PLS回帰のインストール
SPSS16.0からメニューに[分析]→[回帰]→[偏相関最小2乗法]というものがありますが、実行できません。実は「偏相関最小2乗回帰分析」(PLS回帰)はSPSSの機能には入っておらず、設定ダイアログだけ用意してある状態です。
この機能は、別途米国法人がPythonで作成したモジュールを追加することで実行できるようになります。
しかしこれをそのままインストールしても動きません。必要なモジュールに不具合があり、その修正版を使用する必要があるからのようです。例によってその方法は米国SPSS Inc.のサポートページ
で公開されております。
http://support.spss.com/Tech/Troubleshooting/ressearchdetail.asp?ID=75410&CD=Yes
(1)SPSS16.0のインストールCD-ROMを起動すると、「SPSS16.0のインストール」「AMOS16.0のインストール」に混じって「Pythonおよび追加モジュールをインストール」というメニューがありますので、クリックしてインストールします。
(2)「SPSS-Python integration plug-in」をインストールする必要があり、SPSS16.0のインストールCD-ROMにも入っているのですが、SPSS16.0のインストールCD-ROMに入っているものではなく、以下のホームページからダウンロードしてこちらをインストールします。
http://www.spss.com/devcentral/index.cfm?pg=downloadDet&did=83
(3) http://www.spss.com/devcentral/index.cfm?pg=downloadDet&dId=76
から Pythonで作成されたPLS回帰プログラムである「PLS-extension」をダウンロードして、インストールします。
これにより、SPSSメニューの[分析]→[回帰]→[偏相関最小2乗法]ダイアログからPLS回帰分析を実行できます。
とはいえ、私はまだこの分析はよくわからないんですけどね。
印刷がうまくいかないことがある
SPSS16.0で何らかの分析を行ってテーブルやグラフを出力ファイルに書き出します。聞いた話によると、その出力ファイルをSPSSビューアから印刷しようとするとおかしなサイズで印刷されることがあるらしいです。
これはSPSSビューアのメニュー[ファイル]→[ページ設定]にて設定されている用紙[サイズ]が、必ず「Letter」になっていることが原因のようです。
ここではプリンタがどのような用紙を前提に印刷するかを設定しているわけで、本来はプリンタドライバの設定に従うわけなのですが、プリンタドライバ側が何を設定していようが、あるいはこのダイアログであとでどのサイズを設定していようが、次回SPSS起動時には必ず「Letter」に戻ります。
この設定のままで印刷すると、アメリカ人はルパン三世のタイトルのようなタイプライターによる手紙の「レターサイズ」で印刷されるわけなのであまり考えなくてもいいのですが、日本人が長澤まさみ 、山田優、蒼井優、夏帆 さんらに薦められて買ったようなプリンタで印刷すると、年賀状のような「はがきサイズ」で印刷しようとするため印刷がうまくいかないということが考えられます。
SPSS15.0では[サイズ]の設定が可変でしたので、SPSS16.0での不具合と思われます。対処策は毎回印刷前にSPSSビューアのメニュー[ファイル]→[ページ設定]にて設定されている用紙[サイズ]を「A4」に変更してから印刷をすることになると思われます。
<7月10日加筆:SPSS16.0.2パッチで修正されました。>
Compatibility Matrices
最近はWindowsも種類が多く、サーバーとクライアントPCとで20003とVistaというように呼称が違っていたり、32bitと64bitがあったり、どちらが上位バージョンなのかもわかりづらいときがあります。このためどのWindowsにどのSPSSを入れていいかわからないこともあると思われます。
米国のサポートのページ に「Compatibility Matrices 」というページがあります。ここでこのソフトはどのOSでの動作をサポートしているのかがまとめられております。導入前に確認をしておくことをおすすめします。
