SPSS備忘録 -75ページ目

SPSSの出力を英語で出す

ナントカ表やナントカ分析の結果テーブルやグラフは、別の言語に切り替えて出力することが出来ます。これにより海外向けの発表用の出力を迅速に作成できることはもちろん、エラーなどもその言語で出力できるので、Knowledgebase Searchで問題を調べる のにも役に立ちます。


SPSSのメニューで[編集]→[オプション]をクリックすると起動する[オプション]ダイアログの[全般]タブにて、[言語]というドロップダウンが右側の[出力]の枠にあります。この[言語]を日本語以外のものに設定して[OK]をクリックすると、SPSSビューアの出力がその言語で出されます。


[オプション]ダイアログの[全般]タブ右側


ただし設定できる言語はWindowsに設定してあるフォントに依存されているので、日本語Windowsでは通常英語だけ設定できると思われます。

spss.comのSPSS Knowledgebase Searchを利用しよう

本場のSPSS Inc.ではオンラインで提供されるサポートも充実しています。http://support.spss.com/ にアクセスし、IDとパスワードを入力して「Login」すると、登録されているソフトのサポート情報や日本語版に対してを含む修正パッチを得ることが出来ます。ただしもちろん英語。


IDとパスワードは欧米で保守契約みたいなものをすると得られるらしい。しかし日本のユーザーは契約してももらえないようです。


ただ実はIDがなくてもこのサイトの一部を利用することは出来ます。ID・パスワードとも「guest」と入力してログインすると、SPSSについてのみこのサイトが全て利用できるのです。なぜSPSSだけ大サービスなのかは不明です。


このサイトでイチオシなのは、「Knowledgebase Search」。キーワードで検索してかなり幅広い技術情報を得ることが出来ます。このブログでも記事に困ったらここから情報を得ようと思います。こんな情報が「日本法人がIDを出さないから利用できない」というのが、大変もったいない。


えっ?「英語がわからないからどっちにしても使わない」って?。いやいや、SPSS各ソフトに限らず、ソフトはエラーを出すとき、ちょっとしたキーワードを出しています。これを検索すればいいのです。SPSSの場合「Error#」と「特定現象番号(Specific symptom number)」というものをSPSSビューアに出力します。これを検索ワードに利用すれば自力解決も望めます。英語が苦手な場合もどこかの翻訳サイトを利用すれば苦手が緩和されますね。


またSPSSは出力を、AMOS・Clementineは全てを英語に変更することが出来るので、この状態でエラーを再現すれば、なお検索しやすいですね。

コミュータライセンスでネットワークライセンスを貸し出し

KEYWORDSというSPSSが出している冊子からパクりました。


Q.
ノートPCにSPSSがインストールされていますが、ネットワークライセンスなので持ち出せません。持ち帰って分析できませんか?


A.
SPSS14.0以降をご利用でしたら、SPSSを管理されているシステム管理者様にコミュータライセンスを設定していただくようお願いしてみてください。コミュータライセンスは、一定期限の間に限りライセンスをライセンスマネージャから借りて、ライセンスマネージャの通信管理下になくても弊社製品を使用できる機能で、通常のネットワークライセンスで使用できます(初期設定では無効状態です)。


WindowsにSentinel License Managerをインストールしている場合、システム管理者様は以下のような設定をしてください。


(1)通常通りにSPSSをネットワークインストールし、使用できる状態にします。


(2)Sentinel License ManagerのインストールされたサーバーのWindowsのシステム環境変数を設定します。システム変数の変数名に「LSERVOPTS」、値に「-l "ログファイルの場所" -com 貸し出せるライセンスのパーセント -f "エラーログファイルの場所"」を記述します。Sentinel License Managerを初期設定どおりにインストールして50%のライセンスまで貸し出せる場合は「-l "C:\Program Files\SPSSSentinelLM\Logfile.txt" -com 50 -f "C:\Program Files\SPSSSentinelLM\Logfile.err"」と設定します。


(3)クライアントPCのWindowsのレジストリを設定します。Windowsスタートボタンメニュー[ファイル名を指定して実行]で「regedit」と入力・実行し、「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SPSS\SPSSCommute」というフォルダにある「MaxLife」という値を編集します。この値のデータがライセンスの最大貸し出し日数となります。


(4)Sentinel License ManagerのインストールされたサーバーのWindowsの[サービス]にある[Sentinel LM]を再起動をして(2)・(3)を有効にします。これで準備完了です。

ユーザー様はSPSSライセンスを持ち出したいときに以下のように操作します。


(5)Windowsスタートボタンメニュー[すべてのプログラム]→[SPSS for Windows]→[コミュータライセンス]をクリックし、該当サーバーの該当ライセンスを選択して[Check Out]ボタンをクリックしてライセンスを取得します。[Check In]ボタンをクリックするとライセンスを返します。貸し出されている間はネットワーク外にあってもSPSSが使用できますが、(3)で指定された期日になりますと自動的に使えなくなり、ライセンスの再取得の必要がでます。