『ミッドナイト・マーダー・ライブ』を観に行ってきました。
メル・ギブソン主演。
「未体験ゾーンの映画たち2023」の7本目はこれにした。
アメリカ映画。
原題は『ON THE LINE』で、ラジオ番組の名前らしい。
何があったのか知らないけど、映画が50分から始まるのに開場されたのは45分をすぎてからだった。
未体験ゾーンは予告がないものが多いので、案の定、映画が始まってからも入ってくる人続出。
1ミリたりとも姿勢を低くしない馬鹿、申し訳なさそうにかがんで席に行く人、スクリーンに影が映りまくり。
そんな状況で鑑賞開始。
ロサンゼルス、午前零時。
ベテランDJのエルヴィス・クーニー(メル・ギブソン)の放送が始まった。
過激なジョークがウリで、まずは今日が初日のスタッフ、ディラン(ウィリアム・モーズリー)をいじる。
リスナーの電話に次々答えて番組が進む中、ゲイリー(ポール・スペラ)という男は様子がおかしく電話を切ってしまう。
再度繋がった時には、エルヴィスのせいで恋人ローレンが自殺し、復讐のために彼の妻オリヴィアと娘エイドリアを捕まえたと告げる。
エルヴィスがゲイリーと話して時間を稼いでいる間に、警察が自宅に向かうがそこには誰の姿もなかった。
そしてラジオ局では、警備員が殺され、ビル中に爆弾が仕掛けられていた。
妻と娘、そしてゲイリーがここにいると気づいたエルヴィスは、スタジオから付いてきたディランとともに探し回るが…。
不快。
種明かしされるまでは映画として面白いけど、その後が不快。
ウケるために何をしてもいいと考えている奴ら。
人を傷つけている自覚がない奴ら。
それをまだ続ける気でいる奴ら。
終盤でドンデン返しがあるんだけど、一つ目のインパクトがでかすぎて、二つ目は予想の範囲内。
昨日観た『ワイヤー・ルーム』に引き続き、ケヴィン・ディロン出演。
エルヴィスに自分の枠を狙われていると思っているDJで、役名が昨日と同じジャスティンだった。
ゲイリーは元軍人と名乗る割に背が低いし、マリー(アリア・セロール・オニール)がずっと悪口を書かれた札を外さないのが不自然だった。
未体験ゾーンは公開日時が限られているので、日時を合わせるのが大変。
今回、たまたま「上映後イベント有」の回だった。
上映終了後に、知らないYouTuberの登壇イベント。
混むから嫌なんだけど、リピーター割で観れるので我慢。
どうやら、ほぼこのシネマンションというYouTuber目当ての人ばかりだったらしく、知らない身としては気まずかった。
映画好きなのかもしれないけど、観客の感想を聞くまでバットを『サイン』の小ネタと気づいてなかったようだ。
あのシーンで、『サイン』だ!と思ったのは自分だけじゃなかった。
登壇に台本持ってくるの忘れたり(真ん中の人)、ウィリアム・モーズリーを知らなそうだったり(真ん中の人)、噛みまくったり(右の人)、自分が喋ってない時は気を抜いたり(左の人)、クランベリーをグランベリーと連呼したり(左の人)。
今年の未体験ゾーンでどの映画だったか忘れたんだけど、なんのステッカーか分からなかったのでブログに書かなかったんだが、入場の時にステッカーを貰った。
今回もくれて、どうやらこのYouTuberのグッズだったらしく、「すぐなくなった」とか言ってたけど、別にあんたたちのファンだから貰ったわけじゃなく、配ってたから貰っただけ。
なんでこの映画がイベント用に選ばれたのか、ジェームスはお仲間だね。
トークも終わり、YouTuber目当ての人たちによる撮影が始まり、その後にYouTuberが客席を背景に自撮り。
YouTuberって、一般人と一緒に写真を撮る時、相手に許可は求めないものなの?
写りたくなかった。