小学校に感謝していること
娘が通う公立小学校の図書室は、蔵書数がかなり多め。小学校の平均蔵書数の9,854冊(2020年度)を大きく超えています。そして、毎月のように数十冊ずつ本を新規購入してくれます。このような環境を整えてくれている学校には、本当に感謝しています。そんな恵まれた環境にいるので、もともと積極的に文字を読まない娘ですら、学校では読書をする機会がそこそこあるよう。自力読みが小1後半からと遅かった上、文字より絵や映像からの情報を好む娘なので、この環境が母親的には本当にありがたいです。学校側も読書の機会を増やそうと工夫してくれ、時間割に「図書」が組み込まれていたり、朝読書時間や読書週間、絵本の読み聞かせweekなどいろいろ企画してくれます。そして、何よりもありがたいのが司書さんの存在。娘によると、全校生徒のフルネーム、クラス、読書レベルを司書さんが把握しているそう。校内で司書さんに会うと、「今度〇〇ちゃんの好きそうな本が入るから読んでみない?1番に貸し出すよ!」なんて声をかけてくれるんだとか。こんなことを言われたら喜んで本を読みますよね。また、このオススメが絶妙らしく、それぞれの生徒の嗜好にあわせて最適な本を選んでくれるのだそう。さらに、漫画、絵本、図鑑、小説、授業に関連する読み物など幅広く選んでくれるようです。なんて羨ましい環境。私がオススメされたいくらい。ちなみに、こまつあやこさんや朝比奈あすかさんのような、中学受験組が読むべき(?)本を家の本棚にせっせと並べていますが、「学校で読んだし」と言われてしまいますそういえば「金の角持つ子どもたち」も読んだそう。こういう最新の本も惜しみなく購入してくれる学校に、心から感謝です。「論理国語3年生」で主語と述語を正しく抜き出せないレベルの娘なので、どこまで正しく内容を理解しているかは疑問ですが、たくさんの本を楽しめるように成長してくれて本当に嬉しいです。読書の幅が広がれば、一気に世界が広がり思考力や多様性も身につくはず。ただひとつだけそのしわ寄せが学校見学に行くと、必ず図書室をチェック。小学校より蔵書数が少なかったり、図書室のレベルが低いと(広さやソファ、テーブルの設置状況など)拒否反応を示します…。