前回：「Ipセレクトグラブ手揉みオイル型付け」下北沢発－茨城の地へ！の話に戻る
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「このグラブはマリオで型付けをして欲しい」
・・・というご連絡を頂いたのは今から３年前の話だ。
当時、持ち込みでグラブの型付けをしてもらえるところを探していて、「湯揉み型付け」ではなく、「手揉みオイル型付け」をしているところを探していたとのこと。
そこで当マリオブログをご覧頂き、ベースボールマリオへご連絡を頂いたという経緯だ。
有難い気持ちでいっぱいになる。
その時のグラブがこのIp select(アイピーセレクト)の内野手用グラブとなる。
こちらは茨城県にお住いのお客様でメールでの御依頼。
中学１年生（当時）のお客様だ。
何度か型付けの内容についてのキャッチボールをして、実際にグラブが到着した。
とても丁寧な加工の指示書に感動したのを今でも鮮明に覚えている。
「昨日、グラブが届きました。ブログで拝見していたとおり、期待どおりのものでした。早速、息子とキャッチボールをしました。これから、このグラブを使って思う存分野球を楽しんでほしいと思っています。」
・・という感謝のメールまで頂いた。
この上ない喜びである。
（3年前の修理人・原戸とBOZU澤木）
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あれから・・・
３年の月日が流れた・・・
先日・・・
GLOVE-BULLPEN(グラブブルペン)にて学生さんとそのお父様がグラブを選んでいた。
澤木「どういうグラブをお探しですか」
たしか最初にそう聞いたような気がする。
お客様「内野手用のグラブを。」
お客様「実は前に型付けを依頼したことがありまして・・・あのアイピーセレクトの・・・」
その時のグラブが載ったマリオブログの画面を見せて頂いた。
すぐに３年前の記憶が蘇る。
冒頭で書かせて頂いた話である。
前回：「Ipセレクトグラブ手揉みオイル型付け」下北沢発－茨城の地へ！の話に戻る
その時はメールでのやり取りだったが今回は初めて御来店頂いた。
茨城県からのお越しだ。
「いらっしゃいませ」
当時、中学１年生だったお客様は高校１年生となり、高校野球をやっている。
そして今回、高校用のグラブを新調しにベースボールマリオへお越し頂いた。
こういう繋がりはこの仕事をしていて良かったなぁと感じる瞬間でもある。
そのキッカケがこのマリオブログから始まったことも感慨深い。
今回、選んで頂いたグラブはこちらのグラブ
JUNKEI-GLOVE
(ジュンケイグラブ)
内野手用
JG-４０１型
マロン×タン
現在はサードとセカンドに挑戦しているとのこと。
小さめでポケットが深めな401型はベストな選択だ！
そして、今回も【手揉みオイル型付け】を施す。
即日お渡し出来れば一番良いのだが残念ながらお預かりさせて頂く。
そして・・・
完成したものを発送させて頂く。
さすがは401型
型も付けやすい・・・
JG-401型
ジュンケイグラブのカタログには401型について次のように書かれている。
深めのポケットを持ち、自在性のあるグラブ。
セカンド用としてロングセラー商品
ロングセラーという言葉に私は弱い。
長い間、売れ続け、残り続けるのにはそれなりの理由がある。
ちなみに401型は2018年カタログVol.2にも掲載されている。
もちろんオーダーでも選択可能だ。
401型の特性を活かして・・・
ボールを捌いていく・・・
あとは型に身を任せるだけだ。
最後はJG-01で仕上げる。
グラブの動きを滑らかしてくれる伝統のグリスだ。
そして完成したグラブを箱に詰めて発送する。
行き先は茨城県だ。
【下北沢から茨城の地へ】
そして
高校野球という新たなステージへ
グラブは巣立って行った。
次回：【あれから1年半後の話】JUNKEI-GLOVE 下北沢から茨城の地へ③の話へ続く
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