*このお話に興味のないかたは、
後半の赤字のメッセージだけでも読んでみてくださいね。
パリで同時多発テロがあり、世界各地で追悼が広がっています。
今回のテロはイスラム国(IS)によるものとのことですが、
どの組織や国であれ痛ましい出来事です。
こういう時、よくイスラムの名前が出てきますから、
なんだかイスラム教の人たちやイスラム教の国々が
恐ろしい集団のように思い、
中東一帯が危険なテロリストの巣窟のように思われますが、
そこには穏やかに家族と暮らす敬虔なイスラム教の人たちがいて、
私たちと同じように日々人生を歩んでいます。
最近のテロや戦争は、お金儲けのために
でっち上げた情報を流し正義のフリをして
戦うこともありますから、
一般市民の私たちにはなかなか本当のところがわかりにくいですが、
今回は見えているところでは、
フランスもIS支配地域やシリアへの空爆を行っており、
たくさんの一般市民が犠牲になり、
400万人以上の人たちが難民となりました。
また、戦後の長い中東との根深い問題もあり、
お互いの言い分があるのだろうと思います。
ただもちろん、どんな理由であれ、
今回の出来事も空爆も平和的なやり方で、
解決するなり許しあえればと思います。
シリアの難民問題はピンときにくいですが、
ドイツに住む知人によると、
陸続きのヨーロッパでは、身近な問題のようです。
難民の受け入れとなると、どこの国だって負担があり、
治安も心配ですが、
例えば、北朝鮮から脱北した人が命からがら逃げ、
中国で見つかり強制送還などと言う話を聞くと、
送り返せば極刑間違いなしなのに・・・と思います。
シリアの人たちも、一般市民は何もしていないのに
ある日それまで暮らしていた家を追われ、
国境を越えられなければ難民キャンプで
空爆に怯えるいつ終わるとも知れない生活を強いられます。
違いはありますが、例えば福島の原発事故で考えると、
ずっと住んでいた家が突然危なくなり、
離れたくないけれど危険だとわかって逃げようとしたら、
隣の市町村が町の境を閉鎖し、受け入れを拒否した、
と考えると、ありえないと思いますね。
安易に難民受け入れを、とは言えませんが、
つくづく国境って何故あるのか?と思います。
(ドイツへ向かう飛行機の機内モニターより。)
ヨーロッパやアジアを旅すると、
飛行機から見る大地には国境などありません。
飛行機の機内で見る個人モニターの飛行経路にも、
街の名前は出ますが、国の名前や国境は出ません。
(私がよく乗る航空会社数社では。他は知りませんが。)
福島で事故が起こった時、
日本中の人たちが、うちの町にどうぞ来てくださいと
思ったと思います。
でも、国単位になるとそうはいかなくなります。
本当に残念なことですね。
国内で紛争がある地域もありますが、
多くの国は自国へ爆弾を落としたりしません。
災害が起きれば助け合い、励まし合います。
世界が早くそうなることを願うばかりです。
日本人にも非常識な人や悪い人がいるように、
また、関東と関西では考え方が違ったりするように、
他国の人にも色んな人がいますが、
一人一人は優しい人が多いです。
私の友達のイスラム教徒のサウジアラビアの人たちは、
とても親切で礼儀正しく、瞳がキラキラと輝き、
家族を愛し友達想いです。
旅先で出会った韓国人は、ぼったくりタクシーに捕まった私を見て
うまく交渉して助けてくれ、サラリと去っていきました。
留学中に出会った中国人は、力強く励ましてくれましたし、
コッソリ親切なアドバイスをくれたりしました。
他にもフランスやイギリス、世界中に友達がいますが、
みんな優しい人ばかりです。
国と国で考えると、過去のやっかいな問題が出てきますが、
もうそろそろそんなことは終わりにして、
世界が一つの国になるといいと思います。
今回の悲しい事件も、
みんなが本気でそう思うきっかけになればいいと思います。
いつだって大きな変革は、戦争や何か事件がきっかけで広がってきました。
そんな痛ましいことがなく変われたらいいですが、
もうこれ以上悲惨な事件を起こす前に、
変わっていけるといいなと思います。
そんな今、私たちにできることは、
ISが敵!とか、テロに屈しない!という戦闘態勢ではなく、
怒りや悲しみ、恐怖の波動に飲み込まれ同調しないで、
どちらか片方ばかりを見ないで、
平和や愛、調和の波動にあるよう意識し、
これ以上波動を落とさないようにすることです。
世界は今どんどん変化していて、
波動も上がってきています。
でもそんな高く繊細な波動が居心地が悪い人もいるのです。
無意識ながら今までの低く荒い波動に引き戻したい人がいるのです。
そんな人たちの足掻きに引きずられないで、
翻弄させられないで、
起こる出来事を客観的にとらえ、
世界の美しい面を愛し、痛ましい現実にいる人を助け、
エネルギーを送りましょう。
そしていつか、日本で地震や災害が起きた時に助け合うように自然に、
世界中が助け合い支え合えるようになりたいですね。
フランスにもシリアにもISにも、
穏やかな平和と愛がありますように。
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プロフィール
北山裕子
北山裕子
瞑想歴20年。和歌山市在住。
摂食障害を治すため、藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、
自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と会話ができるようになる。
その後も続けていくうちに、宇宙とつながり、
次元を超越した体験や不思議な体験を重ねる。
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