RYUJIのサブカル批評 -4ページ目

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

Netflixにて、アニメ映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」を鑑賞。

 

どの作品にも共通して言えるコトだと思いますが、「エピソード0」ってハズレが少ないですよね。本作は「ゲゲゲの鬼太郎」のそれに当たる作品だと思います。

僕は「ゲゲゲの鬼太郎」をそこまで観てきた訳ではありませんが、それでも本作は結構楽しめる内容でした。

戦争の悲惨さも描かれているので、「水木しげるさん生誕100周年記念作品」としては相応しい映画になっていると思います。

 

採点/85点

 

BAD LANDS バッド・ランズ

Netflixにて、映画「BAD LANDS バッド・ランズ」を鑑賞。

 

笑いとシリアスの割合や、関西弁のセリフの多用が上手く行っていません。実験的な演出ではありますが、原田眞人監督が撮るべき内容では無かったと思います。

登場人物の行動にも無理があるし・・・・・・上映時間をもっと短く編集すれば良かったのになー・・・・・・。

色々とダメな所ばかり書いていますが、演者は皆良かったです。中でも、宇崎竜童さんと吉原光夫さんがカッコ良かったです。

 

採点/75点

 

しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~(テレビドラマ版)

連続テレビドラマ「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」(全8話)を最終回まで観終えました。

 

僕は原作のマンガは全巻読んでいます。とても面白いマンガです。

なので、それを実写化しても面白くなるのは当然ですが、主演の中島健人さんが予想以上に役にハマっていたので、思わぬ相乗効果を生み出していました。

多分、続編が制作されるでしょうね。

 

採点/80点

 

新宿野戦病院

連続テレビドラマ「新宿野戦病院」(全11話)を最終回まで観終えました。

 

女優さんに対して失礼な言い方かも知れませんが、小池栄子さんは上手かったですし、綺麗でした。キャラの強さで押し切っているドラマだったので、演者は皆良かったのですが、その中でも小池さんは素晴らしかったです。気合が入ってました。

ストーリーも宮藤官九郎さんらしく「笑い」と「感動」が絶妙に交ざり合った脚本で面白かったです。

 

採点/80点

 

オクジャ/okja

Netflixにて、映画「オクジャ/okja」を鑑賞。

 

完全に宮崎駿さんのアニメを意識して撮ってますね。だからダメと言う訳ではなく、そこにポン・ジュノ監督の冴えた演出が光る秀作だと思います。

人によって捉え方が違う深いテーマの映画ですが、単純に娯楽作品としても楽しめます。(そこも宮崎さんのアニメっぽいです)

他にも色々と書きたいコトはありますが、予備知識無く観た方が絶対に面白いと思うので、これ以上書くの、止めときます。

 

採点/90点

 

降り積もれ孤独な死よ(テレビドラマ版)

連続テレビドラマ「降り積もれ孤独な死よ」(全10話)を最終回まで観終えました。

 

僕は原作のコミックスを1巻だけ読んでいます。なかなか面白いマンガで、続けて読んで行こうと思っていたのですが、ドラマ化されると知ったので、2巻以降は買わずにいました。

 

物語の中心になると予想していた人物が最初の方で死んでしまうので、面白い展開だなーと思ったのですが、中盤以降はそこまで楽しめませんでした。

演者としては、主演の成田凌さんが良かったです。今更ですが、雰囲気のある役者さんですねー。

 

採点/75点

 

インサイド・ヘッド

録画しておいたアニメ映画「インサイド・ヘッド」を鑑賞。

 

アイデアとしてもイマイチですし、全体的な演出や表現が僕の好みでは無かったです。

ヒットしましたし、続編も公開されましたし、スピンオフまであるので、多分、僕の感性が鈍いのでしょう。

 

採点/65点

 

路傍のフジイ 1巻/鍋倉夫

マンガ「路傍のフジイ」の第1巻を読了。

 

このマンガがヒットしていると言うコトは、世の中には「必要以上に人目を気にする自分が嫌い」と思っている人が大勢居ると言うコトなんでしょうね。僕もその内の一人です。

多分、主人公の藤井みたいな考え方で生きて行けたら、多少なりとも幸せを感じられる日々を送るコトが出来るんだろーなー。

 

採点/90点

 

ゲーム・オブ・スローンズ(全73話)

DVDにて、アメリカの連続テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」(全73話)を最終回まで観終えました。

 

とても醜くて残酷な物語です。でも、人間ってそんなモノですよね。実は皆、分かっています。結局、自分の為にしか生きられない生き物なんですねー。

「いいえ、私は愛する者の為に死ねます」と言った所で、それも突き詰めると「自分の為」に他ならないです。

 

最高点(95点)じゃないのは、少し中弛みがあったのと、終わり方に納得していないコトが理由として挙げられます。

でも、このドラマ、大袈裟な言い方かも知れませんが、生き方を変えてしまう程の「力」を持った名作だと思います。

 

採点/90点

 

ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー

Netflixにて、映画「ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー」を鑑賞。

 

僕はこのシリーズをすべて劇場で観てきたので、この新作で懐かしい顔触れが揃っただけでも大満足です。

気になったのは、冒頭のシーンで何故雪が舞うような風景を選んだのか疑問です。折角、アクセル・フォーリーが約30年振りに復活したのですから、日差しの強いロケーションの中、陽気な感じで始まって欲しかったです。

 

採点/75点