SPSSは上書きアップグレードをしてはいけない | SPSS備忘録

SPSSは上書きアップグレードをしてはいけない

WindowsやMicrosoft Officeなど、以前のバージョンが入っている状態で新しいバージョンをインストールすると、インストーラが設定の引継ぎやファイルの差し替えを行って以前のバージョンを削除して新しいバージョンをインストールをする、いわゆる上書きアップグレードというものをしてくれるソフトは多いですが、SPSSの日本語版ではそれが出来ません。いや、やれそうなんですがやってはいけません。


SPSSは全てのバージョンが「C:\Program Files\SPSS\」にインストールしようとします。また英語版では上書きアップグレードが出来るみたいです。しかし日本語版ではインストーラが設定の引継ぎやファイルの差し替えを行って以前のバージョンを削除するということが出来ません。へんな状態で入ってしまいます。さらにWindowsのプログラムの追加と削除に旧バージョンが残るので、それを削除してみると一部の新バージョンが必要とするファイルも削除してしまい、使えなくなります。


「C:\Program Files\SPSS14\」と「C:\Program Files\SPSS15\」に分けるなど別々のディレクトリにインストールするか、旧バージョンを削除してから新バージョンをインストールするようにとのことです。ディレクトリを分けてインストールすれば新旧を共存使用が出来ます。


もし上書きアップグレードしてしまったら、SPSSを全部アンインストールしてからインストールをやり直しましょう。


これが問題だからかどうかはわからないのですが、以前別の問題でレジストリを見たとき、「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SPSS\SPSS for Windows Japanese\14.0」というようなキー名を見つけました。しかし技術資料には「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SPSS\SPSS for Windows\14.0」と書いてありました。日本語版と英語版ではキー名が違うようなのですが、これがインストーラに反映されいないのではないのかなぁ?と思いました。アンインストールはインストーラが残すログで処理をしますが、上書きアップグレードの場合はインストーラにあらかじめ必要な処理を用意しておく必要があると思われますので・・・。