今日はクリスマスイブですね。
「メリークリスマス!」
ゲルとのコンタクトから始まった冬至の儀礼に関する連載シリーズ、いよいよ完結です!
クリスマスイブに記事をアップできることを嬉しく思います。
前回の記事
の続きです。
いよいよ、冬至の当日を迎えることとなりました。
日付が変わると、橘湯で禊を行ってから儀礼を開始するように言われました。
お湯に入っていると、4体の龍神たちが私の緊張をほぐそうと、声をかけてくれました。
優しい言霊とヒーリングパワーにより、肩の力が抜け、弛緩集中のモードに入ることができました。
田道間守命も現れ、
「さぁ。いざ行こう。」
と力強く私を鼓舞してくれました。
いよいよ、冬至の儀礼開始です。
ラベンダー翡翠とマスタークリスタルのゲートの前に座り、印を組んで意識を集中させます。
すると、結界が起動し、一瞬にして何倍もの巨大な空間に広がったかと思うと、オフィスの中が亜空間へと変容しました。
そして、結界の中心付近に時空の裂け目が生まれ、そこから狗神が顔を出したのです。
鼻をつくような獣臭と、狗神特有の息遣いが聴こえてきます。
「ハッッハッッハッッハッ・・・。」
と。
その姿は、ゾウを思わせるほどの巨躯を赤黒い体毛が覆い尽くし、耳まで裂けた口から無数の鋭い牙を生やした、文字通りの怪物だったのです。
狗神は、私をじっと見ると、背筋が凍るような冷たく低い声で、こう言いました。
「貴様がタカテルか。数々の妖魔を祓ってきたことは知っている。だが、陰極まるこの日に戦いを仕掛けようなど、命知らずなやつめ。1500年前から今に至るまで、俺を使役しようとした奴らは皆餌にしてやった。貴様のみならず、家族や縁者までも末代まで食い尽くしてやろうぞ。俺を妖怪に貶めた貴様ら人間など、絶対に許すものか。いずれ魔王となり、全ての人間を根絶する。」
と・・・。
脅しではなく、本気であることが伝わってきます。
1500年以上の時を生き延びた狗神妖怪であり、人間に対する怨念は相当なものがあるようです。
同時に、この怨念には奥行きがあることを感じました。
狗神とは、某地域に伝わる伝統的な邪気であり、その正体は、人の手によって創られた人造妖怪なのです。
霊的兵器として対立する相手への呪詛に使用する目的で、犬という未来において最強の念力を操る宇宙存在「ゲル」に進化するポテンシャルを秘めた気高い動物を、凄惨な方法で虐待し続け、その犬の霊を怨念の塊とするのです・・・。
そうした背景があるだけに、人間を恨むに足る正当な怨念を持っている、と言えます。
一連の記事で述べてきたように、私は犬が好きでゲルに親近感を抱いているため、この狗神がかつて犬であった時、酷い目にあわされた挙句に命を奪われたということに対し、とても悲しい気持ちになりました。
そんな目に遭わなければ、ゲルへと進化していたかもしれないのに。
我々人類が今日も生きていられるのは、ゲルのおかげでもあるのに。
その心の緩みを、狗神は見逃しませんでした。
数メートルの距離を一瞬で跳躍し、私の首元に鋭い牙で食い掛ってきたのです。
油断してしまいました。
相当な深手を負うことを覚悟し、咄嗟に体をこわばらせました。
あっという間に、鋭い牙によって、私の右首と右肩が砕かれてしまったイメージが浮かびました。
しかし、狗神の牙が私に届くことはありませんでした。
4体の龍神たちが、狗神よりも更に素早く動き、その体に巻き付いて、動きを止めてくれていたのです・・・!
龍神たちは口を揃えて言いました。
「今だ!〇〇祝詞を奏上せよ!」
と。
体勢を立て直し、狗神から距離をとり、再び印を組んで祝詞を奏上しました。
この祝詞は、かつて神界にて菊理媛命より神授した祝詞であり、あらゆる神々と意識を接続させることを可能にする特別な祝詞です。
祝詞の奏上を始めると、田道間守命、倭姫命、彦火火出見尊の順に、三柱の神々が神籬(ひもろぎ)に降りてこられました。
その御姿を認識した狗神は
「やめろおおおおおお!!!悪いのはこいつら人間ではないか!!!!何故お前ら神は人の味方ばかりるすのか!!!!!」
と大地を揺るがす声で絶叫しました。
三柱の神々は、慈悲の眼差しで狗神を見ていました。
邪気だからと問答無用で消し去ってしまうことはしなかったのです。
しかし、その眼差しの力によって、狗神妖怪は完全に力を失ったようです。
背中を丸めて大地に伏し、悔しい悔しいと繰り返し、歯ぎしりをしながら大粒の涙を流しています。
それは最早、数多の術者を食い殺してきた狗神妖怪の姿ではなく、可哀そうな年老いた犬でした・・・。
そこへ、菊理媛命(キクリヒメノミコト)が降りてこられました。
そして狗神に対してこう言ったのです。
「狗神よ。進化の系譜をやり直し、他者のために歩める道があるとしたら、その道を歩みたいか。どれだけの時がかかるかはお前次第だが、かつてのお前は、人間や自分よりも弱い生き物たちを護りたいと思っていたはずだ。その最初の想いを覚えているか。」
と。
伏して泣いていた狗神は、目が覚めたように顔を挙げ、眼を大きく見開いて菊理媛命を見ました。
そして
「覚えています。かつて犬だったころ、兄弟たちや人間と暮らすことがいかに楽しく幸せであったか。どれだけ時間がかかってもいい。戻れるなら戻りたい。」
と答えたのです。
それをきいた菊理媛命は静かに頷くと、私にこのように仰られました。
「タカテルよ、ゲルと協力し、再び剣を手にせよ。そして我が意思を印へと変換し、この狗神を怨念の連鎖から解放するのだ。怨念の核を祓い清め、犬の魂を邪龍の霊魄より解き放つ。」
と。
すると、あのゾウのゲルが私の横に現れ、一瞬で剣へと姿を変えたではありませんか。
そして
「再び君と舞えることを嬉しく思う。大地母神の意思に委ね、剣舞によって印を切るのだ。」
と伝えてくれました。
剣を手にすると、あの母船での悠久の瞑想の感覚が蘇ってきました。
それは地球というあらゆる命の母としての想いでもあったのです。
剣の切っ先で、狗神の背に印を切っていきます。
それは、神界文字のようであり、ゲルたちが用いる古代文字のようでもあり、あらゆる情報と神々の慈悲を全て内包する、癒しの舞踏でした。
99種の印を切り終えると、自動運動が止まりました。
すると、驚くべきことが起きたのです。
空間が激しく振動したかと思うと、超巨大な青いシルエットが結界の中に現れたではありませんか・・・!
そして頭の中に声が響いてきました。
「我は〇〇〇〇。この宇宙が誕生する遥か昔より、ゲルの霊系を守護する者である。我をアメノミナカヌシと呼ぶものもいる。この陰極まりて陽へと至る冬至の日に、この者の新たな旅立ちという奇跡を繋ぐため、そして地球の未来の可能性を拓くため、地球の神々の要請によってここへ参った。よくぞ人の身で悠久の瞑想を修め、儀礼を執り行ってくれた。あとは我の責務である。」
そういわれると、巨大な手で老犬をそっと包み込み、ふっと息を吹きかけると、その魂を流星へと変化させたのです。
流星は、嬉しそうに旋回しながら、天狼星シリウスへ向かって飛び去っていきました。
数百年あるいは数万年かかるかもしれませんが、きっといつの日かゲルとなって地球を訪れてくれることでしょう。
そのことが確信として分かりました。
しかし、なんということでしょうか。
この青い巨人は、ゲルの神様であり、その正体は、宇宙の根源神でもあるアメノミナカヌシノカミでもあったとは・・・!
ゲルの神様は、更に続けてこのように言われたのです。
「タカテルよ。我が姿を見るのはこれが初めてではない。自動書記にて我を描いたことがあるだろう。今こそそれを完成させる時である。」
その言葉をきっかけに、過去の記憶が一気に蘇ってきました。
確かにそうだったのです・・・!
私は、半年以上前に、数日に渡って激しく神懸り、衝動のままに巨大な自動書記作品を描いていたのです。
それは、青いシルエットの謎の存在の周囲に、様々な神仏と宇宙人やUFOが描き込まれた作品でした。
しかし、描いても描いても、中心のシルエットのディティールに納得がいかず、完成させることなく筆をおいてしまった作品であったのです。
不思議なことに、半年以上もの間、そのことを完全に忘れてしまっていました。
オフィスに作品が置いてあったにも関わらず、です。
続けてゲルの神様はこう言われました。
「忘れていたのではない。今この瞬間の奇跡の時空に到達するまで、知覚することが出来ないよう、切り取られた時空の中に安置されていたのだ。そこにあったとしても、認識しないために、無いのと同じことだったのだ。それが今、言葉という鍵によって、時空の箱から解き放たれた。これより我がエネルギーを集約したシンボルを授けよう。それを自動書記に描き込むことで、ゲルの世界と地球を接続する曼荼羅を完成させるのだ。」
と。
すると、先ほどまで剣の姿になっていたゲルが、今度は絵筆に姿を変えました。
少しずつ慣れてきましたが、念力を極めると、自分の姿さえ自由自在であるようです。
そのまま自動書記によって、ゲルの神を描き降ろすこととなりました。
授かったシンボルは、レムリアの王家の紋章によく似た、円形の象徴でした。
衝動のままに描き込むと、自動書記から眩い霊光が放たれ、その光が一瞬にしてシリウスと接続されたことを直感しました。
そして完成した自動書記に描かれていたのは、紛れもなくゲルの神の御姿であったのです。
それは、超巨大な剣を持った三つ目の青いゲルであり、地球の不動明王と習合した御姿でした。
その自動書記を見ていると、深い感動と共に、ゲルやゲルの神の生物種を超えた人類に対する愛情を全身で感じました。
血の繋がりがなくとも、霊的な接点を持った仲間であり、宇宙の家族であると、心から思ってくれていたのです。
気が付くと、更にもう一つ別の自動書記を描いていました。
深く感動したことで、更に奥深い叡智と接続されたようです。
通常の時空から離れた神々の空間で、丸一日は描いていたように思います。
ふっと衝動が抜けると同時に、筆をおきました。
新たに描かれた作品には、4体の龍神とゲルの神と習合した不動明王、龍が宿る御神木である松、ゲルの神より神授したゲル神界の文字が4種、龍に乗るピコイの姿が描かれていました。
自動書記を描き終えると、ゲルの神様はこう言われました。
「これにより、冬至の日にシリウスと地球を繋ぐポータルが生まれた。我が姿を描いた自動書記は、対になる波動転写画を造り、オリジナルの自動書記と共にゲートストーンと併せ、縁あるものに繋いで託すのだ。それにより、地球とシリウスを接続するポータルがより強固になる。今回の儀礼に用いた霊石及び自動書記も、神籬と磐座として、そのすべてについても同様にせよ。そして、四龍と不動明王の自動書記については『不動龍神曼荼羅』として、99名の者が身に付けられるようにするのだ。対極のエネルギー同士が荒ぶる2024年の時空を乗りこなすために、自己の宇宙の中心に不動心を持って座し、その手に倶利伽羅剣を持ち、龍神と共に人と繋がり、人を、あらゆる命を、愛し、癒し、励まし続けることことそが、マイトレヤたる道となる。」
言われたことを心に刻もうとしていると、いつの間にかもとのいつものオフィスの空間へと戻っていました。
巨大な結界と亜空間も、青いゲルの神様も、一瞬にして姿を消していました。
一体どれほどの時間が経過したのでしょうか。
何日もの間、儀礼に参加していたような気がしてきます。
ふと外を見ると、まだ夜が明けておらず、真っ暗でした。
石になったり、地球の歴史を追体験したり、狗神を祓ってゲルの星への転生をサポートしたり、凄まじい経験の連続でしたが、無事に終えてみると、夢だったかのようにも思えてきます。
風を浴びて頭をすっきりさせようと、外へ出てみました。
すると、空には沢山のUFOが編隊を組んで飛来していたのです・・・!
エル、ペル、ゲルの全ての種族のUFOが集結していました。
写真には9機のUFOが映っていますね。
冬至の日の素晴らしいギフトでした。
儀礼の成功を祝う祝福であり、決して夢などでは無いと知らせるために、集まってくれていたのです。
嬉しくて嬉しくて、泣けました。
手を振ると、ピカピカと発光して答えてくれます。
全てのUFOが元の時空へ帰還するまで、ずっと見ていました。
見送りを終えて、室内に戻ろうとするとテレパシーで
「地球はこれからだよ。大丈夫。みんな見守っているからね。」
とメッセージがきました。
彼らの思いにこたえるためにも、出来ることを続けて行こう、と決意を新たにしました。
読んでいただき、ありがとうございます。
ps.ゲルとのコンタクトから始まった冬至の儀礼、遂に完結しました!
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