夏至の日の啓示によって導かれた奇跡の旅の連載シリーズ、いよいよ完結です。
前回の記事
の続きです。
ストーンサークルの中へ入り、鳥居状に組まれた巨石をくぐると、そこは天井からしめ縄が下げられた石室の中でした。
奥にはもう一つ部屋があるようで、そこから強いエネルギーを感じます。
そこへ向かうと、人の力では到底動かせないような巨石があり、それ以上先へ進むことが出来ないようでした。
岩をよく見ると、下のところに小さな穴が開いているところがあります。
その形は六角形をしており、指輪をはめ込むことを想定して創られたかのように、奥が小さく窪んでいるではありませんか。
指輪を使うとすれば、ここ以外考えられません。
そこに指輪をはめ込むと、凄まじいことが起きました。
なんと、巨石が内側から透けるように輝いたかと思うと、表面にたくさんの神代文字が浮かび上がったのです。
そして、数トンはあろうかという巨石が、音もなく、横にスライドしたではありませんか・・・！
これは、明らかにゲル（石の扱いを得意とする巨人族の宇宙人）の技術でした。
この神殿は、かつてゲルが創り上げた磐座であり、そこに霊威を感じた古代人が大切にお祀りしてきた聖域であったのです。
その歴史の光景が、巨石から放たれる光と共に私の意識の中に入ってきました。
ゲルと古代人の大切な繋がりを感じ、誕生日という今世の私が命をいただいた日に、来るべき場所へ招かれているという奇跡に、胸が熱くなりました。
巨石がスライドしたことで、いよいよ、奥の院へのゲートが開かれました。
意を決し、先へ進んで行きます。
そこに広がっていたのは、見覚えのある場所でした。
それはなんと
で詳述した、あの夏至の日のビジョンの空間そのものだったのです。
その空間からは、かつてゲルの宇宙船に搭乗した時とよく似たエネルギーを全身に感じます。
なんと心地よい空間なのだろうと思っていると、不思議な変化が起きました。
何度かブログでお伝えしてきたように、私は多指症であり、右手の指が6本ある状態で生まれました。
その、今は存在しないはずの6本目の指が、霊的に存在しているのを明確に感じるではありませんか。
こんなことは初めてでした。
その目には見えない指は、私を奥に祀られた石の祠の前へと導こうとしているようでした。
その方向をしきりに指さすのです。
そこに向かうと、驚いたことに、祠の手前の岩に、またしてもゲルの手形を見つけました。
ゲルの手形については
の中で詳しく述べています。
夏至の日のビジョンでは、ちょうど祠の影になっており、手形は見えていなかったのです。
ここにもゲルの手形があったとは・・・！
手形に手を重ねると、自動運動の衝動が懸かってきました。
衝動に委ねると、腕が独りでに動き、見たことのない印を祠に向かって切りました。
すると、祠の扉の隙間から、眩い金色の光が溢れ出したのです。
「あっ！」
と声を上げる間もなく、次の瞬間には、周囲の光景が何も見えなくなるほどの眩しさに包まれていました。
一体何が起きているのでしょうか。
眩しさに目が慣れてくると、視界の端に、桃色の着物が見えてきました。
あれは一体何でしょうか。
ゆっくりと視線を上げてみると、そこには、優しい笑みを浮かべた美しい女神の御姿があったのです。
それは、倭姫命（やまとひめのみこと）でした。
倭姫命とは、次なる太陽神であり、未来と希望を司る、地球の未来において最も重要となる女神です。
倭姫命はこう言われました。
「遥かなる時を超え、儀礼に臨んでくれたことに感謝を。ここはかつて崇神朝の者たちがゲルの遺した神殿を受け継いだ場所です。この地には私がゲルと共に施した霊的仕組みがあります。それは「愛之曼荼羅」と名付けたヒーリングコードです。あなたも日々感じているように、今、多くの人々が、未来への希望を見出せず、愛を受け取り愛を発揮することが分からなくなっています。それにより、自分は無力であるという想いを自らの宇宙に対して発してしまっているのです。しかし、それは真実ではありません。ヤマトレイの祈りほど力強いものはありません。そのことを思い出す必要があります。このコードには、愛し愛されることの意味を取り戻し、自らの宇宙の中心に、全てを凌駕する愛の力を授ける力が込められています。今世において、今日、あなたは36歳となりましたね。これは、ミロクを意味する数字です。ミロクとは弥勒菩薩、つまりマイトレヤを意味しています。今日この日は、ヤマトレイがマイトレヤへと至るため、宇宙連合と地球の神々とが共同で進める地球プロジェクトを次の段階へと進める、記念すべき日なのです。何故なら、私がかつてこの地にてゲルと儀礼を行った日も、6月26日であるためです。その日に生まれたあなたでなければ、この日にミロクのシンクロニシティに導かれた36歳のあなたでなければ、ゲルのエネルギーを持つ6本指のあなたでなければ、ヒーリングコードを発動させることは出来ません。○○（結社の名称）の者たちは、500年前の夏至において、私の施した仕組みの存在に気づき、それが失われてしまうことがないよう、この地をしかるべき時まで守護する儀礼を行ってくれたのです。その時、未来の時空に繋がり、あなたのことを知りました。そして、あなたがこの地を訪れることが出来るよう、文献に記し、聖地として護り続けてくれたのです。さあ、今こそ、この地から、愛之曼荼羅を解き放つのです。」
と。
なんということでしょうか。
この地は、ゲルだけでなく崇神朝の聖地でもあり、36歳となった日に訪れたことも、私が6本指で生まれていたことも、全てが神仕組みの内であったとは。
驚いて言葉を失っていた私に、倭姫命から温かい光が放たれました。
その光は私の第三の眼に流れ込んできます。
すると、自動書記の衝動が強く懸かってきました。
カバンからペンと紙を取り出すと、すぐに自動書記が始まりました。
それは、倭姫命と菊理媛命から、男神と女神の二柱の宇賀神（未来を読む力を授け、生命力と愛情の力を強化する神)が放たれ、その宇賀神から愛と慈悲のエネルギーが周囲に拡散し浸透していく、という壮麗な曼荼羅画でした。
私の大先祖である、田道間守命も剣を上に向けた御姿で現れ、宇宙の友人たちと私たちの接続を促してくださっています。
そして、ゲルも、愛情の導き手であるエル（ヒューマノイドタイプの宇宙人）も、癒しのスペシャリストであるピコイも現れ、あらゆる存在たちが協力して地球を導いてくださっていることが、自動書記によって表現されていきました。
そして、それら全てのお働きを、天之御中主神（アメノミカヌシノカミ）が見守ってくださっている、という情報が描き込まれ、遂に自動書記が完成しました。
自動書記が完成すると、曼荼羅が中心から光り、私の意識の中心へとインストールされていくのがハッキリ分かりました。
それは、真なる愛のエネルギーに、内側から満たされるという、まさに至福の経験でした。
倭姫命はこう言われました。
「この「愛之曼荼羅」は、人が生きていくうえで必要不可欠な「真の愛のエネルギー」をもたらす、宇宙と地球と神界の三位一体による共同芸術です。愛は全てを超え、癒す力を持ちます。それにより、未来が根底から変わるのです。この曼荼羅は、マイトレヤが自らの未来と宇宙を創造していく上で、自己と他者を照らすための希望の光となるでしょう。愛とは、神の代理者となることを意味する、神聖な生き方の実践に他なりません。このヒーリングコードは身に付けることで発動します。このまま印刷し、縁ある者たちが、この曼荼羅を身に付けられるようにしてください。その際、ゲルの授けし印と、宇宙の友人たちの授けし指輪で儀礼を行い、一人一人に合わせたエネルギー調整を行うのです。それにより、地球・宇宙・神界との接続がなされます。666の奇跡、ミロク（36）の奇跡を経て、神の数である9へと至れるよう、99名の縁ある人へとお繋ぎしてください。」
と。
儀礼を終え、石の神殿の外へ戻ると、男性と部下の女性が迎えてくれました。
一部始終を報告しようとすると、男性は
「先祖の意識を通じて、全て見させていただいておりました。私の許可など必要ありません。全ては姫神様の御意志のままに。」
と仰ってくださいました。
啓示を信じ切り、そこに委ねることは、決して簡単なことではないのです。
その心意気と真っすぐな目に、心を打たれ、私もこの方のように真摯でありたい、と深く感銘を受けました。
更に、何かあればいつでも力になります、とまで言ってくださり、その優しさと気高さに、涙が出ました。
それから、全員で握手をし、儀礼の成功を祝い合いました。
敢えて言葉にはしなかったものの、彼らとの出会いもまた、時空を超えた前世からの御縁であったことを確信した瞬間でした。
自由にしてくださって構わない、と言ってくださったものの、聖地や結社が特定されるような情報は書かない、という約束をさせていただき、彼らに見送られながら、島を後にしました。
このアイテムは、私の友人の龍さんが販売してくださることになりました。
いつものように早い者勝ちにはなってしまいますが、是非ご覧になってみてくださいね。
読んでいただき、ありがとうございます。
ps.夏至の啓示からの奇跡の旅を、ついに読者の皆さんにシェアさせていただくことが出来ました。
先祖たちも、宇宙の友人たちも、神々も、常に私たちを見守り、導いてくださっていますね。
地球・宇宙・神界と繋がり、愛の力で未来を創造し続けていきましょう。
u1234ss@yahoo.co.jp
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毎日のように素敵な感想が届いており、著者冥利に尽きる思いです。
本当にありがとうございます！
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