やわらかな手を引き、
寄り添い、
近所のスーパーへ向かう道のりだって、思い出せば愛しい。
わたしの大切な思い出。
目に見えてスッキリとしていく体型、靴だって新調した。
この夏、しえはまた、
大きくなりました。
なんだかさみしくて、
寝る前にしえの背中を抱きしめながら涙を抑えられないでいたら、
振り向いたしえは目を真っ赤にして涙をためてました。
そして、小さな体をめいっぱい使ってわたしを抱きしめながら言いました。
「秋休みも、いっぱい思い出つくろうね。しえとお母さんの腕をのりでくっつけたから絶対に離れないよ!」
しえは、夏の終わりの切ないお母さんの気持ち、
ちゃんとわかってくれてました。
しえは眠っても、
わたしの腕を離しませんでした。
いつまでこうしていられるんだろってこんなに怖くなるのは、
しえと過ごす毎日が、幸せすぎるから。
愛するものが側にいる事が、
幻のような、
いつか消えてしまう錯覚のような、
そんな感覚で生きているから。
当たり前じゃない、
娘と過ごす、奇跡のような平凡な日々をかみしめながら、
大切にしながら、
今日も手を取ります。
違う色の夢をみたり、
道に迷ったりするけれど、
こたえは此処にある。
しえは、わたしの幸せそのものです。
わたしは、この感情を知る為に、
生まれてきた気がします。
しえ、幸せを教えてくれてありがとう。
秋休みがあればいーのに笑


























