2階からスプーン。  =料理編=

2階からスプーン。  =料理編=

出来上がったきれいな料理だけを見ても自分じゃ作れません。
そこに至る鍋やフライパンの中がどうなってるのかが知りたいんです。

 料理は実践!  料理はライブ!

手際が悪くたって、見栄えが悪くたって・・・キ・ニ・シ・ナ・イッ!!

&熊谷近辺の食べ歩き

『2階からスプーン。』は釣りと料理に関するブログとして始めましたが、異なる内容を1つのブログで続けるのはやや無理がありました。なので『料理編』と『釣り編』に分けることにしました。釣りに興味ある方いらっしゃいましたらそちらも宜しくです。

2階からスプーン。 =釣り編=

Amebaでブログを始めよう!

熊谷市にあるケーキ屋さんの中で自分が好きなのは「cots」「Le Conte Bleu」そして「Cendrillon」です。

今回はCendrillon(サンドリヨン)を紹介します。


サンドリヨンは熊谷市の広瀬にあります。

熊谷駅の南口から国道140号方面に向かい国道140号に出る手前にあります。
2階からスプーン。  =料理編=-54_1 車は店の前に3台、少し離れたところにある駐車場に数台置けます。



お店の看板です。
かわいい顔のマークがトレードマークのようです。
2階からスプーン。  =料理編=-54_2

建物にも屋根の方にかわいい顔がありました。

2階からスプーン。  =料理編=-54_3

お店の入口です。
2階からスプーン。  =料理編=-54_4


入口の横の方にも顔のマーク。
2階からスプーン。  =料理編=-54_5

良く見ると郵便ポストのようです。


車のタイヤ止めはワンちゃんでした。
2階からスプーン。  =料理編=-54_6 細かいところまで気を配った演出が素敵ですね。


お店に入るとまっ正面に人形さんたちが控えています。
2階からスプーン。  =料理編=-54_7

お店の雰囲気はとてもかわいい感じです。
2階からスプーン。  =料理編=-54_8

きれいにディスプレイされていてとても気持ちいい空間です。

右の壁にはデコレーションのデザインの写真が飾られています。
2階からスプーン。  =料理編=-54_9

開店30周年記念!


かなり古くからやってるんですねぇ。

記念セールでH24年6/22~6/25まで全品20%offをやるようですね。


ケーキのディスプレイです。

右側にホールケーキが飾られています。
2階からスプーン。  =料理編=-54_10

左側にはショートケーキです。
2階からスプーン。  =料理編=-54_11

どれもとてもおいしそうですね。


今回は4種類購入してみました。

まずはガナッシュケーキ。
2階からスプーン。  =料理編=-54_14

ガナッシュがたっぷりです。

自分はチョコレートは苦手ですがチョコ好きにはたまらないようです。


残り3つはイチゴ系です。

イチゴのタルト。
2階からスプーン。  =料理編=-54_12

イチゴたっぷりですね。


イチゴのミルフィーユ。
2階からスプーン。  =料理編=-54_15

とてもおいしそうです。


イチゴのもちもちーず。
2階からスプーン。  =料理編=-54_13

これが自分のチョイスです。

食べたことなかったんですが、餅とチーズの組み合わせは気になりました。


実際に食べてみたところとても美味でした。

食べた感じが「さわたのチーズ大福」ととても似てました。

チーズ大福がメチャ好きなのでたまりませんね。


サンドリヨンのケーキは特別にこれだ!というのはないんですが、全部おいしいです。

ケーキの好みは各自ありますので、誰が食べてもおいしいのかどうかはわかりません。

自分は甘さは抑えめ、クリームはべたつかないすっきりめが好みなのでここのが合うようです。



おいしい紅茶といっしょにケーキを食べると幸せですよね。


でもカロリーが高いので食べ過ぎには注意です!


今日はとてもいい天気です。

今年も熊谷は暑くなるのでしょうか。


熊谷はとても住みやすい所です。

適度な人口、適度な交通量、適度な商業施設、適度な大都市からの距離。

なんというか自分にはぴったりサイズの街です。


人混みが苦手で人が多い所は避ける反面、人が少ないのもさみしい。

車が多いと渋滞でうんざりだけど、自分ではどこに行くにも車が便利。

目立つのが嫌いなので家が多い住宅地に住むのが好ましいけれど、隣近所付き合いは苦手。

ようするにわがままなんですね。

そんなわがままな人間に意外と優しい街なんですよ、熊谷は。


ただし、キチガイじみた暑さだけは参りました。

寒い東北で育ち、そこから抜け出して雪のない地域に来たのはよかったのですが、まさか日本一暑い所だったとは予想外でした。


夏はクーラーの効いた家の中から出られません。

節電、ゴメンなさい・・・・・です。

命がけの節電なんてシャレになりません。



今年の夏、猛暑だけは勘弁!



でも・・・・


たぶん暑くなるんだろうなぁ。




5/27の夜は結局、豚肉のニンニク焼きを作りました。

最近鶏肉が多かったのでたまには豚さんも使ってあげないと。




≪11≫豚肉のニンニク焼き


[要旨]

・普通のニンニク焼きです。

・非常に簡単なのでどの家庭でも頻繁に作られているでしょう。

・使う具材は豚肉とニンニクと玉ねぎだけです。

・たれは自分で作った方がすっきりしている上に安上がりです。


[材料]

・豚肉(肩ロースorバラ肉):500g-1kg2階からスプーン。  =料理編=-36_1

・玉ねぎ:1個

・ニンニク:2欠片

かえし (適量;なければしょうゆ、みりん、料理酒、砂糖を混ぜる) 2階からスプーン。  =料理編=-36_25

・塩(少々)

・こしょう(少々)


[下準備]

・豚肉は7-8cmくらいの長さに切る。

・玉ねぎは細切りにする。2階からスプーン。  =料理編=-36_2

・ニンニクはみじん切り。

かえし をバットに薄くひき、そこにニンニクを入れる。

・バットに豚肉を入れ、たれをよくからめる。2階からスプーン。  =料理編=-36_4


[手順]

・フライパンを強火であたため、そこにたれごと豚肉を入れます。2階からスプーン。  =料理編=-36_6

・強火のままたれを沸騰させます。2階からスプーン。  =料理編=-36_5

・よくかき混ぜて豚肉にしっかり火を通します。

・こしょうを振り、少しだけ塩を入れます。

・ある程度肉に火が入ったら、玉ねぎを投入。2階からスプーン。  =料理編=-36_7

・玉ねぎにもよくたれが滲みこむように混ぜ合わせます。2階からスプーン。  =料理編=-36_8

・強火のままで水分を蒸発させて濃縮していきます。2階からスプーン。  =料理編=-36_9

・玉ねぎが茶色になって目立たなくなってきたらいい感じです。2階からスプーン。  =料理編=-36_10


[完成] 2階からスプーン。  =料理編=-36_31


[ポイント]

・たれも塩も入れ過ぎるとすぐしょっぱくなるので少なめに。

・油はつかいません。(ヘルシー!?)

・玉ねぎを多くすると肉だけじゃない感じになってマイルドになります。

・レタスで包んで食べるか、キャベツの千切りと同時に食べるのが一番おいしく食べられると思います。


奥さんが餃子の皮でチーズ揚げを作ってくれました。2階からスプーン。  =料理編=-36_12

さつま揚げの煮物も作ってくれました。2階からスプーン。  =料理編=-36_13


これでこの日の夕食が完成。
2階からスプーン。  =料理編=-36_14
今年の夏は暑さに負けないように、おいしい物作って、おいしい物食べて、楽しく釣りして過ごしましょう。



ん~、仕事もしっかりやれ、自分!!

5/24においしいパスタを食べに行ってきました。

熊谷市の江南にあるイタリア厨房「バジル」です。


先日行った時、改装中で断念したので改めていってみました。

5/19にリニューアルオープンしたのでどんな感じになったのか興味ありました。


家から車で15分くらいのところにあります。

今のところ熊谷市内のパスタ料理ではここが一番好きです。


以前は2番目だったんですが、一番好きだったお店が閉店してしまったので今はここがNo.1です。

ちなみに閉店してしまった元1位はクッチーナ「Coba」というお店です。

熊谷市内だけでなく自分が今まで食べたパスタ料理では他の追随を許さないほどダントツでおいしかったです。

熊谷に引っ越してくる前から通ってました。

値段が高めの設定だったのが熊谷では受けなかったんでしょうか。


クッチーナ「Coba」のパスタまた食べたいです・・・・



今回は「バジル」の紹介ですね。


江南の街中を抜けていくと左手に看板が見えてきます。2階からスプーン。  =料理編=-32_1

看板は改装前と変わってないようです。

店の裏側の駐車場がきれいに整備されていました。2階からスプーン。  =料理編=-45_33_1


お店の入り口が少し変わりました。2階からスプーン。  =料理編=-1231_1 2階からスプーン。  =料理編=-32_2

雨よけのスペースが新設されていました。2階からスプーン。  =料理編=-32_3

混んでる時は行列ができるので、これは待つ人にはいい感じですね。

自分は苦手ですので並ぶことはないと思いますが。


入り口から入ると以前と大きく印象が変わった感じはありません。

全体的に禁煙となり、喫煙スペースが設けられたのが変化かな。

以前はどうだったか、そのへんあんまり覚えてません。


テーブルは変わらないんですがイスが変わった気がします。

座りやすくなった印象です。

人間の記憶ってほんとあやふやですよね。


ぶっちゃけお店の中はほとんど以前と変わりませんでした。

メニューもほぼ変わりなし。

全体として大きな変化はなかったと考えて良さそうです。


最初に二人用にサラダを注文。2階からスプーン。  =料理編=-32_4

「プリプリ海老とじゃがいものバジルソースサラダ」

ランチ用のレディースセットで頼むとこのサラダが付いてくるのでいつもはセットで注文するのですが、その日はランチ用メニューに食べたいパスタがなかったので単品で別注文にしました。

ボリュームが多いので二人でちょうどいい量です。


奥さんが注文したのは「サーモンとほうれん草のクリームパスタ」2階からスプーン。  =料理編=-32_5

クリームは少なめであっさり作ってるのが好ましいところ。

こってり濃厚なクリームパスタもそれはそれで好きなんですが、今日のは食べ終わった後にほとんどクリームが残らない程度のすっきりした感じでした。

なかなかうまい作り方です。

今度まねしてみようと思います。


自分が注文したのは「ベーコンとトマトのクリームパスタ」2階からスプーン。  =料理編=-32_6

トマトを使ったクリームソースはここではめずらしいので頼んでみましたが、これが絶品でした。

トマト味のクリーミーなソースってなかなかいい感じですね。

ネットで調べてみたらトマトクリームソースのレシピもけっこう見つかりました。

これも今度試してみます。


二つのパスタを取り分けて食べられるのがイタリアンの楽しみ方ですよね。

うちは家でも小皿に取り分けて食べるスタイルなのでしっくりきます。

この日は奥さんと二人でしたが、人数多いほどいろいろ食べられて楽しいです。


食後にアイスティとアイスコーヒーを飲んでゆっくりしました。2階からスプーン。  =料理編=-32_7

ただ残念ながらここの珈琲と紅茶は今一歩なんですよね・・・


二つのパスタとも当たりで、家でパスタ作る時のヒントもらったのでとても満足しました。


「バジル」のパスタ、かなりいいですよ!

今日はけっこういい天気です。

最近雨の日と暑い日が交互に来ています。


久しぶりに家でのんびりしている休日です。

最近時間があれば釣りに行っていたのでたまにはゆっくりネット見たり、小説読んだり。


今晩もなんか1品くらい作ろうかなと考えてます。

今日はあんまり気合入れてガンバルって感じじゃないんで軽いものにしようかな。




さて前回の続きです。

鶏肉で取っただしで中華スープを作りました。




《10》 キクラゲの中華スープ


[要旨]
だし汁を使って作るシンプルな中華風卵スープ。

今回の具はキクラゲとベーコンと玉葱。

鶏肉だしとベーコンのだしが効いたあっさりしたスープに仕上げます。


[材料]
・だし汁(前回 取った鶏肉の2番だし)

2階からスプーン。  =料理編=-33_1
・玉葱(半個)
・ブロックベーコン(適量)

・キクラゲ(適量)
・卵(1or2個)
・塩
・こしょう(少々)
・ゴマ油(少々)
・中華だしの素(少々)


[下準備]
・ベーコンは1口サイズにカット。

2階からスプーン。  =料理編=-33_2

・キクラゲはお湯で戻して、そのままでもいいしお好みのサイズで。

2階からスプーン。  =料理編=-33_5

・玉ねぎは薄切りにします。
・卵は1-2個といておきます。


[手順]
・あくを取っただし汁を火に掛け、ベーコンを入れて中火で煮ます。

2階からスプーン。  =料理編=-33_3

・ある程度煮込んだら、キクラゲ、玉葱を追加します。

2階からスプーン。  =料理編=-33_6

・こまめにアクを取りながら弱火で煮込みます。

・キクラゲと玉葱はあんまり煮込むと形がくずれてクタっとしちゃうのでほどほどにしといてください。

・塩、こしょう、中華スープの素、ごま油を加えて味を調えます。

・溶いた卵を穴あきおたまを使って流し込みます。2階からスプーン。  =料理編=-33_7

・卵が固まってふわっとしたら出来上がりです。 2階からスプーン。  =料理編=-33_8





[完成]

2階からスプーン。  =料理編=-33_9


[ポイント]
・だしが効いてるので中華スープの素は味を調えるためなのでほんの少しでいいです。

・味の濃さは塩で調節しましょう。

・ゴマ油は香り付けです。

・溶き卵は穴あきおたまでを使って流し込むと卵がいい具合いに固まります。

この前、朝の通勤途中にFMラジオを聞いていました。

アナウンサーの方が最近の若者の言葉の乱れを嘆いていました。


すごくやとてもの代わりにいつでも・・・・ チョー○○

いい事や良さそうな物見れば・・・ これヤバくね?

気に入らない事やめんどうな事があればすぐに・・・ ウザッ、ウゼー


全部使っちゃいますね、自分も。

もう全然若くないんですが普通に使っています。


こういう聞き慣れない言葉が使われるのを言葉の乱れと捉えるのか、時代の流れに伴う言葉の変化と考えるのかむずかしいところです。


日本語は常に変化し、進化し続けてきたはずです。

そういう意味では普段自分たちが使っている言葉も本来の意味と変わったり、短縮されている言葉がほとんどです。


例えば「ありがとう」

きれいな言葉ですよね。


元々は「有り難し」⇒「めったにない事」⇒「珍しく貴重な物を自分が得た」⇒「感謝する」

こういう意味なのだそうです。


例えばお別れの時の言葉「さようなら」

「またね」や「じゃあ」あるいは「こんにちは」と同じような短縮された言葉ですね。


「左様ならば」⇒「左様ならば(この辺でお別れいたしましょう)」⇒「そいうことならば(この辺でお別れいたしましょう)」


今の日本語の「乱れ」ははたしてほんとに乱れなのか、それとも次への一歩なのか考えさせられました。



ただ別の機会に若者が話していたのを聞いて率直におどろいた記憶があります。

「育ててくれた御両親に感謝してますか?」という質問に答えてました。


「自分的には感謝的な感情的な気持ちを感じるような気がします。」


言いたいことは分かります。

「感謝してます。」と一言で済むのに、なんとなく照れくさくて持って回った言い方になってるのかもしれませんね。




さて本題です。


5/24に久々に料理しました。

うちのみんなが大好きな鶏肉料理です。




≪9≫ 照り焼きチキン


[要旨]
一口サイズ(から揚げサイズ)の鶏肉を照り焼きにします。
さっぱり作るために先に茹でて余分な油を落とします。

茹で汁はだし汁として他の料理で使います。

1番だしは臭みがあるので捨てて2番だしを取っておきます。


[材料]
・鶏肉(もも肉):1Kg
・しょうが:1欠片
かえし (適量;なければしょうゆ、みりん、料理酒、砂糖を混ぜる)
・みりん(適量)
・砂糖(少々)

・塩(少々)


[下準備]
・鶏肉はやや大きめの一口サイズに切ります。

・から揚げ用のパックのままで可。
2階からスプーン。  =料理編=-32_1


・しょうがはぶつ切り(焼く時外します)。

2階からスプーン。  =料理編=-33_1
・バットにかえしを入れ、しょうがを浸しておきます。

2階からスプーン。  =料理編=-156_1
・甘いのが好きな人はバットにみりんや砂糖を加えておいてください。


[手順]
・鍋に水を張り沸騰させます。

・そこに鶏肉を直接入れてください。
2階からスプーン。  =料理編=-34_1
・火が通って鶏の油が出てきたら、火を止めてざるにあけて煮汁は捨てます。
2階からスプーン。  =料理編=-146_1

2階からスプーン。  =料理編=-151_1
・もう一度鍋にお湯を張り沸騰させます。

・そこに一度茹でた鶏肉をもう一度入れます(2番だしを取るため)。
2階からスプーン。  =料理編=-161_1

・2回目は短時間(沸騰する寸前多少のだしが出て煮汁に軽く色が付く程度)。
2階からスプーン。  =料理編=-171_1

・鍋から網で肉をすくい上げ、漬け汁のバットに移します。

・だし汁は別の料理に使うため寄せておきます。
2階からスプーン。  =料理編=-172_1

・鶏肉を漬け汁によく浸し、しばらく置いておきます(1時間でも2時間でも余裕のある場合は長めに)。

・鶏肉に漬け汁がしみ渡ったら、フライパンに入れます(汁全部)。
2階からスプーン。  =料理編=-182_1

・強火で炒め、水気をどんどの蒸発させます。
2階からスプーン。  =料理編=-191_1

・少量の塩を入れると甘さが引き立ちます。
・濃縮された煮汁をよくからめれば出来上がりです。
2階からスプーン。  =料理編=-213_1







[完成]


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[ポイント]
・2-3時間寝かすと十分しみこんで味が濃くなります。
・あっさり仕上げたい時は寝かせずに調理してしまって構いません。
・ラーメンや冷やし中華の具には一晩漬け込むくらいがあいます。
・しょうがは臭み抜きなのでフライパンに入れる時外してください。
・基本的に最初から最後まで強火のままで煮汁を煮詰めていきます。

・焦げないように注意してください。


この時取った鶏だしで中華スープも作りました。

そのレシピは後日載せる予定です。

自分の勝手な印象なのですが、魚介類ほどおいしい物とおいしくない物に差がある食材はないと思ってます。


例えばお肉。

もちろんおいしいお肉もあればイマイチなのもあります。

でもイマイチな物でもうまく味付ければそれなりに仕上がります。


例えば野菜。

これも産地で買ってきた新鮮な物はおいしくてびっくりするくらいなんですが、逆にまずくてとても食べられないってほどひどいことはあまりありません。


肉も野菜も上を目指せばきりがないくらいおいしい物がありますが、平均的というか、ばらつきが少ないというか、レベル低くてもどうにかなるものです。


魚介類は当たりはずれが極めて大きいです。

見た目はおいしそうでも、食べてみると身がぐずぐずの魚とかよくありますよね。

魚はおいしい物を選ぶのがほんとにむずかしいです。


熊谷市は新鮮な海産物がなかなか手に入りません。

海からすごく離れているのでしょうがないんです。


市内にはいわゆる食料品の大型スーパーがけっこうあります。

熊谷イオン、ヤオコー、ベルク、とりせん、やおよし等々。

そして熊谷で唯一のデパートである八木橋デパートの地下にも食品売り場があります。


熊谷市内で一番おいしい食材を扱っているのは八木橋デパートの地下だと自分は思っています。

野菜は新鮮ですし、高級肉なども扱ってます。

魚介類は特に八木橋と八木橋以外の差が大きい気がします。

ただし総じて値段が高いです。


うちは海老好きが多いのでむき海老をよく使うんですが、海老は八木橋の地下で扱ってる物が一番プリプリしていると思います。

値段が高いですが気合入れて作る時は必ずここのを使います。



H24.5/17に八木橋デパートに買い物に行きました。

何かおいしそうな物ないかと探しに行ったんですが、地下の食料品売り場じゃなく、催事場にありました。


新潟物産展をやっていたんです。


ちょっと話がそれますが、年に何回か行われる八木橋デパートの北海道物産展はよく利用します。

東北や北海道でなければなかなか手に入らない物が売られているので楽しみにしています。

普通は本物の鮭トバや松前漬等を手に入れるのが難しいんです。


奥さんが北海道出身なので実家から本物の北海道の海産物を送ってもらえます。

北海道の人が厳選して送ってくれるので自分も家族も楽しみにしています。

でも、そうそういつも送ってもらうわけにはまいりません。


関東に来てから、「北海道産」というふれ込みの食品をつい買ってしまうんですが、食べてがっかりすることがよくあります。

というかほとんどまともなの物にあたったことはありません。

通販でも売ってますが、偽物でないほんとうにおいしい物はあるんでしょうか。

手を出す気にはなれません。


八木橋の北海道物産展では奥さんの実家から送られてくる物とそん色ない物が手に入ることがあります。

全てがおいしいというわけではありません。

見て、試食してみてこれはおかしい、という物も実際あります。

でも探せば質のいい物もちゃんと売っています。



話を戻します。

たまたま新潟物産展が行われていたんです。

自分的には八木橋デパートで北海道物産展以外の物産展は見た記憶はありません。

たまにやっているのかもしれませんけど、自分が新潟物産展を見かけたのは初めてでした。

北海道物産展と同じように本場の食材があるかもしれないと期待しました。


新潟かー。

お米と魚がおいしいんだよね。

いい物きてるのかなぁ。

などといいつつ見て回りました。


松前漬が売ってました。

2階からスプーン。  =料理編=-yya03


んー、北海道のとはちょっと違う感じ。

数の子が少なくて粘りもやや少ない印象。

試しに買ってみよう。


イカのソフト焼き。

2階からスプーン。  =料理編=-yya05
試食してみたらわりとおいしい、お買い上げ。


ってな感じで予想外においしそうな物が売られておりました。

今日のお酒のツマミにいい感じ。

奥さんとあれこれ話しながら試食します。


当然のようにお米も売ってました。

試食しましたが、焚いてから時間が経っているのに米粒がしっかりしていておいしいお米がありました。

岩船産コシヒカリ。
2階からスプーン。  =料理編=-yya02

魚沼産のコシヒカリが有名ですし、自分も大好きです。

うちは毎年新米の時期になると魚沼まで新米を食べに行きます。

熊谷からだと2時間で行けるので日帰りで行ったり、温泉に泊まったりしてます。

魚沼産の取れたての新米のおいしさは格別ですね。


ただうちは今は福島の合鴨米を食べています。

放射能の風評被害のため売れない農家さんに少しでも頑張ってほしいからです。

福島の合鴨米もやや高いけどおいしいです。


んで、岩船です。

新潟のコシヒカリの産地で魚沼に次いで有名なのがここです。

魚沼より岩船の方がおいしい、と評価する人もいるほどです。

前から食べてみたいと思ってました。

持って帰るのが大変でしたが、5kgほど買ってみました。


そして今日のメインにぶちあたりました。

ニシンの切り身です。
2階からスプーン。  =料理編=-yya01




おいしいニシンの切り身・・・・


これがほんとに手に入らないんですよ。

関東ではニシンはほとんど身欠きニシン、つまり干物ですね。


たまに大型スーパーで冷凍物のニシンの切り身を見つけるのですが、これが全然ダメなんです。

関東に住んで15年になりますが、まだ1度もまともなニシンを食べた記憶がありません。


自分の子供の頃住んでいた秋田では、ハタハタとニシンは安くておいしい魚の代名詞でした。

ハタハタは取れ過ぎて近くの魚屋で1箱50円で売ってるのを見た記憶があります。

ニシンも生のまま2匹で100円とかで売っていました。

食卓にぶつ切りにして焼いたニシンと大根おろしが乗る日は多かったです。

その頃は一番好きな焼き魚でした。

二切れでも三切れでも食べてました。


大学に入って実家を離れてから焼き魚を食べる機会が減りました。

大学生だと一人で買って焼くわけでもなし、飲み屋に行って注文するわけでもなし。


仕事始めて家庭も持って、さてニシンでも焼いて食べようかと思ったら・・・・

ニシンが売ってないんですよね。

しかもたまに売ってるのがまず過ぎて泣けました。


んで今回、新潟物産展でニシンの切り身を見つけたんです。

試食しました。



おいしいっっ!!



懐かしい味です。

あんまり久しぶりだったんでマジで感動しました。


5枚で1000円、奥さんに無理言って10枚買い込んじゃいました。

今日の夕食は決定です。

新潟物産展を堪能して家に帰りました。



さて料理です。

というか、ただお米焚いて魚とイカ焼いただけです。
2階からスプーン。  =料理編=-yya04 それで十分でした。


昔食べたニシンに近い味がしました。

全く同じではありませんが、ここ十数年で食べた中で一番まともなニシンでした。

いやー、こういうニシン食べたかったので最高でした。


炊き立ての岩船産コシヒカリも最高でした。

おいしい米っていい香りとほのかな甘みがあるんですよね2階からスプーン。  =料理編=-yya06


イカのソフト焼きもおいしかったです。


残念ながら松前漬けはイマイチでした。

やはり北海道産よりだいぶ落ちました。


とにかくニシンでお腹いっぱい食べたのでメチャメチャ満足しました。


また今度新潟物産展を見かけたら、おいしい物を探そうと心に決めました。



フォルダの整理していたら連休中に料理した時の写真が残っていたので上げておきます。


うちでよく作る昼食用の軽い料理です。

簡単にできるので、夕食で1品足りない時なんかにも作ります。


自分は料理の多くを母から教わりました。

子供の頃に母がよく作ってくれた炒り卵がとても好きでした。

味付けはしょうゆのみですが、妙に甘じょっぱくて御飯が進みました。


その時はほんとに簡単に作ってました。

薄いアルマイトの鍋焼きうどん用の両手鍋でササっと作るんです。


こんな鍋です。
2階からスプーン。  =料理編=-egg_6
















んー、見てたらこの鍋欲しくなったなぁ。

前にキッチン用品屋で探したことあるんですがほとんど売ってなかったんですよ。


今ネット通販で探してみたら480円で売ってました。

2階からスプーン。  =料理編=-egg_8









安いですね。

チープでレトロな感じがとてもいいです。



母の炒り卵の作り方はほんと簡単です。

まず長ネギを細かくみじん切りにします。

前の日にそばを食べる時に使った残りをそのまま使ったりしてました。

適当な器に2-3個の卵を割ります。

そこにネギを入れます。

しょうゆを適当に加えてかき混ぜます。

そしてそのままアルマイト鍋に入れてスプーンで混ぜます。

スプーンで底から引きはがしながらまとめるとできあがり。

5分くらいでできるので、作るのをよく手伝いました。


今思うと、初めて覚えた料理のレシピかも!?


大人になって料理に興味持ってから自分流にアレンジして作ってます。

味もしょうゆだけじゃなく、みりん、料理酒、砂糖なんかも加えてます。



≪8≫ 海老とベーコンの炒り卵


[材料]

・卵5-8個(お好みの量で)

・むき海老(適量)

・ブロックベーコン(あまり多くなくてよい)

・長ネギ1本

かえし (なければしょうゆ、みりん、料理酒、砂糖を適量)

・塩(少々)

・牛乳(大サジ1杯)

・サラダ油


[下準備]

・ボウルに卵を溶きます。

・むき海老は中型なら2個に、大型なら3個に切ってわりと小さめにします。

・ブロックベーコンも海老と同じくらいのサイズにします。

・長ネギは細かくみじん切りにしておきます。


[手順]

①具に火を入れる。

フライパンにサラダ油をひき、強火で海老とベーコンに火を入れます。

がっちり焼かなくてもある程度火が入ればOKです。


②ネタを作ります。

卵のボウルに海老、ベーコン、長ネギ、かえし、塩、牛乳を入れて混ぜます。

つまり具も調味料も一気に全部入れて混ぜちゃいます。


③フライパンで仕上げます。

作ったネタをそのままフライパンに流し込みます。
2階からスプーン。  =料理編=-egg_1














中火で加熱します。


2階からスプーン。  =料理編=-egg_2

底の方から固まり始めますので、カレー用スプーンで底から引きはがしながら丸めて行きます。


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水気が飛んでころころしてきたら出来上がりです。


[完成]

2階からスプーン。  =料理編=-egg_4





[ポイント]

・カレー用スプーンで作ると丸まって小石くらいの大きさになって食べやすいです。

・丼で御飯に乗せて食べるなら、箸で作ると細かい粒状になって丁度いいです。

・底の方から固まって焦げ始めるのでフライパンを放置しないでネタを動かしてまんべんなく火を入れましょう。

・牛乳を入れると柔らかくふわっとしますが、入れ過ぎると固まりにくくなります。

・調味料の配分はあまり気にせず適当に入れてください。

・しょっぱいのが好きな人はしょうゆ多め、甘いのが好きな人はみりんや砂糖をやや多めにしてください。



うちの家族は自分以外は基本的に半熟を好みません。

卵はしっかり火を入れる派なんです。

目玉焼きも両面焼き派が優勢です。

なのでうちの卵料理は総じてしっかり火を入れて仕上げることが多いです。



木曜日は仕事が休みなので釣りに行くことが多いです。

特に最近は暑くなる前の追い込みの時期なので、木曜日も日曜日も時間があれば釣りに行ってしまいます。


その影響で木曜日の奥さんとの食べ歩きデートがなかなかできません。

今日は釣りを諦めて、久しぶりに奥さんとのんびりデートにいそしみました。


昼に何を食べようかと相談したら、イタリアンが食べたいとのことでした。

自分も美味しいパスタが食べたくなったので行きつけのイタリアンレストランに行くことに決めました。


奥さんが車を運転して向かいました。

江南町にあるイタリア厨房「バジル」です。


途中で江南町の中を抜ける時、新しいラーメン屋さんが目に止まりました。

駐車場に車がたくさん止まっていました。

店名を見たら、「よか楼江南店」


なんと「よか楼」の支店が江南にできていました。

「よか楼」は熊谷ではかなり人気のある老舗のラーメン屋です。

真偽は分かりませんが、「ラーメンマップ埼玉」で人気一位になった事があるという話を聞いたことあります。

いずれにしても熊谷近辺では、自分もかなり好きな方のラーメン屋なのでこれはいずれ来なくてはならないと思いました。


とりあえず今日の目的の「バジル」に着いてみると・・・・


なんと改装中でした!


リニューアルオープンが5/19からといことなのでもうちょっとでした。


残念!


んじゃぁ、ということで「よか楼」まで戻ってみると、さっきよりさらに車が増えており駐車場は完全にいっぱいで道路にあふれ出そうな勢い。

20台以上は止まっていたのでこれは無理だと判断しました。

平日の昼になんでこんなに人がいるのか不思議です。

混んでる店は苦手なのでさっさと諦めました。


そこで奥さんと相談。

イタリアンに拘らずめん類ならなんでもいいとのこと。

パスタとラーメンに振られたので心機一転うどんを食べに行くことにしました。


時間があれば加須に行くんですが、お預けをくらっておなかがぺこぺこです。

熊谷市内のよく行くうどん屋で食事をすることにしました。


桜町にあるお店、めんくぼう「桜屋」です。

2階からスプーン。  =料理編=-27_2


































いつもは混んでいますが、今日はラッキーなことに空いていました。


2階からスプーン。  =料理編=-27_1



















ここのうどんはツルツルとしていてノド越しが大変いいんです。
コシも強く、よく粘ります。
噛み応えがあって、噛んだあとはすっきり飲み込めて後味も爽快です。


奥さんはきのこうどんセットを注文しました。

2階からスプーン。  =料理編=-27_3


















けっこうボリュームがあっておいしそうです。


自分はきのこうどんセットの大盛りにかき揚げてんぷら1個追加してみました。

2階からスプーン。  =料理編=-27_1_1



















お腹空いてたので一気に食べてしまいました。
いやー、おいしかった!


あまり知られていないんですが、実は熊谷市は小麦の生産量が日本一なんです。
小麦の質もいいみたいです。
アップで見ると透き通っていてきれいですね。

2階からスプーン。  =料理編=-27_5




















熊谷市はこれといって特別おいしい物があまりないんですが、うどんは間違いなく美味しいです。
ただ加須には負けますけど。
加須のうどんが大好きなのでいずれ紹介する機会があると思います。


連休前に足利フラワーセンターから田舎の母に藤の鉢植えを送りました。
その藤がキレイに咲いたと母から返事が来ました。

いい感じですね。
とてもいい香りがしているそうです。
まずは良かった。

連休中に中華料理も作りました。
ホイコウロウはうちで人気があります。

さっそく紹介しましょう。



《7》 回鍋肉(ホイコウロウ)

回鍋肉は肉と野菜を別々に火を入れ最後に合体させるのが基本です。
一気に肉と野菜を入れて、てんめん醤と豆板醤で味付けます。

[材料]
・豚肉(バラ肉or肩ロース)600g
・ピーマン4個
・パプリカ(赤)1個
・パプリカ(黄)1個
・キャベツ1玉
・長葱1本
・ニンニク1個
・しょうが1/2個
・塩
・こしょう
・ゴマ油
・てんめん醤:大さじ2
・豆板醤:大さじ1/2~1

[手順]
①下準備をします。
・長葱は斜めに細切り。

・ピーマンとパプリカは三角切り。



メインの食材を切り終わったところです。


・ニンニクとしょうがは千切り。
・豚肉は大雑把に一口サイズに切ります。

・キャベツは手でちぎって一口サイズにして、レンジで2分くらい加熱しておきます。



②フライパンで炒めます。
ゴマ油をフライパンに入れて中火で加熱します。
豚肉を入れ塩こしょうで味付けしながら火を通します。

十分火が行き渡ったら一旦寄せておきます。

再びゴマ油をフライパンに入れて中火で加熱します。
ピーマン、パプリカ、しょうが、ニンニクを一気に入れて炒めます。

塩、こしょうを加え、中火のままでピーマンやパプリカが軟らかくなるまで火を通します。

ピーマンが軟らかくなったあたりで強火にして豚肉と長ネギを入れます。


適度にかき混ぜたら間をおかずキャベツも投入します。

入れた直後は山盛りのキャベツもすぐに小さくなりますので手際よく炒めましょう。


てんめん醤、豆板醤、塩、こしょうを追加して味を調えて出来上がりです。


[ポイント]
最後の具と豚肉とキャベツをいかに素早く混ぜ合わせるかが重要です。
もたもたしてるとキャベツのぱりぱり感がなくなってしまいます。
その時に強火のままで火は弱めない事。
混ぜる時はてんめん醤が行き渡る程度で十分です。
味を調えてすぐに火を落としちゃっていいです。
辛いのを好まない場合は豆板醤ははずしてもいいかもしれません。
塩、こしょうはあまり多く入れない方がいいと思います。
キャベツはなるべく大きめの方が回鍋肉らしいと思います。
[完成]


奥さんがサラダとお味噌汁を作ってくれました。

これで夕食完成です。


中華料理はむずかしいので、作るたびに味が変わってしまいます。
まだまだ安定して同じ味を再現できません。
これは繰り返して作るしか手はないと思いますのでがんばります。

今年のGWは料理しまくりでした。
写真をいっぱい撮っておいたので少しずつ紹介していきます。

まずは奥さんのリクエストのチキンカレー

カレーはまじめに作るとけっこう手間がかかるので時間がある時じゃないとなかなかできません。
今回の休みを利用して作ることにしました。
だし汁作りから開始して2日間かかります。

うちはあまり牛肉は食べません。
BSEが怖いからです。
家で料理する場合、肉は豚か鳥のどちらかしか使いません。
以前はポークカレーも作ってたんですが、最近はもっぱらチキンカレーです。


≪6≫ チキンカレー

S&Bカレー粉から作るカレーです。
材料を焼いてから水を加えるという一般的なやり方ではなく、最初にだし汁を作ってそれに材料を加えて煮込んでいくやり方で作ります。
具は鶏肉と海老以外はほとんど溶かしちゃいます。
トローっとしたルーの中に鶏肉と海老のみがゴロンゴロンとあるのが理想的。

[材料]
・鶏肉(唐揚げ用)700g
・むき海老500g
・玉葱2個
・人参1-2本
・じゃがいも1-2個
・ニンニク1個
・S&Bカレー粉
・小麦粉
・塩
・こしょう
・しょうゆ
・ソース(とんかつソース)
・トマトケチャップ
・ヨーグルト(なければ牛乳)
・ワイン
・コンソメスープの素
・バター
・サラダ油
・だし汁

[手順]
①最初にだし汁を作ります。
まずはとりがらの臭み落しから行います。

大きめの鍋にたっぷり水を張ります。
そこに冷凍のとりがらをいれて煮立てます。

すぐに油が出始めます。

しばらく煮込むと大量のあくがでて不要な脂分が抜け落ちます。


ざるにとりがらを取り、一番だしは全部捨てます。

とりがらを水洗いしながら血管や脂肪組織などの余分なところを落とします。
いらないところをきちんと捨てないと良いだしが取れません。

一度油分を落としたとりがらをもう一度たっぷりのお湯を入れた鍋で煮込みます。


そこに以下のものをどんどん追加します。
・人参(皮付きでも、皮のみでも)
・玉葱(皮ははずす)
・長葱(緑の部分)
・じゃがいも(皮付きなら良く洗ってから)
・しょうが(皮のみでok)
・ニンニク(皮ははずす)
・煮干10-15匹程度
・かつおぶし
・だし昆布
・その他の野菜類


今回はピーマン、キャベツの芯、ブロッコリーの茎も入れました。
野菜はその時あるものなんでも入れて可(もちろん入れなくても可)です。
前日の余りや、皮や芯などのくず野菜をじゃんじゃん入れちゃいます。

しばらく煮込むとだんだんだしが出始めます。
2時間くらいでこんな感じです、


さらに煮込みます。
5時間くらいでこんな感じです。


いつも夕方から作り始めて夜中までゆっくり煮込みます。
そして寝る時に火からおろし、そのまま次の日の昼か夕方まで室温で放置します。
寝る前はこんな感じになります。

8時間くらい煮込んだ状態。
とりがらや野菜がだいぶ溶けて煮崩れてきてます。

翌日夕方にざるで漉して、とりがらや野菜を取り除くとこんな感じです。

これでベースになるだし汁が完成です。
だし汁なのでこの段階では調味料など加えて味付けは行いません。

②玉葱、人参、ジャガイモを入れる。

まずは玉葱をみじん切りにします。
それをバターで炒めながら塩、コショウを振ります。

玉葱がややきつね色になってきたら、みじん切りにした人参とジャガイモを追加します。

よくかき混ぜながら一通り火を行き渡らせます。

だし汁を中火にかけ少し沸騰するくらいにします。
玉葱、人参、ジャガイモにある程度火が通ったら、そのままフライパンから鍋に移します。

ぽこぽこ少しだけ沸騰する程度の火で煮込みます。
このまま数時間煮込みます。
玉葱や人参、ジャガイモが溶けてしまうのが理想です。
水分を蒸発させトロミを出すのも大事です。
水分が多いとサラサラのスープみたいなカレーになってしまいますので、ここもちゃんと時間を掛けて十分に濃縮させましょう。

③ルーを作って入れます。

うちで使用するのはS&Bカレー粉です。
このへんは好みで換えても良いでしょう。


カレー粉の缶に書いてある分量で、サラダオイルと小麦粉とカレー粉を火にかけながら混ぜ合わせると溶けかかったチョコレートのようなルーが出来上がります。

そのルーを②の鍋に溶かし込みます。
おたまに少しずつ取り徐々に溶かし込んでいきます。

④具を入れます。

海老は背ワタ、腹ワタを取り、よく水洗いしてぬめりを取ります。
塩、コショウを振り、しばらく放置して水気を抜きます。
鶏肉にも塩、コショウを振っておきます。
フライパンにバターを入れ、まずは鶏肉を強火で焼きます。

肉の周りに軽く焦げ目が付くくらいしっかり焼いて、うまみが外に出てしまわないようにします。

海老も同様にバターと強火でしっかり火を入れます。


両方とも焼けたらそのまま鍋に入れちゃっていいです。

⑤味付けと煮込み。

だし汁とルーが良くなじむ様にかき混ぜながら煮込みます。
水分が蒸発し均質にトロっとしてきたらいい感じです。
塩、こしょう、しょうゆ、トマトケチャップ等の調味料を加えます。
赤ワイン、ヨーグルト(牛乳)なども加えます。
トンカツソースは他の調味料より多めに入れて味を調えます。
固形カレールー(バーモントカレーとかなんでもいいです)を一欠片だけ入れます。
これはトロミ出したいのと少し味を強くしたいからです。

この状態でよしばらく煮込んだら出来上がりです。

[ポイント]
・だし汁で煮込み、野菜類を入れて煮込み、ルーを加えて煮込むという3段階の煮込みが必要なので時間がかかります。
・野菜類を入れて煮込む時は強火が必要で、ルーを加えたあとは弱火でにします。
・強火は野菜を柔らかくして溶かしこむのと、水分を蒸発させて濃縮するためです。
・調味料類ではトンカツソースが重要、味を強くしたいときには多めに入れてください。
・好みに応じて蜂蜜、リンゴ、ナツメグ、シナモン、黒胡椒なんでも入れていいでしょう。

[完成]


奥さんがじゃがいもとベーコンのチーズ炒め(我が家ではポテコロンと命名されています)を作ってくれました。

これもうちでは大人気の料理ですのでいずれレシピも載せたいと思います。

夕食が完成。


今回は大量に作ったので半分冷凍して後日楽しむ予定です。
うちのチキンカレーは手間がかかりますが、だしがメチャメチャ効いているので他では味わえないような濃厚な味わいがあると思います。