『マイ・スパイ』を観に行ってきました。
筋肉バカの大人の男と、賢い9歳の女の子のコメディ。
「未体験ゾーンの映画たち2020」の12本目はこれにした。
アメリカ映画。
原題は『MY SPY』。
CIAのエージェントJJ(デイヴ・バウティスタ)は、ある任務で派手に暴れすぎ、敵を全滅させてしまう。
情報を聞き出したかった上司キム(ケン・チョン)の機嫌を損ね、現場経験のないボビィ(クリステン・シャール)と組まされ、監視の任務にまわされることに。
ターゲットは、テロリストのビクター・マルケス(グレッグ・ブリック)の兄弟と結婚していたケイト(パリサ・フィッツ=ヘンリー)とその娘ソフィ(クロエ・コールマン)。
早速二人が暮らすアパートに隠しカメラを仕掛けるが、飼い犬オジーに見つけられ、賢いソフィに監視部屋を見つけられてしまう。
ソフィは母に内緒にする代わりに、JJに頼みを聞いてもらう。
最初は脅されていいなりだったJJだが、ブルーベリーと名付けた魚だけを相手にしていた孤独が紛れていった。
ケイトともいい雰囲気になるが、ビクターが死んだという情報が入り、監視任務は終わってしまう。
しかし、ビクターはある物を手に入れるため、親子の部屋に押し入り…。
軍隊では優秀だったが、スパイには向いてないと言われてしまったJJ。
スパイに興味津々で、JJからスパイのためのレッスンを受けるソフィア。
自分もスパイのレッスンを受けたいボビィ。
(字幕とチラシはボビーだったけど、未体験ゾーンのサイトではボビィで、IMDbのスペルもボビィっぽいので、この感想ではボビィにした。何度も言うが、情報は統一してほしい。)
夫が犯罪者だったことを知らず、一人で必死に娘を育てるケイト。
近くの部屋にはゲイのカップルが住んでいる。
うなるだけの人はトッド、喋る人の名前はなんだっけ?
ソフィはスパイ映画の観すぎなのか、捨て台詞や、背後の爆発を振り返らずに歩き去ることに憧れている。
またそれをJJが叶えてあげちゃったりするんだよね。
ソフィも、JJのおかげで友達ができる。
頭を使わなくていいし、ソフィに振り回されるJJが面白い話。