スボルニアがふたりを分かつまで(Até que a Sbórnia nos Separe) | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

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Até que a Sbórnia nos Separe


【監督】(Direção)

オットー・ゲラ(Otto Guerra)

エンニオ・トレザン(トヘザン?)・ジュニア(Ennio Torresan Jr)


【制作】(Produção)

オットー・ゲラ

マルタ・マシャード(Marta Machado)


【脚本】(Roteiro)

ホドリゴ・ジョン(Rodrigo John)

トマース・クレウス(Tomás Creus)


【スタジオ】(Estúdio de Animação)

オットー・デゼーニョス・アニマードス(Otto Desenhos Animados)

http://www.ottodesenhos.com.br/


【時間】(Tempo de duração)

83分(min)


【公開】(Lançamento)

グラマード映画祭(Festival de Gramado):2013年8月14日

ブラジル一般公開:2013年12月6日


【受賞】

黄金のキキート賞(Kikito de Ouro)


【資料】

Até que a Sbornia nos separe

Até que a Sbórnia nos Separe(Wikipedia, English)

Até que a Sbórnia nos Separe(IMDb, English)


ダイジェスト版

と思われます

http://www.youtube.com/watch?v=pe-05WZSLl4


ブラジルの放送局『TVE』(tvepublicars)による、

オットー・ゲラ監督へのインタビュー

小林よしのりを白髪にして髭をたくわえさせた様な風貌?

http://www.youtube.com/watch?v=FHFmEQZaOKU


昨年公開の劇場用長編アニメーションなので、

昨年の内に取り上げたかったと思いましたが、取り敢えずは、

今年最初に紹介するアニメとしては相応しいかも知れません。


予告編なのか何なのか?

ダイジェスト版と思われる映像(弊ブログに貼った)

を見ると、内容が凄く気になります。


Twitterで数日前に紹介した所、かなりの好評でしたし。


色々と、引き込まれる要素がありますね。

ちゃんと全部を見てみたいです。


時代設定は、恐らく20世紀前半であろうと思います。


Wikipediaの「あらすじ」を見たんですが、

「スボルニア」(Sbórnia)というのは、

大きな壁によって外界から隔離された小国の名前だそうです。


小島にあるのでしょうかね。


で、その壁がある時、事故によって崩壊してしまった。

その事によって展開される波乱に富んだお話、

という事の様です。


イタリア語に「Sbornia」(oにアクセントが付かない)

という単語があるのですが、「酔い」を意味します。


なので、最初「酔いがふたりを分かつまで」と訳しそうになりました。

もしかしたら、そういう意味合いも込めているのかも知れません

(鵜呑みにしないでください)。


気になった所は、「Wikipedia」と「IMDb」とで、公開年が違うところ。

前者は2013年と出ているのですが、後者は2014年と出ています。

(上の“資料”のリンク先参照)


一体どちらの情報が正しいのか、分かりません。

後者が正しければ、

未だ完全に完成したわけでは無いという事になります。


Wikipediaでは、「グラマード映画祭」に出品されたと出ています。

そこで「黄金のキキート賞」を受賞したとも。


未だ完成していない状態の映像を公開したのでしょうか?

弊ブログに貼ったダイジェスト版みたいなものを。




題名についてですが

『死がふたりを分かつまで』(Até que a Morte nos Separe)

死がふたりを分かつまで(Wikipedia)

というのがあります。

それを意識したのでしょうか?


また、ブラジルの実写映画に

『運命がふたりを分かつまで』(Até que a Sorte nos Separe)

Até que a Sorte nos Separe(Wikipedia, Português)

というのもあります。


恐らく「Sorte」は、「Morte」に引っ掛けたシャレと思われます。

(あくまで憶測ですけど)




実は、弊ブログに貼ったものとは別の「予告編」というのもあるのですが、

問題のある表現が思いっきり出ていました。

日本での公開はまず無理だというのが、これを見て分かりました。


ここには、敢えてリンクなどは貼りません。


闘技場の場面なのですが、

人権団体から確実にクレームを付けられる内容です。


会田誠の『天才でごめんなさい』(森美術館)で、

或る作品が人権団体から訴えられましたよね?


『ガロ』(青林堂)にも昔『薔薇と拳銃』(谷弘兒)という、

『コブラ』(寺沢武一:集英社)『007は二度死ぬ』

を足した様な漫画がありました(知る人は余りいないと思います)。


まあ、そんな感じとだけ言っておきます。


ダイジェスト版と思われる映像では、

上手い具合にその場面が省かれています。


以前、問題のある表現のアニメを紹介した所、

一時期アクセス数が大幅に減った事がありました。


弊ブログは、マイナーなものを一般に拡めるのが目的なので、

余りにも過激過ぎるものを露骨にブログに見せるのは避ける方針です。


まあ、アート作品については、例外を設ける事も在り得ますが。




【関連エントリー】

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