SPSS備忘録 -8ページ目

Clementineで「ある日より何日後は何月何日?」

2月28日の記事 で、SPSS上での日時の計算に「日付と時刻のウィザード」を紹介させていただきました。基本的な日時の計算はこれで何とかなると思います。


これをClementineで行う場合なのですが、Clementineには「日付と時刻のウィザード」はないものの、SPSSのように日時を計算するための関数が用意されております。しかしなんだかSPSSよりコマンドが少ないように感じ、基本的な計算も難しい場合があります。


例えば「ある日より何日後は何月何日?」というのを計算する場合、SPSSですと日付と時刻のウィザードで簡単に求められます。


何日後をSPSSで


ところがClementineでは一発でこれを計算できません。これをClementineで行う場合は、なんだか小学校の分数の計算みたいですが、時間の最小単位である「秒」で揃えて計算をして、これを日時に戻す方法をとります。


秒に変換


まず日時フィールドを秒に戻す方法はCLEM関数「datetime_in_seconds(日時フィールド)」で基準日から数えた秒数に変換できます。これに262日を足す場合は、262に24時間、60分、60秒をかけあわせて秒数に変換し、これを足し合わせます。


基準日

ちなみに話は脱線しますが、基準日は[...]ボタンをクリックして[オプション]タブをクリックしたところにある、[基準日時]でセットされている年の1月1日0時0分0秒です。


戻す


足し合わせた秒数をCLEM関数「datetime_date(秒フィールド)」で日付に戻します。この戻す関数が少ないため「秒」まで戻る必要があるのですが、変換方法がぶれないと思って我慢しましょう。


完成


実行すると、ある日より何日後は何月何日かが算出されます。


まあ、「十月十日(とつきとおか)」は目安ですけどね。

定例コメント

先週末に毎日更新を撤回してしまいましたが、月初ですので定例コメントです。


3月1日の時点で、総合ランキング「29461位/2472205人中」、ジャンルランキング「200位/6709人中」でした。先月は異常にアクセスが多かったのですが、それはSPSS16.0のインストールトラブルが原因でしたので、リリースからしばらく経ってインストールもされたこの時期でしたら、アクセスが減るのは当たり前でしょうね。


検索ワードの上位は「デンドログラム」「カイ二乗検定」「SPSS カイ二乗検定」といったところでした。デンドログラムにはトラブルもあるので多かったのでしょうが、それ以外も含めてやはり分析方法についての照会が多いようです。


アクセスの多いページは、「カイ二乗検定(1) 」、「カイ二乗検定(2) 」、「SPSS 16.0 インストール(2007年末速報) 」でした。このあたりでも分析方法についての照会が多いようです。


3月ということもあり更新頻度は落ちますが、今後も続けたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


来月からの方針

今日は4年に1度の2月29日ですね。


そういう日なので、今日このブログの方針転換をすることにしました。


来月半ばで1周年を向かえ、今日までに211本の記事を書いてきましたが、さすがに最近は記事の題材に困っております(そういう意味では「SPSS16.0の注意点」カテゴリの題材は、本当はソフトとしてまずいのでしょうが、大変助かりました。)。結構苦し紛れに書いているのですが、アクセス数の上位はカイ2乗検定や箱ひげ図などの記事が来ており、初歩的な説明を増やすほうが、訪問者の需要に答えられると思いました。


ただ、普通の操作の記事は書くのに1本30~60分かかるのですが、このタイプの記事は1本60分以上かかりますので、毎日書くのは無理です。また本業もあるので、「普通の操作の記事」を書く時間さえも、新しい話題がないこともあり、厳しくなっております。


そこで来月から毎日更新を取り下げたいと思います。申し訳ございませんが質は上げていければとは思いますので、これからもよろしくお願いいたします。