【漫画】電熊(イナグマ)さんちの特殊事情(其之肆:BORDERLESS BOY) | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

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電熊(イナグマ)さんちの特殊事情

其之肆:ボーダーレス・ボーイ(BORDERLESS BOY)

The INAGUMA(Electric Bears)Family

皇紀2671年:佛暦2554年:西暦2011年6月9日

 

何かこのキャラが好きなので、

第3話(其之參) から日にちが経っていないのに

直ぐ続編を描いてしまいました。

優しい純粋天然系が好きなんですね。

また、怪獣マゾラくん にしてもそうなんですが、

「こういう性格のヤツ絶対いないだろうな」

という感じで性格設定をするのも好きです。

 

電太くんは、全くのアカの他人であっても、

自分の事の様に嬉しく感じたり

悲しく感じたりします。

 

通常は、自分と他者、

身内とアカの他人を分けますよね?

というか、それが当たり前。

 

でも、そういう線引きが無いのが

当たり前と感じている性格のキャラを作って

動かしてみたらどうなるのかな?

という実験をしてみたくなったのです。

 

はっきり言いますけど、

『地球市民』という言葉を反日活動の隠れ蓑にしている様な

所謂『プロ市民』には嫌悪感を抱いておりますんで。

この手の類は本当に悪どいですよね。

善人の皮を被って悪を働いているわけですから。

 

また電太くんには、

”利他愛”

(自分よりも人を優先・見返りを求めず人の求めに応じる)

を当たり前の事だと思っているという設定も与えています。

 

まあ、”逆転の発想”系が好きだから

こういう設定を考えたんだというのはあります。

 

利他愛”と言えば『スピリチュアリズム』ですが、

考えても見れば、日本人の美徳もそうですよね?

 

そういえば、ボランティア活動している人って、

敬虔なクリスチャンとか

日本人くらいしかまともに見た事がありません。

否、それ以外でもいるんでしょうけど。

 

敬虔なクリスチャンだって、

もし神様を信じていなかったとしても

ボランティア活動をしていたのか?

ちょっと訊いてみたいですね。

 

私が言っているのは、”恩返し”レベル所ではなく、

全く利害関係の無い人が困っている時に

一切見返りを求めずに助けられるかどうか?

という事。

 

また”自己犠牲”や、自らの正体を明かさずに、或いは、

誰にも気付かれない様に善行をする”陰徳も、

日本人の美徳です。

 

自らの正体を隠して孤児たちにランドセル等を贈った

タイガーマスク騒動』ってのがありましたよね。

 

台湾でも、駅のホームに落ちた人を救出した日本人が

名を名乗らずに去っていったという事件がありました。

 

<台湾>地下鉄ホームから女性転落・・・日本人が救出

(毎日新聞 2006年6月19日)

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060619k0000e040037000c.html (リンク切れ)

 

台北市内の高速交通システム(地下鉄)駅で、

ホームから転落した女性を日本人男性が

軌道上に降りて救出していたことがわかった。

一つ間違えれば進入してくる電車に

ひかれていた可能性もあり、間一髪の出来事だった。

女性の父親は「直接会ってお礼が言いたい」

とこの日本人男性を探している。

 

18日付の台湾紙「蘋果日報」によると、

台北市内の高速交通システム「忠孝敦化」駅で

16日午後11時ごろ、

会社員の女性(30)が貧血によるめまいのため、

ホームから軌道上に転落した。

友人の女性と電車を待っていた若い日本人男性が、

これを見て軌道上に飛び降り、

意識がもうろうとしていた女性を

抱きかかえてホームに引き上げた。

女性は転落した際に顔や手などに

軽傷を負っただけで無事だった。


ちょうど電車が到着するところで、

モニターで監視していた駅長が緊急停止ボタンを押したため、

電車は女性が転落した場所の約80メートル手前で急停車した。

5秒遅ければ電車はホーム内に進入していたと いう。
 

日本人男性の名前などは明らかにされていないが、

同紙は「勇気ある日本人男性、軌道に落ちた女性救う」と報じ、

男性の行為をたたえている。

 

交戦中の敵の将兵を、

自らの置かれた危険も顧みずに救出するという

前代未聞の珍事を行いながらも、

それをずっと誰にも言わずに墓場まで持って行った

工藤俊作という人物もいます。

かつての敵だったイギリス人から賞賛される事で

彼の偉業が表沙汰になったわけです。

 

聖書にも、

右手のする事を左手に知らせてはならない

(マタイ福音書6:3)

という言葉があります。

 

イエス・キリストの、

自分を殺そうとする者を思いやる感覚

父よ、彼らを許したまえ。

彼らは自分が何をしているのか、

分かっていないのです。

(ルカ福音書23:34)

に至っては、理解は出来ていても、

中々実践出来るものではありません。

これを真似る事が出来る者が他にもいるのかどうか?

※因みに私はクリスチャンでも何でもありません。無宗教です。

※イエスが実在したのかどうか疑わしいという説も・・・。

 

皆が皆”利他愛”を実践すれば、

世の中が平和になると思うんですが、

そうなるまでにはいったい何百年掛かるんだろう?

世界の全員から一円ずつ集めたら60~70億円になるとか、

そういったレベルの考えですが(笑)。

 

前回に引き続き、

今回のサブタイトルも英語ですが、

別に欧米カブレというのではなく、

単に検索で有利になるかな?

という期待を込めてそうしているだけです。

 

マイナー好きであるため、

どちらかというと”アンチ欧米カブレ”です!!

(欧米のマイナーな国《バルト3国とかバルカン地方など》

は大好きなので、厳密には”アンチメジャー”)

 

戦後日本のアメリカ文化崇拝の風潮には嫌悪感わいてました。

別に「アメリカ文化カッコいい」というのは良いんですが、

「日本文化ダセー」という考えとセットなのが

大嫌いという事です。

そういう風潮はもう過去ですが。

 

【今更ながらのキャラクター紹介】

 

・電熊電太(いなぐま・でんた)

純粋で素直な優しい心を持つが、

世の中のおかしいと思った事には反発し、

自分が「より正しい」と思う行動を無理矢理取ろうとする。

人の痛みや喜びを自分の事として感じたり、

利他愛の心を持つ。

裏表が無く、思った事をストレートに言ってしまう。

人見知りをしたり、恥ずかしがったりする事が無い。

 

・電熊電一郎(いなぐま・でんいちろう)

江戸っ子で、昭和の気質を受け継ぐ。

口調はやや乱暴気味だが、

妻子をとてつもなく愛している。

”良きオヤジ”たらんと欲するも、

常識外れの行動をとる電太の考えが中々理解出来ず、

つい怒鳴ってしまってジレンマに陥ったり、

逆に振り回されたりする。

普段は威厳を持った態度を取っているが、

妻と確実に二人きりになったと思うと、

とたんに恋愛モードになるという

(要するにツンデレ)二面性がある。

太っているが、

”幸せ太り”(以前はスマートだった)らしい。

因みに、精力絶倫である。

 

・電熊江麗美(いなぐま・えれみ)

電太の良き母にして、電一郎の良き妻、

天真爛漫で、前向き。

電太の良き理解者。

誤解を受ける事の多い電太の事をよく庇う。

一本気で根は真面目な夫をとても信頼している。

 

【次回予告】

電太くんが本領発揮します!!

”電熊”としての能力を発揮する回が

やっと巡ってまいりました。

1頁では間に合わないので、2頁完結になります。

乞うご期待!!

 

【画像更新:2011/6/10 23:20】

タイトルロゴ修正

台詞の一部修正

【記事更新:2011/6/15】

『タイガーマスク騒動』

『台湾のホーム転落救出事件』

『工藤俊作』

『マタイ福音書6:3』

『ルカ福音書23:34』

追加

 

【追記:2023/3/17】

イラスト画像をスキャンし直して上げ直し。

文章を読みやすい様に整理。

 

 

 

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