ソビエト重自走砲 JSU-152 (タミヤ 1/35)のジオラマを作っています。 | プラモデルとジオラマを作ります。

プラモデルとジオラマを作ります。

Make a plastic model and a diorama.

 

 

 

 

ソビエト重自走砲 JSU-152 (タミヤ 1/35)のジオラマを作っています。ISU-152

まだ制作中ですが、進捗状況を記事にしました。

 

 

フィギュアはドイツ冬季装備歩兵進撃セット(タミヤ 1/35)を使います。

 

 

足回りの組み立てと履帯の取り付け。

車体上部と砲身の組み立て。

 

 

自走砲とフィギュアの組み立てができたら、ジオラマのベースを作っていきます。

 

今回の舞台は市街地で、砲撃で崩れた建物の前をソビエトの自走砲が走っています。

建物の前には塹壕が掘られドイツ兵が進んでいると言う設定です。

 

建物は工作用紙で一度原寸大に作りベースに見立てた画用紙に置いてみます。

組み立てた自走砲とフィギュアも置いていき、配置場所や向きなどを書き入れてバランスを見ています。

 

 

ベースの大きさはA3用紙と同じくらいで横幅40センチ、奥行30センチです。

厚さ6ミリのMDF材にベースの土台となるスタイロフォームを仮置きしていきます。

厚さを20ミリ、30ミリ、50ミリと重ねていきフィギュアが隠れる程度の高さとしました。

これが塹壕の深さになります。

 

ジオラマの構図が決まったら建物を作っていきます。

 

先に組み立てた工作用紙の建物をばらして型紙にします。

厚さ10ミリにスライスしたホビー用ポリスチレンフォームに型を書き込みカットして建物の壁にします。中央の出入り口がある壁は厚さ20ミリで作っています。

壁の表面が剥がれて内部のレンガが露出した表現はニードルなどでけがきます。

 

 
建物の2階部分の床板は白樺材のコーヒーマドラーで作りました。

床板に載った瓦礫はゼオライトと砕いたテラコッタを木工用ボンドで固定します。

タミヤの墨入れ塗料で板材を塗装し、タミヤアクリルのNATOブラック(XF-69)とバフ(XF-57)をエアブラシで塗装しウェザリングとしました。

 

建物外壁の框や幕板、巾木を含む外壁の装飾は、タミヤのスチレンボードの3〜1ミリ厚を切り出して貼り付けています。

 

バルコニーはポリスチレンフォームで作りフェンスはミニアートの「建物の装飾品」を使っています。

 

ポリスチレンフォームの下塗りはダイソーのジェッソを刷毛塗りし、ホルベインのモデリングペースのライトをヘラで薄く載せていき壁の表面にざらついた質感を出します。

 

壁の内側も同様にモデリングペーストを最初に塗っています。

壁のヒビは、マイクログラインダーやスパチュラなどで入れています。

露出したレンガはタミヤアクリルのハルレッド(XF-9)を筆塗りし、壁全体をNATOブラック(XF-69)とバフ(XF-57)でエアブラシで汚し塗装します。

 

建物の壁を木工用ボンドで接着し組み立てます。

 

飾り台をヒノキの工作材で作ります。

ベースの底板となるMDF材にポリスチレンフォームやスタイロフォームを貼り付けていきます。

 

スタイロフォームはスチロールカッターで角を落とした後で建物や自走砲の位置をマーキングします。

 

地面にある瓦礫の下地として、スタイロフォームを小さく切った物を貼っていきます。

 

自走砲も載せてみます。

 

飾り台の立ち上がり部分は厚さ4ミリのシナベニヤ板をカットして作ります。

 

 

シナベニヤ板の角は、ホビー用のカンナで斜めに削って角を合わせます。

スタイロフォームを貼ったMDF材も飾り台に固定します。

 

 

次に塹壕に有刺鉄線を張る杭や塹壕を渡るための簡素な橋を作るために、端材などを置いて位置を見ています。

 

有刺鉄線は電子工作用のビニルコードの芯線をより合わせて作ります。

 

 

今回はここまでです。

最後までご覧いただきありがとうございました。