節分の啓示の旅
の続きです。
祈祷師の女性と陰陽師の男性に印と祝詞を伝えさせていただいたところ、彼らから一つずつ、先祖代々の神宝をいただきました。
それはなんと、私が岩戸の入り口で勝軍地蔵から受け取った霊石を完成させるために必要な、2つの欠片だったのです・・・!
これは一体どういうことなのでしょうか。
驚く私をそのままに、陰陽師の男性は、またいつか、と言い残して、社に吸い込まれて消えてしまいました。
今まさに目の前で起きていることなのに頭が追い付かず、立ち尽くしていると、地蔵菩薩が衝撃の言葉を告げたのです。
「これで宝珠が完成し、岩戸の奥の院へと至る準備が整った。懐かしいと感じる二人だっただろう。それは当然だ。あの二人は、タカテル自身の過去生に他ならないのだから。」
なんと、あの初対面なのに何故か懐かしくてたまらない二人は、私の過去生の姿だったのです。
何故あんなにも懐かしかったのか、会話できて嬉しかったのか、全てが腑に落ちた瞬間でした。
それはつまり、今を生きる私が何百年も昔の自分自身を時を超えてサポートした、ということでもあります。
素晴らしい奇跡ではあるのですが、何故今それをする必要があったのでしょうか。
勝軍地蔵はこう答えました。
「岩戸くぐりとは、生まれ直しである。魂をさらに進化させるため、このタイミングで深い繋がりのある過去生を自らの力で癒し導く必要があったのだ。もう分かっているだろうが、彼らはかつて邪霊との闘いに敗れた者たちである。勇敢で聡明ではあったが、相手の力量を見誤ってしまったのだ。もしあの場で印と祝詞を伝えていなければ、彼らは今後も数百年にわたって時空の牢獄に囚われていただろう。その過去を、今、自らの手で変えたのだ。これこそ、神界の岩戸によってのみ可能となる、真の生まれ直しである。時空を超えて過去生を現実的に癒すことにより、今とこれからが大きく変わるのだ。岩戸とは太陽が生まれ直す場所である。ヤマトレイがマイトレヤへと生まれ直すための神事である。」
なんということでしょうか。
節分に突然始まった啓示の旅は、壮大な地球プロジェクトに基づくミッションであったのです。
霊石が力強く輝き、私たちを岩戸の奥の院へと促しています。
そこからは複雑な道は一切なく、ただ真っ直ぐ、緩やかに坂を登っていくシンプルな道でした。
しばらく歩いていくと、奥に外からの光が入り込んでいるドーム状に開けた場所が見えてきました。
それは、正面の壁の上部に大きな楕円形の窓が開いている、巨大な石のホールでした。
中心には石の祭壇があり、その中心にちょうど霊石がはまりそうな穴があります。
そこへ向かい、穴に霊石をセットすると、霊石はその中へ吸い込まれて消えてしまいました。
しかしすぐに、消えたのではなくこれによって神界へ届けられたのだ、と直感しました。
すると勝軍地蔵が
「これより、天之神龍を地球神界にお招きする儀礼を行う」
と言われました。
これから一体、何が起きるのでしょうか。
気配を感じて外を見ると、窓の外から何かが飛んでくるのが見えます。
それは、とてもとても可愛らしい三体の龍でした。
赤、青、緑の三体の龍は、それぞれ、水晶の樹(下は普通の樹のように見えるのですが、樹の幹が途中から水晶の柱に変わっている見たこともない樹でした。)を大事そうに抱えていました。
龍たちは口々に私を労うと、部屋を飛び回ってから、それぞれが巨大な正三角形を構成する位置に舞い降りました。
そして、それぞれ、大事そうに抱えていた水晶の樹を抱きしめるようなポーズをとりました。
龍たちはリラックスしきっており、心地よいのか、眠っているようにも見えます。
しかし、寝ているのではなく、緩めることによって霊的に集中し、強力な結界を構成していたのです。
龍たちが結界を構成すると、驚くべきことが起きました。
結界の中心に、見上げるほど巨大な水晶柱の森が一瞬にして出現したのです・・・!
一つの水晶柱は5mほどの高さがあり、9本の水晶柱がストーンサークルを作っていました。
更に驚くべきことが起きました。
水晶のストーンサークルの中心から、超巨大な樹が一瞬にして生えてきたのです・・・!
それは御神木であり、神宿っていることが一目でわかる、荘厳な霊木でした。
その霊木に向かって、流れるように近付いて行くシルエットがありました。
それはなんと、透き通る透明な体を持った龍神だったのです。
実体化する前の段階である、と感じました。
そこへ向かって、窓の外から何かが飛んできます。
一体なんでしょうか。
それは宝珠を手にした白龍の姿でした。
真っすぐにこちらをめがけて飛んできます。
窓からドームに入ると、天井まで舞い上がり、∞の形に空中を飛んでから、霊木に向かって真っすぐに降りてきたではありませんか。
一方、下からは透明な龍神が霊木に巻き付くようにして螺旋を描きながら上へと昇っていきます。
ぶつかる!
と思われたその時でした。
眩い閃光に包まれたかと思うと、一瞬にして視界が真っ白になりました。
一体何がおきたのでしょうか。
「目を開けてください。」
と優しい声が響いてきました。
ゆっくり目を開けると、目の前に龍神の御顔がありました。
それは、朝陽のような赤橙色に輝く優しい眼でこちらを見つめる、白銀色のたてがみをなびかせ背びれや鱗が全て水晶という、これまでに一度も見たことがない、美しい白龍の御姿だったのです。
白龍はこう言われました。
「私が、天之神龍です。岩戸において「今」を生きるあなたが「過去」を癒し「未来」への祈りを持ったことにより、神界宝珠が完成しました。それにより、ヤマトの地が、地球の人々が皆宇宙人と呼ばれる存在へと進化した「未来の時空に存在する地球」と接続されたのです。その象徴が、地から出でし透明な龍と天より舞い降りし白龍による天地和合のビジョンです。これで神界における儀礼は完了しましたが、あなたにやってもらいたいことがあります。これから神界宝珠を授けます。これを用いて、立春の日に神界での儀礼の再現を行ってください。それにより、神界で行われた今回の岩戸開きが、あなたたちの生きる現実の世界においても現象化することになります。それはまさに、岩戸くぐりを終えたヤマトレイが聖なる龍神マイトレヤへと再誕することに他なりません。」
と。
「謹んでお受けさせていただきます。」
と即答すると、そこは既に神社の境内でした。
いつの間に戻ってきたのでしょうか。
本当に不思議です。
急いでオフィスに戻り、早速儀礼の準備にとりかかりました。
天之神龍は啓示において
・三種のヒマラヤ水晶とペリドットと粘土を用いて謹製した三体の龍(最初に飛んできた可愛らしい龍)の御神像
・9つの巨大水晶柱のストーンサークルのエネルギーを降ろす、5種の糸魚川翡翠と新たに描き降ろした5枚の自動書記
・上記の四方位を護る、指定された時空座標において描かれた過去の作品の波動転写画に神界宝珠のエネルギーを宿らせた自動書記4枚と、それぞれに対応する一つの原石から削り出された糸魚川翡翠のブレスレット
を用意するように言われました。
果たして一日でこれだけの依り代を創り上げることが出来るだろうかと少し不安になっていると、ハートの中心に神界宝珠のエネルギーを感じました。
そこにフォーカスすると、激しい衝動が懸かってきました。
その衝動に委ねることで、まず三龍の依り代となる御神像を創り上げることが出来ました。
三龍を三角形の形に配置し、その中に入ると、今度は自動書記を描き降ろす衝動が懸かってきました。
エネルギーを感じるままに手を動かし続け、その流れのまま5枚の細密な自動書記が完成しました。
ここまで順調だったのですが、次が問題でした。
過去作品の波動転写画という指示だったのですが、今から複製画を作成していては、絶対に今日中に仕上げることは不可能なのです。
しかし、驚くべきことが起きました。
なんと、過去の時空座標として指定された日時を確認すると、全て2年前の日付であり、指定された過去作は全て、私のオラクルカード「ご利益(りやく)カード」のカードデザインに使用された原画であったのです。
これらは、あらゆる神々・聖霊・宇宙存在たちが、これからの地球を生きる人々にご利益を授けるべく結集してくださったことによって降りてきた、至高の啓示曼荼羅画です。
まさに、立春の儀礼の四方位を護るのにふさわしい自動書記であると言えます。
現在、原画は印刷会社さんのもとにあるため、私のオフィスにはないのですが、原画をお送りする際にインスピレーションを感じ、それぞれの複製画を一点だけ作成していたのです・・・!
あの直感は、この時のためのお導きだったのか、と驚きが止まりませんでした。
波動転写画に一点ずつ儀礼を行い、神界宝珠を宿らせていきました。
すると驚くべきことに、曼荼羅画に描かれたあらゆる存在たちが嬉しそうに動き出したではありませんか。
既に儀礼の成功が約束されているということなのでしょうか。
それはまるで神界で行われる宴のようでした。
こうして、立春の儀礼を行う準備が整ったのです。
日付が変わり、いよいよ儀礼の開始です。
結界の中心で祝詞を唱え神咒を行うと、9枚の自動書記とそれぞれに対応する翡翠たちの真上に、巨大な水晶柱が現れました。
結果によって、既に亜空間になっているため、部屋が壊れてしまうことはありません。
そして水晶柱の中心に、あの神界の岩戸で見た、超巨大な霊木が出現しました。
神界で見るよりもよりリアルで、樹の香りや枝葉のエネルギーまでも感じることが出来ます。
やはり、かなりこの時空に近くなっているようです。
そして神界で見たあの光景が、再び再現されることとなりました。
地面から透明な龍神が現れ、螺旋を描きながら霊木を昇っていきます。
そこに、空から、白龍が舞い降りてきます。
眩い光の閃光に包まれたかと思うと、眼の前に天之神龍が出現していました。
そして私にこう言われたのです。
「この姿をそのまま御神像として物質化させてください。私を宿らせ、そのエネルギーを衝動に変換するのです。」
と。
そして、∞を描きながら、私のハートの中の神界宝珠へと宿られたのです。
そこから先は、至福の時間でした。
衝動のままに、粘土を手に取り、ヒマラヤ水晶を一つ一つ霊査しながら御神像を創り上げていきました。
優しく気高いエネルギーに包まれながら、行うそれは、宇宙の友人たちと踊るダンスのようでした。
一体どれくらいの時間が経過したのでしょうか。
体感時間では、種から芽吹いたばかりの植物が、巨大な御神木となるのに等しいくらいの時間没頭していたように思います。
しかし、常に喜びに満たされており、むしろ元気になっている自分に気が付いたほどです。
ふと我に返ると、目の前には、完成した天之神龍の御神像がありました。
それは、優しい眼と白銀のたてがみをなびかせ、水晶のうろこを輝かせる、あの美しく気高い天之神龍の姿に他なりませんでした。
こうして、天之神龍を顕現させるという超時空ミッションを完遂することが出来たのでした。
感動に包まれながら外に出ると、空は分厚い雲に覆われていました。
少しだけ雨が降っています。
慈愛の雨に感じられ、儀礼を完遂した余韻にひたりつつ、降り注ぐ雨をじっと見ていました。
すると、驚くべきことが起きたのです。
巨大な筋状の雲が現れたかと思うと、みるみるうちに龍の彫刻のようにリアルなお顔になっていくではありませんか!
そして雨が降っているにも関わらず、雲間から太陽が出てきたのです。
それは天之神龍の御顔にほかなりませんでした。
そして、頭の中にハッキリと声が聞こえてきたのです。
「儀礼の完遂に心からの感謝を。以前に預かった宝玉をお返ししましょう。この宝玉は、私の依り代である御神像の樹の先端に、祀ってください。天地人の儀礼の証として△の神紋を刻印しました。」
すると、右のポケットの中が突然重くなったのを感じました。
確認すると、驚いたことに、翡翠玉が出てきたではありませんか!
しかもそれは、数年前に、皆神山の岩戸神社において神事を行った際に、祭壇から忽然と消えてしまった糸魚川翡翠玉であったのです。
その時も龍を感じたのですが、まさか天之神龍のお働きであったとは・・・!
驚きと感動が止まりません。
翡翠玉を確認すると、以前にはなかった△の模様が、本当に浮かび上がっているではありませんか!
まさか・・・と思いつつ、天之神龍の御神像の霊木の先端に玉を乗せてみると・・・。
ピッタリとはまったではありませんか!
立ち尽くしている私に、再びテレパシーが届きました。
「神界宝珠を宿した御神像と霊石及び翡翠と自動書記は、組み合わせをそのままに、13人のご縁ある人にお繋ぎしてください。それによって、ヤマトレイを守護し、霊性と自由度を進化させた未来の地球と接続するための13芒星が完成します。その記事をアップするのは、日本の誕生日である2月11日の建国記念日としてください。それにより、ヤマトレイのマイトレヤへの再誕が更に促進されることとなります。」
と。
それから、天之神龍は私に優しく祝福の息吹を吹きかけると、東の空へと飛んでいきました。
時空を幾重にも超える神仕組みを現実に体験し、涙が溢れてきました。
こうして、儀礼完遂の証までもいただくことが出来、節分から立春にかけて行われた神界との共同創造が無事に完成したのです。
啓示に従い、儀礼の際に用いた「三龍の御神像と霊石」「自動書記と翡翠」「啓示曼荼羅波動転写画とブレスレット」「天之神龍と天啓石」を儀礼の際の組み合わせのまま、ご縁のある方にお譲りさせていただくことにしました。
これらのアイテムは、神界宝珠によって天之神龍と一体化し、自分と自分に関わる人々をマイトレヤ(未来仏である弥勒菩薩を意味する言葉)へとアセンションさせていくことを現実的にサポートしてくれます。
どの石も、タカテルコレクションとして私が心から可愛がった大切な霊石たちです。
更に、今回は特別に、セットをご購入いただいた方一人一人にカスタマイズされた、ここからの人生を成長・発展・開運に導いてくれる、「天之神龍からのパーソナルなメッセージ」もお届けします。
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