山歩きー苦い「思い出」
<エッセー>
「苦き・・思い出」
思い返せば早いもので、友人らの頼みで「山登り」を再開し、まる7年が過ぎた。若かれし頃の「苦い思い出」は沢山あるが、4年前の6月下旬、「懐かしの大雪渓から白馬岳」への山行で「思わぬ事態」を経験した事が「岳人の新刊記事」にて思い出された。
前日に「京都」を経ち、新幹線経由で「信州・白馬」へ。新しい情報を得るため駅横の「案内所」を訪れ、積雪情報を聞く。 この年は例年にない位の降雪があり、「天狗の鼻辺りはくされ残雪が多く、注意するように」との指導を受け、タクシーで猿倉へ入り村営小屋に投宿した。
我々の一行は三名で、内一人は登山暦3年のまったくの(雪山)初心者で、同行の一人の山暦を鵜呑みにした私が迂闊であったのだが、「本人の話によれば相当の経験者」と判断でき、案内を引き受けた山行でした。
あくる朝の天候は小雨。朝食の後、身支度を整え「山道」へ。過去の経験では、既に「白馬尻小屋は開業」している筈でしたが、登行途中で「山小屋建設」に向かう作業員の人達に出会い、「残雪の多さ」を実感しました。今回の日程は、2泊3日山頂泊で、三国峠より白馬大池経由の「栂池」へ縦走する予定。 白馬大雪渓に取り付き、やがて葱平と云う急登で、私は「鮮血」を吐いた。12歳より「山」を教わり、海外の経験もあった私でしたが、瞬間「身体に何が起っているか」の判断が付きませんでした。
身体が重い。すこし登っては、また吐血。過去の健常さがさらなる「判断ミス」を誘発した。 今思えば、「昔の山仲間」との行動であれば、この時点で「引き返す」判断を為したと思うが、「初めての白馬大雪渓登山の二人」が気になり、とにかく登った。 頂上小屋に倒れこんだ時には、既に薄暗い時間で、過去に経験の無い「体力の消耗」を感じながら、食事も取れず布団に包まった。
翌日、無理に計画通り進めた「バカな判断」にて、途中の白馬大池で「ビバーグを初心者に強いる」結果の上、白馬遭難救助隊の方々に迷惑をお掛けするハメとなり、下山後私は「直ちに入院」となりました。
本当に「山の怖さ」を軽視した「己の愚かさ」に呆れ、我計画は、迷惑をお掛けした関係各位にお詫びのしょうも無い「愚行」となったが、そのお蔭か・?「大変な病」が発見できた事は、今にして「山の神」に救われた思いがある。
現在の体調は、決してベストとは云えず2カ月毎の通院生活ですが、「槍ヶ岳」への登行を考えられるようになった事はうれしい事と考えています。 現在、4年前の「苦い経験」が役に立つような「山歩き」を望みつつ、余命ある限り「山歩き」を続けたい! と思える日々を送らせて戴いています。
<山歩き=「引き返す勇気」。「判断ミス」は許されぬ!>
<コラム> への誘い!
騙されてはならぬ!
号外ー38ー「不明年金」
勘違い・? ー「騙されてはならぬ!」
小泉・安部両政権は、過去に於ける「それら」に比べれば、まずまずの「国民の為の政治」に向かう姿勢が観え、評価されて然るべきと思う。年金特法の「時効撤廃」は、当然である。
ただ、責任の取れない高級官僚の「まやかし愚案」に惑わされ続けた「官僚による官僚の為の政治」からの脱却期(戦後レジュームからの脱却)にあり、実質政権を官僚から取り戻す移行期として、ある程度の「問題噴出」は止むを得ないものである事を、国民は冷静に見守れねばならないと考える。
杜撰な「社保庁」の管理に伴う「宙に浮いた5千万件」の年金記録問題、「政争の具」に該当する問題ではない筈が、来月の「参院選」の重要公約にされようとしている。
如何に政府や国会議員が「バカ」で、今まで「大した器量のない『キャリアー官僚』の言いなり」の政治をやって来たか、この反省すら出来ない「現・全国会議員」を憂う。公共事業の地元誘導にばかり気を取られ、「国民の為の政治」が等閑にされてきたか、「社保庁問題」がそれを浮き彫りにする事案である・・・と考える。
さて、ここで大切なことは二つある。一つは、「台帳確認・照合」作業であるが、この「社保庁の失態」問題と・・忘れられては困る「本丸」が、争点から毀れる恐れがある。
「年金記録問題」も大切であるが、「社保庁解体」にかんする「改革案が本丸」であって、現政府・自民党・公明党が「数の力」によって強行採決した議案「社保庁改革」、混雑に紛れ「国民の目が間違った方向」へ誘導されつつある事が心配である。詳細はHPの「コラム」に掲載するとして、今何が「重要な問題」であるか・・・しっかり、冷静に判断すべきであろう。
直面する「確認・照合」問題に大騒ぎの国民。しかし、未だ「之に係る費用」に関し何等の説明もされていない。(財源も) 先、保険会社の「不払い」問題に費やした経費は、「一千億円」ともそれ以上との噂もある。安部首相曰く、「一年以内に解決」と表明しているが、「いいかげんな結果は」許されない事を肝に銘じて戴きたい。そして、速やかに「関係する費用」を国民に明示すべきであり、それが無ければ「有権者」の適切な判断も出来ないだろうと思われる。
決して!!許されぬ!
号外-37
許されぬ! 腐敗する「日本人の心」
「介護の世界」に、凄まじく企業利益を追求する「コムスン」。統括する企業会長の折口氏自体、「堀江」「村上」と同じ匂いが気にかかる。そして、新たに摘発された「社会福祉を食い物」にする輩。 不正がばれそうに成ると廃業届けさらに、不正がばれて処分対象となると「規定の罰則」に対し、身内の仲間に丸ごと事業譲渡! こんな人をバカにしたような事が許されてはならない。
ジュリアナ東京の仕掛け人とも云われる折口会長、この男の目は随分変化した様に見える。社会問題として、企業「グッドウイル」の正体が明らかと成りつつあるが、今回当事者の傘下企業・樋口社長の「謝罪」すら未だ無い。
高齢化社会日本・「介護」を食い物にした「その実態」が視えて来た。 なぜ「拒絶反応の声」が、小さいのだろうか・・? これには訳がある。都会における「施設の競合」と違い、地方には「之」の競合世界が存しない事にある。
日本の文化「継承された大和心」が廃れ、「己勝手」で自己保身のみが台頭する波の高まりは、将来の日本に「赤信号」を発する外なし。と考える。
地方自治体の受け止め方も様々であるが、いち早く「厚労省の処分骨抜き」の時点で、和歌山県及び京都府両知事の「脱法行為は許さない」との表明により、「及び腰の厚労省」を諌める結果となった事は、知事の「賢明なる判断」と賞賛したい。
この「問題大企業(従業員=2万人)の説明責任」が果されるか・・?興味津々であると同時に、厚労省はいかなる事態に対しても、「利用者に迷惑の掛らない方策」を急がねばならない。
恋愛?淫行?
閑話ー「ある判決」
「男と女」ー恋愛・淫行の境界・?
興味惹かれる「名古屋簡裁」の判決。妻も子もある「居酒屋チェーン」の店長とそこで接客アルバイト少女(17歳)の「保護条例違反」の裁判の結果、この男性に「無罪」の判決が下された。
ことの起りは、昨年2月この店長と少女が知り合い、一緒に映画を鑑賞した事で、お互いに恋愛感情を抱き、性的関係を持った事から始まる。7月にこの少女の母親が二人の関係に気付き、少女を伴い「被害届け」を提出、この店長は「略式起訴」されたが、「真摯な交際で無罪」を主張、正式裁判に移行したものである。
「恋愛と淫行の間」、最高裁大法廷の判決(処罰の範囲の箍)として、「『淫行』は性行為一般を指すに非ず」としている。(85年)
●青少年を誘惑・脅迫するなど「不当な手段」での「性行為」。
●単に「自己の性的欲望」を満足させる為の対象としか認められない「性行為」。
であるが、今回の「無罪判決」には、原告の少女の証言・「被害届けを出す意志の無さ」と「一緒にいて波長が合った」が大きく、「無罪」が下されさらに、民法731条「結婚の条件」も考慮されたものと思慮する。
人間の「欲望の間の審理」は非常に難しく、且つ、近年の結婚観や男女交際観をして、「真摯な交際か否か」の判断は困難に近い。しかし、世上云われる「男の浮気・不倫」には違いなく、道徳的に非難されるべき「この店長の行動」であった事は、判決は別として否めない事実であろう。
☆六月の仏声人語・・・「天上天下、唯我独尊」とはいかぬ!
野党は・・?露骨「選対」!
閑話ー
露骨な「選挙対策」・?
「東京大気汚染訴訟」。ぜんそく患者らが「東京にも青い空を」と訴えた訴訟が急展開、安部首相の「和解金60億円拠出」の決断にて動き出した。だが、自動車メーカーは、戸惑いを隠せない状況にある。
「なぜ・?この時期に」首相は決断したのだろうか・・・?先月、原告団が「都の医療費助成制度への協力」を求め、関係省庁を訪れた時には全省庁の回答はゼロであった。 今、首相は「G8」での「環境=重要なテーマ」に拘わる問題に直面し且つ、参院選への「票の行方に配慮した判断」との見方が強い。
内閣支持率低下や農水大臣の自殺による「選挙への逆風」を意識しての「決断」ではあろうが、結果は「英断」とされ、原告患者らの評価は当然に高い。
東京高裁の環境省に対する「和解勧告」に対し、「国の責任」を認めたがらない環境省。「各省庁」ともこの風潮は速やかに撤廃すべきであり、責任の取り方すら覚束ないキャリアーには「良薬となる首相決断」と評価したい。
だが、医療費援助を始めてしまえば、これは際限なく拡大する懸念が残る。借金大国・日本ではあるが、これに税金の投入しない「環境再生保全機構の予防基金」の約500億円を取り崩し案は、ぜひ実行して「ぜんそく患者の救済」をなすべきであろう。都は、国が出資する資金を、ぜんそく患者への「医療費」に充てる考えらしく、賛同できる。
国は基金の「取り崩し」による他の予防事業が縮小するだろうが、「愚策・無策の償い」と考えるべきであり、責任回避に右往左往する「キャリアー官僚」達をして、責任の取り方を暗示する「一抹の良薬」となれば、日本の政治にも「変化の兆し」が見えるのでは・・と期待する。官僚主導の「政治」は「もう、たくさん」、殆どの国民の「大きなの声」であろう!
☆六月の仏声人語・・・「天上天下、唯我独尊」とはいかぬ!
<コラム> お尋ね下さい。
危い・・?「判決」
現社考ー「危険な解釈」?
自治体の判断ー「戸籍法」
権限を有する「自治体」の戸籍に関する施策が、東京地裁の「一人の裁判官」の危い判決により揺らいでいる。 5・31、「法律」に基かない結婚(事実婚)の「子」に拘わる世田谷区在住証明(「住民票」)の発行について、「誤った判決」がなされた。(個人の様々な思想や考えを否定はしない)
この「誤った判決」は、憲法・民法・特別法の「国民の生活基盤」であり、「日本の伝承文化」のひとつとされる「家族の有り様」の基本的な部分である「戸籍の重要性」をも崩しかねないものと判断する。 このような「あばずれグローバリー判事」の下では、日本の治安も守れなくなる可能性がおおきく、「アメリカ型判決」(「崩れ行くアメリカ」)と云わざるを得ない。
先、「体外受精」案件における「最高裁判決」の如く、日本国民にして「日本国憲法」に従わない「プロレスラー夫婦」や、今回の「事実婚を主張する夫婦」の如き輩を認める事はできない。
何れも「己の勝手な主張」に基く排除すべき人種らの勝手なものであり、当然に「却下」すべき事案である。今回の「東京地裁判決」は、日本の将来を鑑みてもさらに、長く法曹に従事した者としても、「先の見えない『法』の弾力的な運用」に関しては、最高裁判断の提言どおり「法改正には、立法府における真剣な論議」がなされて然るべきであろう。
今回の様な「狂った判決」を下す判事の「罷免」が不可な点など「法の改良点」は数多く、立法府における「論議」が必要ではあろうが、現政権下には望むべくも無い。
日本は「三審制」とは云え、「守るべきは守る」の精神が下級審で薄れ行く現状、「裁判官の常識」を憂う。 神聖な判決はもっと常識にたけ、日本の古来の継承すべき「遵守事項」の垣根を越えた考えは、世論の盛り上がりによる「国民の総意」が根本にあり、個々の判事が「決定を下す重要事案に非ず」と考える。 この原則の逸脱行為は、下級審と云えども厳に慎むべきであろう。(何でも「判例」に従えとの考えではない。)
法改正に伴う国民の掛け金による「年金制度」の取り扱いに関しても、「謝罪」無き状況にて「国民救済」と堂々と謳い、将来の政府を担うキャリアーの「ずれた常識」同様、国民の目の行き届かない部分にも、国民の義務として「目を凝らす」必要ある事を忘れてはならないと考える。
『公平』とは・・・?
土曜論壇ー6
「公平」とは・・<再配分機能を考える>
現在の日本は「配分の機能」が弱いと云われます。ある機関の調査によれば、「高所得層の優遇」や「低所得者の重負担」との主張が4割に達したそうです。
上場株式の売却益やその配当に対する10%の軽減税率などに「累進構造を機能させる為に、まず金融資産で得られる所得への課税強化」も指摘されますが、「税制」を考える上で難しいのが「公平の原則」と云われます。
競争や社会の活力を重視する人は「努力の結果が報われること」と云い、一方 格差拡大を心配する人は「現税制は行き過ぎ」と表現します。公平な税制とは、「みんなが安心して暮らして行く為に必要な仕組みに、国民がどうお金を出し合って支えるか」が問題であり、民主主義の原点としてみんなの問題でもあります。
現在の日本、格差是正を求める声は強い。だが、国も地方も「財政難」、大きな減税は難しいでしょう。お金持ちからもっと税金を集めて、行政サービスや社会保障などを通じて広く国民に還元し、所得の格差を均す必要が叫ばれていますが、「累進構造」(税を納める能力に応じて税率に差をつける)の「歪」の是正はそう簡単ではありません。
所得税の累進構造は今年1月変更され、税率10~37%の4段階を、5~40%の6段階に、そして、住民税が5~13%の3段階から、この6月からは一律10%になります。確かに、弱者に厳しい「税制変更」と捉える人が多い事は否めません。 「豊かな人から貧しい人へ」或いは、「努力を如何に報いるか」、この問いに対し「みんなの問題」としてすべての人が向き合う必要があるのでは・・。と、考えます。
如何にすれば、良き税制になるか・・?多いに論じて欲しいと思います。
<コラム> お尋ね下さい。
果せるか・・・『大役』
時事と号外
果せるか・・?「大役」
戦後初「現閣僚の死」・松岡農水相が自殺した。「疑義をはらさぬままの逃げ」は決して許されぬ! 国民の前に事実を明らかにし、非を認め出直すべきであったろう。死者に鞭打ちたくはないが、「死」でなく、「閣僚」を辞任したり「議員」を退いたりするなど、「日本国万歳」と遺書に記すくらいの考えの持ち主であれば、他の道つまり、「不明と不徳」を明らかにして国会議員としての責任を果すべきであり、熊本の友人の自殺(地元事務所)や前公団の理事の「死」を招かせた松岡農水相の責任は大きい。
さて、日頃統一感の薄い「野党」の力量が試される時である。死者に鞭打つ結果となるであろうが、「松岡疑惑」を明確にし「政治」の浄化を図らねばならない責任があろう。
まず、政治資金の使途・・収支報告書に数千万円もの事務所費や光熱水費を計上しておきながら、その使途の説明責任を果していないこと。 第二に、林野行政に絡む「緑資源機構」の官製談合事件に関し、関連企業と公益法人などの「政治献金」の不明朗な関係である。 さらに、林野庁・昭和59年の愚策にて多くの国民に「多大な損害」を及ばしている「みどりのオーナー制度」に関しても、元官僚を含め「不正の実態」を明らかにしなければならない。
安部政権発足時、この松岡農水相の起用に関しては、当初より我がブログでも「政治資金を巡る疑惑」を懸念し意見を配信したが、自民党の偽体が残念でならない。また、石原都知事の「バカさ露呈の『侍』発言」に及んでは、この知事の程度すら斟酌される。「侍」とは似ても似つかぬ言動・行動の「松岡農水相」は、断じて「武士」(もののふ)とは云えない。弔辞と云え、それでも「一流のもの書きか」と疑う発言に思える。
今、「政治とカネ」の問題により、国民の不信は最高潮に達している。(都知事も同じ)この問題に正面から応えるのが政治家としての、且つ「日本国首相」としての王道であろう。政府は、早急に「襟をただす」ことが必要と考える。
☆五月の仏声人語・・・ことば遣い、あなたが見える。
尊き「ひとの命」!
「現社考」-日本の将来はどうなる!
「治安大国・日本」・いま何処・・?
また、日本の治安を守って戴く「大切な人」、愛知県・県警機動隊の特殊急襲部隊員(SAT)、林 一歩警部を失った。ご家族に対し月並みではあるが「お悔やみ」を申し上げたい。 殉職された警部には、まだ幼いお子さんがあるそうで、無念さを感じないでは居られない。
なぜ、こんなくだらない人間の屑の為に、日本国にとって「大切な人」を亡くさなければならなかったのか・・・? そもそも、このSATは、犯人制圧が主目的であり、最終的には「射殺も辞さず」ではなかったのか・・?
日本の捜査文化・・短時間では「突入」に踏み切らず、慎重な持久戦にて凶悪犯であっても極力無傷で捕まえ、法廷での解明を目指す。・・のも結構であるが、拳銃が巷に氾濫(報道によれば、その数50,000丁とも)する現代にそぐわない方法に思えてならない。
今回の事件の検証は必要であろうが、初めに警察官が撃たれた時点で踏み込むべきであり、日本国民も「犯人射殺」を認めるべきである。 確かに、犯人の人命尊重も大切な要件ではあるが、流血しながら5時間もほったらかしの「警察官の人命」はどうなる。今回のような対処方法では、全く「犯罪の抑止効果」にも繋がらない。
せっかくの「精鋭部隊」によるさらに、部隊員の生命を重んじた解決方法を、今こそ「警察庁」は、広く国民に訴える必要があるのでは・・と考える。
銃による「犯罪」・・・「目には目を」、そして「日本に大切な人の命を優先」に方針を変え、特殊部隊の活動を「制限なし」とする「捜査方法」を、一日も早く「警察庁幹部」達が「国民に訴える行動」を起こして欲しく、「特別法」の制定を望んで止まない。(前線での活動は、想像以上に大変だそうです)
湖北ー「己高山」
GSC月例報告
湖北の「仏教中心地」
ー「己高山」
滋賀県・木之本町近くに位置する「己高山」(こだかみさん)(922m)へ16日登行しました。この山は、山岳仏教の地で十一観音像が祀られていた「鶏足寺」史跡もあり、(現在、この観音さまは登山口手前「古橋地区」の「己高閣」に祀られている。)歴史を秘めた味わい深い「山」として紹介されています。
のどかな田園風景の中の小さい山村に佇む「己高庵」の左・ゲートボール場に了解を得駐車、杉野川沿い林道を歩く。先月の月例「藤原岳」では新芽が芽吹く時でしたが、もうすでに鮮やかな「新緑の世界」に変化しており、季節の移り変わりを実感させられました。
約15分くらいで「己高山登山案内板」があり、仏供谷より「谷コース」でなく尾根コースに取り付くが、三合目までは急登です。「道標」に従い五合目手前の近江で最古の地蔵と云われる「六地蔵」を右手に、さらに六合目に登ると「馬止め」そして「牛止め」の岩があり、琵琶湖や湖北の町並への展望が開け暫し休憩とする。
八合目少し上には「鶏足寺跡」があり、当時の面影を残す石塔・石柱を左に山頂を目指す。残念ながら、頂上の展望はあまり望めないが、山岳信仰の山らしく「岩」が祀られていました。
7月予定の「槍ヶ岳」の準備としては、少し物足りない感じでしたが、「山に登る」辛さは同じ、高山では味わえない「新緑の森」を、年齢を感じながらの山歩きも良いものです。
下山後は、秀吉に敗れし戦国武将・浅井長政が妻・お市の方も入られた伝説ある天然温泉「すがたに」の露天風呂で疲れた身体を癒し、贅沢な一日を過ごさせて戴きました。
国土地理院の「近江川合」の地形図では、古刹「己高閣」及び登山道は記載されていませんが、歴史を感じながらの登行も一興です。
訪れてみようと思われる方に一言。木之本町よりR303を東へ。「己高閣」の案内板の交差点を右折し古橋へ。己高閣(ここかく)を左へ進み「己高庵」(登山カード提出箱あり・「ここあん」と読む)を過ぎ再び左へ、川沿いの林道先の「案内板」の少し上部に4台くらいの駐車場があります。土日以外登山者の少ない折にはここまで車で入る事と時間短縮されるでしょう。また、JR木之本よりバス「古橋」からのアプローチ(約50分で登山案内板)も可能です。
リーダー・ 宮田 和彦 記
