こんにちは

新潟で活動するパーソナルトレーナー、ふるかわです。

 

 

トレーニングは多くの人が「やりたくない」「めんどくさい」の対象かと思います。

 

 

Exercise is medicine (運動は万能薬である)

 

フィットネス業界にこのような言葉があるように、たくさんの疾患や身体の不調を改善し、脂肪の燃焼や体型の美しさの向上など、メリットがたくさんあるにも関わらず、、です。

 

 

 

日本のフィットネス人口(継続的に運動を行なっている人)は

2018年時点で424万人と人口の3.33%に留まっています。

 

 

また、フィットネスクラブでの筋トレ継続率を見てみると週1回以上トレーニングを続けられる割合は3.7%しかありません。

 

このブログを見ていらっしゃる方で、トレーニングが数年も続いているのであれば、それはもう上位数%の中に入っているということです。すごい!!

 

 

 

 

 

では、どうしても継続できない人のためにどうすれば運動を継続できるかを気に留めて考えてみようと思います。

 

 

1.目標がない

目標がないのは頑張る気力につながりません。

いつまでに・どうなりたいかを明確に設定して、それまでの道筋を逆算して動けると運動継続につながります。

大きな目標を作るのはもちろんですが、小さな目標を複数持っておき、目標を達成するごとにアップデートしていくのも良いかもしれません。

 

 

2.メリットをいまいち理解していない

 

1) 若年死のリスクの低減
2)心臓病による死亡リスクの低減
3)糖尿病の発症リスクの低減
4)高血圧症の発症リスクの低減
5)高血圧症患者の血圧低下効果
6)大腸がんの発症リスクの低減
7)抑うつ症や不安感の軽減
8)体重管理
9)健康な骨や筋肉、関節の形成および維持
10)高齢者の身体を丈夫にする効果および転倒リスクの低減
11)精神面の健康増進

 

参照:コカコーラ・サイト

 

 

 

どうでしょう、やる理由しかありませんね?

 

 

 

3.仲間がいない

参加する場所に仲間がいる・できると

・みんなと楽しんでやれる

・誘ってくれるから参加したくないと思う日でも頑張れる

・〇〇さんも頑張ってるから負けたくない

など

外的な動機として自分を動かす原動力となってくれます。

 

実際に運動継続の理由として「仲間がいる」は上位に来ることが多く継続率とは深い関係があるようです。

なんでも苦しいことは一人だと難しいですよね。

 

わたしが提供しているサービスの中で言うと、ピラティスのグループレッスンがこれに当たります。一人じゃ続かないけど、誰かとなら頑張れるという方はグループレッスンに参加するのもオススメですね。

 

 

 

以上の三つになりますが、他に継続をするために必要なことは "約束"をすることも大事なのかなと思っています。

 

 

例えば、旦那さんに「5kg痩せるまで、お酒は飲まない!」とか

約束をして見守ってもらうのも、一つの方法です。

 

 

どうしても、続けられないと言う人は私たちパーソナルトレーナーを使って、毎週強制的に予約を入れるのも約束の一手かもしれません。


 

 

本来、運動がイベントのようになってしまっては継続もなかなか続かないものです。

運動をするための入り口はどのような形でも良いかと思いますが、歯を磨く、ご飯を食べるのように日常の一部として運動を取り入れられると良いですね。

 

 

 

 

 

 

 

新潟で活動するトレーナーのフルカワです。

 

 

 

コロナも相まって、不活動の人が多くなっているように見受けられます。

 

人間は止まり続けるようにできていないので、不活動に弱いともいえます。

 

 

 

ですが、運動不足とわかっていながらも動けないなんて方もいらっしゃると思います。

皆さんの頑張りが未来の自分を作っていくと思っていただきたく、今日のブログを更新しています。

 

 

 

 

 

これは、疾病によって亡くなった方の危険因子(原因と思われるもの)をグラフ化したものです。

 

(引用:2007年の我が国における危険因子に関連する非感染症疾病と外因による死亡数)

 

 

運動不足は喫煙、高血圧に次いで3位とかなり発生数の多い危険因子となっています。

 

他の危険因子は読んだだけで危ないのがわかりますが、運動不足が3位に位置しているのにかなり違和感を覚えますよね。

 

生活習慣病のことを「サイレントキラー」と呼ぶことがありますが、その原因となっている運動不足こそ本当のサイレントキラーなのかもしれません。

 

 

 

実際に運動をすることは、循環器疾患やガン、糖尿病における予防対策として推奨されています。

 

 

 

 

ランニングや筋トレなどの" The 運動 "を毎日する必要はなくて

 

・近場ならば車を使わない

・子供・孫と遊ぶ

・家事掃除

・模様替え、階段登り下り

・アウトドアの趣味を見つける

 

こんなことを日常に取り入れるだけでも不活動は少しずつ解消されていくはずです。

 

 

疾患は身体の内のことなので、なかなか健康に近づく実感は得にくいかもしれません。

 

"不活動は寿命を縮める"

この事実に目を背け続けていると、将来の貯金を失って元気に活動ができなくなるかもしれません。

 

 

 

頑張りすぎず、活動していきましょうね。

 

 

 

 

 

 

追伸

 

先週長岡にて、ピラティスのリフォーマーとトラピーズと呼ばれるマシンの資格を新しく取得してきました。

 

(撮影の際のみマスクを外しています)

 

身体の位置を適切に導いてくれ、身体を動かしやすくしてくれます。

バネの力を使って負荷を減らしたり増やしたりできるのでどんな方でも使うことができ、

どの筋肉が使えていないのか、どの関節の動きが悪いのかが分かりやすく感じ取れました。

 

きつさもありますが、気持ちの良い時間でした。

 

 

リハビリや筋力アップ、パフォーマンスアップにわたって多岐にわたる場面で活躍してくれる強力なスキルになってくれそうです。

 

 

皆さんにこの素晴らしさを伝えるのが楽しみです!

 

 

パーソナルトレーニングはマシンピラティスを含めた体験トレーニングも行っておりますので、よろしければHPまたは公式LINEからお問い合わせください。

 

こんにちは、新潟市でパーソナルトレーナーとして活動するフルカワです。

 

 

今日は「質的な栄養不足」というテーマで話をしたいと思います。

 

 

 

 

今回長くなってしまうと思い

内容が三行で伝わるまとめをかきました(笑)

 

  • カロリーの高い食品ばかり摂っていると”質的な栄養不足”になるかも
  • 実際に食べ過ぎていてもビタミン・ミネラル不足になることがある
  • ビタミン・ミネラル不足は痩せにくい、疲れやすい、老けやすいの三拍子

 

 

 

 

以下は三行の捕捉になりますので、興味のある方だけお読みください!

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今は飽食と言われるほど食べることには困らない時代になってきています。

食べたいものがすぐに手に入り、何も気にしなければ自由に選択することができます。

 

 

その中で、問題となっているのが「質的な栄養不足」という言葉です。

 

どういうこと?

 

となりますが、、、

 

 

食事量やカロリーは足りているのに、ビタミンやミネラル等の栄養素が不足する状態のことです。

 

 

 

 

カロリーが高い食品は糖質や脂質などの栄養素は多く摂取されますが、ビタミンやミネラルが少ないことが多いんです。

 

 

 

ある論文で糖質や脂質の多い実験食を8週間続けさせるという研究がありました。

 

以下の食事を毎日続けたそうです。

 

 

 

 

(アメリカの研究なので、食事がアメリカンです...!)

 

炭水化物(糖質)や脂質が多く、比較的栄養が偏った食事です。

 

 

実験では若い男性が被験者で、それなりに量としては食べているように見えます。

 

 

 

 

ですが、この食事を続けることによって

 

・代謝を助けるビタミンB群の不足

・抗酸化物質のビタミンCの不足

 

これらがみられたそうです。

 

カロリーとしては足りていますが、栄養素としては足りない状態です。

 

これが”質的な栄養不足”です。

 

 

更に、その後運動をさせると体内の脂肪からではなく血中の糖質を優先的に使うようになったそうです。

 

これは、ビタミンB群欠乏などによるものと考えられますが、
 

「質的な栄養不足により脂肪燃焼が進みにくい」

 

という可能性を示しています。

 

(残念ながらダイエットの研究ではなかったため、体重の増減は記録されていませんでしたが...)

 

 

 

抗酸化物質であるビタミンCの不足は、身体の酸化を進めていきます。

身体の酸化は、パフォーマンスの低下や疲れやすさを引き起こします。

 

また、酸化は身体の老化に対しても悪影響を及ぼしますので、質的な栄養不足がダイエットや疲労感、老化と

多くの人が抱える悩みと関連づいていることが分かります。

 

 

 

 

 

You are what you eat.

”あなたはあなたが食べたもので生きている”

 

という意味です。

 

 

同じカロリーで、野菜の1000kcalと、インスタント食品の1000kcalではどちらを取れば身体に悪いかは安易に想像できるかと思います。

 

同じカロリーでも細かい栄養素単位で見ると栄養不足になってしまうので、選択的にいろんな食品を摂り

質的な栄養不足を回避できるよう意識できるといいですね