昨日はパリで起こった出来事についての私の考えを書きましたが、
ここにたくさんの大切なメッセージや学ぶことがあると思います。
まず、正しさ、正義より、大切なものがありますよ、ということです。
個人の日常でも、小さないさかいがあったりしますが、
人との関係でも、正しさを一番に考えると、
それぞれに違う正しさがありますから、
どうしたってぶつかりますし、譲り合えないです。
国同士でも個人でもそうですが、
「相手が悪い、絶対許さない!」は戦争の始まりです。
ですが、どちらが正しかよりもっと大切なものがありますよね。
その正しさや正義は人の命より大切ですか?!と考えると答えはでます。
それでもまだ許せないから戦うと言うなら、
あなたの両親や子供の命と引き換えでも許さないのですか?と
考えてみるといいと思います。
日常の出来事でも同じで、
正しさや正義は一番大切なものではないです。
そんなものより大切なものはたくさんあります。
何よりそれを守っても幸せには遠いです。
何故幸せになれないものを大事に握りしめるのでしょう?
私なら幸せにいられるほうを選びます。
お国(会社、宗教など所属団体)のためや名誉のために、
幸せを捨てるのが誇り高いという価値観は、どこか歪んでいます。
昔はそういう考えが常識だったこともあるでしょうが、
今はもうそれに縛られることはないのです。
自分の主張する正しさが通らなくても、
負けたわけではなく、ただ考え方が違うのだというだけです。
(別に勝つ必要もないですし。)
そう考えると、いつまでもこだわるだけ無駄ですから、
失礼な人も自分勝手に見える人も、
さっさと忘れて心から手放すほうがいいですね。
幼稚園児にけんかをしかけられても笑ってすませるように、
正しさより大切なものがあるとまだ知らない人なのだなと聞き流したり、
そうじゃない価値観もあるんだよと、
愛をこめてその姿を見せられるといいですね。
また、やられたからやり返すという考えも、
大昔から問題になってきましたが、
これも幸せには遠いですね。
気持ちはよくわかりますが、
恨みや怒りは低い波動です。
そんな波動のままでは穏やかな愛や幸せは遠いでしょう。
幸せになりたいなら、許し手放すことが一番です。
とても難しい学びですが、
これは誰もが学ばなくてはならないテーマの一つです。
私も昔、両親にひどいことをした相手を許せず、
本気で殺したい気持ちを抑えてもがいた時期がありましたが、
今となっては、殺さなくてよかったと思います。
その時は、もう終わったことだと言い聞かせ、
思い出すたび振り払い、時が洗い流してくれるのを待ちました。
相手が生きていようと死んでいようと関係ないと
思えるようになるまでに数年かかりました。
今はそれは学ぶために必要だったのだなと思いますし、
もう恨みはありません。
その人たちの魂に愛があるといいなと願っています。
許すとは、忘れるのでは不充分で、
ありがとうと思えたらやっと終了です。
もう勘弁してあげる、ではまだ学びは完了しません。
恨んでやり返すのは簡単で、
向き合うには厳しいレッスンですが、
許すこととはどんなことかを学ぶことは、
魂の成長には大切だと思います。
戦争はその最たるもので、
日常でも規模は小さいながら同じような学びがあると思います。
時間をかけてでも自分自身のために消化したいテーマですね。
そして、多くの人は世界から戦争はなくなるのは
難しい、無理だろうと考えます。
確かに有史以来戦争のない時代はないですが、
それでも地球はずいぶんよくなっていると思いませんか?
黒人さんたちが解放されたり、植民地が独立したり、
日本でもお米を作りながら食べられなかった農民はいなくなり、
庶民も水で増やさなくても白いごはんがお腹いっぱい食べられますし、
女性も徐々に社会で活躍できるようになってきました。
まだまだ問題はたくさんありますが、
長い歴史を振り返ると、
かなりたくさんの問題を乗り越えてきているとわかります。
ですから、きっと戦争も終わらせることができると思います。
世界はどんどん変化し続けています。
そうして国や世界が変化してこられたように、
私たち一人一人も変化していけます。
どうせ変わらないと言う人は変わらない世界に生き、
きっといい方向に変わると信じる人はそんな世界に生きます。
例えば今、経済的に苦しい状況でも、
自分の性格が嫌いでも、家庭内がうまくいっていなくても、
すべては変化していきます。
私たちは変わっていけるのです。
うまく生きられなくて、もがいてもがいて、
でも出口が見えなくて、
やっぱり自分はずっとこうなんだ、と諦めたくなっても、
それでも必ず出口はあり、変われると私は信じます。
世界中の戦争をなくすことは自分一人ではできなくても、
自分の明日を変えることはできると思います。
奴隷制で縛られた人たちは、諦めなかったから自由を手に入れました。
こうありたいと思うなら、簡単に諦めないことです。
どんなにもう無理だと思う時も、
そのもう一歩向こうにきっと何かがあると信じてみましょう。
8月14日に亡くなった人は戦争が終わることを知りませんでした。
私たちは生きることができるのですから、
向こう側を見ることができます。
永遠に変わらないものなどないように、
私たちの人生も、もし今が辛くても必ず変化が訪れます。
辛くなったら、
「すべては変わっていく」「変わらないものは何もない」と
つぶやいてみてください。
そうしていつも光に向かって生きましょう。
目指す光を見失わないでいれば、
ハンドルを向ける方向さえあっていれば、大丈夫です。
世界の平和についても、無理だと諦めないで、
一人でも多くの人が、目指す光を見失わないで、
そちらにエネルギーを注ぎ続け、
戦争へと傾くハンドルを0.1度でも平和へと向けていきたいですね。
今回の出来事から、たくさん学ぶことがありました。
無駄にしないで活かし、
みなさまがより幸せにあるといいなと思います。
……………………………………
年に数回瞑想セミナーを開催しています。
瞑想に興味のあるかたへ。過去の記事のおすすめです。
↓2つのブログランキングに参加しています

ランキングが上がると、
より多くのかたに読んでいただける機会が増えますし、
励みになるので、
励みになるので、
お手数ですが、
ぜひよろしくお願いいたします

………………………………………
プロフィール
北山裕子
北山裕子
瞑想歴20年。和歌山市在住。
摂食障害を治すため、藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、
自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と会話ができるようになる。
その後も続けていくうちに、宇宙とつながり、
次元を超越した体験や不思議な体験を重ねる。
………………………………………

次回は未定ですが、秋~冬に。
詳細が決まり次第このブログでご案内いたします。
………………………………………

やり方やコツを書いています。
瞑想を楽しむ
(軽めのお話です。)
私が瞑想を始めたきっかけはこちら。
初めて瞑想ができた時のお話です。
↓ ↓
………………………………………