この地に立つ奇跡。
生を受け感情を持てた奇跡。
ほんのわずかな自由を、
自分を、
与えられた奇跡。
苦痛と嘆き、
終わらせる自由があるとして、
空には、
白い入道雲と、
ほんの少し前に、
ほんとに飛んだ特攻隊。
叱る基準。
最近特に夜な夜な旅をしている途中であります。
見事に自分の生き写しのように育った娘。
娘の為にと叱る瞬間も、
まるで自分自身に言い聞かせているようであり、
娘に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
つくりあげたのは私。
常に念頭にあるのは、
まわりとの調和。
そんなんじゃお友達に嫌われちゃうよ。
そんなんじゃ先生に可愛がってもらえないよ。
そんなんじゃみんなに笑われちゃうよ。
そんなんじゃみんなについていけないよ。
エトセトラ
違和感でいっぱいです。
自分の、子育てに対する考えのあまりのスケールの小さに情けなくなります。
娘、口は達者で頭は回転してるんだろうけれど、
とにかくとろい。
遅い。
なんか最後の方。
なんとなくビリ。
幼稚園では、しえ待ちは珍しくない。
外側から見たら、
マイペースなしえちゃんなのでしょう。
マイペースという言葉も、
いただく方は、
しつけの至らなさを指摘されとるようで、
謝ってしまう自分がいます。
集団で生活していくには、
やはり行動を早くしつけるのは当然です。
が。
例えば靴を履くのが遅い娘は、
どうしてそこまでゆっくりなのかたずねられると、
この靴で早く走るイメージをしていると言いました。
翌日は、工場の人がどうやってこの細かい色を塗ったのか考えていたと言いました。
例えば歩くのが遅い娘は、
いつもの散歩道のどこに蟻の巣があるか知っています。
昨日咲いていた5ミリくらいの小さい小さい花が、今日枯れて無くなった事を知っています。
早くしろと急かすのは、わたしの事情。
大人の事情。
ダラダラと、遅いは違う。
目はキラキラしてるはずです。
きっといっぱい、色んな事を考えてます。
大人じゃ思いつかないような事を。
早くて便利でラクチンな時代の流れと、子供の歩幅を一緒にしたくないです。
娘の歩幅で、見えてくるものをこぼさず大切にしていってほしい。
娘のトロさを決していいとは思いません。
ただ、娘のようにのんびりなお友達、
まわりと馴染めないお友達や、
口より先に手が出るお友達、
ついつい乱暴になってしまうお友達、
本当に色んな子供がいます。
それをむりやりまとめんでくれ。
はじかないでくれ。
普通じゃないから、
目立つから、
それは、何目線でござるか。
輪を乱すはみ出し者を、
自信を持って育てているお母さんが、私には輝いて見えるのです。
私は、大人の物差しでは計れない、
計り知れない無限の子供の個性や可能性を、
コンパクトにまとめる作業はしたくないです。
そんなんなら孤島へでもゆけ。
って話ですが、
輪は、別にまるくなくてもいーんじゃないでしょーか。
そんな思いは、
変わりません。
何度かここに書いた姪は、
先生にマジで心配されてる超ヘビー級の天然マイペース不思議娘です。
みんなのペースが苦手です。
ただそれは大人から見た彼女の姿の話です。
姪はひとりぼっちのお友達に誰より早く手を差し伸べられる優しさを持っています。
他に何が要る。
何よりも勝る財産だと思っています。
何ヶ月で寝返ったか立ったか話したか
ミルクは何回だ夜泣きはどーだ何才で歩いたか
何才で字が書けたか計算ができたか
産まれてからずっと、
まわりと比べていないと不安で
まわりと同じじゃないと焦って、
何かに追われるように
まるで競い合うように
子育てしてきたわけですが、
娘なりに娘のペースで生きる姿を信じて見つめてくれば良かっただけで。
競うその相手は自分自身なわけで、
とっぱらって
自分を変えて視点を変えて
視線を合わせたら、
もっと他に大切なものが見えてくる気がします。
つらづらともんもんと、
書きなぐりましたがやはりまとまりません。
こたえなんかなくて。
それがこたえなのかな。
与えられた、
限られた、
短すぎる時間の中、
出会えたことが嬉しくて。
幸せで、
失いたくなかった。
共にしたかった。
壊れた。
誰の為に祈るのか。
呪文の様な「愛してる」は、
君へ向けた叫びだったのか。
この身を捧げるとは所詮限界を知った上での発言で。
色とりどりの涙で覆えば、
本当の表情さえ解りゃしない。
慰め草は装飾で、
鏡の自分からは目をそらす。
見せかけの孤独が染み付いて、
複雑に絡ませて、
抜け出せなくなる頃に消えてった。
ただただ許しを乞う。
君の視線の先にあった景色が知りたくて、
君の指差す方角が知りたくて。
繰り返し。
繰り返し。
短すぎる時間の中で、
くるくる繰り返す。
君のいた時間を、
その意味を問う。
幼い頃、毎日ベランダから見ていた夕陽は、決まった時間にたくさんのビルや家を茜に染めた。
こんな風に、いつかは誰もが
当たり前に照らされて輝くと
信じて疑わなかった。
君は、君自身の明日を闇に覆われても、過ちを背負い彷徨うわたしの光輝く道標となった。
時間がこの陽ごと飲み込む前に、
わたしの影が消える前に、
手にしたいものは
君の微笑みだけなんだよ。
さいごに君が見た場所へ、
辿り着く瞬間だけなんだよ。











