豊田秀樹先生の出版記念セミナー
早稲田大学文学学術院教授の豊田秀樹先生が、「共分散構造分析[Amos編] -構造方程式モデリング-」という本を、頻繁にSPSS関係本を出版している東京図書 から5月に出版するそうです。それを記念して出版記念セミナーを2007年5月29日(火)の14:00から池袋サンシャインシティ文化会館で行うそうです。
なんとAMOSのメニュー[ヘルプ]→[Amosについて]で署名をしている開発者のJim Arbuckleが来日して挨拶をします。そして前座で豊田先生のお弟子さんがAMOSの紹介、共分散構造分析の紹介、AMOS7.0新機能の紹介(なんかSPSSの営業の人みたいですね)をして、真打ちで豊田先生が登場してAMOSについて「お説教」をされ、最後に質問を受けるそうです。SPSS社主催で無料だそうです。
この内容で無料というのはAMOSに興味を持っている人にとって結構魅力的と思われます。SPSSのホームページで申し込みが出来る ので、チェックしておきましょう。
残念ながら私は行けるかどうかわかりません・・・。わかっててもわかりません。だからこのセミナーの報告は出来ません。
Clementineのテンポラリディレクトリ
4月11日の記事 ではSPSSのテンポラリディレクトリについて書きましたが、Clementineにもテンポラリファイルを受け入れるテンポラリディレクトリを設定することが出来ます。
Clementineも他のソフトと同様にメモリ 上(スワップファイル も含む)で処理を行っており、処理内容によっては一時的にテンポラリファイル も作成して処理を行っております。テンポラリファイルは手計算でいうところの計算用紙のようなもので、用が済むと自動的に削除されます。
テンポラリファイルはあらかじめ用意されているテンポラリディレクトリの容量までしか生成することが出来ませんので、容量不足になりそうでしたらあらかじめテンポラリディレクトリを大きなディスクに設定しておく必要があります。
Clementineは、その用途から、モデル作成にもデータ加工にも大がかりな演算が行われることが考えられるため、SPSSより多くのテンポラリディレクトリ容量が必要になると思われますので、空き容量のあるディスクがあるのでしたらぜひ設定すべきと思われます。
Clementineのテンポラリディレクトリの設定方法は、Clementineをローカルで使用する場合も、Clementine Serverと接続してClient/Serverで使う場合も、options.cfgというファイルの編集で設定します。
(1)Clementine Clientが起動していない状態で、Clementineのインストールされているディレクトリ(初期設定「C:\Program Files\SPSS Clementine\10.1\」)を開き、さらにその下にある「C:\Program Files\SPSS Clementine\10.1\config\options.cfg」をテキストエディタで開きます。なおこのファイルは初期設定では読み取り専用になっているので、開く前にあらかじめ右クリックメニューの[プロパティ]から読み取り専用のチェックをはずしておく必要があります。
(2)options.cfgでは設定項目が箇条書きになっておりますが、その中から「temp_directory,""」という項目を見つけます。「""」の間にテンポラリディレクトリとするディレクトリのパスを入力します。このときディレクトリはWindows標準の「\」マークではなく「/」で区切ります。記述後このファイルを上書き保存しますと、次回Clementine起動時からこのディレクトリをテンポラリディレクトリとします。
(3)Clementine Serverを利用している場合は、Windowsサービスにある[SPSS Clementine Server 10.1]のサービスを停止します。Clementine Serverのインストールされているディレクトリ(初期設定「C:\Program Files\SPSS Clementine Server\10.1\」)を開き、さらにその下にある「C:\Program Files\SPSS Clementine Server\10.1\config\options.cfg」をテキストエディタで開きます。なおこのファイルは初期設定では読み取り専用になっているので、開く前にあらかじめ右クリックメニューの[プロパティ]から読み取り専用のチェックをはずしておく必要があります。
(4)options.cfgでは設定項目が箇条書きになっておりますが、その中から「temp_directory,""」という項目を見つけます。「""」の間にテンポラリディレクトリとするディレクトリのパスを入力します。このときディレクトリはWindows標準の「\」マークではなく「/」で区切ります。記述後このファイルを上書き保存しますと、Clementine Serverのサービス起動後からこのディレクトリをテンポラリディレクトリとします。
(5)Clementine Batchを利用している場合は、Clementine Batchのインストールされているディレクトリ(初期設定「C:\Program Files\SPSS Clementine Batch\10.1\」)を開き、さらにその下にある「C:\Program Files\SPSS Clementine Batch\10.1\config\options.cfg」をテキストエディタで開きます。なおこのファイルは初期設定では読み取り専用になっているので、開く前にあらかじめ右クリックメニューの[プロパティ]から読み取り専用のチェックをはずしておく必要があります。
(6)options.cfgでは設定項目が箇条書きになっておりますが、その中から「temp_directory,""」という項目を見つけます。「""」の間にテンポラリディレクトリとするディレクトリのパスを入力します。このときディレクトリはWindows標準の「\」マークではなく「/」で区切ります。記述後このファイルを上書き保存しますと、次回Clementine Batch起動時からこのディレクトリをテンポラリディレクトリとします。
これでテンポラリディレクトリは設定完了なのですが、ついでにもうひとつ設定しましょう。options.cfgには「modelling_memory_limit_percentage, 25」という項目もあるのですが、この項目はメモリ使用量制限の設定がある一部のモデル作成で、何%メモリを使えるかという設定です。安全第一で「25」と初期設定されておりますが、「100」以下の数値であれば問題なく使用できますので、絶対に落ちてはいけないサーバーでなければ100近い値を設定して上書き保存し、Clementineで利用しましょう。パフォーマンスの改善が期待できます。
SPSSのテンポラリディレクトリ
SPSSも他のソフトと同様にメモリ 上(スワップファイル も含む)で処理を行っており、処理内容によっては一時的にテンポラリファイル も作成して処理を行っております。テンポラリファイルは手計算でいうところの計算用紙のようなもので、用が済むと自動的に削除されます。
SPSSの場合は、統計処理よりも、ケースの並び替えやファイルの結合などデータ加工を大きなデータで行う場合にテンポラリファイルの作成が必要になるように感じます。
テンポラリファイルはあらかじめ用意されているテンポラリディレクトリの容量までしか生成することが出来ませんので、容量不足になりそうでしたらあらかじめテンポラリディレクトリを大きなディスクに設定しておく必要があります。
(A)ローカルでSPSSを使用している場合
SPSSのメニュー[編集]→[オプション]をクリックし、出てきた[オプション]ダイアログの[全般]タブ左側に[テンポラリディレクトリ]という枠があります。ここに大きな空き容量のあるディスク上に作成したフォルダを指定します。
(B)SPSS Server for Windowsに接続してClient/Server処理をしている場合
サーバーのWindowsコントロールパネルにある[サービス]で[SPSS15Service]のサービスを停止します。停止状態でサーバーのWindowsシステム環境変数に「SPSSTMPDIR」という変数を作成し、その値に大きな空き容量のあるディスク上に作成したフォルダを指定し、設定後にWindowsコントロールパネルにある[サービス]で[SPSS15Service]のサービスを再び開始します。

