湖北ー「己高山」
GSC月例報告
湖北の「仏教中心地」
ー「己高山」
滋賀県・木之本町近くに位置する「己高山」(こだかみさん)(922m)へ16日登行しました。この山は、山岳仏教の地で十一観音像が祀られていた「鶏足寺」史跡もあり、(現在、この観音さまは登山口手前「古橋地区」の「己高閣」に祀られている。)歴史を秘めた味わい深い「山」として紹介されています。
のどかな田園風景の中の小さい山村に佇む「己高庵」の左・ゲートボール場に了解を得駐車、杉野川沿い林道を歩く。先月の月例「藤原岳」では新芽が芽吹く時でしたが、もうすでに鮮やかな「新緑の世界」に変化しており、季節の移り変わりを実感させられました。
約15分くらいで「己高山登山案内板」があり、仏供谷より「谷コース」でなく尾根コースに取り付くが、三合目までは急登です。「道標」に従い五合目手前の近江で最古の地蔵と云われる「六地蔵」を右手に、さらに六合目に登ると「馬止め」そして「牛止め」の岩があり、琵琶湖や湖北の町並への展望が開け暫し休憩とする。
八合目少し上には「鶏足寺跡」があり、当時の面影を残す石塔・石柱を左に山頂を目指す。残念ながら、頂上の展望はあまり望めないが、山岳信仰の山らしく「岩」が祀られていました。
7月予定の「槍ヶ岳」の準備としては、少し物足りない感じでしたが、「山に登る」辛さは同じ、高山では味わえない「新緑の森」を、年齢を感じながらの山歩きも良いものです。
下山後は、秀吉に敗れし戦国武将・浅井長政が妻・お市の方も入られた伝説ある天然温泉「すがたに」の露天風呂で疲れた身体を癒し、贅沢な一日を過ごさせて戴きました。
国土地理院の「近江川合」の地形図では、古刹「己高閣」及び登山道は記載されていませんが、歴史を感じながらの登行も一興です。
訪れてみようと思われる方に一言。木之本町よりR303を東へ。「己高閣」の案内板の交差点を右折し古橋へ。己高閣(ここかく)を左へ進み「己高庵」(登山カード提出箱あり・「ここあん」と読む)を過ぎ再び左へ、川沿いの林道先の「案内板」の少し上部に4台くらいの駐車場があります。土日以外登山者の少ない折にはここまで車で入る事と時間短縮されるでしょう。また、JR木之本よりバス「古橋」からのアプローチ(約50分で登山案内板)も可能です。
リーダー・ 宮田 和彦 記