与えられた、
限られた、
短すぎる時間の中、
出会えたことが嬉しくて。
幸せで、
失いたくなかった。
共にしたかった。
壊れた。
誰の為に祈るのか。
呪文の様な「愛してる」は、
君へ向けた叫びだったのか。
この身を捧げるとは所詮限界を知った上での発言で。
色とりどりの涙で覆えば、
本当の表情さえ解りゃしない。
慰め草は装飾で、
鏡の自分からは目をそらす。
見せかけの孤独が染み付いて、
複雑に絡ませて、
抜け出せなくなる頃に消えてった。
ただただ許しを乞う。
君の視線の先にあった景色が知りたくて、
君の指差す方角が知りたくて。
繰り返し。
繰り返し。
短すぎる時間の中で、
くるくる繰り返す。
君のいた時間を、
その意味を問う。
幼い頃、毎日ベランダから見ていた夕陽は、決まった時間にたくさんのビルや家を茜に染めた。
こんな風に、いつかは誰もが
当たり前に照らされて輝くと
信じて疑わなかった。
君は、君自身の明日を闇に覆われても、過ちを背負い彷徨うわたしの光輝く道標となった。
時間がこの陽ごと飲み込む前に、
わたしの影が消える前に、
手にしたいものは
君の微笑みだけなんだよ。
さいごに君が見た場所へ、
辿り着く瞬間だけなんだよ。
