金星から地球の人々へ　～今、信じるべきものとは～

今最も大切なこととは、

「ポジティブシンキング」

と

「ネガティブマネジメント」

の正しい用い方について、です。

この混迷を極めた時代において、それを現実に自分の人生に活用していくとは、一体どういうことなのでしょうか。

これはつまり、自分自身に対してポジティブシンキングを行い、社会に対しては厳しい目で情報を精査しつつネガティブマネジメントを行う、ということなのです。

今、多くの方が自分自身に対してネガティブな思いを向けてしまっています。

このコロナ禍において、メディアや政府によって不安が煽られ続け、経済的にも不安定かつ先の見えない状況が長く続いているため、気付かないうちに、それが常態化してしまっている状況があるのです。

「もしもコロナに感染してしまったらどうしよう。重症化したら命にかかわるかもしれない。経済的にも疲弊してきている。いつになったら状況が良くなるんだろう。怖い。嫌だ。誰か助けてくれよ・・・！」

多くの方が、意識の奥底でこういう言葉を自分に対して言い続けてしまっているのではないでしょうか。

その結果、

「誰かがなんとかしてくれるんだ！」

と思いたくなってきます。

気持ちはよく分かるのですが、この考え方を、それでは本末転倒だ！と宇宙の友人たちが繰り返し訴えかけてきているのです。

新型コロナウィルスはウィルスですから、目に見えないものですよね。

この、目に見えないものである、という点が恐怖を加速させ、問題がさらに複雑化してしまうことの要因の一つなのです。

ポスト真実と言われ、一体何を信じたらよいのか、最早直感を正しく用いる以外には、情報を精査することは不可能と言っても過言ではないほど、情報が氾濫しています。

だとすれば、自分に出来ることは一体何なのでしょうか。

目に見えないのは、霊的な事柄も同じです。

目に見えないものへの恐怖や混乱に対し、これまで人類が真剣に立ち向かってきたことの積み重ねが、精神世界と呼ばれる叡智の集積体です。

つまり、

今こそ、決してふわふわではなく、現実逃避でもなく、ただのエンタメでもない、現実に根差した真のスピリチュアリティが問われているのです。

このコロナ禍において、真の実践者は一目見ればよく分かるようになりました。

玉石混交と呼ばれるようになって長い精神世界ですが、いい加減な情報をあたかも霊的真実であるかのように無責任に拡散し、ブームが去ったら口をつぐんで別の話題に切り替える人などが、それであろうはずがありませんよね。

（念のため書いておきますが、そういう姿勢を責めたくて書いているわけではありません。それをする方々も悪気があるわけではないのでしょうし、実践者ではなく、あくまで、数多あるビジネスの手段の一つとしてスピを用いているのですから、致し方ないのだろうとも思います。ここでは、注意喚起を含め、そういう実態があるということをお伝えしたいだけです。）

今大切なことは、自分自身の本当の力を認識し直し、勇気と行動力で未来を切り拓くことです。

「運」を良くし、自らの「運命」をポジティブな方向へ発展拡大させていく他ないのです。

そのために、まず大切なことが、自分を信じるということです。

自分の魂の力を、運の良さを、生命力を、ヒーリングパワーを、トータルな意味での強さを、信じるのです。

これには理由など一切必要ありません。

まず、そうだ！と決めてみることから始まるのです。

「自分は、宇宙の中心から降り注ぐ、無限なる力と、絶対的に繋がっているんだ！」

と自分に言い聞かせることから、始まります。

これこそが、真のポジティブシンキングです。

自分や周囲に対して

「どうしよう。ああもうだめだ。きっと誰かが、何かが助けてくれるはずなんだ。きっと・・・。」

と言い聞かせるのは、それの真逆をやってしまっている、ということです。

そんなことをしていれば、自分を卑下してしまい、感情が悪くなり、誰かや何かを責めてしまうという負の連鎖が続いてしまうのではないでしょうか。

『コロナを審神者する　～責める気持ち～』前回の記事「コロナの馬鹿野郎　～序章～」https://ameblo.jp/spiritual-b-boy/entry-12591939708.ht…

ameblo.jp

の中で

今回のこのコロナの問題は、私たちのコミュニケーションに対する問題定義である

と述べましたが、コロナが突き付けているのは、まさにそうした感情の問題でもあるのです。

更に、これは3年前の記事ですが、

『相次ぐ自然災害　今、何が起きているのか？』先日、9月9日にヤマトヒメツアーを開催しました。今年の菊の節句は例年と比べてもかなり大きくゲートが開いていたようで、奇跡的な出来事の連続でした。言霊の力が通…

ameblo.jp

の中で

原点回帰かつ自立の時が来たのです。

霊的にも、現実的にも、神や神官や国や政治家に依存するのではなく、自分と自分の力に自信をもって、自ら歩んでいく時期に入った、ということです。

とも述べました。

私のブログを以前から読んでくださっている方はよくお分かりだと思いますが、こうした流れは何年も前から分かっていたことなのです。

最早、政府や救世主が私たちを救済してくれる時代ではありません。

こういう時ほど、

「社会や政治を厳しくとらえて、個人は、超がつくほどに明るくしていましょう！」

ということなのです。

メディアリテラシーなどという言葉があることからも分かるように、SNSにしろ、検索エンジンにしろ、個人の望む情報を優先的に集めてくる仕組みが備わっているため、インターネットが偏った情報しかもたらさないということは、周知の事実ですね。

それはつまり、かなり気を付けていないと、表面的な聞こえのいい情報ばかりに飛びつく癖がついてしまい、中毒のようになってしまう、ということなのです。

ポピュリズムの台頭は、こうしたことと密接に関わっているのではないでしょうか。

確かに何を信じるのも個人の自由ですが、こういう混乱期においては、耳ざわりの良い情報こそ、かなり注意して精査すべきであると、強く思います。