前回:「ドナイヤのオーダーグラブを作りたいんですけど…」からの再会の話に戻る
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『すみません、グラブのウェブを変えたいのですが…』
先日、高校生のお客様からそのようなご要望を頂いた。
そう言ってグラブ袋から取り出されたのは
ドナイヤのDJIMだった。
すなわち山田哲人選手モデルだ。
確かにかなり使い込んでいる。
2017年5月にベースボールマリオでご購入頂いたグラブだ。
こちらはベースボールマリオの旧店舗(旧グラブブルペン)から巣立っていったグラブということになる。
つまり2年以上経過しているのだがグラブの状態がかなり良い。
ドナイヤのグラブの耐久性を証明していると共に、使用しているお客様が日頃から大事に手入れをしているという証でもある。
捕球面がどこも破れていないというのは捕球位置がしっかり定まっている証拠でもある。
こういう捕球面を見ると惚れ惚れしてしまう。
そして今回、ウェブが少し柔らかくなり過ぎてしまったのでウェブを交換したいというご要望を頂いた。
今回は他メーカーのウェブを使用してのウェブ交換をさせて頂いた。
会計時にポイントカードを掲示する。
バーコードを読み込むとお客様の情報がレジ上に写し出される。
「お!○○高校?」
「はい、そうです」
「先生は〇〇先生でしょ?僕も高校時代に○○先生に教わったんですよ』
「そうなんですか!?」
「高校は違うけどね」
偶然にも私が高校のときの恩師が異動された高校の生徒が今回のお客様ということだった。
(つまり昨日のブログで紹介したグラブのお客様も同じ先生ということになる)
こんな偶然やタイミングもあるのだ。
やはり・・・
人生とオムレツはタイミングが大事なのだ。
(DJIMにHウェブをつけると小型のDJIMSに見える)
「今でも練習の7割はバッティング練習?」
「いえ、今は半々くらいです」
「僕の頃は7割がバッティング練習だったんですよ~」
高校は違うがお世話になった指導者の方が同じというのは共通する話もあるものだ。
私が高校生のときの
とある土日練習にて。
「今日は半ドンにするから!」
※半ドン=午前練習
・・・と先生が言う。
そんなことは滅多にない。
何かあったのかと勘繰る。
部員同士、悟られぬように
瞬時に目を合わせ
ニヤける顔を押し殺し
全力で返事をする。
「ハイ!!」
(一同)
(半ドンという言葉を聞くと何故か部員のHPが回復する)
(そして何故か作戦が「ガンガンいこうぜ」に切り替わる)
「ただし・・・」
監督が続ける・・・・
「ただし、午後は全員で映画館に行って【男たちの大和】を観てこい。そして明日、チケットの半券を持ってくること。 以上。」
映画【男たちの大和】には高校野球を行う上で大切なモノが詰まっているとのことらしい。
そんなわけで
その日の映画館は丸坊主の野球部軍団が席を埋めることになるのだが
それはまた
・・・・別の話。
話を戻すと・・・
今回のドナイヤのグラブは
汚れやオイルが溜まっていたので
綺麗にすっぴん状態へ。
クリーニング前に重さを計ると
525gだったのだが
余分なオイルと泥汚れを丁寧に落とすと
517gになった。
約8gの軽量に成功したことになる。
捕球ポイントが素晴らしいので
ウェブを変えたことでまだまだ長く使える。
これからも大事に使って欲しい。
何だか
ほっこりした時間と空間だった。
これからも
そういう時間を大事にしたい。
(有難う御座いました)
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