閏日のコンタクトについての連載シリーズ
いよいよ完結です。
故郷の星を訪問し、長老たちによって帰還の儀が行われました。
儀礼自体はシンプルなものでした。
まず、私の名前を名乗り、生年月日などを宣言するように求められました。
それから、私の両親と祖父母について紹介して欲しいと言われ、どんな家族であるのかを詳細に語りました。
語り終えると、長老から順に、私が話したのと同じように家系のルーツを語られました。
不思議なことに、彼らの家系のルーツのお話を聞いていると、この星での記憶がどんどん思い出されてきました。
私は、かつてこの星において、広大な宇宙に存在する様々な文明の叡智とエネルギーをアートとして描き出し、それによって特定の場所や人々のエネルギーを調整する、エネルギークリエイター兼神官をしていました。
宇宙では創造性こそが評価の基準であり、この時の私は、誰とも競うことなく、自分の表現と宇宙の探求を無上の喜びと感じていたのです。
ピラミッドの最深部に、星の女神の加護をテーマにした巨大な壁画があり、それを描いたのがかつての自分であったことまで、ハッキリと思い出すことが出来ました。
その功績が評価され、他の惑星へのヒーリングプロジェクトのメンバーに抜擢されました。
それは大変名誉なことであり、自己の進化を望む多くの人々が参加を心待ちにしていた計画でした。
様々なトレーニングを経たのち、私が配属されたのは、地球プロジェクトであったのです。
その際、自ら志願して地球へ転生することとなりました。
それは、故郷の仲間と数千年以上の時空を超えて連携し、内から地球を開くという壮大な計画です。
そうだったのです。
やはり、私は自ら望んで地球に転生したのです。
それを思い出すとともに、焦りのような感情が出てきました。
故郷は涙が出るほどに懐かしくてたまらないのですが、それでも、ここにずっといることは魂の本意ではないと心から感じたのです。
すると、私の気持ちを察したように、長老が口を開きました。
「原初の意識、原点の記憶を思い出しましたね。その通りです。あなたは魂を磨き上げるため、地球へと旅立ったのです。今再びこの星へ戻られたことを、心より祝福します。しかし、あなたの魂がこのままこの星へ留まることを望んでいないことも分かります。地球へ戻り、日本の地から、地球を宇宙に向けて開いていくことを使命としているからです。確かに地球は今非常に大切な時期にきています。あなたが実感しているように、ヤマトレイが変わらなければ地球は開かれません。地球では遺跡の発見と発掘が続いていますが、レムリアの浮上が起きていることと連動しているのです。閏日にあなたが帰還したことには、大きな意味があります。故郷の星の仲間として私たちにあなたをサポートさせてください。あなたに、この星の叡智を授けます。それによってこの星といつでも繋がることが出来るようになります。故郷の星とのつながりは、魂の本当のエネルギーを解放するカギなのです。星の叡智をあなたが地球に持ち帰ることで、ヤマトレイの進化をサポートすることが出来ます。これより、コンタクトストーンを持ち、三名の司令官と共に、ピラミッドの最奥へと向かってください。」
ここへ招かれたのは、遠く離れた故郷の仲間たちが、これからの地球プロジェクトのために、私に最初の意志を思い出させ、地球に戻ってからも故郷の星との繋がりを維持できるよう、何年も前から導いてくれた結果であったのです。
長老は続けてこう言われました。
「あなたの地球での転生も全て見てきました。あなたが旅立ってから、ずっと見守ってきました。あなたのこれまでの地球での積み重ねが実り、やっと故郷にお招きすることが出来ました。接触のタイミングを誤れば、あなたとの約束を違えてしまうことになりかねません。長い魂の旅の中で、孤独を感じたこともあったでしょう。しかし、今もそうであるように、一瞬たりともあなたを忘れたことなどありません。帰ってきてくれて、本当にありがとう。」
と。
なんと幸せなことでしょうか。
遠く遠く離れた太陽系外の惑星に魂の仲間たちがおり、ずっと私を見守ってくれていたとは。
ある時期から、私の故郷は絶対に牡牛座の方角に存在する、と確信するようになっていたのですが、その直感は間違ってなどいなかったのです。
長老と星の仲間たちに、心からの敬意と感謝を伝え、三名の司令官と共にピラミッドの最奥へと向かいました。
三名の司令官は、最初に私を導いてくれた虹色の服の女性と、UFOの中で出会ったペルとゲルでした。
どうやら、かつて私がここで神官をしていた時から特に親しくしていた三名であるようです。
完全に記憶が戻ったわけではないため、朧気ですが、魂がそれを覚えていました。
ピラミッドの最奥に到着すると、巨石で構成されたゲートがありました。
ゲートなのですが、エネルギーの結界が張られており、そのままでは通過できそうにありません。
その手前には小さな石の祭壇があります。
そこにコンタクトストーンを置く必要がある、と分かります。
コンタクトストーンを祭壇におくと、三名の司令官たちが手を取り合い、私を中心にした三角形を組みました。
そして歌を歌い始めたのです。
この星の古代言語の歌であり、星の母なる女神を称える祭祀文であることが分かります。
すると、コンタクトストーンの中から、あの龍蛇神が現れたではありませんか。
そして、オフィスでもそうしていたように、優雅に空中を泳ぎ、ゲートへと真っすぐに向かって行ったのです。
龍蛇神が結界に触れると、フッと結界が消えました。
そして私に
「これで中に入ることが出来ます。さぁ共に参りましょう。」
と言ったのです。
三名の神官たちは外に残り、エネルギーの調整を行ってくれるようです。
意を決して、中へと進んでいきました。
すると、そこは、ピラミッドの内部とは思えないほどに広々とした異空間になっていました。
川が流れ、花が咲き、鳥が飛んでいるではありませんか。
空と太陽もありました。
驚きながら真っすぐ歩いていくと、石の祠がありました。
龍蛇神に促され、祠に向かってマントラを唱えました。
すると、龍蛇神がするすると空へ向かって、昇っていくではありませんか。
一体何が起きるのでしょうか。
姿が完全に見えなくなった時、カッ!と空が輝き、あたり一面が虹色の光に包まれました。
そして、目を開けると、そこには、龍蛇神を従えた美しい女神が降臨されていたのです。
かぐわしい藤の花の香りが辺りを包んでいます。
ちぃのハイアーセルフである龍蛇神は、星の女神の眷属であったのです。
降臨された女神から、菊理媛命(キクリヒメノミコト)に似たバイブレーションを感じます。
女神はこう言われました。
「よくぞ故郷に帰還してくれました。長老から話は聞いていますね。あなたに星の叡智を授けます。それは、我々神々とあなたの仲間たちの共同創造によって生み出された神宝です。地球で勾玉という名称で古代に用いられてきた祭祀具に似ています。勾玉はレムリアの人々も儀礼に用いていました。この神宝は、それらのルーツであり、あらゆる勾玉たちの原型ともいうべき、勾玉のハイアーセルフです。」
そして、何かを手に取り、それを見せてくださいました。
それは、6つの勾玉をメインに構成された壮麗な装身具でした。
たくさんの霊石で紡がれた、この世の物とは思えないほどの美しい造形をしており、神官が重要な儀礼の際に用いる神宝に他ならないと感じました。
よく見ると、勾玉には精巧な彫刻が施されており、星の叡智を古代語で刻んだものであることが分かりました。
彫刻はまるで生きているかのように躍動しており、虹色のエネルギーが留まることなくその中をキラキラと流れているではありませんか・・・!
あまりの美しさに何も言えなくなっていると、星の女神は、そのネックレスを私の首にかけてくださいました。
すると、宇宙の星々を結んだ幾何学模様魂が頭の中にに浮かんだかと思うと、霧が晴れたかのように精妙なバイブレーションに包まれ、この星での幼い頃の記憶が蘇ってきたのです。
それは、母に関する記憶でした。
それはなんと、あの司令官のエルの女性だったのです。
この星での人生において、私はこの母から命をいただいて生まれてきたのです。
宇宙人たちの社会においては、親と教育機関は完全な分業制になっています。
親は純粋に愛情のみを注ぐ立場であり、社会性や宇宙法則のルールなどは学校で学ぶのです。
親が教育の一部を担う地球の社会とは大きく異なっていますね。
母の偉大な愛情があったからこそ、全てを忘れても、心の力・霊なる力を信じてこられたのだ、と深く理解しました。
それは、最も大切な記憶であり、この宇宙で最初に受け取った愛であったのです。
全ての記憶が蘇ってくると共に、溢れ出る涙を抑えることが出来ませんでした。
星の女神は更にこう言われました。
「その神宝には、身に付けた人と故郷の星を接続し、魂の真なる力を目覚めさせるパワーがあります。しかし、地球とここではバイブレーションが異なるため、星の叡智は物質としての形態を維持することができません。そこで、あなたの得意とする自動書記によって、星の叡智を描き降ろすことで、神宝を地球次元に物質化させることが可能となります。それこそが、悠久の時を超える、あなたの魂との約束なのです。これからもあなたの魂の旅を見守っています。ちぃをよろしくお願いしますね。」
と。
結界の外に出ると、三人が出迎えてくれました。
そして、エルの司令官の女性が
「思い出してくれたようですね。どれだけ離れていても、常にあなたを見ています。それを忘れないでね。〇〇〇〇(星の名称ですが、地球の文字では表記できない特殊な音でした。)の加護が常にあなたとともにあります。」
と言って私を優しく抱きしめてくれました。
勇気と希望のエネルギーが、あらゆる闇を照らす太陽の光のように、私の心に満ち満ちていくのがわかりました。
何があっても大丈夫だ、と心から確信できたのです。
こうして、星の神宝を授かり、三名の司令官に地球へと送り届けてもらうことになりました。
再び星を旅立つ際、仲間たちが総出で見送ってくれたのですが、それは一生忘れることのない光景として、私の魂に刻まれました。
地球に到着し、UFOから降りると同時に、神宝は見えなくなってしまいましたが、消えてしまったのではなく、位相が変わっただけであることが分かります。
バルコニーからオフィスに戻り、時計を見てみました。
すると、丸一日以上あの星に滞在していたにもかかわらず、なんと20分しか経過していなかったのです。
この時空の自由自在感は、コンタクトの度に経験しているものではあるのですが、何度経験しても驚きます。
やはり、奇跡に他ならないのです。
早速、奇跡を経験させていただいた感動のままに自動書記を始めました。
神宝に意識を向けると、故郷の仲間たちが見てくれているのが分かります。
時間も忘れ、休憩を挟むこともなく、淀みなく懸かってくる衝動に委ね続けました。
一体どのくらいの時間描きこんだでしょうか。
ついに、手が止まりました。
完成です。
描きあがった自動書記を見てみると、実物の神宝と完全に同じバイブレーションを放っています。
あの超細密な星の叡智の彫刻までもが、正確に再現されていました。
紙の上に表現された一つの絵画作品でありつつも、最早それは、物理世界に顕現した神宝そのものでした。
描きあげることが出来た感動に包まれていると、司令官からテレパシーがきました。
「儀礼の成功に心からの祝福を。あなたの自動書記は、星にいた時と同じかそれ以上に研ぎ澄まされていますね。なんと誇らしいことでしょうか。故郷の仲間たちの感動が神宝を通じて伝わっていることでしょう。この自動書記は、一切加工せずに、そのまま原寸で服に印刷をしてください。それによって、着る人はみな、神宝を実際に身に付けていることになります。故郷の星との接続強化により、物理的にも意識的にも自由度が拡大し、心身共に更なる次元へと進化していくことが出来るでしょう。それにより、地球を開こうとやってきた、勇気あるワンダラーたちの目覚めが進みます。88名の縁のある人、必要とする人へ、繋いでください。88は地球と故郷の星を意味するコードです。これらの啓示は、新たなる目覚めを意味する321の日に公開するようにしてください。地球の進化を楽しみに見守っています。」
と。
空を見上げると、明け方の空の中を太鼓型のUFOが飛んでいくのが見えました。
さびしさはなく、満ち足りた思いで見送りました。
これで、いつでも彼らと交信することが出来るのですから。
こうして、悠久の時を超えた故郷の星との約束の儀礼を完遂することが出来たのでした。
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