ガンパウダー・ミルクシェイク。 | すぷのたわごと。

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ほぼ映画の感想&素朴な疑問(別名ツッコミ)。
目標「観ずに後悔するより観て後悔」。

『ガンパウダー・ミルクシェイク』を観に行ってきました。

同じ映画館に3日連続で通ってるけど、実はこれが一番観たかった。

原題は『GUNPOWDER MILKSHAKE』。

 

サム(カレン・ギレン)は“会社(ファーム)”に属する腕利きの殺し屋。

予定外の仕事を片付け、会社の人事部長ネイサン(ポール・ジアマッティ)に呼び出されて待ち合わせ場所のダイナーへ。

そこは、15年前に12歳だったサムが会社の殺し屋だった母スカーレット(レナ・ヘディ)に置き去りにされた店だった。

やって来たネイサンから、新たな仕事として、会計士が盗んだ組織の金の回収を命じられる。

新しい銃を用意するように言われたサムは、図書館を訪ねる。

そこは、元殺し屋のアナ・メイ(アンジェラ・バセット)、マデリン(カーラ・グギーノ)、フローレンス(ミシェル・ヨー)の3人が運営する武器庫だった。

サムがかつての仲間スカーレットの娘だと気づいた3人は、古い銃を本に隠された新たな銃と交換。

会計士の居場所に踏み込んだサムは、会計士の娘エミリー(クロエ・コールマン)が誘拐されていることを知る。

サムはエミリーの救出を優先し、金の回収に失敗。

予定外だった仕事で他の組織の一人息子を殺していたことも分かり、サムは会社から見放される。

マカリスターの組織から追われるサムはスカーレットと再会、エミリーを連れて図書館に逃げ込むが…。

 

サムの食べていたシリアルの箱に、なぜかカタカナが。

架空の場所が舞台で、ガラケーを使っている時代、日本製のシリアルが登場するという、冒頭からヘンテコな雰囲気。

女だらけのアクション映画で、先日観た『355』のような、男がやることを女に置き換えたゴリゴリのアクション映画とはまた違う。

アクションにもユーモアを組み込み、これまたヘンテコな雰囲気。

笑気ガスでハイになる3バカも、両腕が使えないアクションシーンも、色々まともじゃない。

メインキャストには、有名どころをズラリと揃えている。

映画好きなら、カレン・ギレン、レナ・ヘディ、アンジェラ・バセット、カーラ・グギーノ、ミシェル・ヨー、ポール・ジアマッティ、みんな知ってると思う。

8歳9ヵ月のエミリー役クロエ・コールマンも、『マイ・スパイ』で見たことがある。

大絶賛とまではいかないけど、正統派ではない、ちょっとズレた風味をご賞味あれ。