『哭悲 THE SADNESS』を観に行ってきました。
2週間限定上映らしいので、早めに鑑賞。
先着の入場者プレゼントで、特製ステッカーなるものを貰った。
R18+の台湾映画。
原題も『哭悲 THE SADNESS』なのかな、“哭”と“悲”の間に“THE SADNESS”がちっちゃく挟まっていた。
日本語では、“哭悲”は「こくひ」と読むらしい。
専門家たちに“アルヴィン”と名付けられたウイルスの感染症は、症状が軽かったため人々の警戒は緩んでいた。
そんなある日、ウイルスが突然変異し、人の脳に作用して感染者が凶暴化。
感染者たちは罪悪感に涙を流しながら、残虐な行為を行うように。
街が地獄と化す中、かろうじて感染者から逃れたカイティン(レジーナ・レイ)は、病院に逃げ込む。
同じく感染者から逃げるジュンジョー(ベラント・チュウ)は、彼女を迎えに病院に向かうが…。
感染者のメイクはすごくない、けど、エグさはすごい。
人々が軽視したウイルスが狂暴な変貌を遂げ、地獄絵図。
ただ、強烈だけどやりすぎて、グロ描写が安っぽい作り物みたいになってしまっている。
他のゾンビ映画と違うのは、感染者が笑いながら襲う。
残虐行為が楽しくて仕方がない感じ。
あれ?と思ったのが、ビジネスマン(ジョニー・ワン)がカイティンとシェン・リーシン(アップル・チェン)を追ってシャッターに阻まれ、隙間から舌を出すシーン。
予告編にもあったよね。
その直前に口は血まみれだったのに、舌は健康そうなきれいな舌だった。
リーシン役のアップル・チェンが、どうしても渡辺直美に見えて困った…。
感染経路は分からず、ウォン・ジャンリアン博士(ラン・ウエイホア)もいつからおかしいのか不明。
↓ちょっぴりネタバレ注意。
感染者が泣くという設定をいつの間にか忘れていたラスト、逃げられたと思ったのに銃声が…。
そっか、感染者だと思われたんだね。
悲しいねぇ…。