前回:『42』~世界を変えた男~②の話に戻る
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『好きな映画はなんですか?』
と聞かれたら
「フィールド・オブ・ドリームス」
と答えるようにしている。
(三谷幸喜監督作品を除けばという注釈付きだが)
【男のロマン】という言葉を使えば
少々古臭くなってしまうが
それを怖れずに書かせて頂くならば
【男のロマン】が
ぎっしり詰まった映画なのだ。
野球好きな方や野球をやっているお子様がいる方は是非、一度は観賞してみて頂きたい。
この映画を観ると
「世の中のお父さんが無性に息子とキャッチボールがしたくなる映画」
だと言われている。
(澤木が勝手に言っている)
そして
もう一つお薦めしたい映画がある。
『42~世界を変えた男~』
という映画だ。
今日は4月16日だが
アメリカ現地では4月15日である。
毎年、4月15日は
メジャーリーグにとっては特別な日。
そして
我々、野球人にとっても特別な日にしなくてはいけないのかもしれない。
「背番号42」はMLBでは全30球団で永久欠番になっている。
アメリカ現地時間の4月15日に行われるメジャーリーグの試合は全選手、監督、コーチ、審判員が背番号42のユニフォームを着用してプレーする。
【ジャッキー・ロビンソンDay】
今から約70年前の1947年。
メジャーリーグで初の黒人(アフリカ系)選手がメジャーデビューをした。
当時はまだ人種差別がひどい時代だったみたいで、その流れを断ち切ってメジャーデビューを果たしたのがジャッキー・ロビンソン選手。
ちなみにロビンソン選手をスカウトしてきたのはジョージ・シスラー氏。
2004年にイチロー選手がシーズン安打記録を樹立したがその前の記録保持者がシスラー氏。
そのシスラー氏が亡くなった年にイチロー選手が生まれている。
アメリカではシスラーの生まれ変わりがイチローだと言われているみたいだ。
先日のイチロー選手の引退会見で印象に残った言葉がある。
『僕はアメリカでは外国人ですから……』
という言葉。
もしロビンソン選手がいなかったら
もしかしたら
メジャーリーガー【ICHIRO】は生まれなかったのかもしれない。
そんなことさえ考えてしまう。
(ニューヨーク野球殿堂博物館にて)
毎年、この時期になると
映画『42~世界を変えた男~』が観たくなる。
映画の中でロビンソン選手がチームになかなか溶け込めず試合後、他の選手がシャワーを浴びている間、ずっと待ってるシーンがある。
「シャワー入らないのか?」
と声をかける一人の選手。
「俺と一緒にシャワー入るのみんな嫌なんだろ」
・・・とロビンソン選手。
「何言ってんだ!ジャッキー、一緒にシャワーを浴びよう!」
・・・というシーンでいつも涙が出てしまう。
この物語を観ているとロビンソン選手も素晴らしいがロビンソン選手を獲得して試合に出し続けた球団GMが凄いと思って観てしまう。
(さすがハリソン・フォードだ)
この映画を観てない方は是非、観て欲しい。
世界を変えた偉大な選手
感謝の気持ちと敬意を込めて
(今日はお薦めの映画2本の紹介でした)
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日本のプロ野球に来た外国人選手は42番をつけている選手が多い。
【12球団の42番着用選手】
広島東洋カープ
ジョンソン投手
東京ヤクルトスワローズ
坂口選手
読売ジャイアンツ
メルセデス投手
横浜DeNAベイスターズ
バリオス投手
中日ドラゴンズ
アルモンテ選手
阪神タイガース
空き番号
埼玉西武ライオンズ
マーティン投手
福岡ソフトバンクホークス
松田投手
北海道日本ハムファイターズ
黒羽根選手
オリックス・バファローズ
エップラー投手
千葉ロッテマリーンズ
バルガス選手
東北楽天ゴールデンイーグルス
ハーマン投手
42番は12球団中、8球団が外国人選手なのだ。