コロナのまん延防止等重点措置が出まして、外出することにブレーキがかかりそうです。

 

 

普段依頼を受けている市内の体育施設でも休館の連絡があり、約3週間は私の教室の受講者を含め新潟市の体育館で運動を行なっていた方は運動の機会を失うことになります。

 

 

個人的には、世間的な空気にのまれ恐れすぎている方が多いと感じます。

 

もちろん感染することによる身体へのリスクや

、感染したことによる社会的なリスクを回避したい気持ちも重々承知しています。

 

同調圧力にただ押し負けるのではなく、やんわりと自分の意見を持っておくのは大事だと日頃から考えておりますので、私なりの意見を書いておこうと思います。

 

 

 

運動指導者として、自粛の連続による身体活動の低下で起こる二次的損害の危険に目が行ってしまい、皆さんが運動できる環境を作ることが出来ているか心配です。

 

二次的損害とは具体的に

・筋力、筋持久力の低下

・肥満や生活習慣病のリスク上昇

・運動不足による免疫低下

・自律神経系の乱れによるうつ発症リスクの上昇

 

などを指します。

 

新型コロナウィルスに関しては、日頃から運動習慣のある人はそうでない人に比べ発症後の重症化リスクが低いことがわかっています。

 

これからのことから、運動を行なっていくことがコロナ対策や健康でいる為に必要だということは明らかです。

コロナより、運動をしないリスクの方が怖いです。

 

運動不足は死亡の危険因子全体の原因第3位です。

 

 

 

果たして、感染を防ぐためだけに過剰な対策をとり、運動の機会を失うことは正しいことでしょうか。

 

 

 

 

1月21日までの1週間の感染者数の合計と重症者数の累計を見てみると

 

国内

感染者数 約242000人

重傷者数       404人(0.16%)

 

新潟

感染者数  約2400人

重傷者数            0人

 

 

新潟、重傷者数は0なんですよね。

 

 

オミクロン株に置き換わってから急速に重傷者の数が減り、以前とは感染症としての質が変わってきているのもわかります。

 

なかなか報道では出てこない事実で、自分から厚生労働省や信頼のあるデータを取りに行かないと見れません。

 

 

感染減のためにある程度の対策は必要と感じてはおりますが、その上で何が必要か、どのリスクを取るべきかを自分で考えていくことが大切だなと思います。

 

 

 

 

運動を提供する身としては、自身の感染対策は十分に行いつつ、変わらず運動の機会を提供していきたいと思います。

 

 

 

 

自分の身は自分で守る。

 

自分の健康も自分で守りましょう。

新潟で活動するパーソナルトレーナーのふるかわです。

 

 

運動指導に携わるものとして運動以上に欠かすことができないのが食事についてです。

 

 

皆さんもネットをはじめとしたメディアで日々いろいろな情報を浴びているおかげで良くも悪くもたくさんの知識を持っているかと思います。

 

糖質を抜く食事指導を売りにしたパーソナルジムなどが有名になってきたこともあり、糖質を抜く・もしくは制限するダイエットが流行しており、糖質を過度に減らすことがダイエットのマストだと考えている人もいます。

 

 

 

ただ、個人的には糖質は抜かないほうが良いと思っています。

 

 

糖質は炭水化物の一種であり、筋肉や肝臓で貯蔵することができ、他の栄養素の中では比較的早くエネルギーとして使えるように準備されています。

たんぱく質などと違い、消化していく過程で身体に有害な物質が発生しないので身体に優しい栄養素とも言えます。

 

 

 

実は肝臓に溜まった糖質の量がダイエットには特に重要で、肝臓の貯蔵量に合わせて脂肪の燃焼が進んでいきます。

脂肪の燃焼が進みやすい時間は食後4時間〜なので、そこで間食をすると脂肪燃焼のボーナスタイムがなくなってしまいます。

 

食後8時間以上経つと、肝臓から糖質がなくなるため、身体全体の代謝を落として活動する気を失わせる節約モードに入り、食べたいという欲求が強くなっていきます。

 

以上の二つのことから肝臓の糖質が枯渇しないように、1日3回、毎食ご飯一杯分程度の糖質を食べることがダイエットではおすすめです。

 

 

肝臓に貯蔵できる糖質の量は個人差がありますので注意が必要ですが、身体の大きい方でなければ80−100g程度貯蔵できると考えていただければ良いかと思います。

 

貯蔵できずに肝臓から溢れた分は内臓脂肪に変わっていきますので、糖質も食べ過ぎには注意です。

 

 

糖質の中でも砂糖や果糖などの糖類に分類される甘味が強いものは、内臓脂肪が増えるリスクが高いため、ダイエット時は甘い糖質は避け、主食と呼ばれる糖質の種類を選択すると良いでしょう。

 

 

ちなみに糖質制限をすると体重が1−2kgすぐ落ちますが、決して脂肪が燃焼しているわけではないと思ってください。

糖質は身体の中に水を溜め込むという習性があり、糖質を抜くと一気に体重が2kg程度は落ちます。

むくみは取れて軽くなった感じはしますが、体型的な変化はあまり望めません。

 

 

 

ダイエットでおすすめなのが和食です。

シンプルですが、低脂質で糖質も過剰になることが少ないです。

 

古き良きを思い出して、濃い味ではなく素材の味を楽しみましょう。

 

 

 

こんにちは

新潟で活動するパーソナルトレーナーのふるかわです。

 

 

 

先日、知り合いの方の依頼で子どもを持つ親世代を対象とした発育・発達学のセミナーをオンラインでさせていただきました。

 

 

 

子育て論みたいなものではなく、子どもとの関わりの中でどう運動神経を鍛えられるかということをお話しさせていただきました。

 

資料を作る上で、赤ちゃんが徐々に大人になっていくまでをまとめていたのですが、何も出来ない赤ちゃんが立てるようになるのってよくよく考えると凄いことだなぁと思います。

 

 

身体のことを学べば学ぶほど、ヒトをはじめとした生命体ってよく作られているよなぁと感心させられます。

 

複雑に積み上がった200個以上の骨に600個以上の筋肉がついているにも関わらず、脳が指令を出し、おおよそ思う通りに身体を動かすことができるっていうこと自体が奇跡に近いことだと思いませんか?

 

 

この奇跡のように動く為の土台は子ども時代にあります。

 

子どもは触れる・見る・聞く・跳ぶ・走るなどの刺激を通してたくさんの情報を脳で処理して、ものすごいスピードで発達していきます。

神経の80%ほどが5歳までで成長するというデータもあります。

 

そのため、早くから様々な動きに触れさせて運動経験を積んでいくことが必要と言われています。

 

 

 

大人に焦点を当てて考えてみると、子どもと同じ程度の運動や刺激を受けているでしょうか?

今思うと、子ども時代はできていたことがだんだん出来なくなったりしていませんか?

 

 

デスクワークで正面のパソコンに向かって仕事をし、車移動で会社から家の通勤をしていては運動時間や感覚の刺激を獲得できているとは言い難いですよね。

 

 

生き物は使っていない機能は退化させるようにできています。

 

 

減量やスタイルをよくするだけの運動はもちろん必要ですが、長期的な健康を見据えた運動習慣を作っていくことがより大切なのではないでしょうか。

 

何をしたら良いか分からなければ、まずは景観の良い自然豊かな場所でお散歩から始めてみると良いかと思います。

 

子どもに負けず、大人もしっかりと動くことを意識していきましょう。

 

 

大人子ども問わず、環境設定が大事ですね。