2025年度 CanSat講習 B班

 

 

  ご挨拶

 

皆さん、こんにちわ!2025年度cansatB班です!

正月ボケが抜けない今日この頃ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか?

cansat研修なんとか乗りきったという感じですね~

今年度の後期から1年は森ノ宮キャンパスに移動したことで放課後を充分に使えず、さらに、今回のcansatからレギュレーションの大幅変更で超小型化し、レギュレーションと時間との戦いでした゚(゚`ω´ ゚)゚

最後はなんとか気球から落下させることまで出来てほっとしました(*´∀`*)ヨカッタ

では今からいよいよcansat研修の中身です!最後まで読んでいただけると幸いです

まずはミッション概要についてです!!

 

  ミッション

 

 B班のミッション概要について紹介します。B班のミッションは「空中を移動する技術としてのパラフォイルの検証」です。パラフォイルを引くことで、CanSatが空中で旋回できるか検証しました。このミッションの背景として、パラシュートの大きなCanSatは風に流されやすいという課題がありました。そのため、パラフォイルでCanSatの軌道を修正し、着地する地点の分散を抑えられるのではないかと考えました。

 

 

 

  気球試験

 

 11月22日、中百舌鳥キャンパスのグラウンドで気球試験を行いました。当日は、放出機構が遠隔操作で開かなかったり、フライトピンが機構に入れる前に誤動作を起こしたりするなど、トラブルはありましたが、我々の班は2回落下させることができました。

 まず1回目の試験では、問題なくパラフォイルが開傘しました。ただ空中では目立った動きが見られず… しかし、地表に落ちた機体のサーボホーン部分を見ると、テグスが絡まることなく巻き取られていました。直前のパラシュート試験の日が雨だったこともあり、実際に空中でのテグスの巻き取りを確認できたことはなかったので、とりあえずミニマムサクセスが達成できたことに、とりあえず班員皆で安堵しました。

 

 次に2回目の試験を行いましたが、こちらではパラフォイルが半開きのまま機体が落下し、そのまま地面と衝突! 機体が大破したところで我々の気球試験は終わりました。

 

 

  まとめ

 

 結果としては、残念ながら最低限したかったことはできたが、それ以外はしたかったことができたのかできなかったのかわからないという結果になりました。ミッション達成できたかどうかわからないという実験をするうえで1番してはいけないことをしてしまいました...来年の1回生にしっかりアドバイスができるように僕たちはどういう点が悪かったのかしっかり反省会を行いました!

 まず1つに最も致命的な部分として僕たち1回生のひよっこの知識で空中でのcansatの移動というのは難易度が高すぎたのではないかという結論に至りました。最初期のミッションに比べるとこれでも随分と簡略化したのですがそれでも壁は高すぎました。具体的には定量化がほぼできなかったのが痛かったです。空中では風の影響や気球からの落下開始の位置といったcansat以外の外部要因を完璧に排除するのが不可能でした。さらにレギュレーションの都合上、モーターやマイコンを優先的に載せ、また時間の都合もあり、記録をとるSDカードやセンサーといったものが一切載せられなかったことが大きな反省ですね。

 もう1つまずかった部分としては予定通りに作業が進まなかったことですね。予想外の機器の不具合や、昨日は動いたのに今日は動かないといったハプニング、各個人の用事などが原因でそれぞれが最大限cansatに時間を使ったにもかかわらず進捗が遅れ遅れでした。これは最初の予定を立てるときにより粒度を上げて、また余裕をもって立てるべきだと痛感しました。具体的には予定を立てるとき、それぞれの作業を半日単位まで粒度を上げる、1週間に1日ほど作業可能日を予備日として考えて計画を立てるといったことをすると予定外のハプニングにも十分対応ができたと思います。

 今年度失敗したことを反省して自分たちの成長につなげると同時に次の1年生に伝えることで新入生教育並びにSSSRC全体のレベルアップにつなげていきたいと思います。

 

 

  終わりに

 

以上で2025年度cansatB班によるcansat研修の結果報告を終了します!

最後まで読んでくれた皆様、大変ありがとうございました(,,ᴗ ᴗ,,)ペコリ

ではまた皆さん、またどこかのSSSRCのアメブロでお会いしましょう!!👋👋👋👋👋

 

皆さん,どうもこんにちは.
ハイブリッドロケット COLOURSプロジェクト,PMの浅井遥翔です.
今日は12月31日,大晦日ということで,2025年もいよいよ最後の日になりました.
せっかくの年末なので,本記事ではこの1年のCOLOURSプロジェクトの活動についてまとめていこうと思います.

 

 

そもそもCOLOURSとは?

そもそも,COLOURSプロジェクトとはどのような活動なのか,簡単に紹介します.
COLOURSという名前は,以下の言葉の頭文字を組み合わせて名付けられたプロジェクト名です.
  • combustion(燃焼)

  • reloadable(再使用可能)

  • university(大学)

  • rockets(ロケット)

これらの頭文字を取って,「COLOURS」としています.(無理やりやなぁ)

では,実際に何を目指しているプロジェクトなのかというと,ロケットに自律制御を導入することで,着地点のばらつきをできるだけ小さくすることを目的としています.
どこに落ちるか分からない状態では,高度な実験を行うことが難しくなってしまうためです.

 

今年の成果

では,今年のCOLOURSプロジェクトの活動について,今回は以下の2点に絞って振り返っていきたいと思います.

1.ハイブリッドロケット2号機の打ち上げ

2.3号機打ち上げに向けた取り組み



1.ハイブリッドロケット2号機の打ち上げ

3月に,加太にてハイブリッドロケット2号機の打ち上げを行いました.

下の写真が我らが2号機「翠」です!!かっこいい爆  笑

 

 


結果から言うと,打上は無事に成功しました!!

機体は予定どおり上昇し,パラシュートも正常に展開.
大きな破損もなく,機体をある程度良好な状態で回収することができました.

また,ダウンリンクによる飛翔データの取得にも成功し,打ち上げ中の挙動を確認できた点は,大きな成果だったと感じています.

一方で,機体内部に搭載していたframやSDカードでのデータ保存には失敗してしまいました(´;ω;`)
この点については,電装系や記録開始条件など,今後の課題として明確に残る結果となりました.

詳しくは以下の記事をご覧ください!!

 

 

2.3号機打上に向けた取り組み

このタイミングで,PMの引き継ぎが行われ,各系の代表も私たちの代となりました.
COLOURSプロジェクトとして,新たな体制で次の段階に進む節目の時期だと感じています.

将来的には,高度1 kmを目標とした海打ちの実施を目指しています.
そのため,次のステップとしては,海打ちに向けた要素技術の獲得を重要な目標に掲げています.

ここでいう要素技術とは,海上環境下における水密機構の実装に加え,GPS などを用いたロスト対策の確立を指します.

また,サブシステムとしては,

  • 自作シミュレーションとの整合性を確認すること
  • ロケットの軌道を再現できるようなデータを取得すること

を目標としています.
これらを着実に積み重ねることで,将来の海上打ち上げにつなげていきたいと考えています.

一方で,現在は次の3月に加太での打ち上げを目標に,準備を進めています.
グレインを確保できていない状況が続いており,一時は今回の打ち上げを断念せざるを得ないのではないかとも考えられました.

しかし,センター長のお力添えのおかげで,なんとかグレインを確保することができ,無事に3月の打ち上げに向けて動き出すことができました.
この場を借りて,心より感謝申し上げます.

直近の活動内容としては,

  • 運営に提出する審査書の記入
  • 1~2月に実施予定のグレイン燃焼試験
  • そのための GSE の改修作業

に取り組んでいます.
限られた時間の中ではありますが,3月の加太での打ち上げに向けて,着実に準備を進めていきます.

※ここで少し補足として,GSE について説明します.
GSE とは Ground Support Equipment の略で,ロケットの燃料充填や点火,試験時の安全確保などを行うための,地上支援装置のことを指します.

COLOURSプロジェクトでは,燃焼試験や打ち上げの際に,この GSE を用いて推進剤の供給やバルブ制御,安全確認を行っています.
現在進めている GSE の改修は,今後予定している燃焼試験や打ち上げをより安全かつ確実に実施するために欠かせない作業です.


最後に

振り返ってみると,まだまだ課題は多く残っていると感じています.
次号機の名前もまだ決まっておらず,開発の進捗という点でも,正直なところ「もっと頑張らないとまずい」状況です.

それでも,2号機の打ち上げを実現し,3号機に向けた課題が明確になったことは,大きな前進だったと思います.
失敗や反省を次につなげていくことができている点は,COLOURSプロジェクトの強みでもあります.

来年は,これまで以上に一つ一つの作業を大切にし,着実に前へ進んでいけるよう,PMとしても責任を持って取り組んでいきます.

まだ道半ばではありますが,「打ち上げるだけ」で終わらないロケットを目指して,引き続き挑戦を続けていきたいと思います.

 

本年もCOLOURSプロジェクトを支えてくださった皆さま,誠にありがとうございました.
来年もどうぞよろしくお願いいたします.

それでは,よいお年を!!

 

こんにちは。衛星プロジェクトのミッション系です。
 現在ミッション系では、OMUSAT-3のミッションである「膜構造物形状計測システムの軌道上実証」を達成するため、主に以下の4つのタスクを進めています。
格子投影法実験(計測手法の実証)
有限要素解析(膜の振動解析)
ミッションCDH(マイコンを中心としたミッション部の制御系)
ミッション部構造(膜の固定と撮像系の設計・配置)

 今年9月にPDRを行い、「運用日数に対してミッションを詰め込みすぎている/リスクに対してコストがかかりすぎている」との指摘を受け、衛星全体での話し合いにより、今回の衛星OMUSAT-3の最優先のミッションは通信の確立へと変更しました。そのため、格子投影法を用いた膜の形状計測のミッションは、通信を確立するための通信機、バッテリーなどを搭載して残されたスペースで行う、膜展開しないミッションへと変更しました。

格子投影法の実験
 膜展開なしの形状計測になってしまったため、当初想定していたものより、カメラと膜の距離がかなり近くなってしまいました。下の画像は現在のミッション部の構造です。


 PDR後の進捗としては、格子投影法はある程度の距離があるものの計測に向いているため、膜展開なしで格子投影法で計測できるかの検証を行いました。その結果として、対象物との距離が小さくても、ある程度の精度で計測できることがわかりました。下の画像は基準面1から5mmに膜を置いたときの結果です。写真の右側が主な計測範囲となっています。

しかし、膜との距離が小さいため、LEDの配置によっては、格子画像がゆがんでしまったり、暗くなってしまったりするため、現在は、それを解決するべく、LEDの種類を変えたり、角度を調節したりしています。今後は、3Dプリンターで実際の構造を出力し、1枚目の画像のような配置で、実験を行う予定です。その後、実験環境を安定化し誤差の低減、また、宇宙からのダウンリンクを想定し、画像圧縮時の計測精度の変化を評価、バス部を組み込んで、画像を撮影し送信するまでの自動化までを行っていく予定です。

有限要素解析
 有限要素解析は解析対象モデルを小要素に分割して物理現象を数値的に近似解析する手法でFEMとも言います。現在は実際に用いる膜のモデルを作って条件を調整しながら解析を進めているところです。最終的には適切な設定での膜の振幅や振動数を求めていきたいです。下の画像は解析による膜の動きのきのシミュレーションです。

 また、当初のミッションであった膜展開については、OMUSAT-4に引き継ぎ、現在同時並行で開発を行っています。PDRでミッションが大きく変更になり、1年間の進捗としては少ないように見えるかもしれませんが、これからも頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。