中小企業の社外人事部 吉崎靖宏のブログ -19ページ目

中小企業の社外人事部 吉崎靖宏のブログ

1.企業の成長と従業員の成長を両立する懸け橋になります。
2.採用と定着・育成の仕組み作りを支援します。
3.リスクをコントロールし、モチベーションを上げる人事処遇制度作りに貢献します。

人事部29年の社労士 吉崎です。

 

うちの社員は経営理念を理解していないと嘆く経営者がいらっしゃいます。

 

社長方針を全社会議で発表して、その内容を冊子にまとめて全社員に配った。社内の掲示板にも掲示している。社員証に入る携帯用のカードも作った。それでも理解しているとは思えないので、今度は朝礼で唱和して意識の中に刷り込んでいこうと・・・。

 

その会社の意朝礼に参加させて頂きましたが、社員はうつむいて唱和カードを読んでいる。決して顔を上げない。とても経営理念を実践しようという雰囲気ではありませんでした。

 

逆に社員の意識が高い、理念が浸透していると評判の会社の打ち合わせに同席させて頂きました。すると、経営理念や行動指針にある言葉が次々に出てくるのです。

 

「その事業を推進することで、お客様にどんな価値を提供できるんだ」

 

「それは当社にしかできないことか?他社でもできるのではないか」

 

「君はその事業に、どんな貢献ができるんだ。君は成長できると思うか?」

 

日々の仕事の中で実践してこそ、理念が浸透していくという好事例を見せて頂きました。しかし、その会社も最初からできていたわけではありません。そもそも創業時は経営理念を定めておらず、創業者が自分の信念をことあるごとに話をしているうちに、固まっていったそうです。

 

それこそ、エレベーターで一緒になった社員に「僕はこう思うんだけど、君はどう思う?」とか飲み屋で隣に座った人(社員ではない)に語り掛けたりしていくうちに、いつの間にか経営理念として形になり、社員に定着していったというのです。

 

経営理念が浸透しない一番の理由は、経営者が率先垂範して実行しないこと

 

言葉だけを作って「本気で実践しようとしていない」ことです。社員は社長の行動を見ています。社長の話す内容よりも、行動で「本気度」を判断しているのです

 

「そこまでやらないとダメなのか?」と言われることもあります。

 

経営者の熱い想いを伝えて、共感した人を採用することからスタートして、日々の仕事が理念につながっていることを社員が実感できれば、少しずつ浸透し始めます。

 

経営理念が浸透して実践できている会社の社員は活き活きとしていて、迷いが感じられません。組織の力強さを感じます。

 

経営理念を「言葉として」会議や打ち合わせに使う。「その仕事は理念に合致するものか、常に確認する」ことから始めては如何でしょうか。

 

 

 

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人事部29年の社労士 吉崎です。

 

人材育成はOJTとOFFJTがバランスよく実行されることが大切です。もちろん日々の仕事を通じて学ぶことが圧倒的に多いはずですから、OJTが中心になります。

 

教育体系を作って、OJTで学ぶこと、OFFJTでやるべきことを決めて実践している中小企業は多くありません。もちろん経営者は社員の成長と業績向上のために、社員教育の施策を打ち出すのですが、いいと思ったことを次々実践し、すぐに気が変わって、また別のことをやらせようとします

 

経営者は社員よりも多くの情報を得て、よく勉強もしていますからアイデアがどんどん出てきます。経営者仲間の「成功事例」も聞こえてくるようです

 

しかし社員は、その変化についていけず「今、何を学べばいいか」「何を期待されているのか」分からなくなります。そして、「どうせそのうちに変わるから」ということになり、本気で学ばなくなります

 

経営者がいいと思っても、一貫性のない育成方針では人材は育ちません。方針を決めたら継続することが、社員をやる気に導きます。

 

経営理念に基づく教育方針を決めて、愚直なまでに継続する。結果をすぐに求めないことが必要です。

 

経済合理性に当てはめれば、投資を早期に回収することが当然ですから、経営にシビアであれば尚更、結果を求める気持ちは理解できます。それは育成方針が社内に浸透するまでの我慢というところです。

 

会社の組織風土によって、浸透のスピードに差が出ます。「なぜ、こんなに遅い(結果が出ない)のか?」と思われた場合は、他に原因があるかもしれませんね。

 

 

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人事部29年の社労士 吉崎です。

 

今日は私が所属する、大阪府社会保険労務士会の通常総会と

 

大阪府社会保険労務士政治連盟の定期大会に支部選出の代議員として参加しました。

 

 

大阪府の社労士会には9つの支部があり、今日は300人の代議員が出席しました。

 

委任状による出席は少なく、大部分が会場に足を運んでの参加です。素晴らしい結束力を感じました。

 

来賓には大阪労働局長、近畿厚生局代表など関連する行政のトップが参加されており、社労士の社会的立場の重要性を実感します。

 

総会の議事にも出ましたが、一部社労士のブログ等による不適切発言もあり、法律家の倫理について考えさせられました。

 

また、全国社会保険労務士会連合会の大西会長は元大阪府の会長であり、公務多忙の中、総会と夕方のパーティーにも駆けつけてくださいました。大阪に戻るとホッとする、というコメントも聞かれました。

 

大西会長はあいさつの中で、「職場環境作りに貢献できる士業は、世界中探しても日本の社労士だけであり、

ILO(国際労働機関)でも注目を集めている」と言われていました。グローバル社会がますます進展する中で社労士がどう活躍するか、考えていかねばなりません。

 

総会が終了するとお楽しみのパーティーです。総会とは別に、国会議員、大阪府会、市会議員など多数の来賓も加わり、華やか(にぎやか)なものでした。

 

代議員だけでも300人ですから、会場は熱気むんむんでブッフェの料理卓は人だかり。食欲も旺盛な大阪会でした。(笑)

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