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3月9日~12日@宮城 Ⅰ



どうも、加藤です!


3月9日~12日の日程で

宮城県気仙沼市

行ってきました。



作業の詳細としては、


・10日 気仙沼南小学校の清掃

・11日 『3月11日からのヒカリ』スタッフ、参加



まず、10日の小学校の清掃について。


今回、なぜ気仙沼南小学校の清掃をさせて

いただいたかというと。

実は南小は廃校になることが

決まっているそうです。

そこで、6年生の子供たち(つまり今年の卒業生)が

もう一度小学校に集まって

写真を撮りたい、と願い出たそうです。


また、小学校の3階を避難所として使いたい

ということで、

そこへつながる避難経路の確保

お願いされました。



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ゴミや板を取り除いて

周辺の雑草や枯草をすべて取り除きました!

NPO団体スポアートサポートとうかい OFFICIALBLOG-清掃後



昼食は地元の方のご厚意で

気仙沼ホルモンをいただきました。

昼食をいただいて落ち着いたところで、

場所を提供してくださった東(あずま)さん他、

現地の方々が

震災当時の状況や備えておくものやこと、

また現在の被災地の状況について

詳しく話してくれました。


メモをとっていたのですが

4ページにも及ぶため

すべては書ききれませんが、

特に印象に残ったこと、

強調して話されていたことを

以下にいくつか挙げようと思います。



地震が起きたときについて


・絶対!戻らないこと。

 子供に着せるための防寒具などを取りに戻った人は、

 ほとんど亡くなったそうです。



人のことは考えるな!

 人を助けようとして、

 亡くなった方もいるそうです。

 震災が起こったときは

 あくまでも個人として

 考えるべきだと話してくださいました。



・車ではなく、自転車やバイクの利用を!

 信号が消え、渋滞が起こっていたそうです。

 もし車で逃げる場合は、ぶつかってもいい!という気持ちじゃないと、

 渋滞につかまったらもう終わりだと話してくださいました。



・揺れている間は、外に出ないほうがいい。

 屋根のかわらが落ちてきたりするので、

 地震の間外に出るのは危険。



トイレの前には物を置かない!

 トイレにいたときに地震が起こって、

 置いてあった物が倒れてトイレから出られず

 そのまま津波が襲ってきたケースも

 あったそうです。

 地震が起きたらとにかく

 あらゆる戸を開けろ、と強調されていました。



・なるべく高いところへ避難を。

 鉄筋コンクリート造りのできれば5階より

 上へ避難を、とのことです。




防災について


・普段から経路を考える



防災袋の用意を!

 実際用意していても、

 持って逃げられない人がほとんどだったそうです。

 車が近くにある状況にいるときは

 車の中に備えておくと

 すぐに持ち出せるとのことです。



・車のガソリンは常に満タンに。

 車があってもガソリンがなく

 困ったそうです。

 


携帯のバッテリーの予備の準備

 震災当時、電話はつながらなかったが、

 メールは通じたそうです。

 充電がなくなったら情報も連絡も

 すべて途絶えてしまうので、

 予備のバッテリーや携帯充電器を

 備えておくことが重要だそうです。






長くなるので

次の記事に続きを書きます。