岩 崎 良 美 / The Reborn Songs ~シクラメン~


昨年聴いたカバーアルバム『色彩の主人公』がとってもよかったので、いろいろもっと良美さんを聴いてみたいと思っていくつか手にしてみたうちの一枚。
The Reborn Songsとしてレコード会社のシリーズ企画として製作されたカバーアルバムの一枚のようで、同タイトルにそれぞれサブタイトルが付いたカバーアルバムが、石 川 ひ と み さん や、ゴ ダ イ ゴ の タ ケ カ ワ ユ キ ヒ デ さん、コーラスグループの サ ー カ ス さん に よってリリースされている(私はいずれも未聴)。
良美さんの歌声。
私を穏やかな気持ちにしてくれる。柔らかな気持ちにしてくれる。優しい気持ちにしてくれる。清々しい気持ちにさせてくれる。それは、癒しへとつながる。
私にとって、心地よく、癒しの歌声。
言葉にしてしまうと、サラッとしてまうのだけど。。。
『色彩の主人公』が年代を新旧織り交ぜてカバーされていたのに対して、このアルバムでは、私が小さい頃の歌ばかりが収録されている。
より親しみを持って聴くことができた。より愛着が湧いた。
全体的にやっぱり柔らかさというものを感じる。
個人的で感覚的なものでしかないけれど、どの歌も私好みのアレンジで心地いい。
渡 辺 真 知 子 さん の 好きな歌、「迷い道」のどこかエスニックさを感じるようなカッコいいアレンジ。
お姉様の 岩 崎 宏 美 さん の デビュー曲「二重唱(デュエット)」は、大きくアレンジされているようで、心地いいリズミカルさがある。
中 島 み ゆ き さん 作 の「春なのに」の春らしい穏やかな透明感など。
私の中で意外で新鮮に聴けたのが、ユ ー ミ ン さん 作、原 田 知 世 さん の 「時をかける少女」。
小さい頃、映画と言えば、たのきん映画(!!)と角川映画だった私には、数ある ユ ー ミ ン さん の名曲の中で、敢えてこの歌をチョイスしてくれたことが嬉しい。
思わず、微笑みながら聴いてしまう♪
そして、何と言っても気に入ったのが、明 菜 さん の 「セカンド・ラブ」。
明 菜 さん は、恋のせつなさを前面に表現していたように思う。
それが言わば醍醐味で、辛い時、寄り添ってくれるようでもあった。
けれど、良 美 さん の 「セカンド・ラブ」は違った。
恋の清々しさ、本来あるはずの恋のさわやかさ。ときめき。恋することの喜び、嬉しさ、楽しさ。
良 美 さん の 歌う 「セカンド・ラブ」からは、そんなものが伝わってきた。感じた。
いつまでも恋していたい。恋していよう。
ありがとう、良 美 さん。
オープニングの 南 沙 織 さん 「色づく街」も、筒美 京 平 さん メロディーだからなのか、印象に残る。
良 美 さん の 歌 声 も また、飾らない歌声。
けれど、仄かに落ち着いたキラキラとした輝きを放っている。
そして、穏やかに柔らかな優しい気持ちにしてくれる。
心地よく、包み込んでくれるようでもあり。
まだまだ、良 美 さん の 歌声 を 聴いていく。
気持ちがいいから。
ありがとう、岩 崎 良 美 さん。
これからもよろしくお願いします。
♪ヽ(´▽`)/
庄 野 真 代 / 愛 情 ~Art of Loving~


ある中古店にもう何年もずっと在庫としてあったアルバム。
ずっと気になってはいて、いつかは手にしてみたいなぁとは思っていたんですが、いまひとつ踏み切れないでいました。
先頃記事にした『歌謡曲世界一周』。
何度も聴いていたら、何故か 庄 野 真 代 さんの「モンテカルロに乾杯」が頭から離れなくなっちゃったっ!
♪カンパ~イ、モンテカルロォ~
♪踊ってぇ~、モンテカルロォ~
♪酔わせて~、モンテカルロォ~
ハイッ!
ってなことで、昨日、遂に手にしました♪
全曲、筒 美 京 平 大先生のメロディー♪
またまた、ってなことで、
「飛んでイスタンブール」も「モンテカルロで乾杯」も 筒 美 京 平 さん 作曲 だったんですね!
初めて気づきましたっ!
勉強になりましたァ♪
タイトルナンバー「愛情」。
どちらかと言うとミディアムな感じだけれど、
♪ 男だから~、女だから~
サビのフレーズがスゴく印象に残ります。
なんだか、聴いたことある気がします。
あるような気がしてきます。
それは、筒 美 京 平さん メロディー、その親しみやすさからでしょうか。
(調べたら、チョコレートのCMソングでした!だからかな(^^ゞ)
作詞は、松 本 隆 さん 。
♪暗闇にマッチ灯して
あなたの瞳探すの
明 菜 さん の「愛撫」なんかにも通ずる 松 本 隆 さん らしさを感じます。
私の場合、あくまでも抽象的にでしかありませんけど(^^ゞ
♪めぐりあってしまったんだもの
戻せないの 時間は
あなたの時計を外して
海に投げて沈めた
(中 森 明 菜 「愛撫」〈1993年〉)
他にも「マスカレード」「ジャングルコング」といったエスニックなシングルを収録。
私は初めて聴きましたが、新鮮に聴くことができました♪
92年発売ということで、これらのシングル、新録らしいのですが、私には、新録なのか、オリジナルなのか区別がつきません(^^;
そして、それら以外の収録曲は、このアルバムのためのオリジナルなのだろうか?
アルバムの情報があんまりなくってよくわかりません(>_<)
ご存知の方、いらっしゃいましたら、お願いしますm(__)m
それにしても、
エスニックなナンバー、やっぱりいいですね!
私、やっぱり、好きなんですね。
飾らない歌唱、歌声の 庄 野 真 代 さんの歌。
実は私、これまであんまり得意じゃなかった!
けれど、『歌謡曲世界一周』の「モンテカルロで乾杯」からのこのアルバムと聴いて、
庄 野 真 代 さん の 飾らない歌唱、歌声が、今の私には合うんだなぁ、心地いいんだなぁと。
そんなふうに感じたな。
ファンからシンガーアクトレスと言われるほどに歌の世界を演じて表現すると評される 明 菜 さん と、
私には飾らずに自然なかたちで歌を表現しているように感じる 庄野 真 代 さん。
歌う歌に通ずるものはあるけれども、似て非なり。
そして、お二人ともに、それぞれの魅力があって素敵な歌い手だなぁ。
庄 野 真 代 さん。
カバーアルバムを出していたりするし、それにオリジナルなんかももう少し聴いていきたいな。
素敵なエスニックな歌の世界をありがとう、
庄 野 真 代 さん。
♪ヽ(´▽`)/
森 川 美 穂 / 1/2 Contrast






