RYUJIのサブカル批評
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君が獣になる前に(テレビドラマ版)

連続テレビドラマ「君が獣になる前に」(全12話)を最終回まで観終えました。

 

本当は原作のマンガを読みたいと思っていたのですが、ドラマが放送されると知ったので観てみました。

 

何かしつこい・・・・・・主人公が何度もタイムリープする物語なので仕方が無いとは思いますが、12話も掛けて描かれると、さすがに飽きちゃいました。

登場人物も多く、それぞれを深堀りしようとした結果、どのキャラクターも同等に薄っぺらい感じになってしまっていました。特に主人公2人の魅力が感じられませんでした。

 

採点/65点

 

Believe-君にかける橋-

連続テレビドラマ「Believe-君にかける橋-」(全9話)を最終回まで観終えました。

 

木村拓哉さんが主演のドラマは、どうしても観てしまいます。何故なのか自分でも分かりません。

本作で一番気になったのは、キムタクさんと天海祐希さんが夫婦役を演じていましたが、どうしても夫婦に見えなかったところです。そこ、大事だと思うんですけどねー。

演者としては、竹内涼真さんが良かったです。不気味な笑い方が上手いなーと思いました。

 

採点/75点

 

怪物の木こり(映画版)

DVDにて、映画「怪物の木こり」を鑑賞。

 

よくある「キャスティングでネタバレしてしまっている」系の作品でした。

血の出し方が三池崇史監督らしくて良かったですが、他には特に新味の感じられるシーンはありませんでした。

演者としては、菜々緒さんも格好良くて素敵でしたけど、柚希礼音さんが不気味で一番良かったです。

 

採点/75点

 

アンチヒーロー

連続テレビドラマ「アンチヒーロー」(全10話)を最終回まで観終えました。

 

長谷川博己さんや野村萬斎さんの大仰なお芝居が良かったです。何だかんだ言って、こういう分かり易いドラマがそれなりに視聴率を稼ぐんですよねー。

それにしても、堀田真由さん、大活躍されてますね。真面目な感じがとても素敵です。

 

採点/75点

 

ダブルチート 偽りの警官 Season1

連続テレビドラマ「ダブルチート 偽りの警官 Season1」(全8話)を最終回まで観終えました。

 

もっと胸の空くラストを期待していたんですけどねー・・・・・・中途半端な終わり方でした。

でも、このドラマ「Season2」があるんですね。更に大きな「悪」を相手にする展開になるそうですが、僕はもう観ないと思います。

荒川良々さんの演技が良かったので、それだけは観たい気がしますが・・・・・・。

 

採点/75点

 

ゆとりですがなにか INTERNATIONAL

DVDにて、映画「ゆとりですがなにか INTERNATIONAL」を鑑賞。

 

このシリーズはテレビドラマも全作観ています。大好きな作品です。

大した事件も起こらない「日常」を描いた作品ですが、これだけ面白く感じるのは、演出家や演者さんの脚本に対しての理解度が高いんだと思います。

演者さんのテンションや、「間」の取り方が絶妙なんですよねー。

続編を希望します。

 

採点/80点

 

マルモイ ことばあつめ

DVDにて、映画「マルモイ ことばあつめ」を鑑賞。

 

まったくのフィクションだと思って観ていましたが、調べてみたら本当にあった事件を基に書かれた脚本だと知り、作品の観方が少しだけ変わりました。

「人間は支配欲ではなく、恐怖から人を殺してしまう」と言う構図は、映画「福田村事件」を想起させました。

「前半はコメディタッチに描き、中盤からシリアスな展開になり、最後は感動に持って行く」と言うストーリー展開は脚本のセオリーではありますが、やっぱり泣けました。

それにしても、最近、日本人が悪く描かれている作品をよく観ます・・・・・・悲しいコトですが、歴史に向き合うコトも大事ですからね。

 

採点/80点

 

アクアマン/失われた王国

DVDにて、映画「アクアマン/失われた王国」を鑑賞。

 

フザケてるなー・・・・・・でも、この作品はそれが正解のような気もします。

僕はそこまで楽しめませんでしたが、新しい表現をしようと頑張っている所には好感が持てました。

演者としては、パトリック・ウィルソンが良かったです。調べてみたら、色んな(僕が鑑賞したコトもある)作品に出演されていますが、あまり印象に残っていないんですよねー。それがこの俳優さんの凄い所かも・・・・・・。

 

採点/70点

 

季節のない街

連続テレビドラマ「季節のない街」(全10話)を最終回まで観終えました。

 

例えば、「池袋ウエストゲートパーク」は結構ハードでシリアスな内容の小説なのに、宮藤官九郎さんの手に掛かると陽気な青春ドラマに生まれ変わってしまいます。

このドラマも、仮設住宅に住む被災者を描いているのに、悲痛な感じは出さず、寧ろずっと仮設住宅で暮らして行くコトを望んでいる住民を明るく描いています。

何だろ?クドカンさん、天才だと思います。

 

採点/80点

 

映画時評 2009-2011/蓮實重彥

蓮實重彥さんの映画評論・対談集「映画時評 2009-2011」を読了。

 

「映画時評 2012-2014」が面白かったので、本書も購入してみました。

 

蓮實さんの評論を読んでいると「そこまで考えて撮っている映画監督って、この世に何人いるのかな?」と思ったりもしますし、「そこまで考えて撮っている」としても、その作品自体が面白くなければそもそも駄目ではないかと言う気もします。

 

余談ですが、最近の映画は長尺な作品が多いので、休日に2本観ると、もう夕方じゃんって感じになるコトが多いです。

蓮實さんは仕事もお忙しいでしょうし、多くの映画を観ていらっしゃると思いますが、どうやって時間の遣り繰りをされているのでしょうか?不思議です。

 

採点/80点

 

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