別快速が停車する駅は基本2面3線の構造になっています。

そして2面3線に必要不可欠なのがY字ポイント。

ひたすら続く直線の先にY字ポイントが見えると駅の接近が分かります。

微妙な遠心力が何とも言えぬ気持ちよさ、Y字ポイントのいい点ですね。


No Photo,No Life!!


安国を出発して遠軽に後2・3分で到着するといったころ、

沿線には遠軽町の住宅街が見られるようになってきました。

住宅街が見えてくるとやがて線路と合流をして遠軽駅に到着します。


■特別快速きたみ3


No Photo,No Life!!


列車は遠軽からは進行方向が変わります。

実は遠軽駅は道内で唯一のスイッチバックを取り入れている駅。

駅周辺は人口が2万人弱と久々に大きく栄えています。

そのため、特急も客扱い停車を行っていてそこそこの乗車率を誇ります。

因みにいくらスイッチバックをするからと言って停車時間は多くはなく、

大抵2・3分停車なので記念撮影する暇はありません。

せいぜい駅看板を撮影するくらいしか出来ません。


No Photo,No Life!!


また、遠軽発着の列車も多く設定されていて、留置線も持ちます。

この日はたまたまキハ40系が数両留置されていました。

駅の西側は見ての通り山に囲まれていて、遠軽の街がよく見えません。

今度来た時には立ち寄ってみるのもいいかもしれませんね。

そして列車はすぐにスイッチバックをして遠軽を発車して行きました。


No Photo,No Life!!


遠軽を出発するとすぐに山の中を走るようになります。

とは言うものの、さっきまでのような本当に山の中とは全く正反対で、

「山の中の田舎」と言うような雰囲気の車窓が広がっています。


No Photo,No Life!!


遠軽からは沿線に左右2本の国道と並んで走っています。

国道と線路の間には畑・・・いやあのどかな風景ですなあ( ´艸`)

そういえば沿線に見える山は奇妙な形をしたものが多いですね。

なんだか山の頂上らへんにデカい鉄球当てて吹っ飛ばしたのかと(爆)


No Photo,No Life!!


そして丸瀬布に到着。ここからは大雪山の麓:白滝が見えてきます。

そういえばここらへんの駅名や地名にもなっている「白滝」ですが、

本当に「白滝」という滝がありそこから名付けたそうな。

白滝は丸瀬布の次の下白滝駅の近くの川の滝を指しているようです。

列車はそんな山々に挟まれた白滝を上川に向けて進みます。


No Photo,No Life!!


白滝って上白滝・白滝・旧白滝・下白滝の4つもあるんですね。

列車は快速、人の少ない旧白滝と下白滝は通過していきます。

しかしさほど距離が離れていなく、10分ほどで白滝に到着しました。

ホームから見える位置にひっそりと『明日の北海道をのせて走ります』

とのJR北海道のキャッチフレーズが書かれていました。

まあトンネル内火災事故はまだ記憶に新しい鉄道事故ですよね・・・

言葉の通りにいつまでも"その列車"には走り続けてもらいたいですね。


No Photo,No Life!!


白滝を出発すると上白滝を通過しいよいよ上川に到着します。

・・・と書いたのはいいのですが、現実はそこまで甘くはありません(笑)

実は白滝~上川間は特別快速で約40分かかるのです。

何故そこまでかかるかと言うと、上白滝~上川間がとても距離が長く、

石勝線のトマム~新得に次いで二十数kmで第2位の長さになります。

「上白滝駅」と言うと、1日に上下合わせて2本しか止まらない秘境駅

であるということは鉄道ファンの間でも有名な話ですよね。

朝7時の下り電車の次は夕方17時の上り列車まで列車はありません。

しかしすぐそばを国道が走っているので比較的アクセスは容易ですが、

列車がほとんど止まらないとなると「秘境」ですよね。

通るのも本数が少なく、この区間を通る普通列車は2本だけ。

特急も4本だけなので、トータルして6本(上り)しかありません。

フリーキッパーにとっては行程に苦戦する区間かと思います・・・(汗)

因みにその上白滝は通過が一瞬で見逃しましたとさ(滝汗)


No Photo,No Life!!


それにしても雲がすごいですなあ・・・

今度はキレイに三角形の山を見つけました。

一体何があったら頂上はあんなに尖るのでしょう(・・;)


No Photo,No Life!!


列車は大きく進行方向右に方向を変えると山の中に入って行きます。

ここからは北見峠、旭川の盆地と北見の盆地を分ける旭川側です。

車窓から見えるのは常紋峠と同じく目と鼻の先に山肌が見えますが、

違う点と言ったら線路が蛇行せずまっすぐになっている点でしょう。

その点から、ここはさほどの難所ではないように伺えます。

しかし沿線の国道の名前が「上越国道」なのはねえ(苦笑)

列車はこの北見峠を超えればその先には・・・


■特別快速きたみ4


No Photo,No Life!!


旭川の盆地へと続く上川に到着します!

ここからは三日月湖で有名な石狩川に沿って旭川に向かいます。

ここでも見られるのはV字谷。谷を駆け抜けラストスパートをかけます。


No Photo,No Life!!


おもしろい形の山Part3。なんだろクジラ?(爆)

上川を出発すると上川の街を少し走ると線路は進路を北にとります。

ここに来ると川の浸食作用なのか丸い形の山が多いですね。


No Photo,No Life!!


上川から旭川までは、上川・藤間・旭川の順番で停車して行きますが、

途中に中愛別で停車してしまいました。

そうです、単線の路線が故に恒例の列車行き違いです。

中愛別には先に到着してしばらくすると特急が通過していきました。

時間的に特急オホーツク3号のようです。

信号が開通して列車は発車して行きました。


No Photo,No Life!!


中愛別を出発すると突然車窓がひらけます。

そうです、ここからこそが旭川の都市がある盆地なのです。

いよいよ終点の旭川が目の前に見えてきましたよ~!


No Photo,No Life!!


だんだん沿線には黄金色の田んぼが広がるようになり、

山は奥の方に見えるだけでもう既に郊外といった雰囲気です。

『特別快速』たる威厳を示すかのような豪快な走りで駆け抜けます。


No Photo,No Life!!


そして最後の途中停車駅である当麻に到着します。

当麻は旭川の盆地の真ん中のあたりに位置しています。

だいぶ沿線には稲作地帯に混じって住宅が多く見えるようになりました。

ここから終点の旭川までノンストップ15分で走り抜けます。


No Photo,No Life!!


東旭川を通過すると線路の左側には市街地が見られるようになります。

するとすぐに牛朱別川を渡り、本格的に市街地へと突入していきます。

渡るとまもなく南永山通過し宗谷本線と合流すると新旭川も通過。

さすが道央の最大都市、数駅先まで住宅街が続いていますね。

列車は再び牛朱別川を渡るといよいよ線路は高架線になり、

新しく高架化された旭川駅が目の前だと言うことが分かります。

列車はやがて旭川四条を通過すると減速し旭川に入線して行きました。


No Photo,No Life!!


そして終点、旭川に到着!実質上は『北の台地、ぐるり旅』は制覇です!

それにしてもなんだこれ!?駅に入線した時から枕木はコンクリートで、

しかも最近の高架線によく使われているPC枕木を使用しています。

さらに駅舎は駅の構造と言いデザインと言い、かなり近代的です。


・・・とりあえずひとまず昼飯を食べることにしましょう。

駅は歩きながら見るとして、あまりにも腹が減っていて・・・^^;

旭川で昼食と言えば・・・去年と同じようにやっぱり旭川ラーメンでしょ!!



というわけで、次回に続きます。

『北の台地、ぐるり旅』は札幌に到着すれば達成になります。

その後は、もう1つ「キング・オブ・北海道」を巡ることにしましょう!



<キハ54系乗車データ>

 ・507編成:三色帯・転換クロス(0系廃車部品流用)

 ・502編成:三色帯・6列集団見合い式(0系廃車部品流用)


・・・そういえばこれも最後なんだよね・・・

キハ54系、お疲れ様!!

前回の続き、釧路駅到着後からです。



【第4日目 8/28(Sun)】

 釧路15:50~(釧網本線 普通 網走行き)~18:49網走

  <北海ホテル 1泊>


■釧路の思い出


No Photo,No Life!!


釧路に定刻通りに到着すると、次の列車まで1時間余裕があります。

ひとまず全員降りるのを待ち、やりたかった座席の写真を撮影してから、

急いで列車を降りて一旦改札から出てみることにしました。

すると改札口に近いエスカレーター周辺にはノロッコとSLのHMが。

ノロッコ号20周年とSL10周年のHMが展示されているようですね。

年号からして過去に使われたもののようです。

次来るときはノロッコかSLに乗ってみたいものです。


とりあえず改札を出て駅周辺をぶらぶらすることにしましょうか。

ちょうど学校の鉄研部員にお土産を買っていこうと考えていたので・・・

(↑まあ駅の外に出る気は更々ないですけど・・・w)

改札を出て左には短いショッピング街があり、店が立ち並びます。

しかし本屋や飲食店ばかり・・・お土産屋は小さい店が1軒だけ。

あまり気に入らなかったので、しぶしぶ駅の外に出てみようとすると、

改札の真正面にお土産らしきものが並ぶキオスクが・・・

よく見てみると入り口には、「キオスクお土産」と書いてありました。

それも、釧路のお土産がかなり数多く揃っています。

あれ、改札出てすぐだったのになんで気付かなかったんだろ(笑)

とりあえず品揃えもいいので、そこで選ぶことにしました。

部員のお土産になるべく日持ちするのをと・・・やっぱ焼き菓子かな?

「釧路バタークッキー」。ベタだけどまあいっかな( ´艸`)

会計を済ませて伝票を書いて・・・これにてお土産は全て完了です。


列車に乗ろうとしましたが、まだ列車が来る気配もなかったので、

しばらく左側にあった待合室で座って待っていることにしました。

しかし本物の(爆)ツアー客らで待合室は空きなし・・・

仕方ないので、次の列車の"座りたい座席"を確保するために、

早めに改札の中に入って待っていることにしました。

エスカレーターを上った先には・・・誰も乗車口にはいないっ!


No Photo,No Life!!

キハ54系 517編成


・・・そして、無事にツアー客より先に乗車口を占拠できてから数分後、

やがて接近放送が鳴りこれから乗るキハ54系が入線してきました。

これから3時間網走まで乗るのは517編成。帯の色は三色帯でした。

釧網本線に走るキハ54系の座席と言えばやっぱり・・・


No Photo,No Life!!


集団見合い式!!中央には大きなテーブルが設けられてあります。

座席は東海道新幹線0系の廃車発生品をそのまま流用しているため、

簡易リクライニング機能が付いていて、柔らかめの座席です。

廃車発生品なので、必ずしも窓割りがあっているとは限りません。


・・・そうです、今回はこの大きなテーブル目当てに座席を確保しました!

座席は2×2列なので、このテーブル席も2区画のみ。

中でもオトクなこの区画、乗るには早くから並ぶことをオススメします。

今回は早く並んだ事が功を奏し、1区画をおさえることができました!

早速、通路側の席に鞄を・テーブルにはさっき買ったお茶やらお菓子・・・

を置いて、もう完璧にこのテーブル席を占拠(爆)

というわけで、早速外に撮影しにいきましょうか。


No Photo,No Life!!


キハ54系も、サボを取り付けられるようになっています。

入線前には既に、網走行きのサボが取り付けられていました。

やはり劣化が激しいです。まあ走っている環境が環境ですから・・・


列車に戻って発車を待つことにしました。

ふとツアー客の人たちに話しかけられ、発車まで話をしていました。

今までの行程・これからの行程・・・どうやら昨日の2429Dまで一緒で、

今日この釧網本線までほぼ同行程ということが分かりました。

どうやらその後は網走で1泊した後、オホーツクに乗ってしまうそう。

さらに、お隣のテーブル席に座っていた方々も交じって、

結果この列車に乗った全員と知り合いになっていました(笑)

どうやら隣のテーブル席の方々は鉄道サークル:『MOTレール倶楽部』

という、道東を拠点に活動している団体だとも分かりました。

さらに自分の同じ大田区出身の人も!ますます打ち解けていきました。

釧網本線沿線の撮影地や名物が載った鉄道ガイドブックを頂いたり、

釧網本線に団臨を走らせた貴重なお話を伺ったりしていました。

・・・そしてやがて発車時刻になると、列車は動き出しました。


■夏の釧路湿原


No Photo,No Life!!


釧路を発車した列車は、東釧路までは花咲線と同じ線路を走ります。

同じ景色を見ていると東釧路に到着、ノロッコ号が待避をしていました。

ノロッコ号に道を譲られて列車は発車すると、直ちに花咲線と分岐し、

線路は進路を北にとり、やがて釧路湿原へと突入していきます。

実は釧路市街地は南を海・北を釧路湿原に囲まれたところに位置し、

列車はすぐ沿線に湿原のような風景が見えてきます。

しかし手前に国道が走っていて、イマイチ湿原という感じには欠けます。

東釧路の次は遠矢、駅周辺は若干ですが栄えているようです。

これで釧路市街地は終わり、ここからは遂に釧路湿原に突入です!


遠矢を出発するとすぐに沿線には木々が多い茂ります。

まだ最初のうちは川も見えず、前人未到のような森が広がります。

そんな中にあるのが遠矢の次の釧路湿原駅。

駅の名前からしていかにも湿原の中を走るように感じられます。


No Photo,No Life!!


・・・駅を発車したと思ったら、またすぐに停車しました。

ウッドハウスの雰囲気になっている駅舎には「細岡駅」の看板が。

自然の中を走る鉄道の割には2・3分という短い駅間でした。

細岡を出発するといよいよ釧路湿原の絶景が見えてきますよ!


No Photo,No Life!!


まず列車はひたすら黄緑色の平原の中を進みます。

因みに中央の黒い線は電線。電気設備に電源を供給するためですね。

本当によくこんな何も目印がない原野に鉄道を敷設できたものです・・・

この平原は線路が右に曲がるまで続き、やがて木々が見えてきます。

それが、車窓から見える絶景ポイントの近づきを知らせます・・・


No Photo,No Life!!


そうです、ちょうど川が大きく曲がっているところがポイント!

この川は釧路川、実は進路を北にしてからずっと並走していました。

釧路を出発した時に渡ったあの川の上流は釧路湿原に繋がっていて、

ここまでの絶景を作り出していたとは思いもしませんでした・・・

このポイントは川がぐねぐね蛇行している途中で、

よく川にはカヌーで川くだりをしている人が列車に手を振ってくるそうな。

今回もちょうどカヌーがいて、こちらに手をあげています。

カヌーから見た列車はどう見えるのでしょう・・・一度見てみたいですね。


沿線にはまだまだ釧路川の絶景が見られます。

時々、木々に囲まれて走ったり、川を渡ったり、平原が見えたり・・・

そうしている内にやがて列車は塘路に到着します。


No Photo,No Life!!


そういえば釧網本線のナンバーリングでアルファベッドはB。

「釧網」の字にどこもBはないような・・・何を基準に決めたのでしょう?


因みにノロッコ号は釧路~塘路で運転され、ここ塘路は折り返し駅。

それと同時に、短い区間でしたが釧路湿原の終端も告げています。

実は釧路湿原は南北に30km・東西に20kmの大きさ。

塘路から2駅先の五十石からは完全に湿原は見られなくなります。

今度こそはノロッコ号からゆっくり釧路湿原を見てみたいものです・・・


No Photo,No Life!!


厳密に言えば、湿原は隣の茅沼まで見ることが出来るのですが、

沿線には木が多くシラルトロ湖と広大な平原も見えにくくなっています。

シャッターを切るタイミングが難しいんです・・・^^;

しかしこの時間に乗るとちょっと夕焼けがかかっていい景色です。


No Photo,No Life!!


・・・なんて思っていると、ふと突然に畑が見えてきます。

規則的に並ぶ畑が見えてくると、本当に釧路湿原の終端になります。

続いている、というとまだ線路に沿って釧路川が流れていること・・・

そういえばこの畑では何をつくっているのでしょうかね?

列車はそんな北端にある街:標茶に向かって走っていきます。


No Photo,No Life!!


湿原を抜けて数分、湿原の北端にあるちょっとした街は標茶に到着。

湿原と山と畑に挟まれた場所にあり、小さい住宅街を形成しています。

しかしその街も標茶を出発すると見えなくなり、畑に囲まれて走ります。


冬は極寒の地となる道東、環境が故に栽培できるものも制限されます。

そのためか、沿線に広がる畑はどうもさっきから同じものばかり。

ちょっと背の高いほうれん草?のようなものが規則正しく並んでいます。

進行方向左側には遠めに雌阿寒岳と雄阿寒岳とその周辺の山々、

進行方向右側には果てしなく広がっている根釧原野が見えるだけ。

ひたすら同じ畑を眺めながら音楽を聴いていると・・・


No Photo,No Life!!


摩周に到着してしまいました。結局、標茶~摩周は同じ景色ばかり。

イマイチここまでの車窓に期待できるようなものはありませんでした。。。

摩周もまた、標茶と同じような畑に囲まれたちいさな街です。

名所案内によると近くには阿寒湖・屈斜路湖・摩周湖があるようですね。

因みに線路に沿って流れている釧路川はその内の屈斜路湖が源流。

つまりはその山を超えると・・・それは超えてからのお楽しみです( ´艸`)


摩周を出発すると、しばらく畑の中を走り山の中に入っていきます。

ちょうど左を屈斜路湖・右を摩周湖に挟まれて走るようになりますが、

案の定線路は山の中を走っているので両サイドには森が見えます。

しかしまあ今もこれからしばらくも同じ風景を見ているのは退屈なもの。

時間も時間でだんだん眠くなってきてしまい、結局・・・


■夏の知床、オホーツク海


No Photo,No Life!!


・・・なにやら肩を叩かれる感覚がして目を開けると、ガイドの人。

「進行方向右側に斜里岳が見えますよ。」

どうやらガイドの人は、わざわざ絶景ポイントで知らせてくれたそうです。

・・・はっ!音楽を聴いたまま10分くらい転寝してしまった・・・

まあ沿線に広がる風景は今までは同じ山の中でしたからいいでしょう。


ここからは、車窓から見える風景は一変します。

湖のある山々を抜けると、そこはオホーツク海に面する平野に出ます。

ちょうど札弦を出発する頃から山々は開けて再び見えてくるのは畑。

しかし、ただの畑が広がるだけではありません。

進行方向右側には一際高い山が・・・あれこそが、斜里岳です!

標高1547mを誇り、知床半島の山々の陸側終端部に位置します。

斜里岳はそんな平野の中心都市の駅である知床斜里まで見られます。


No Photo,No Life!!


因みに斜里岳がひらけていてよく見えるのは、見え始めた頃。

札弦を出発したら進行方向右側には要注意です。

それにしても、ちょうど夕方で赤みがかかっていていいですね~!


進行方向右側に見えるので、隣のテーブル席のMOTレール倶楽部さん

のご好意で、右側の窓際の1席譲ってもらって撮影することにしました。

かなり釧網本線のことには精通していて、いつどのタイミングで

よく斜里岳が見えてくるかや、ちょっとした豆知識をお話して頂きました。

なんだか地元に全力で注ぎ込んでいる姿がカッコいいです・・・


No Photo,No Life!!


清里町を出発すると一旦車窓から斜里岳は見えなくなります。

ただ線路が西に曲がっただけですぐ戻って見えるようになりますが、

少し西に線路がずれたせいでちょっと遠くに感じるようになります。

やはりベストな区間は札弦~清里町のようです。

しかしMOTレール倶楽部さんによると、

「斜里岳までひたすらまっすぐ伸びる道路の踏切が見える」

とのこと。ほうほう、それは興味深いですね~・・・


No Photo,No Life!!


そして、その踏切は本当に一瞬でした。

おお!本当に斜里岳まで一直線で行けそうな感じです!!

まるで絵に描いたような山に向かって伸びている直線。

・・・しかしこの風景が見えてくると斜里岳も車窓から見えなくなって、

列車は国道をくぐると斜里町の市街地に突入します。

沿線には畑から打って変わって忽然と住宅街が現れます。

数分後、列車は大きく進路を西に曲げるとすぐに知床斜里に到着します。


No Photo,No Life!!


知床斜里は斜里町の中心駅で、そこそこの利用者数を誇ります。

またこの町では『知床最大級の祭り』と称する文化を持っていて、

駅の1番線には「しれとこ斜里ねぷた」が展示されています。

「しれとこ斜里ねぷた」とは、青森県弘前市のねぷたを継承したもので、

遡ること江戸時代・・・北辺警備のために幕府は津軽藩に斜里地方の

警備を命令し津軽藩士約100人が警備に向かったのが大本のきっかけ。

その後、津軽藩士は知床の極寒と栄養失調で72人も死亡してしまい、

慰霊しようと『津軽藩士殉難慰霊碑』を設置・毎年慰霊祭を開催した

ということを縁に、弘前市と友好都市の盟約を結びました。

その記念に伝授されたのが、「しれとこ斜里ねぷた」というわけです。

因みに、弘前市は"ねた"なので斜里町も"ねた"。

下北周辺が"ねた"に対して、津軽地方では"ねた"と呼ばれます。

語源には諸説あるようで、はっきりとしたことは言えません・・・


そんな知床斜里を出発すると、線路はオホーツク海に沿って走ります。

ここから終点の網走まで、車窓にはオホーツク海が広がるわけです!


No Photo,No Life!!


しばらく走ると斜里川を渡り、斜里町の市街地は離れていきます。

畑に挟まれて走るとやがてじょじょに・・・


No Photo,No Life!!


進行方向右側にはオホーツク海!

日本の東は、朝は早い分夜も早く、現時点で18時ですが薄暗いです。

そのために空に暗いながらも赤みがかかっています。

向こう側に見える夜を見ながら、列車は進みます。


No Photo,No Life!!


沈みゆく太陽を見ながら旅先でであった人と旅を語り合う―――

なかなかいい旅じゃないですか・・・


No Photo,No Life!!


列車が進んできた方向を見ると、奥には山が伸びています。

これは知床半島で、見えているのは知床半島に連なっている山々。

しかし先端はもう暗いのか、どこが先端なのか分かりません。


No Photo,No Life!!


・・・やがてもう日没の時間が近づいてきました。

列車は網走に向けて夕陽に照らされながら走っていきます。

そういえばもうすぐ網走に着こうという頃、駅舎の中にビッシリとなにやら

文字の書いてある白いものが張り付いている駅がありました。

そこは知る人ぞ知る「オホーツク海に最も近い駅」、北浜駅。

ここを訪れた旅人たちは駅舎の中に各々の名刺を貼り付けるのだとか。

オホーツク海に近い、最果てに来た軌跡を残したいのでしょうか。

因みに駅舎には、洋食レストラン「停車場」が併設しています。

今度、道東に来た時は昼食時にでも北浜駅に立ち寄ってみたいです。


No Photo,No Life!!


だなんて考えていると、だんだんとオホーツク海からは離れて行って、

やがて奥の方には街の明かりがぼちぼち見られました。

そうです、あれこそが網走市街地の明かり。終点は目の前です・・・!

・・・釧網本線の旅は、発見あり・絶景ありの、まさに「旅」。

以外な出会いも待っている、そういう旅をしてみたかった!

そんな楽しさ満点の旅・・・また行ってみたいものです。


No Photo,No Life!!


街の明かりが見え始めると、列車は網走市街地に突入していきます。

そして網走市街地の南端にある駅:桂台に到着します。

そこからは今まで通り住宅街の中を走り、列車は終点網走に到着です!


No Photo,No Life!!


時刻は7時前、しかし既に網走は闇夜に包まれていました。

たった3つの景色をもった釧網本線3時間の旅でしたが、

退屈することはほとんどなく、道東の自然が存分に味わえる路線でした。


MOTレール倶楽部の皆さん、そしてツアーの方々お疲れ様です!

そして写真に写りこんでる友人よ、お前は寝すぎだwww


■網走の夜、そして監獄行き?

 旗日本最北端の監獄:網走監獄


No Photo,No Life!!


駅員に切符を見せて早速駅の外に出ることにしました。

今日の『北の台地、ぐるり旅』はここまで。網走で1泊するとしましょう。

駅を出て階段を下りると、「網走駅」で見慣れた光景が広がっていました。

縦書きで「網走駅」と書かれた看板に、銅像が置かれています。

何故、「網走駅」の文字が縦書きかと言うと網走監獄が関係していて、

最果て(日本最北端)の監獄:網走監獄を出所した人に向けて

『二度と"横"道に反れないように』というメッセージがこめられています。

横道に反れない、というわけで、横の反対である縦を用いたわけです。


とりあえず撮影して、ホテルに向けて歩いて行きます。

因みに、網走市街地は実は駅周辺に広がっているわけではなく、

駅から徒歩10分ほど歩いたところから東側に中心地が広がっています。

今回泊まるホテルもそんな網走市街地の入り口に位置しています。

というわけで、駅から右折して歩くこと徒歩5分、そのホテルはあります。


No Photo,No Life!!


というわけで今回宿泊する「北海ホテル」に到着しました!

旅館風なビジネスホテル、と言ったところでしょうか、部屋のタイプは

洋室シングル・洋室ツイン・和室12畳の3タイプがあります。

今回は4人というわけで和室をチョイス。

フロントから清潔感のある感じは、部屋も同じでしっかり整っています。

室内は普通の和室旅館と言った感じで特に不満も感じられません。


・・・なんだか今までのビジネスホテルだらけとは違って新鮮ですな~

早速テレビを付けてしばらく休憩。いやあようやく横になれた・・・

恒例?枕投げまくってテレビ見て布団に包まって・・・何してんだか(爆)

それに夕食もまだですし、ぼちぼち食べに行くとしましょう。


No Photo,No Life!!-未設定


ホテルから中心街へ向かって徒歩10分、寿司屋「花乃れん」に到着。

今日はここで網走名物の『ザンギ丼』をいただきましょう。


『ザンギ』とは鮭の唐揚げのことで、即ちザンギ丼は「鮭の唐揚げ丼」。

ザンギ丼は網走のB級グルメで、なんでもるるぶとの共同開発だとか。

勿論、ザンギは網走でとれた鮭を使っている他、いくつかルールがあり、

・ザンギ丼は白い器にいれること

・網走でとれた海産物の汁物をつけること

・小鉢をつけること

などなど。地元B級グルメを守るためにルールが厳しいのです。


早速店に入ると、結構高級感の漂う感じがします。

本当のことを言うと、花乃れんに来る予定ではなかったのですが、

当初予定していた店には「ザンギ丼営業時間」たるものが存在して、

見事に無理なことが分かったので駅にあったパンフで急遽変更。

一緒に寿司も食べられると思って、寿司屋をチョイスしました。

しかし入って驚いたのが、いきなりザンギ丼かを聞かれたこと。

そうだと答えるとビニールのテーブルクロスがひかれた席へ案内。

どうやらザンギ丼とそうでない人で分けているのでしょうか。

・・・ってあれ、他のメニューがない・・・それ以外はどうするんだ?

テーブルがいくつか並び、さらにはザンギ丼の幟がたっている・・・

ザンギ丼専用区画と思わせられます・・・って本当に専用区画か?

まあそのためなのか出てくるのが早く、すぐに食べられました。

どうやら丼ぶりにとろろをかけて食べるのがこの店流とのこと。

なるほど、確かにとろろは質素な味にアクセントを加えてくれます。

しかし問題点が1つ。

プラスチックが混入してたんですけど!

もうむかついた。もうこの店は来ないことにした。

さっさと味噌汁を・・・味噌汁は帆立が入っていてあっさり味噌の味。

ってあれ、よく考えたら3日帆立皆勤賞じゃん(笑)

まあ味噌汁は温かいしそこそこ美味しかったですね。

腹癒せに帰りがけにミスドに寄ろうと、早く会計を済ませて出ました。

でもね、プラスチックとたこ焼きドーナッツだけは食っちゃだめだ(爆)


ホテルに戻ってドーナッツ食べながらテレビ見て風呂へ。

北海ホテルの風呂は「光明石の天然温泉」がうりなのだとか。

実際は行って見て、確かに広くて温かく疲れがとれます。

じっくり暖まって遊んで(←え?)、無料PCをいじって部屋へ戻ります。

またまたしばらくテレビを見た後、朝も早いので寝ることにしました。



続きは次回、網走の朝からです。

『北の台地、ぐるり旅』ももう後半戦に突入です!


<キハ54系乗車データ>

 ・517編成:3色帯・8席集団見合い式(0系廃車部品流用)


No Photo,No Life!!

車内全体


・・・なんだかそのうち、キハ54系コレクションが出来そうだ( ´艸`)

ご一緒しました、MOTレール倶楽部の方々、本当にお疲れ様でした!

前回の続き、根室駅周辺散策からです。



【第4日目 8/28(Sun)】

  <根室駅周辺散策>

 根室12:24~(根室本線 普通 釧路行き)~14:49釧路


■キハ54兄弟

 旗根室駅:日本最東端の有人駅

 旗根室市:日本最東端の街


No Photo,No Life!!


温かいご飯をたらふく食い温かい店員に見送られて店を後にした後は、

上り坂をゆっくり登って根室駅に戻ることにしました。

根室駅周辺は都会と言った感じで、結構賑やかな雰囲気です。

そんな中にあったオシャレな洋食屋「どりあん」、また行きたいものです。

坂を登ると国道が見えます。これが厚床まで並走していた国道です。

そこは根室市のメインストリートとも言えよう大通り。

絶えず車や人が往来している様子がよく分かります。

その通りには根室市役所もあり、駅に戻る途中の道にありました。

市役所の正面には錨やオブジェや記念碑が並べられています。

方向を表す看板の柱には「ようこそ、ねむろへ」とカニのボード。

根室らしいですが・・・その上の「シドニーまで8555km」って(苦笑)

東方向には案の定、『北方領土』各島への距離が書いてあります。

市役所には北方領土返還を求める横断幕がでかでかと・・・


No Photo,No Life!!


根室駅前の道。中央分離帯もだいぶ立派なつくりです。

が、それが故に「返せ!北方領土」の看板が立っています。

根室市の政治的情勢は「北方領土」の文字しかないのでしょうか・・・

なんだか折角いい気分だったのにどこか残念にも思えました。


この駅前通りを進むと目的地の根室駅があります。

と、その前に途中のお土産屋でお土産を調達しておきましょうか。

根室、と言えば海産物も有名で得に「花咲ガニ」が特産です。

さっき市役所の看板にもカニが使われていたと言うほどはあります。

今回入ったのは「カニの庄屋」。その名の通り、カニを扱います。

というわけで、根室のお土産はカニを買って行くことにしました。

花咲ガニ家族用サイズを3杯・・・いや2杯?でもやっぱ3杯だよね~(笑)

東京へのクール便代込みで・・・合計4800円!?

カニを3杯も食べられるのにさらにクール便込みで4800円とは安い!!

店員のおばちゃんともついつい雑談がはずんでしまいました。

店の雰囲気もいいですし何より根室駅周辺では安いです。

お土産には是非とも寄ってみたい1軒ですね!


伝票を書いてお店の人に後は任せて駅に向かうことにしました。


No Photo,No Life!!


根室駅に到着です。根室駅は平屋で屋根に「根室駅」の文字。

根室市中心の駅なのに案外あっさりしたつくりの駅ですなあ(汗)

しかし、なにやら駅の入り口には大きな木の看板が見えますね・・・


No Photo,No Life!!


「朝日に一番近い街」;日本最東端の街の記念看板。

ここ根室市は日本最東端に位置し、最も早く朝日を見ることができます。

そういえば返還を求めている北方領土は根室市となっているようです。

こんなところでも間接的に日本領土のアピールとは・・・


しかしながらそんな根室駅も「キング・オブ・北海道」の持ち主なのです。

3つめの鉄道日本最東端、実はここ根室駅は「日本最東端の有人駅」。

駅を入ると正面に改札口、そしてJR北海道の白い制服の駅員がいます。

駅の右側は待合室と売店が。とりあえずお茶を調達しておきます。

・・・とりあえずここまでは至って普通の光景ですよね。

日本最東端の有人駅だと言うことは、ホームに入ればよく分かります。

というわけで早速駅の中に入るとしましょう。列車はもう入線しています。


No Photo,No Life!!


・・・と、その前に根室駅看板を撮影しておきましょう。

道東の中でも随一の大きさを誇る都市なのにも関わらず簡素な感じが、

ローカル線・・・そしてこれからも続く旅の雰囲気を掻き立ててくれます。


No Photo,No Life!!

キハ54系 514編成


花咲線の復路はキハ54系514編成で、

・座席:花咲線仕様モケット転換クロス

・帯:三色帯

でした。

今度は車内は同じでしたが外の帯が往路の521編成とは違いました。

さっき根室本線線路終端部から見えた車両ですね。

因みに乗ってきた521編成は快速で釧路に引き返していきました。

運用的に根室に一晩中留置されていた車両ですね。

今回も窓が真隣の席を確保、転換クロスなので前の座席を転換させて、

向かい側の席も占領して荷物置き&足伸ばしとして使っていました(笑)

無事座席も確保できたところで撮影することにしました。


No Photo,No Life!!


駅のホームには駅看板に混じって、歓迎の看板があります。

根室は一体となって「日本最東端の街」を売り出しているようですね。


No Photo,No Life!!


・・・やはり駅にもありました、「朝日に一番近い街」のキャッチフレーズ。

『新世紀の夜明けは根室から』・・・日本の夜明けは近いぜよっ!←え


No Photo,No Life!!


根室駅の線路終端部方面には「日本最東端有人駅」の看板。

道東は東に突き出していて、根室が際東端だとはっきり分かります。

東経の高さと言い北緯の低さといい・・・いかにも根室って感じです。

それにしても南北を漁港に挟まれているというのに海抜は高いですね。

なるほど、通りで根室駅から遠ざかる道は全て下り坂なわけです。


それでは足早に列車に戻ります。

足を向かい側の座席に投げ出して・・・いやあ自由気ままだねえ~・・・

この時点で乗客は他2人と合わせて計4人というローカル線っぷり。

まあそれが逆に旅らしくっていいんですけどね。

日本最東端を4つも巡れ、地元グルメも食い、カニも食べられる・・・

根室に悔いなし!!・・・やがて列車は根室駅を出発していきました。


■根室本線完全乗車!!


No Photo,No Life!!


滝川駅から543.8km、根室本線完全乗車!!

一度、東根室で途中下車したので、後は根室→東根室で完全乗車です。

実に根室本線は長かったです。2429Dに揺られキハ54系に揺られ・・・

しかし滝川から普通列車のみで完全乗車した達成感は大きいです!


列車は根室を出るとすぐに大きく右に曲がり、釧路へ引き返します。

前記事の通り、その引き返すカーブにあるのが東根室駅。

根室→東根室を残していたので、これで根室本線完全乗車できました。

往路から座りたかった太平洋側の座席を確保できました。

ちょうど停車位置に日本最東端の記念碑と駅看板があったので1枚。

普通列車だけでここまで来ただなんて自分でも信じがたいです。


東根室の駅はなにやら人で賑わっています。

窓から顔を出してよく見てみると、どこかで見たことのある面々・・・

あ、この人たち昨日からずっと一緒のツアー客だ(笑)

もうね、この人たち見た瞬間笑いそうになりましたよ。

だってもう俺たち準ツアー客なんだもんこりゃおもしろい話でしょ!w

その後の行程をチラ見したのですが、そこには「釧網本線」の文字も。

どうやら根室市散策以外は全て同行程のようです(爆)

もうね、ホント準ツアー客だよ。ガイドの人もえっ!?って顔してるしw


ここからは、海を花咲線から見てみたいと思います。

というのも、花咲線には有数の海の絶景ポイントがあるから!

往路は山側の風景だったので復路は海側の風景を見て行きましょう。

ツアー客と準ツアー客を乗せた列車は沿岸を目指して進みます。


■夏の根室半島、太平洋


No Photo,No Life!!


列車は東根室駅を出てすぐ、ひたすら続く広大な平原が見えます。

この平原の先には海があるというわけなんですね。

因みに海が見える絶景ポイントの区間は、糸魚沢~厚岸。

糸魚沢を出てすぐに左手に川が見えてきて、絶景の始まりを告げます。

それまではしばし平原に囲まれて走る様子を楽しむとしましょう。


No Photo,No Life!!


・・・と思いきや、昆布盛を出ると沿岸に海が見えてきました。

しかし手前には道路が走っているので絶景ポイントとは言い難いです。

そういえば道路の上についてる「↓」の看板、あれは何なのでしょう?


No Photo,No Life!!


北海道だから、雪で視界が悪くなるから?いやいや、霧?

・・・だなんて考えていると次の駅の落石に停車しました。

このあたりは海に近づきましたが、ここからは内陸に入っていきます。

そういえば落石~別当賀の区間って・・・


No Photo,No Life!!


濃霧!リアルポケモンワールド!!210番どうろっ!!!←

窓を開けているとだんだん白い冷気のようなものが入ってきました。

思い出した、確か往路で別当賀~落石の間は濃霧だったような・・・

確かに朝のニュースでは根室に濃霧注意報が発令されていましたが、

まさか昼過ぎまで濃霧の状態だなんて、恐るべし千島海流です。

濃霧区間に突入したようだったので、キハ54系の特徴:前面展望!

実はキハ54系は貫通扉の窓1枚のみを隔てて前面展望できます。

見てみると・・・本当に数メートル先は真っ白で何も見えません。

それはおろか、崖の下やすぐ真横ですら真っ白な状態です。


No Photo,No Life!!


直線でその後カーブ、という時は、本当に先が見えません。

列車はだんだんと濃霧の中心部に突入していきます。

もう2・3メートル先も視界がまともにとれない状態です。

なんか道路だけ高い濃霧の210番道路みたいな←ポケモンはいいわw


No Photo,No Life!!


しかし7・8分走れば隣駅の根室本線です。

ずっとポケモン・・・濃霧を見ていると少しずつ太陽光が差し込んできて、

10メートル先も辛うじて見える状態にまでなってきました。


No Photo,No Life!!


やがて列車は濃霧の中を脱出し、青空が見えてきました。

やっぱりひたすら平原が広がっています。

キハ54系単行はまだまだ海に向けて平原を駆け抜けます。


No Photo,No Life!!


そして初田牛と停車して、厚床に到着しました。

ここ厚床は国鉄時代は標津線の始発駅だということは説明しましたね。

駅前にも広がる平原・・・いったいどこまで平原は続くのでしょう?


No Photo,No Life!!


その答えは厚床を出発して3駅後の茶内を出ると分かりました。

茶内を出て数分、チライカリベツ川の支流と線路は並走します。

その川の周囲一体は湿原になっていて、「水」の気配が感じられます。


・・・そういえば海側に座ったのは「おもしろい駅舎を見るため」という

目的でもありましたが、海側には立派な駅舎が多かったです。

落石駅も姉別駅も、そしてここ浜中駅も普通のコンクリート建て。

確認した中では、車掌車が駅舎なのは別当賀と花咲だけのようです。


だんだん水の気配が感じられるようになると、川はたくさんの支流を

集めてやがて突如として1本の大きな川になりました。

実はここからもう既に厚岸湾の絶景ポイントは始まっているのです。


No Photo,No Life!!


なぜなら川が蛇行していて線路に近づいたり遠ざかったりしているから。

さらに川岸は全て湿原。天然そのものの自然が広がっています。

さらに遠くに見える山のおかげで、喉かな自然が演出されています。

これから見える厚岸湾の絶景への期待が高まります。


No Photo,No Life!!


川が一旦離れると線路とその空間にはやはり自然。

"自然そのもの"の『自然』。

車窓からこんな湿原の風景が見えるとは、本当にすごいですね。


No Photo,No Life!!


・・・おや、手前側の山が切れたようです。

つまりあの奥に広がっているのは・・・


No Photo,No Life!!


やはり海!!チライカリベツ川の河口部分が見えますね。

さあ川の河口が見えると、そろそろ本番の絶景ポイントですよ~!


No Photo,No Life!!


川辺の湿原は浜辺の低木に変わっていきました。

徐々に浜辺が見えるようになり、やがて湿原が見えなくなると・・・


No Photo,No Life!!


厚岸湾!!遠くに見えるのは厚岸湾の反対側の山々ですね。

さすが太平洋に繋がる厚岸湾、海もきれいで青く輝いています。


No Photo,No Life!!


・・・このときはあまりにも太陽に照らされて青く広い厚岸湾を、

ひたすらファインダー越しに眺め、夢中でシャッターを切っていました。


No Photo,No Life!!


しばらくすると厚岸湾は大きく丸まり、街が見えてきます。

これは厚岸湾のちょうど境に位置する半島。

手前に見える大きな建物などは厚岸漁港の建物です。

写真右に小さいながらも厚岸湾が繋がっているところがあります。

厚岸発車からも、実は厚岸湾の絶景を見ることが出来るというわけです。


No Photo,No Life!!


というわけで、厚岸漁港が見えてくるとまもなく厚岸に到着です。

駅を出てすぐから門静到着直前まで、再び絶景ポイントになります。

厚岸駅の停車時間を使って少し目とカメラの休憩をと・・・


No Photo,No Life!!


列車は少し停車して発車して行きました。

厚床を出てしばらく道路と並走すると、やがて道路が線路の反対側へ。

そこからが厚岸~門静間の絶景ポイントになっています。

沿線には船や釣り人や・・・さっきまでの完全な自然とは全く異なります。

海岸は整備され、天気もいいからかぼちぼち海釣り客を見かけます。

・・・しかしそんな風景が見えてきたら厚岸湾ともこれでお別れです。

やがて門静到着直前に線路は一気に海から引き離されていきます。


No Photo,No Life!!


そして、列車は湿原からも海からも離れて山の中を進むようになります。

おっと、てっきり花咲線で車掌車改造の駅舎は2つかと思いましたが、

ここ尾幌駅も地元の酪農をアピールした塗装の車掌車がいました。

まさに道東らしい雰囲気ですね。これで花咲線の中では3駅目です!


No Photo,No Life!!


・・・しかし案の定、次の駅の上尾幌は普通の感じの駅舎でした。

でもまあ・・・「きのこの里」はお菓子のでいいのかな?(爆)

(あれ、たけのこの山・きのこの里?たけのこの里・きのこの山?)


列車は本格的に山の中に突入していきました。

けたたましい警笛が鳴ったと思えば、沿線には蝦夷シカ。

沿線が自然に囲まれていては、線路にいてもおかしくないですからね。

そういう場合は警笛を鳴らして場合によっては非常ブレーキ。

そんな運転を見られるのはここ花咲線くらいでしょうか。

蝦夷シカも撮影したかったですが、見てはいても撮影は出来ず・・・

結局1回しかシカを見れず、山間部を抜けて釧路へと進んでいきました。

この後は別保川と平素牛山が開けたらちょっと畑、すぐに住宅街。

武佐でも多くの沿線民が下車していきました。

再び釧路市街地が近づいて来たということがよく分かります。


No Photo,No Life!!


やがて東釧路からせんもう本線と合流すると川を渡ります。

これこそが朝1番最初に車窓から見えた風景である、釧路川。

この川を渡ると釧路市街地中心部、もう終点の釧路駅です!



続きは次回、釧路駅から乗換えをして釧網本線です。

因みに因みに・・・


<キハ54系乗車データ>

 ・521編成:紫帯・花咲線仕様モケット転換クロス

 ・514編成:3色帯・花咲線仕様モケット転換クロス


No Photo,No Life!! 車内全体


No Photo,No Life!! 座席1列分



・・・特に2枚目の角度から座席を撮るのは一度やってみたかった( ´艸`)