クマの子に食事をあたえる方法(Как кормили медвежонка)ウクライナのアニメ | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

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【監督】Режисер

イェフレム・アヴラモーヴィチ・プルジャンシキー

Єфрем Аврамович Пружанський

 

【脚本】Сценарист

M・ルィバルコ

М. Рыбалко

 

【美術】Художник

イヴァン・フェドロヴィチュ・ブーツ

Иван Федорович Будз

 

【作曲】Композитор

ヘンナディー・ミハイロヴィチュ・サシコ

Геннадій Михайлович Сасько

 

【映画会社】Кінокомпанія

キーウ科学映画

Київнаукфільм

 

【時間】Тривалість

10分(хв.)

 

【制作年】Рік

1976年

Как кормили медвежонка, 1976 — описание, интересные факты — Кинопоиск

 

いやあ、何というか、2023年もあっという間でしたね。

 

ついこの間まで灼熱地獄だと思っていたのに、もう12月。

 

弊記事をもって、2023年度最後のアニメ紹介記事となります。

 

今回もウクライナのアニメですね。

 

例のウクライナ戦争を意識してたからというのもあるのですけど、

それ以前に、前々からこのアニメが気になっていたので。

 

きちんと見ていなかったので、

内容はよく知りませんでした。

今回紹介するにあたって、

内容をきちんと把握させていただきました。

 

熊の家族が遊園地に遊びに行くという内容ですが、

母熊が妙に子熊に食べ物を与えようとします。

 

子熊は無理やり食べさせられるのが嫌で逃げだしますが…。

 

父グマ母グマ共々、妙に太っています。

 

そして最後には…。

 

というわけで、

自分の感覚を押し付けてはいけないというお話だと思います。

 

最後には、逆に子どものお蔭で、我に返る事ができたという。

 

ちなみに、気になったところ。

 

 

パパ熊はママ熊に頭が上がらず、

色々命令されて動きますが、

何と、サカルトヴェロ(ジョージア)

の民俗舞踊を踊りだしました。

 

ウクライナでは、

ジョージアはどんな感じに認識されていたのでしょうか?

 

「ホロドモール」(意図的に引き起こしたとされる大飢饉)

の原因を作り出したのは、

ジョージア系のスターリンなんですけど。

 

 

あと、パパ熊が逆立ちさせられますが、

実際にはシャツがめくれて

お腹まる出しになると思うのですけど。

 

いや、おっさん熊の太鼓腹なんか見たくないですが 笑。

 

いずれにせよ、漫画とかアニメではこういった、

〝重力に逆らうシャツ〟の描写が少なくない気がします。

 

 

…と言いながら、一瞬の腹チラを見逃さず 笑。

サスペンダーでズボンを吊っているのが分かりました。

 

また、ジョージア舞踊や逆立ちを子熊が真似してるのを、

母熊が辞めさせてしまうという、過保護っぷり…。

先述のように、その教育方針の誤りに、

両親は最終的に気付くわけですが。

 

子どもの教育、誰しも手探りだと思います。

親も、子どもを通して学んでいる、

子どもから学んでいるのだと思います。

 

ウクライナのアニメーション前回の記事。

ウクライナ初期のアニメーションを調べてみた

2023年9月20日

 

〝熊を娯楽で消費する〟ということについて

 

最近、熊による人的被害の話がよく目につきますが、

〝クマ〟に対しては、

前々から複雑な気持ちを抱いておりました。

 

漫画やアニメなどでは「カワイイ」などといって、

よくクマのキャラクターが持て囃されていますけど、

その一方で、リアル熊は人を殺めてしまうという怖い一面もあって、

そのあたりを、人間はどう整合性をつけるのだろうか?という。

 

身内を熊に○された人とか、あるいは、

熊に襲われて九死に一生を得た人なんかは、

漫画のクマキャラクターを見て、

どういう気持ちを抱くのかな?という。

 

実は、ずーっと以前に、

その思いを〝自作の似非童話〟にしたためました。

【童話】こぐまのハウアス 24話 熊好きもいいけど・・・

2008年12月19日

 

「似非童話」といっても、

壮年以上の西日本人はドキッとするけど、

東日本人や若い西日本人は全く何とも思わない、

例の〝アレ〟じゃないっスよ。

(分かってるって?)

 

都合よくクマを利用し、

危険だと判断したら駆除する人間に対して、

熊獣人の子ハウアスは憤っています。

 

熊と人との遭遇率の増加も、

野生動物の生活領域を狭めていった

人間が悪いのかも知れませんし。

(でも、有り得ない町の只中に出現というニュースもあった様な)

 

しかしながら、人肉の味を憶えた熊は、

また次も人を襲う恐れがあるので駆除は必須と言います。

それに対して、

「クマさん可哀想、○さないで!」

という人は、控えめに言って〝偽善者〟なのかもしれません。

 

私の自作の熊キャラは「ハウアス」の他にも、

電気を身体から発する「電熊」(でんぐま)というのもおり、

発達障害(疑い)の少年電太(でんた)が主人公の、

「電熊さんちの特殊事情」

という漫画にして不定期に描いています。

【漫画】電熊さんちの特殊事情 その玖 電太くんの當たり前行動(後編)

2020年10月09日

 

でももう3年も描いていないんですね。

早いわ…。

 

「ウクライナ戦争」に限らず〝分断と対立〟に要注意

 

ウクライナネタということで、

例の「ウクライナ戦争」について触れますが、

私の口からはどっちが正しいどっちが悪い、

というつもりはございません。

「本当のことが知りたい」ので。

 

ただ、ウクライナ戦争に限らず、

色んな問題で〝分断と対立〟が形成されているなと。

 

「マスク」とか「ワクチン」とかですね。

最近は、1~3年前みたいな、

〝狂気の状況〟は抜け出せている様で、

ホッとしていますが。

 

自分の気に入らいない情報は何でも

「プロパガンダ」「デマ」「陰謀論」と決めつけるのは、

「確証バイアス」というヤツですね。

 

自分に都合よい情報は何でも正しいのか?

 

本来、対立する事も無かった人との間に対立が生まれる。

 

どちらも、世の中がよくなって欲しいと願っているのは、

悪意のある工作員以外、皆同じ。

 

そういう人同士で意見の食い違いからいがみ合うのって、

正直どうなんでしょうか?

 

〝罠〟に掛かって無いのかな?って。

 

私は、こういう対立の輪の中に入らない様にしています。

「陰謀論」「コロナ脳」と罵りあう応酬の只中に。

 

あくまでひとつの参考として…。

「ロシア敗北という魔法の思考はもうやめるべきだ」

というウォールストリート・ジャーナルの報道を見て思う、

欧米のメジャーメディアの「ほんの少し」の変化 - In Deep

 

西側(というかアメリカ)の為政者は、

「ロシアの敗北以外の終結はあり得ない」

と思っていそうですよね。

そうならなかったらどうなるのか気になります。

 

あと、何度も言う様ですが、

「ウクライナ国民楽派」を代表する作曲家、

「ミコラ・リセンコ」の作品の演奏会、

日本国内の方々で行われている様ですが、

もしウクライナ戦争が起こらなければ、

いまだに実現せず、彼は日本ではずっと無名だった筈です。

私は彼について十数年前からブログで取り上げているのですけど、

発言の影響力が全くない人間ですので。

 

ミコラ・リセンコ(Микола Віталійович Лисенко)ウクライナの作曲家

2010年7月15日

 

交響的幻想曲『ウクライナコサックのシュムカ』 - ミコラ・リセンコ(2)

2010年7月18日

 

皮肉なものだなと思いましたよ。

 

というわけで、

例によって話がアニメから大きく逸脱してしまいました。

 

今年はあと2つ記事を書く予定です。