先日の春分の日に降ろした自動書記（詳しくは、「2017年 春分 ～自動書記ライブ配信～ 」をお読みください。）をじっくり審神者しました。
すると、現在起きている状況の本質や、未来に対する指針など、様々なことが明らかになったのです。
昨日は私のパートナーも神がかり、自動書記を降ろしました。
霊的にも、桃の節句で一度落ち着いたエネルギーが、再び激しくなってきているようですね。
これが、春分の日に描き降ろす様子を一部始終ライブ配信した自動書記です。
まず中心には塔のような建造物がありますね。
塔というシンボルには様々な意味が考えられますが、霊査していくと、ここでは、「天地を貫く軸・柱」を示している、ということがわかりました。
「天地を貫く軸・柱」とは、自分がやりたいことが何なのか掴めており、しっかり確立された経済的な手段ももちつつ、地に足をつけながら未来に向かって歩んでいる、という意味です。
「お金と仲良くなるリトリート」 という記事でも書きましたが、経済的な手段とは、単にお金を稼ぐ手段という意味ではなく、お金を人の幸せに貢献したことによって受け取るものと捉えており、自分と自分が関わる人達を癒すということに本気で取り組むための手段、という意味です。
それが、天と地とを貫く柱がある、ということなのです。
真ん中を見ると、山の麓に様々な神仏が姿を現しているのがわかりますね。
ここはわたしたちの集合意識を表しています。
塔に近づけば近づくほど神仏が増え、下に行き塔から離れれば離れるほど、火事や煙のような景色が多くなっていますね。
柱の確立の重要性を強調して伝えているメッセージですね。
そして、塔の右横には、顔を覗かせながら左手を伸ばす巨大な女神の姿が描かれています。
実はこの存在は以前にも他の自動書記で全く同じ構図で降りてきたことがあるのですが、キクリヒメです。
左手を伸ばしている、というのはこちらにエネルギーを与えてくれている、という意味があります。
これは、北朝鮮の問題や現政権に対する不信感が募る現在の状況も、キクリヒメの意思に沿った流れの中にあるものであり、その最中で不安定になる私たちを、キクリヒメがヒーリングしてくれてもいる、ということなのです。
自動書記の向かって右は現在と過去であり、向かって左が未来です。
塔という境界線に向かって、エネルギーの濁流が押し寄せてきています。
これは、未来のある一点から流れてきていますね。
ここの意味は、自動書記の向きを変えてみることによって明らかになりました。
自動書記は多重多層の情報が降りてくるため、向きを変えると異なるものが浮かび上がってくることがよくあるのです。
縦にしてみると、全体は大きな山のシルエットであることがわかります。
これも霊査していくと、霊山白頭山であることが判明しました。
「今起きていることと対処法 ～金正男暗殺事件～」 で書いたように、まさに現在の北朝鮮を巡る情勢が鍵になっている、ということなのです。
しかし、わたしたちの集合意識の領域がキクリヒメに守られていることからすると、この問題が、私たちが苦しい思いをするような形での決着はない、ということが読み取れます。
更に、自動書記を縦に戻して見てみると、左上のほうに男神が描かれていますね。
これは、春分以降のエネルギーの大波に乗るためがには父性が重要である、というメッセージなのです。
父性と言っても、ここでいう父性は、荒々しい性質ではなく、この自動書記に現れた男神のように、優しく安定した父性を指します。
優しく安定した父性の確立とは、自分自身に対してリーダーシップを発揮し、いつまでに何をどのように行うのか、という「時間」に付随する要素と仲良くなり（時間に追われるのではなく、時間は人を癒すものだという意識に変わっていく）、決めたことをしっかり着実に実行していく「行動力」とを実生活の中で自由に使える状態、という意味です。
重要なのは、安定した父性とは、決して現実から遊離したものではなく、むしろ非常に現実的、ということです。
「キクリヒメリトリート その3 ～自動書記の予知～ 」で書いたように、実は、キクリヒメという存在は三面神であり、そのうちの１つの顔が大黒天なのです。
大黒様のような安定した父性のイメージを持ち、上記のようにそれを現実に活用することを意識的に行っていくことで、このエネルギーの波を大きなプラスにしていくことができる、ということです。
この流れは5月中旬ころまで続くことが予想されます。
日本は今、全体性から個別性に移行していっています。
個別性の陽の性質を帯びた明るい部分は、自分を大切にしよう、本当の自分を愛そう、などのスタンスですね。
これまでは真逆で、日本は世界に対して開かれたグローバルな国になりますよ、と言ってきたのです。
「体が伝えるメッセージとこれからの時代 」 などの記事でも書きましたが、資本主義の崩壊が始まり、それに連動する形で個別性を重視する流れに変わってきたのです。
しかし、それによって、個別性に移行することへの不安感、つまり陽に対して必ず存在する隠の性質のほうが激しく抑圧されてしまったのです。
それにより霊的にも非常に激しくなってきています。
男性と女性とで単純に分けた場合、女性は特に隠の気を背負いやすいという性質があるため、負担が大きくなっているようです。
社会的にもそれが現れており、森友学園の問題が長引き、安倍昭恵さんが涙ながらに訴える、というような事態になっていますね。
アッキード事件などという言葉も出てきているようです。
マスメディアではそちらがメインの話題のため、世間の目がそちらに集中してしまっていますが、豊洲の問題もそうです。
しかし、これは渦中の人物たちだけの個人レベルでの問題などではなく、私たちの集合意識が抱える不安感・抑圧された影の性質が、モロに政治に投影された状況なのです。
保守政治の安倍首相の立場が危うくなり、そんな最中北朝鮮からはミサイルを飛ばされ、それでも安部首相の立場は危ういままという、極めて混沌とした状況ですよね。
政治のような、多くの方にとって影響のある場には、私たちのシャドーがハッキリと投影されるのです。
私たち自身の影が出てくる、ということです。
当然個人の範囲でもそうです。
いかにして軸を作り、安定した父性を確立するか、というテーマの突きつけが激しくなっているようです。
これは、日本の混沌が表に出ている、と言い換えてもよい状況です。
「2017年はこんな年になる」 という記事で書いたように、私たちを不安にさせるようなニュースが雨のようにザーザー降ってきていますね。
しかし、この記事でも書いたように、そういう年だからこそ、自分の軸を確立するための掘り下げと、ESPとPKのバランスよいトレーニングが重要なのです。
先述のように、全体性から個別性への移行が激しくなるにつれ、その反動で意識の奥底に抑圧されていたものが膿のように表層化してきています。
これが坎（カン）の年の現れであり、現実的には、良いものもそうでないものも含めて、これまで表に出てこなかったことが明らかになる、という年なのです。
神々のチャンネルでは、キクリヒメを筆頭に、ヤマトヒメや大黒天などのチャンネルが活性化しているのを感じます。
キクリヒメは私のブログでは何度も紹介していますが、安定した父性の確立を促す神様です。
自動書記にも出ていたように、柱を確立すれば、この大波の最中にあっても、変化の濁流に飲まれてしまうことなく、大地に人として立つことが出来ます。
更に、エネルギーの濁流の中を上手にサーフィンし、飛躍の力に変えることも出来るのです。
是非、この大波に乗って、大発展しましょう！
軸が確立されたあなたは、軸がぶれてしまっている人や軸の定まっていない人を支えてあげることも出来るはずです。
自分に関わってくれる人も全て自分の内面の現れですから、励まして勇気づけて、みんなで波に乗っていきましょうね。
読んでいただき、ありがとうございます。
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