プラモデルとジオラマを作ります。

プラモデルとジオラマを作ります。

Make a plastic model and a diorama.

 

 

 

 

今回はイギリス巡航戦車 コメット (タミヤ 1/35)のジオラマを作りました。

This time I made a diorama of the British cruiser tank A34 Comet (Tamiya 1/35).

 

 

 

前回からの制作状況を記事にしました。

前回までは建物、戦車とトラックやジオラマのベースなどを作りました。

今回は建物の内部から作っていきます。

建物の1階は作業スペースで、車や工具類が置いてあります。

作業台はヒノキの工作材(2ミリと3ミリの角材)と木製のコーヒーマドラーで作ります。

脚の形が違う2種類を作ってみました。

工具や小物類はタミヤ・イタレリのドイツ野戦整備チーム・装備品セットとミニアートのホームオフィスインテリア、ツールセットから幾つか選んで組み立てます。

作業場の壁にある工具掛けを0.8ミリのプラ板、プラ棒(2ミリの角棒と1/4丸棒)でトレーの形に似た物を作ります。

建物の2階にあるチェストもプラ板で箱組みして作ります。

引き出しの取手は丸プラ棒です。

小物類の塗装はタミヤアクリルのレッドブラウン(XF-64)をエアブラシで塗装した後でクリヤーオレンジ(XF-26)を吹いて少し明るい色にしました。

額縁の絵は説明書をカラーコピーしてプラ板をの上に貼り合わせてあります。

建物2階の窓はミニアートのキット(建物の装飾品)を使っています。1ミリのプラ棒で窓の蝶番や棒状のフランス落としを追加しています。塗装はタミヤアクリルの木甲板色(XF-78)、フラットグリーン(XF-5)の順でエアブラシ塗装します。

作業場に置いてある車は、Pkw.K2s シュビムワーゲン166型 (タミヤ 1/35)です。

建物正面の扉はヒノキ材(2×5ミリ)で作ります。板を切り出した後で表面を「カッターのこ」で荒してから木工用ボンドで組み立てます。

扉の鋲は1ミリの丸プラ棒で作り、板にピンバイスで開口して埋め込んであります。

扉の蝶番はプラ板で作り、建物に固定する為の0.8ミリ真鍮線を刺しておきます。

 

 

 

兵員輸送車に少し手を加えます。

フェンダーとボンネットのヘコミ、タイヤのパンクとホイール表現などです。

フェンダーは左右とも切り離し、マイクログラインダー(リューター)に超硬カッター 砲弾型 (浦和工業)を取り付けフェンダーの裏側から薄く透けるまで削ります。保護メガネを着用します。

ボンネットも同様に削り、様子を見ながら指で曲げてヘコミを付けていきます。

ヒビが入ったり破れてしまった所はファレホのパテで埋めました。

タイヤのパンク表現はホイールの下辺りでタイヤを切断し、パテをタイヤの潰れた感じになる様に盛り付け成形しました。

スペアタイヤはホイールだけの状態にする為にタイヤ部分を切り離します。

タイヤをリューターに接続します。写真の赤い棒はエアダスターのノズルです。

このノズルを適当に切ってリューターの軸受とタイヤの軸受に差し込みます。軸受同士の隙間を両面テープで塞ぎ貼り合わせて回転させても外れない様にしました。

リューターはクランプを使って作業台などにしっかりと固定してから、ホイールとタイヤの間にエッチングソーを当ててタイヤを回転させ少しずつ切り離していきます。保護メガネは必ず着用しましょう。

ホイールとタイヤが分離できたら、ホイールにあるリム部のくぼみ(フランジ?)を付けるため半丸の金属ヤスリを当ててそれらしく削ります。

 

次は建物の前にある兵員輸送車の荷台に落下した屋根の一部をヒノキの工作材とプラ板を作ります。

屋根の棟木(むなぎ)は3×5ミリ、垂木(たるき)は4ミリ角で屋根材のスレートを固定する桟木(さんぎ)は0.5ミリのプラ板を細く切って使います。

ヤスリ掛けしたプラ板を等間隔に切り出します。3ミリ角の角材をガイドにして金定規を当ててカッターナイフで切り分けます。

ヒノキ材とプラ板の端はナイフなどで押し切って、折れてささくれた感じにします。

木工用ボンドで組み立てます。

屋根材のスレートはウェーブの目盛り付きプラ=プレートを使い、Pカッターで切れ目を入れておきます。1枚の大きさは9×6ミリで、木工用ボンドで1枚ずつ貼っていきます。

ひと通り組み立てたら、ファレホのプライマー ジャーマンレッドブラウン(73605)をエアブラシで塗装します。

フィギュアはタミヤのイギリス歩兵巡回セットを使います。

石畳の塗装は、アクリル絵の具の黒と白を混ぜてハケ塗りします。

歩道はタミヤ アクリルのスカイグレイ(XF-19)と明灰白色(XF-12)をドライブラシで塗装します。

フィギュアの組み立てができたら、ベースの上に仮置きします。

瓦礫の表現はモデリングペーストを地面に塗った後で砕いたテラコッタやゼオライトをペーストが乾く前に置いていきます。

作業場の床はタミヤアクリルのフィールドブルー(XF-50)とミディアムブルー(XF-18)をエアブラシで塗装します。

戦車はファレホのモデルエアー ダークグリーン(71012)をエアブラシで塗装します。

兵員輸送車とシュビムワーゲンは、タミヤ アクリルのニュートラルグレイ(XF-53)をエアブラシで塗装、街灯はミニアートのキット(建物の装飾品)でジャーマングレイ(XF-63)で塗装してあります。デカール貼ってファレホの水性ポリウレタンマットバーニッシュ(26651)でクリアコートします。

戦車の横にいる憲兵とオートバイは、タミヤ のイギリス軍用オートバイ BSA M20 MPセットを使っています。憲兵の腕は左右各2種類のパーツを組み合わせて4ポーズから1つを選びます。

歩兵の機関銃やライフル銃のスリングは釣り用の板オモリ(0.2ミリ厚)を幅0.8ミリ長さ4センチに切って瞬時接着剤で付けてあります。

フィギュアの塗装はフラットアース(XF-52)をエアブラシで塗装し、他の部分は指定色を筆塗りしました。デカールを貼ってフラットクリアを掛けます。

クレオスのMr.ウェザリングカラーのステインブラウン(WC03)でサビ表現を施します。明るいサビ色はラストオレンジ(WC08)を様子を見ながら追加します。

 

車体色を少し明るいグリーンにする為、タミヤ アクリルのオリーブグリーン(XF-58)をエアブラシで塗装します。デカールを貼ってフラットクリヤー(XF-86)を掛けます。

次にクレオスのMr.ウェザリングカラーのグランドブラウン(WC02)で部分的にウォッシングを施して暗い色を足していきます。グレイッシュブラウン(WC07)は足回りを中心にに土汚れを施します。
 

屋根を作った端材を瓦礫にします。トラックや地面に置いて感じを見ています。

建物右側にある雨どいを作ります。

外径3.5ミリのプラパイプをロウソクの火で温め少しずつ曲げていきます。

金具は0.1ミリのプラペーパーをパイプに巻き付け、0.8ミリの真鍮線で建物に取り付けます。

ここまでできた物をベースに置いてみます。

地面に落ちて散乱した屋根のスレートを用意します。先程のプラ板は目盛りをヤスリで削り落とし、タミヤ アクリルのニュートラルグレイ(XF-53)で塗装します。この他に板材、テラコッタやゼオライトを砕いた物も用意しておきます。

建物の周囲や建物内部に瓦礫を置いていきます。固定にはモデリングペーストや木工用ボンドを使います。ウェザリングカラーのオーカーソイル(WC16)を中心に瓦礫にウェザリングしていきます。

ウェザリングカラーのオーカーソイル(WC16)で車体全体にホコリっぽくしました。

最後に再度フラットクリアを掛けて戦車は完成です。

完成した戦車をベースに固定します。クレオスのMr.ウェザリングカラーのグレイッシュブラウン(WC07)で戦車の履帯と接する石畳に土汚れを追加します。

あらかた瓦礫の表現とウェザリングが出来たら飾り台のマスキングテープを剥がして塗装していきます。

 

 

飾り台の木部はポアーステインのオークを刷毛塗りします。

パテ盛りした所は色がうまく乗りませんので、タミヤアクリルのNATOブラック(XF-69)をエアブラシで塗装して周囲の色と合わせます。乾燥後に水性ウレタンニス(つや消しクリアー)を刷毛塗りします。

建物全体をウェザリングします。クレオスのMr.ウェザリングカラーのグランドブラウン(WC02)を溶剤でかなり薄めて筆を使って上から下に向かって塗っていき、乾燥後にスポンジやすりで軽く上から下へ撫で壁面に塗料を落ち着かせます。緑がかったコケの表現はファレホのウェザリング・エフェクトのスライミーグライムライト(73823)とストリーキングライム(73824)を筆で塗っていきます。

 

建物の窓の左上に切れた電線を再現してみました。

電線は0.2ミリのステンレス線です。プライマーを塗ってタミヤ アクリルのジャーマングレイ(XF-63)で塗装してあります。

電線を支える支持金具とガイシはプラ棒や真鍮線で作ります。タミヤアクリルのフラットブラウン(XF-10)で塗装しウェザリングした物を取り付けます。

ベースに配置したら建物は完成です。


ジオラマベースを仕上げます。

フィギュアやオートバイ、街灯などをベースに固定します。

砂状のテラコッタやゼオライトの粉末を兵士の足元や戦車の周囲の路面に撒いていきます。

粉末の固着には木工用ボンドと水を混ぜて水溶液を作り、タミヤアクリルの薄め液を少量混ぜます。

瞬間接着剤用のノズルを差し込んだスポイトで滴下していきます。

乾燥したら、ウェザリングカラーのオーカーソイル(WC16)で周囲の色と合わせていきます。

 

 

 

完成しました。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イギリス巡航戦車 コメット (タミヤ 1/35)のジオラマを作っています。

まだ制作中ですが、進捗状況を記事にしました。

 

 

 

車輌はドイツのクルッププロッツェKfz.70 兵員輸送型 (タミヤ 1/35)を使います。

車体の組み立てと履帯の取り付け。

砲塔とフィギュアの組み立て。

 

トラックも足回りから作っていきます。

 

ひと通り組み立てができたら、ジオラマのベースを作っていきます。

 

今回の舞台は市街地で、建物の前にドイツのトラックが停まっています。その横をイギリスの戦車コメットが走っているという設定です。

 

建物は工作用紙で一度原寸大に作りベースに見立てた画用紙に置いてみます。

組み立てた戦車とトラックも置いていき、配置場所や向きなどを書き入れてバランスを見ています。

ジオラマの構図が決まったら建物を作っていきます。

 

工作用紙を型紙にします。

厚さ10ミリにスライスしたホビー用ポリスチレンフォームに型を書き込み建物の壁にします。

建物はハーフティンバー様式と呼ばれる、材木の柱や梁(はり)、窓枠などの軸組みを露出させ装飾として利用したものを作ります。

 

スチロールカッターで軸組みを露出させる厚み分だけ薄くします。

 

壁の表面が剥がれて内部のレンガが露出した表現はニードルなどでけがきます。

 

建物の柱や梁はヒノキの工作材(6ミリ角、4ミリ角)、筋交いは白樺材のコーヒーマドラーで、窓枠は0.5ミリのプラ板で作ります。

 

ポリスチレンフォームの下塗りはダイソーのジェッソを刷毛塗りし、柱などはタミヤのスミ入れ塗料のブラウンとブラックで塗装します。

 

建物2階の室内壁はタミヤのスチレンボードの1ミリ厚を切り出します。

 

建物の外壁はターナーのモデリングペースのライトをヘラで薄く載せていき壁の表面にざらついた質感を出します。

内壁も同様にします。

 

露出したレンガはファレホのオレンジブラウン(70941・140)

窓枠はフラットブラウン(70984・140)

軸組みの裏側などはバートンアンバー(70941・148)を筆塗りします。

 

柱や梁を取り付けます。

 

次に建物の二階部分の床を作ります。工作用紙の型紙に合わせてヒノキの工作材を切り出します。

木材の先端部はナイフやペンチなどで破損した表現を施します。

床材はコーヒーマドラーを切り出しカッターのこで表面を荒らしておきます。

木工用ボンドで組み立て塗装します。

クレオスのウェザリングカラー(WC03 ステインブラウン)です。

 

2階の室内壁を塗装します。

ジェッソを塗った後にモデリングペーストのライトをヘラで薄く載せていき壁の上の方にざらついた質感を出します。

壁の色はファレホのプライマー デザートタンベース(73613)で、上の方はスカイグレイ(71407)をエアブラシで塗装してから建物に貼り付けます。

 

一階の壁はタミヤの水性アクリルのミディアムブルー(XF-18)とライトブルー(XF-23)をエアブラシで塗装します。

 

ここで一旦ジオラマのベースとなる飾り台を作ります。

ベースの板は6ミリ厚のMDF材を縦260ミリ、横360ミリにカットします。

台のフレーム部分は、18ミリ角のヒノキ材で更に内側を9ミリ角のヒノキ材をカットして作ります。

18ミリ角のフレームの内寸はMDFより8ミリ長くカットします。これは台の立ち上げ部分に使う4ミリ厚のシナベニヤでフレームの内側を四方囲むために4ミリ×2枚分ずつ長くします。

 

厚さ20ミリのスタイロフォームMDFに合わせてカットします。

 

石畳の表現は厚さ2ミリのスチレンボードにグリーンスタッフワールド のローリングピン(敷石舗装1944)を押し付けながら転がして型押しします。

 

建物の前の歩道は厚さ2ミリのスチレンボードをスパチュラかインクの出なくなったボールペンの先で12ミリ角で罫書きます。

 

スタイロフォームに合わせてスチレンボードを張り付けます。

歩道の部分は石畳より2ミリ高くなっています。

 

4ミリ厚のシナベニヤで飾り台の立ち上げ部分を作り、ベースに合わせて貼り付けます。

 

できたベースに載せてみました。

 

今回はここまでです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

今回はソビエト重自走砲 JSU-152 (タミヤ 1/35)のジオラマを作りました。ISU-152

This time, I made a diorama of the Soviet heavy self-propelled gun JSU-152 (Tamiya 1/35).  ISU-152

 

舞台は市街地で、砲撃で崩れた建物の前をソビエトの自走砲が走っています。

建物の前には塹壕が掘られドイツ兵が進んでいると言う設定です。

 

 

 

制作の続きです。production is continued.

 

建物から崩れ落ちた壁の煉瓦は厚さ2ミリのスチレンボードを縦3ミリ×横6ミリで切り出します。

 

塹壕に渡す橋と有刺鉄線を張る杭は木製のコーヒーマドラーとネイルケア用のスティックを切り出して作ります。

 

フィギュアの下地はスカイグレイ(XF-19)で、服とヘルメットは指定色をエアブラシで塗装します。

 

細部を指定色で塗装しデカールを貼った後にフラットクリヤー(XF-86)を掛け、クレオスのMr.ウェザリングカラーのグランドブラウン(WC02)で服のシワに墨入れしたらフィギュアは完成です。

 

自走砲はハルレッド(XF-9)とNATOブラック(XF-69)で下地塗装の後、オリーブグリーン(XF-58)をエアブラシで塗装します。

 

木粉粘土で地面を作り、砕いたテラコッタを撒いています。塗装したフィギュアを仮置きしてみます。

 

地面はタミヤの情景テクスチャーペイントのダークアースをステインシル用の筆で塗っていきます。

橋と杭はタミヤのスミ入れ塗料のブラウンとブラックで塗装します。

 

 

地面に落ちた瓦礫はモデリングペーストを地面に塗った後で砕いたテラコッタや煉瓦に見立てて小さく切り出したスチレンボードをペーストが乾く前に置いていきます。

 

地面はタミヤアクリルのNATOブラック(XF-69)とフラットアース(XF-52)をエアブラシで塗装します。破損した建物の床板も置いていきます。

 

杭に張った有刺鉄線もタミヤアクリルのNATOブラック(XF-69)とハルレッド(XF-9)をエアブラシで塗装し、クレオスのMr.ウェザリングカラーのステインブラウン(WC03)でサビ色を施します。

 

 

自走砲はデカールを貼ってフラットクリヤー(XF-86)を掛けた後でウェザリングをしていきます。

 

タミヤアクリルのNATOグリーン(XF-67)を車輌のエッジに筆で「サビ」表現したい所に描き入れます。また筆につけた塗料を弾いて飛沫状に乗せたりもします。

 

次に先のグリーンの上に今度はフラットブラン(XF-10)を筆で書き込んでいきます。飛沫状につけたグリーンの上にも1個ずつ点描きしていきます。

 

次はクレオスのMr.ウェザリングカラーのグランドブラウン(WC02)で部分的にウォッシングを施して暗い色を足していきます。ウェザリングカラーのサンディウォッシュ(WC04)でパネルラインに土汚れを施します。

 

クレオスのMr.ウェザリングカラーのステインブラウン(WC03)でサビ色を様子を見ながら追加します。フェンダーの土汚れはファレホのピグメント(73104 ライトシェンナ)をタミヤアクリルの溶剤を混ぜてのせてあります。

 

最後に再度フラットクリヤー(XF-86)を掛けたら自走砲は完成です。

 

飾り台の木部はポアーステインのオークで着色し水性ウレタンニスをハケ塗りします。

 

建物の基礎部分に瓦礫が積もり、そこに風雨で出来たシミやコケが生えた表現をしていきます。

 

タミヤアクリルのジャーマングレー(XF-63)をエアブラシで塗装後にクレオスのMr.ウェザリングカラーのグランドブラウン(WC02)を溶剤でかなり薄めて筆で使って上から下に向かって塗っていきます。

 

塗料が乾いたら、スポンジやすり(#600)で軽く上から下へ撫でると、壁面のわずかに出っ張った箇所だけ塗料が剥がれてシミが風化した感じが出ます。

 

コケの表現はタミヤアククリルのイエローグリーン(XF-4)をエアブラシで塗装して下地を作り、ファレホのウェザリング・エフェクトのスライミーグライムライト(73823)とストリーキングライム(73824)を筆で塗っていきます。

 

建物全体をウェザリングします。クレオスのMr.ウェザリングカラーのグランドブラウン(WC02)を溶剤でかなり薄めて筆を使って上から下に向かって塗っていき、乾燥後にスポンジやすりで軽く上から下へ撫で壁面に塗料を落ち着かせます。ベースに配置したら建物も完成です。

 

最後に自走砲とフィギュアをベースに配置したらジオラマの完成です。

 

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

↓建物やベースの作り方はこちらの記事で紹介しています。

 

 

 

 

 

ソビエト重自走砲 JSU-152 (タミヤ 1/35)のジオラマを作っています。ISU-152

まだ制作中ですが、進捗状況を記事にしました。

 

 

フィギュアはドイツ冬季装備歩兵進撃セット(タミヤ 1/35)を使います。

 

 

足回りの組み立てと履帯の取り付け。

車体上部と砲身の組み立て。

 

 

自走砲とフィギュアの組み立てができたら、ジオラマのベースを作っていきます。

 

今回の舞台は市街地で、砲撃で崩れた建物の前をソビエトの自走砲が走っています。

建物の前には塹壕が掘られドイツ兵が進んでいると言う設定です。

 

建物は工作用紙で一度原寸大に作りベースに見立てた画用紙に置いてみます。

組み立てた自走砲とフィギュアも置いていき、配置場所や向きなどを書き入れてバランスを見ています。

 

 

ベースの大きさはA3用紙と同じくらいで横幅40センチ、奥行30センチです。

厚さ6ミリのMDF材にベースの土台となるスタイロフォームを仮置きしていきます。

厚さを20ミリ、30ミリ、50ミリと重ねていきフィギュアが隠れる程度の高さとしました。

これが塹壕の深さになります。

 

ジオラマの構図が決まったら建物を作っていきます。

 

先に組み立てた工作用紙の建物をばらして型紙にします。

厚さ10ミリにスライスしたホビー用ポリスチレンフォームに型を書き込みカットして建物の壁にします。中央の出入り口がある壁は厚さ20ミリで作っています。

壁の表面が剥がれて内部のレンガが露出した表現はニードルなどでけがきます。

 

 
建物の2階部分の床板は白樺材のコーヒーマドラーで作りました。

床板に載った瓦礫はゼオライトと砕いたテラコッタを木工用ボンドで固定します。

タミヤの墨入れ塗料で板材を塗装し、タミヤアクリルのNATOブラック(XF-69)とバフ(XF-57)をエアブラシで塗装しウェザリングとしました。

 

建物外壁の框や幕板、巾木を含む外壁の装飾は、タミヤのスチレンボードの3〜1ミリ厚を切り出して貼り付けています。

 

バルコニーはポリスチレンフォームで作りフェンスはミニアートの「建物の装飾品」を使っています。

 

ポリスチレンフォームの下塗りはダイソーのジェッソを刷毛塗りし、ホルベインのモデリングペースのライトをヘラで薄く載せていき壁の表面にざらついた質感を出します。

 

壁の内側も同様にモデリングペーストを最初に塗っています。

壁のヒビは、マイクログラインダーやスパチュラなどで入れています。

露出したレンガはタミヤアクリルのハルレッド(XF-9)を筆塗りし、壁全体をNATOブラック(XF-69)とバフ(XF-57)でエアブラシで汚し塗装します。

 

建物の壁を木工用ボンドで接着し組み立てます。

 

飾り台をヒノキの工作材で作ります。

ベースの底板となるMDF材にポリスチレンフォームやスタイロフォームを貼り付けていきます。

 

スタイロフォームはスチロールカッターで角を落とした後で建物や自走砲の位置をマーキングします。

 

地面にある瓦礫の下地として、スタイロフォームを小さく切った物を貼っていきます。

 

自走砲も載せてみます。

 

飾り台の立ち上がり部分は厚さ4ミリのシナベニヤ板をカットして作ります。

 

 

シナベニヤ板の角は、ホビー用のカンナで斜めに削って角を合わせます。

スタイロフォームを貼ったMDF材も飾り台に固定します。

 

 

次に塹壕に有刺鉄線を張る杭や塹壕を渡るための簡素な橋を作るために、端材などを置いて位置を見ています。

 

有刺鉄線は電子工作用のビニルコードの芯線をより合わせて作ります。

 

 

今回はここまでです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

今回はアメリカ駆逐戦車 M18 ヘルキャット(タミヤ 1/35)のジオラマを作ります。

This time, I will make a diorama of the American tank destroyer M18 Hellcat (Tamiya 1/35).

 

今回のジオラマは丘の上にいる戦車の所へトラックが物資を運んできたと言う設定です。

 

 

 

それでは制作していきます。

Then we will create it.

 

 

 

戦車を組み立てます。

 

トラックはタミヤのアメリカ2 1/2トン6×6カーゴトラック(1/35)を組み立てます。

U.S.  2 1/2 Ton 6×6 Cargo Truck

 

 

組み立てが終わったらジオラマ・ベースの構図を検討します。

八つ切り画用紙(横380ミリ×縦270ミリ)の上にキットを乗せてみて鉛筆で位置をマーキングします。車両の大きさを考慮して向きや配置を決めます。

戦車とトラックの大きさから丘の大きさと道幅をマーキング(緑色)します。

ジオラマの大きさはこのまま画用紙のサイズで作ります。

 

 

 

画用紙に描いたアウトラインをトレーシングペパーに写し取り、スタイロフォームを切り出していきます。ヒノキの工作材を使って飾り台を作り、台の大きさに合わせてMDF材を切り出してベースが乗る土台にします。

 

 

 

トラックが通る道は緩やかな坂道なので、スタイロフォームを斜めに削ぐため角材を三角形に切り出し下に敷いて、スチロールカッターで削いでいきます。

 

切り出したスタイロフォームを置いてみます。

 

ポリスチレンフォームを厚さ10ミリにスライスして2段に重ね合わせて丘の土台にします。

キットを乗せてみます。

ベースの右手前に池を作るためにスタイロフォームをS字に切り出し、池の底になる土台を作ります。

 

飾り台の立ち上がり部分は、厚さ4ミリのシナベニヤ板を切り出してスタイロフォームを囲みます。

 

スチロールカッターでスタイロフォームの角を削いで地形の形を出していきます。

 

 

立ち上がり部分のベニヤ板の角もスタイロフォームの形に合わせて削り出し、木粉粘土で地面を作ります。木部はポアーステインのオークで着色し水性ウレタンニスをハケ塗りし、乾燥したら全体をマスキングしておきます。

 

 

トラックの幌は幌骨パーツを荷台に立て、幌はクッキングペーパーを荷台の大きさに切って木工用ボンドを水で薄め、タミヤアクリルのNATOブラック(XF-69)で着色したものをペーパーに筆塗りします。ペーパーのボンドがある程度乾いたら幌骨に載せて筆で撫で付けるようにして「しわ」や「たるみ」を付けていきます。荷台の鳥居側、後ろの開閉側も同様にしていきます。

 

 

 

戦車とトラックはハルレッド(XF-9)とNATOブラック(XF-69)で下地塗装の後、オリーブドラブ(XF-62)で車体色を幌などはカーキ(XF-49)をエアブラシで塗装します。

 

フィギュアの下地はスカイグレイ(XF-19)で、服などは指定色で塗装しデカールを貼った後にフラットクリヤー(XF-86)を掛け、クレオスのMr.ウェザリングカラーのグランドブラウン(WC02)で服のシワに墨入れ、サンディウォッシュ(WC04)で土汚れを施したらフィギュアは完成です。

 

 

地面はタミヤの情景テクスチャーペイントのダークアースをステインシル用の筆で塗っていきます。ベース斜面の窪んだ所を中心にタミヤアクリルのNATOブラック(XF-69)とフラットアース(XF-52)をエアブラシで塗装します。

 

緑の表現はNOCH(ノッホ)の褐色ミックスを木工用ボンドで固定します。

 

池の底は、モデリングペーストを塗り、タミヤアクリルのディープグリーン(XF-26)をエアブラシで塗装し周囲をマスキングテープで囲っておきます。

 

戦車とトラックはデカールを貼ってフラットクリヤー(XF-86)を掛け、クレオスのMr.ウェザリングカラーのグランドブラウン(WC02)で全体にフィルタリングを施します。

 

 

 

タミヤアクリルのデザートイエロー(XF-59)を車輌のエッジにスポンジによるチッピングで「サビ」表現したい所に施します。クレオスのMr.ウェザリングカラーのステインブラウン(WC03)でサビ色を、ラストオレンジ(WC08)で明るいサビを施します。

 

クレオスのMr.ウェザリングカラーのオーカーソイル(WC16)とグレイッシュブラウン(WC07)で土汚れを施します。

 

道標はミニアートの道路標識 WWII イタリアを組み立て塗装します。

 

池の水表現はKATOのリアリスティック・ウォーターをマスキングテープで周囲を囲った後で数回に分けて流し入れます。

水辺の緑はKATO(NOCH)の「日本の草はら」湿草(しっそう)を木工用ボンドで固定します。

 

 

最後に戦車とトラック、フィギュアと道標などの小物をベースに配置して、タミヤアクリルのバフ(XF-57)をエアブラシで軽く乗せる程度に塗装してベースの色を整えたら完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

今回は電熱スチロール・カッターを作ります。

This time I will make an electric heating styrene cutter.

 

 

 

 

このカッターは、電熱線(ニクロム線)を横に張り板状のスチロールを薄くスライスできる様にする物です。

 

 

 

 

ホビー用のポリスチレンフォームの大きさに対応させます。

(横30センチ×縦20センチ)

 

 

 

外枠はヒノキ材(9ミリ×24ミリ)で作り、35センチ×27センチになるように切り出して

木工用ボンドで接着します。

 

 

 

六角ボルト M4×50 (他に4ミリの六角ナット、ワッシャー)

六角ボルト M6×50 (他に6ミリの六角ナット、ワッシャー、蝶ナット)

 

ベニヤ板は組み立て式本棚の背板で、ボルトを通す穴を開けておきます。

 

 

 

赤色LED (5ミリ)

LEDソケット 4.5~12V対応 (エルパ HK-LEDLS4512VH)

 

PWM 2A DCモーター速度制御モジュール (WayinTop 1803BK) 

ニクロム線 0.26ミリ (エルパ HK-NK05H)

引きバネ 23ミリ (八幡ねじ E653)

 

ACアダプター (DC7.5v 400mA)

DCジャック配線用 (エルパ HK-DCJ01H)

裸圧着端子 R型 (ニチフ R5.5-6)

12芯 平行コード (エルパ HK-WW12H)

 

 

 

DCジャック、速度制御モジュールとLEDが取り付けられるように木枠に穴あけ加工します。

 

 

 

木枠には水性のつや消しニスをハケ塗りします。

 

 

 

六角ボルトと電気部品を木枠に取り付けて配線をします。

 

 

 

ワッシャー(6ミリ)に引きバネとニクロム線をつなぎ、ニクロム線をバネが少し引っ張られる程度に張り蝶ナットでボルトに固定したら完成です。

 

(引きバネはニクロム線が加熱した時に少し伸びるのをバネで吸収するためです。)

 

 

 

 

六角ナットを回してニクロム線を張る高さを変えて蝶ナットで締め付ければ、任意の厚さでスライスできます。

 

ACアダプターをジャックに挿し、黒いツマミを回すとLEDが点灯しニクロム線が加熱されます。

 

 

写真は厚さ20ミリのポリスチレンフォームを10ミリの厚さにスライスした物です。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

LENさん主催の「北アフリカ戦線」祭りに参加しています。

 

 

ドイツ 7.62cm対戦車砲 PAK36(r) 北アフリカ戦線 情景セット(タミヤ 1/35)のジオラマを作ります。Germany 7.62cm anti-tank gun PAK36 (r) I am making a diorama of the North African Campaign scene set (Tamiya 1/35).

 

 

 

 

 

前回はポリスチレンフォームでベースの土台を作り、飾り台を角材で自作しました。

 

 

 

今回はベースに地面を粘土で作り、飾り台の仕上げから始めていきます。

 

 

 

粘土を盛る前に、土留板と杭を作ります。

 

 

 

土留めの板は木製のコーヒーマドラー、杭も木製の丸棒を切り出し表面をカッターノコで荒らします。

 

 

 

ポリスチレンフォームに木工用ボンドで接着します。

 

 

 

ポリスチレンフォームやコルクシートに木工用ボンドを塗って、木粉粘土を盛っていきます。

(写真は粘土1袋分です)

 

 

飾り台の塗装も同時に進めます。

 

 

塗装は和信ペイントのポアーステイン(オーク)を刷毛塗りします。

パテ盛りした所は色がうまく乗りません。

 

タミヤアクリルのNATOブラック(XF-69)、フラットブラウン(XF-10)の順にエアブラシで塗装して周囲の色と合わせます。

 

 

 

乾燥後に和信ペイントの水性ウレタンニス(つや消しクリアー)を刷毛塗りします。

ニスも乾燥したらマスキングしてベースに接着します。

 

 

 

ベース全体を粘土で覆いました。

 

 

 

地面のはタミヤの情景テクスチャーペイントのライトサンドを、ステインシル用の筆で塗っていきます。

 

 

 

モデリングペースト(パミス)をパレットナイフでベースの周囲に盛って行きます

 

 

 

 

ワーゲンと戦車砲の足回り、ベース斜面の窪んだ所やテント周りを中心にタミヤアクリルのNATOブラック(XF-69)をエアブラシで塗装します。

 

 

 

 

ワーゲンと戦車砲の全体をハルレッド(XF-9)、フィギュアの下地はスカイグレイ(XF-19)をエアブラシで塗装します。

 

 

 

 

ダークイエロー(XF-60)をエアブラシで全体に塗装します。

 

全体の様子を見てデザートイエロー(XF-59)をエアブラシで重ねて塗装します。

細部の塗装をしてデカールを貼り、フラットクリヤー(XF-86)を掛けます。

 

 

クレオスのMr.ウェザリングカラーのグランドブラウン(WC02)で全体にフィルタリングを施します。

 

タミヤアクリルのNATOブラック(XF-69)、レッドブラウン(XF-64)の順に車輌のエッジにスポンジによるチッピングでさび汚れや塗装の剥がれ表現を追加します。

 

クレオスのMr.ウェザリングカラーのステインブラウン(WC03)でサビ汚れ、オーカーソイル(WC16)で土汚れを施します。

 

 

 

 

無線機のヘッドホン、マイクなどのケーブル類を真鍮線で再現します。

 

ベースからはみ出たテントは、カットして背面をスチレンボードで塞ぎます。

 

 

タミヤアクリルのNATOブラック(XF-69)とデザートイエロー(XF-59)をエアブラシで軽く乗せる程度に塗装してベースの色を整えます。

 

フィギュアを指定色で塗装しデカールを貼った後に、クレオスのMr.ウェザリングカラーのグランドブラウン(WC02)で服のシワに墨入れ、ホワイトダスト(WC14)で砂汚れを施します。

 

デカールはタミヤの「ドイツ兵階級章デカールセット」と「ドイツ兵階級章デカールセット (アフリカ軍団・武装親衛隊) 」を使います。

 

フラットクリヤー(XF-86)を掛けたらフィギュアは完成です。

 

 

 

 

最後に戦車砲とワーゲン、フィギュアをベースに接着して、タミヤアクリルのバフ(XF-57)をエアブラシで軽く乗せる程度に塗装してベースの色を整えたら完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LENさん主催の「北アフリカ戦線」祭りの記事は今回で最後です。

 

LENさん素敵な企画ありがとうございました。

 

 

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

 

ジオラマに高低差を出す方法と飾り台を作る記事はこちらから↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ドイツ 7.62cm対戦車砲 PAK36(r) 北アフリカ戦線 情景セット(タミヤ 1/35)のジオラマを作ります。Germany 7.62cm anti-tank gun PAK36 (r) I am making a diorama of the North African Campaign scene set (Tamiya 1/35).

 

 

 

前回は対戦車砲の周囲をポリスチレンフォームで一段かさ上げして、ワーゲンと士官を置いてみました。

 

 

 

今回はベース右奥の赤丸にあるスペースに高低差を出していきます。

 

 

ポリスチレンフォームに足らない部分もあるので右方向に延長します。

 

 

 

 

赤丸の位置で度切り離します。

 

 

 

 

白い板は厚さ10ミリの発泡スチロールです。

写真の様にポリスチレンフォームと左上の角で重ねます。

 

重ねたら青いポリスチレンフォームの形をペンでなぞります。

 

 

なぞった線に合わせて発砲スチロールを切り出します。

コルクシートの幅に合わせて右側も切り取ります。

 

 

 

 

 

先程と同じ要領で2段重ねます。

 

 

 

3段目は20ミリのポリスチレンフォームを切り出して重ねます。

爪楊枝を刺して仮止めします。

 

 

 

このままでは階段状になっているので、赤い矢印に向かって地面が下っていく様に、スチロールカッターで角を切り落とします。

 

 

 

空いたスペースに斜面を作り高さが出ました。

ここで「緩やかな斜面を背後に守備範囲とする」と言う設定にします。

 

 

これでベースの土台作りは終了です。

この後に粘土で地面を作っていきます。

 

 

 

レイアウトが決まりましたので、ベースが載る飾り台を角材で作っていきます。

 

既製品のサイズに合わせずレイアウトを決めたので、台は桧材で自作します。

 

 

外枠は18ミリ角、補強用の中枠は9ミリ角の角材を「のこぎりガイド」を使って45度の角度で切り出します。

 

のこぎりは今回「あさり」のないレザーソーを使っています。

 

 

 

木材が切れたら、木工用ボンドで接着してコーナークランプで固定します。

 

外枠が出来たら、枠の内側のサイズでベニア板を切り出します。

 

 

 

小口に出来た隙間はウッドパテで埋めます。

 

パテが乾燥したらヤスリ掛けします。

 

 

 

中枠も接着して乾燥させます。

 

 

 

 

今回はここまでです。

 

次回は飾り台の仕上げと、ベースに地面を粘土で作って行きます。

 

 

 

 

 

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

ポリスチレンフォームを使ったジオラマに高低差を出す方法の記事はこちらから↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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前回は方眼紙に置いた戦車砲やフィギュアなどの位置をマーキングしました。

 

 

 

今回は地面のレイアウトを決めていくところからです。

 

 

 

地面の表現は、「戦車砲のある場所を掘り下げた後に周囲を板と杭で土留めしてある」という設定にします。

 

紙に土留めの板と杭の位置、板の長さを書き入れておきます。

 

 

 

トレーシングペーパーを重ねて土留めの位置を写し取ります。

 

 

 

 

ポリスチレンフォームの上に先程のトレーシングペーパーを重ね、周囲をマスキングテープで貼り付けます。

 

 

 

 

スチロールカッターでポリスチレンフォームをトレーシングペーパーごと切り出します。

 

 

 

 

ベースの大きさは方眼紙と同じ大きさにし、コルクシートの上に載せシートを切り出します。

(幅320ミリ×奥行200ミリ)

 

 

切り出したコルクシートにポリスチレンフォームを重ね、輪郭に沿ってペンでコルクに書き写します。

 

 

一度コルクシートに全て載せてみます。

 

 

 

低い位置からも見てみます。

 

 

対戦車砲の横にいた士官2名をワーゲンと同じ高さに置いてみます。

車と士官の一体感が出たので、ここで

「士官がワーゲンに乗って現場の様子を見に来た」という設定にします。

 

 

 

 

ベース右奥にまだ余裕がありますので、次回はここの地面に高低差を出していきます。

 

今回はここまでです。

 

 

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

ポリスチレンフォームを使ったジオラマに高低差を出す方法の記事はこちらから↓

 

 

 

 

 

 

 

 

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前回は戦車砲とフィギュアをカッティングマットに仮置きしてみました。

 

 

 

 

 

 

スペースに少し余裕がありますので、今回はこの空いているスペースに情景要素を追加してみます。

 

 

タミヤのテントセットです。

 

 

 

こちらもタミヤのPkw.k1 キューベルワーゲン82型です。

 

 

 

テントとキット付属の無線機と通信兵も組み立てます。

 

 

 

 

キューベルワーゲンも組み立てました。

 

 

 

ワーゲンは士官の後ろに置いてみます。

 

 

 

テントは砲兵の隣に置いてみます。

 

 

 

全体を見てみると、戦車砲の前側とテントの後ろにスペースの余裕がありますが、ここでベースの大きさを検討します。

 

 

 

これはホビー用のポリスチレンフォームです。

(大きさは幅300ミリ×奥行200ミリ×厚さ20ミリ)

 

 

 

カッティングマットから置き直したところ右側のテントがはみ出していますが、全体的に収まりそうです。

テントは後ほどカットするか、ベースの幅を延長します。

 

ここで改めて見てみると、全ての要素が同じ水平面上にあり単調な印象を受けます。


 

一度キットの箱絵を見てみます。

 

キットでは黒いベースの上に地面に見立てたベージュ色のシートを貼り、この上に情景要素を置いてあります。

さらに土嚢を積んで戦車砲の前を囲んでいます。

 

 

 

そこで今回のジオラマでは、先程の青いポリスチレンフォームを地面に見立て、平面のまま用いず高低差を出して変化をつけていきます。

 

高低差を出すために、戦車砲のある場所を周囲の地面より掘り下げていきます。

 

 

 

 

方眼紙に置き直しました。

(紙は横幅を20ミリ長く切り出し320ミリあります)

 

鉛筆で戦車砲やフィギュアなどの位置をマーキングします。

 

 

 

今回はここまでです。

次回は地面のレイアウトを決めていきます。

 

 

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

戦車砲とフィギアの組み立てた記事はこちらから↓