『プリミティヴ・ウォー 恐竜戦争』を観に行ってきました。
ベトナム戦争&米軍&恐竜のオーストラリア映画。
原題は『PRIMITIVE WAR』で、“原始的な戦争”???
監督ルーク・スパークはハリウッドに企画を持ち込むも「君はスピルバーグじゃないんだから恐竜を描くことはできない」と言われ、一人で監督・脚本・製作・編集・美術を担当して作り上げたという反骨精神が良い。
1968年、ベトナム。
特殊任務中の米軍グリーンベレー〈毒ヘビ部隊〉が消息を絶った。
曹長のベイカー(ライアン・クワンテン)率いる〈ハゲワシ小隊〉は、ジェリコ大佐(ジェレミー・ピヴェン)から捜索を命じられる。
現地に赴いた一行は、突如、恐竜に襲われる。
ベイカーたちは生き残るため、恐竜に立ち向かう。
それは、恐竜たちとの全面戦争の始まりだった…。
予想通りB級で、予想通りツッコミどころ満載。
でも嫌いじゃないぞ。
きっと客は少ないだろうと思っていたのに、結構、席が埋まっていた。
みんな好きだねぇ。
ほぼ一般人が恐竜から逃げる“ジュラシック”シリーズと違い、米軍vs恐竜というがっつり人類と恐竜の戦い。
さらに、そこにソ連やベトコンが加わる。
きっと監督が自分の好きなモノを詰め込んだんだろうなぁ~と思っていたら、アメリカ人の小説が原作らしく、オリジナルではないんだね。
密林の奥にソ連の施設があり、国で行うには危険すぎる実験を行っていた。
アメリカへの攻撃のために粒子加速器でワームホールを作っていたら、過去と繋がってしまい、恐竜が大挙して現在に押し寄せた?
多分そんな感じ。
科学者の夫と一緒に連れてこられた古生物学者のソフィア(トリシア・ヘルファー)は、ボロディン将軍の口封じから唯一生き残っていた。
恐竜に追われるベイカーたちと出会い、もう一つある加速器を止めるよう依頼。
地味に世界を救う決意をしたベイカーは、仲間とソフィアを連れその施設へ向かう。
キャストが地味すぎて、見分けがつかないんじゃないかと心配してたけど、思い返すと名前は覚えていた。
公式サイトに載っていた、ジェリコ、ベイカー、ソフィア、ハゲワシ小隊の一人イーライ(ニック・ウェクスラー)。
副隊長の軍曹ゼイビアは、新米の通信兵リオンに持ち物のアドバイス。
敵を殺したことを後悔しているミラー。
調達屋でスポッターのキーズは、メンタルをやられているスナイパーのローガンを心配している。
ツッコミどころはイロイロある。
撃っても撃っても弾切れにならない。
ソ連の将軍も、ベトコンの女性も、英語を話している。
恐竜が人間を恐れないのは全然OKなんだけど、火を全く恐れないのは変じゃない?
燃えさかる炎の間を悠々と歩いたり、炎の奥にいる人間に突っ込んでいったり。
ヤク中のソフィアが2丁拳銃で戦いだしたのも、「おいおい」と思った。
ゼイビアのマチェーテ、動きが下手だな~と思ったのと、恐竜の首を落とすのは無理があるよね。
最後のユタラプトル、いくらなんでも多過ぎじゃね?
B級映画を許せるかどうかだよね。
定番の自己犠牲もありつつ、何人かは生き残った。
驚いたことに、現在、すでに続編を製作中らしい。
もうすぐ『オークストリートの異変』が公開される。
さぁ、また恐竜だ!




