電熱スチロール・カッターの制作 | プラモデルとジオラマを作ります。

プラモデルとジオラマを作ります。

Make a plastic model and a diorama.

 

 

 

 

今回は電熱スチロール・カッターを作ります。

This time I will make an electric heating styrene cutter.

 

 

 

 

このカッターは、電熱線(ニクロム線)を横に張り板状のスチロールを薄くスライスできる様にする物です。

 

 

 

 

ホビー用のポリスチレンフォームの大きさに対応させます。

(横30センチ×縦20センチ)

 

 

 

外枠はヒノキ材(9ミリ×24ミリ)で作り、35センチ×27センチになるように切り出して

木工用ボンドで接着します。

 

 

 

六角ボルト M4×50 (他に4ミリの六角ナット、ワッシャー)

六角ボルト M6×50 (他に6ミリの六角ナット、ワッシャー、蝶ナット)

 

ベニヤ板は組み立て式本棚の背板で、ボルトを通す穴を開けておきます。

 

 

 

赤色LED (5ミリ)

LEDソケット 4.5~12V対応 (エルパ HK-LEDLS4512VH)

 

PWM 2A DCモーター速度制御モジュール (WayinTop 1803BK) 

ニクロム線 0.26ミリ (エルパ HK-NK05H)

引きバネ 23ミリ (八幡ねじ E653)

 

ACアダプター (DC7.5v 400mA)

DCジャック配線用 (エルパ HK-DCJ01H)

裸圧着端子 R型 (ニチフ R5.5-6)

12芯 平行コード (エルパ HK-WW12H)

 

 

 

DCジャック、速度制御モジュールとLEDが取り付けられるように木枠に穴あけ加工します。

 

 

 

木枠には水性のつや消しニスをハケ塗りします。

 

 

 

六角ボルトと電気部品を木枠に取り付けて配線をします。

 

 

 

ワッシャー(6ミリ)に引きバネとニクロム線をつなぎ、ニクロム線をバネが少し引っ張られる程度に張り蝶ナットでボルトに固定したら完成です。

 

(引きバネはニクロム線が加熱した時に少し伸びるのをバネで吸収するためです。)

 

 

 

 

六角ナットを回してニクロム線を張る高さを変えて蝶ナットで締め付ければ、任意の厚さでスライスできます。

 

ACアダプターをジャックに挿し、黒いツマミを回すとLEDが点灯しニクロム線が加熱されます。

 

 

写真は厚さ20ミリのポリスチレンフォームを10ミリの厚さにスライスした物です。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。