SPSS備忘録 -11ページ目

解説と脚注が文字化け

SPSSでクロス集計表などの何らかのテーブル出力を作成後、これをダブルクリックするとテーブルを編集をすることが出来ます。


このとき、[挿入]から[解説]と[脚注]を選ぶことが出来、それぞれテーブルに説明書きを追記することが出来ます。


SPSS15.0までは問題はなかったのですが、SPSS16.0ではここに日本語を入れても文字化けを起こします。日本のサポートに問い合わせたところ、既に認識済みの問題で修正準備中とのことです。


出力ビューアのメニュー、[挿入]→[新しいテキスト]でコメントを記入しましょう。

スクリプトでフィールド名を変更

フィルタノード


例えばフィールド名をたくさん変更しなければならないとします。ノードで編集できますが、ノードで編集するのは手間がかかりますね。


そんな時、スクリプト を使うとそれが緩和されます。


スクリプト

set フィルタノード名:filternode.new_name.'元のフィールド名' = '新しいフィールド名'

を利用して、


フィルタスクリプト


set フィルタ:filternode.new_name.'cardid' = 'カードID'
set フィルタ:filternode.new_name.'value' = '購入価格'
set フィルタ:filternode.new_name.'pmethod' = '支払方法'
set フィルタ:filternode.new_name.'sex' = '性別'
set フィルタ:filternode.new_name.'homeown' = '家の所有'
set フィルタ:filternode.new_name.'income' = '年収'
set フィルタ:filternode.new_name.'age' = '年齢'
set フィルタ:filternode.new_name.'fruitveg' = '果物野菜'
set フィルタ:filternode.new_name.'freshmeat' = '肉'
set フィルタ:filternode.new_name.'dairy' = '日用雑貨'
set フィルタ:filternode.new_name.'cannedveg' = '缶詰野菜'
set フィルタ:filternode.new_name.'cannedmeat' = '缶詰肉'
set フィルタ:filternode.new_name.'frozenmeal' = '冷凍肉'
set フィルタ:filternode.new_name.'beer' = 'ビール'
set フィルタ:filternode.new_name.'wine' = 'ワイン'
set フィルタ:filternode.new_name.'softdrink' = '清涼飲料'
set フィルタ:filternode.new_name.'fish' = '魚'
set フィルタ:filternode.new_name.'confectionery' = '菓子'


と設定し、実行しますと、マウスであちこち操作せず、キーボードだけの操作で変換できます。


フィルタノード2

Clementineにもスクリプトがあります

SPSSにコマンドで操作する「シンタックス 」があるように、Clementineにもコマンドで操作する「スクリプト」があります。


Clementineの下部にある[...]ボタンをクリックすると現れるダイアログにて、[ストリーム]タブをクリックすると、スクリプトを編集できます。


スクリプト


SPSSのシンタックスのように、スクリプトでClementineのストリームを寸分違わず再現できるほか、GUIでは出来ないような処理もさせることが出来ます。


たとえば、スクリプトの[execute ノード名]を実行することで、特定のターミナルノードを実行させることが出来るのですが、

execute1


execute 'ビール'
execute 'テーブル'
execute 'Web グラフ'


とスクリプトを設定してボタンを押して実行させると、「ビール(C5.0モデル作成)」、「テーブル(テーブル出力)」、「Webグラフ(Webグラフ作成)」の順番で実行します。

これを、


execute 'Web グラフ'
execute 'ビール'
execute 'テーブル'


と変更してボタンを押して実行させると、「Webグラフ(Webグラフ作成)」、「ビール(C5.0モデル作成)」、「テーブル(テーブル出力)」の順番で実行します。ボタンひとつで決まった順序でノードを自動実行させたいときに便利です。


execute2

しかも[ストリーム実行時:]にて[このスクリプトを実行]と設定しておけば、スクリプトダイアログを開かなくても普通にClementineを実行すると、スクリプトで決めた順番で処理を行います。データ加工をしてそのデータで分析するというのをワンタッチで行いたいときなどに便利だと思われます。


あらかじめ各ターミナルノードの[注釈]タブにある[名前]を[ユーザー設定]にした上で、一意の名前をつけておく(そうしないとClementineがどのノードのことかわからない)ことをお忘れなくお願いいたします。