SPSS備忘録 -77ページ目

SPSSは上書きアップグレードをしてはいけない

WindowsやMicrosoft Officeなど、以前のバージョンが入っている状態で新しいバージョンをインストールすると、インストーラが設定の引継ぎやファイルの差し替えを行って以前のバージョンを削除して新しいバージョンをインストールをする、いわゆる上書きアップグレードというものをしてくれるソフトは多いですが、SPSSの日本語版ではそれが出来ません。いや、やれそうなんですがやってはいけません。


SPSSは全てのバージョンが「C:\Program Files\SPSS\」にインストールしようとします。また英語版では上書きアップグレードが出来るみたいです。しかし日本語版ではインストーラが設定の引継ぎやファイルの差し替えを行って以前のバージョンを削除するということが出来ません。へんな状態で入ってしまいます。さらにWindowsのプログラムの追加と削除に旧バージョンが残るので、それを削除してみると一部の新バージョンが必要とするファイルも削除してしまい、使えなくなります。


「C:\Program Files\SPSS14\」と「C:\Program Files\SPSS15\」に分けるなど別々のディレクトリにインストールするか、旧バージョンを削除してから新バージョンをインストールするようにとのことです。ディレクトリを分けてインストールすれば新旧を共存使用が出来ます。


もし上書きアップグレードしてしまったら、SPSSを全部アンインストールしてからインストールをやり直しましょう。


これが問題だからかどうかはわからないのですが、以前別の問題でレジストリを見たとき、「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SPSS\SPSS for Windows Japanese\14.0」というようなキー名を見つけました。しかし技術資料には「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SPSS\SPSS for Windows\14.0」と書いてありました。日本語版と英語版ではキー名が違うようなのですが、これがインストーラに反映されいないのではないのかなぁ?と思いました。アンインストールはインストーラが残すログで処理をしますが、上書きアップグレードの場合はインストーラにあらかじめ必要な処理を用意しておく必要があると思われますので・・・。

ライセンス認証コードがもう認証出来なくなった場合

SPSS社製品を購入すると、英数字20桁の「ライセンス認証コード」が同梱されております。これを「ライセンス認証ウィザード」で認証すると、SPSS社製品が使えるようになるのですが、認証できる回数があらかじめ決まっております。


シングルライセンスをパッケージ購入した場合は2回まで認証が出来ますので、2台使うことが出来るということになります。SPSS社によると、ひとりのユーザーの1台とそのバックアップ1台ということのようです。法人でまとめて買った場合は契約ごとに認証可能回数が決まっているようです。


認証は使いきりのようで、既定の認証回数を認証してしまうと、もうこのコードは使えません。


でも、新しいパソコンに機種変更したい場合はどうなるのでしょうか?


この場合、今までのソフトをアンインストールして「認証コードのアップデート」という手続きをしますと認証回数が復活します。手続きをすると、その認証コードで別のPCを認証できるようになります。


手続きの仕方はSPSSの営業に電話(03-5466-5511)をし、「認証コードUPDATE申請書」というものを請求します。これに必要事項を記入してFAXか郵送すると、あとで手続き完了の連絡が来ます。この連絡後に認証をすればいいということになります。


いちいち電話で申請書を請求しなければいけないのが非常に面倒ですね。Webサイトから申請書をダウンロードできるようにして欲しいです。とりあえず白紙の認証コードUPDATE申請書をコピーして保存しておきましょう。




SPSS License Authorization Wizard

SPSSのソフトはインストール後にライセンス認証をする必要があり、通常はインターネットで認証をするのですが、物理的にネットにつながっていなかったり、つながっていてもセキュリティの関係で認証には使えない場合があります。


このときは電話による認証をするのですが、SPSS Sentinel License Managerやサーバーソフト、英語版クライアントの場合はライセンス認証ウィザードが英語版です。


まぁ、大して難しい英語ではないので別に英語版でもいいのですが、英語版の電話認証は書かれている電話番号が北米の「800-521-1337」に掛けろとなっております。国際電話を掛けてアメリカ時間に英語で依頼しなければならないのでしょうか?


大丈夫です。日本語版にある、SPSSの日本法人の「03-5466-7187」に電話認証を依頼しても、英語版ライセンス認証ウィザードが使われているソフトの認証に対応してもらえます。