妖精の世界 その2 | 精神世界の中心でブレイクダンスを踊る

精神世界の中心でブレイクダンスを踊る

霊能者・ヒーラー・自動書記画家のタカテルです!開運(金運・恋愛運・健康運)のコツや実践できるスピリチュアルな話を発信中。霊能者(サイキック)・ヒーラー・自動書記画家のプロ養成講座を主催。●目に見えない世界のお悩み解決●チャネリング●ヒーリング●霊視●お祓い


{B0E8D5FD-1B3D-48C0-AA84-14C151419287}

前回の記事 の続きです。

洞窟を後にした彼女とシーラは、バランの村へと向かいました。

セレが教えてくれた通りに進んでいくと、バランの村も滝の中に隠された洞窟の奥にあったそうです。

こっそり様子を伺いつつ中に入っていったそうですが、なんといきなりバランの少年に遭遇してしまったのだそうです。

その少年は、森で彼女が遭遇した、あの鬼のように恐ろしい形相をしたバランとは異なり、犬夜叉(アニメの主人公)によく似た、中学生~高校生くらいの年齢の可愛らしい外見の少年だったそうです。

{6A717E10-3868-4F99-B33C-4B71B0CFCE34}

身長も彼女と同じくらいの高さで、耳は犬夜叉のような犬の耳ではなく、人間の耳をしていたそうです。

口からはバランらしく、小さな牙が出ていたそうです。

こんな可愛らしいバランもいるんだー、と驚いていると、彼が尋ねてきたそうです。

「お前は何者だ?」

彼女は、記憶を無くしてしまっているため、

「う~ん、それが自分でもよくわからないの。」

と正直に答えたそうです。

すると

「ここは、俺の隠れ家だ。誰だか知らないが、悪さをしにきたなら、許さないぞ。」

と凄んできたそうです。

しかし、可愛らしい見た目で凄まれても全く怖くなかったため、臆することなく

「ずいぶん偉そうね。そういうあなたは何者なの?」

と訊き返したのだそうです。

すると、この少年は、

「俺はバランの第一皇子だぞ!お前こそその態度はなんだ!」

と言ったのだそうです。

なんと、この少年は、バランの皇子だったのです。

アジトに乗り込んだら、いきなりそこのボスと遭遇してしまった、という状況だったのです。

あちゃー、ヤバいなー、と思っていると、突然、セレから授かった勾玉が強く発光し始めたのだそうです。

それを見たバランの皇子は驚いた様子で、

「その勾玉は!!!もしかして、そなたは、光人(ひかりびと)の伝説に語り継がれる人なのか?光人の姿が見えるのか?」

と訊いてきたそうです。

そこで彼女が

「伝説の人かどうかはよくわからないけど、シーラたちはそう言ってる。光人なら見えるよ。ほら。」

そう言って、シーラの姿をバランの皇子に見せたそうです。

光人であるシーラがバランに見つかると捕まってしまうと考えたため、彼女の肩に乗り髪の毛の中に身を隠してもらっていたのだそうです。

髪の毛をそっとよけると、心配そうな顔をしたシーラが姿を現したそうですが、なんとバランの皇子の肩からも、それまで隠れていた一人の光人が出てきたのだそうです。

それはなんと、シーラのパートナーのラズリだったそうです!

シーラとラズリは、涙を流して再会を喜びあったそうです。

しかし、なぜバランに捕まってしまったはずのラズリが、拘束されることもなくバランの皇子の肩にいたのでしょうか。

それについては、バランの皇子が説明してくれたそうです。

「先日、俺の誕生日があった。そこで、家来のものから近所で採集したという光る石の元を貰った。それがラズリだったんだ。我々バランの間では、光る石は、満月の夜にだけ光る謎の物質が結晶化し、光を発し続けるようになったものである、と考えられているが、それは違うのだ。俺も幼いころからずっと、光人の姿を見て、話をすることが出来た。そのため、光る石の正体が小さな優しいもの達である、ということを知っていた。だから、すぐにラズリを鳥籠から出して、お互いに色々な話をしたんだ。ラズリは俺にとって初めて出来た親友でもある。俺が光人の存在をどうしても他の人に認めさせたくて、満月の日の夜なら見えるということを話してしまったばっかりに、乱獲が増えてしまった。本当に申し訳なく思っている。なんとしても月の舞を成功させなければならない!」

そこまで話終えると、ラズリがその後を説明してくれたそうです。

「初めまして。あなたが伝説の人ユリアですね。私はラズリ。彼は私の親友です。バランの皇子は、他の種族の者に名乗ることを許されていないらしく、彼の本名は私も知りません。だから私は彼のことをケンヤと呼んでいます。(光人の言葉でケンヤは救い人という意味だそうです。)ケンヤは幼い頃から僕ら光人と交流してきました。しかし、他のバランには光人の姿は見えないし、私たちの声を聞くことも出来ない。そのため、光人の話をしても、誰にも信じてもらえず、ずっと狂人のように扱われてきて、孤独だったのです。どうか彼を責めないであげて欲しい。数年前にバランたちの王が亡くなってからというもの、土地が弱って作物はどんどん採れなくなり、国力は衰退の一途をたどっています。そんな状態であるため、多くの貧しいバランたちは光る石を手に入れて、それを高く売ろうと必死になってしまったのです。短絡的には私たちの結晶した光る石を売ってお金に変えることは出来るでしょうが、長いスパンで見ると逆効果なのです。それは、私たち光人たちは日々自然界の様々なエネルギーの調整をして生きているからです。私たちが捕まって、その調整をするものがいなくなればなるほど、土地のバランスが崩れていきます。そうなると、次第に土地が枯れて行き、そこはやがて生物の住めない土地になってしまいます。星全体の大きな調整は、1000年に一度の月の舞で行うのですが、生物間のバランスや細かいエネルギーの調整などは、光人が日々行っているのです。ケンヤはそのことを理解してくれ、約一ヶ月後に迫った、1000年に一度の大調整である月の舞を成功させるためにサポートしてくれることを約束してくれています。」

するとケンヤが、

「私はこの国を、世界を破滅させたくない。自分の過ちの償いもしたい。是非協力させてくれ。」

と言って、深々と頭を下げたそうです。

こうして、ケンヤとラズリが仲間に加わり、月の舞を成功させるべく、旅を続けることになったそうです。



月の舞は、北端の地で行われるらしく、そこを目指して移動したそうです。

一ヶ月ほどの旅だったそうで、その間に彼女はケンヤととても仲良くなることが出来たそうです。

月の舞の会場は、巨大な卵形の磐座の上だったそうです。

彼女たちは会場に一番乗りだったそうで、後から2組の男女の光人のペアが合流したそうです。

彼らもまた、シーラとラズリと同様に、月の舞の担い手たちであり、種族の長から授かった霊具を持っていたそうです。

各ペア毎に自己紹介をしたり、旅の話をシェアしたりしていると、夜が更けていき、いよいよ月の舞が始まったのだそうです。



まずは、彼らの霊具を組み合わせ、結界を張るところから始まったそうです。

霊具はそれぞれが自然のエレメントによって構成されるパズルのようになっており、全てを組み合わせることで、次の1000年を安定させるために必要な神秘図形が、自然に完成するようになっているという、高度な霊的テクノロジーで作られていたそうです。

梵字のような形に組み合わされた霊具が完成すると、凄まじい勢いのエネルギーが放出され、その場ごと、巨大なエネルギーのドームですっぽり包まれてしまったそうです。

その中で、担い手たちが全員でダンスを踊り続けたそうで、その踊りによって生み出されたヒーリングエネルギーは、星ごと調整してしまうことが出来るほどのものだったそうです。

美しい穏やかな舞のような動きの踊りがメインだったそうですが、それによって生み出されるエネルギーがあまりにも凄いために、磐座の存在自体がグニャ~と歪み、光人たちがステップを踏むたびに、硬い岩の塊であるはずの磐座の表面に、ペタッと光人たちの足跡がついていくのが印象的だったそうです。

5時間以上の時間に渡って踊り続けていたそうですが、舞が終わると同時に結界が解き放たれ、ドームの中に凝縮された癒しのエネルギーが一気に世界中に拡散したのだそうです。

癒しのエネルギーが世界中に拡散していくその様子は、花火のようでもあり、火の鳥のようでもあったそうです。

その後、霊具が砂になってサラサラと消えたかと思うと、地面の岩が細かく割れ、プレート状になって固まったのだそうです。

こうして月の舞は完成され、無事に儀礼を終えることが出来たそうです。



月の舞が終わると、お互いを讃え合いながら、6人の担い手たちが、割れた地面からそれぞれ1つずつ、自分にあったエネルギーの欠片を選び始めたそうです。

これは彼らの一族を護る御神体になり、神聖な神殿の一部として奉納される霊石なのだそうです。

全員の欠片が決定すると、彼女は直観的に、あぁこの世界でやるべきことは終えたな、と感じたそうです。

すると、その瞬間に突然、体が少しずつ透け始めたそうです。

それを見たケンヤがびっくりして、

「そんな!何が起きているんだ!行かないでくれ!ずっと隣にいてくれ!」

と言ってきたそうでしたが、彼女にはどうすることも出来なかったのだそうです。

その様子をみたラズリが、

「ケンヤ、彼女は元々はこの世界の存在ではないため、使命を終えたら元の世界に帰る定めなんだ。寂しいけど仕方ない。」

とケンヤに言うと、ケンヤは取り乱すのを止め、最後に一言だけ

「俺の本当の名前は○○○○○!君が別の世界に行っても、この名を呼べば必ず助けに行く!!」

と伝えてきたそうです。

彼女は、無事に月の舞を完成させることが出来た安堵の中、この世界での自分の存在が薄れていくのを感じていると、次第に意識が遠のいていき、ハッと気が付くと、既にこちらの現実世界の自分に戻ってきていたのだそうです。



これが今回私のパートナーが体験してきた、異世界のお話です。

少し切ない終わり方ですが、きっと彼女が訪れた世界の調和は保たれ、ポジティブな流れに変わっていったことでしょう。



彼女の今回の体験により、レムリアの古代人が語った(「UFOツアーと自動書記 その4 」 という記事で書きました。)、「月の舞」や「フェアリーストーン」について、より詳しいことが分かりました。

フェアリーストーンは、光人(ピコイの元になったレムリアの古代人の種族)たちのダンスによってつくられる霊石であり、神聖な神殿に置かれるものだったのですね。

フェアリーストーンの表面には、短い縦線の連続模様が出ている場合があるのですが、これは妖精たちの踏んだステップの跡だと思います。

古代文明の遺物がフェアリーストーンであり、そのフェアリーストーンは、妖精のような姿の小さな人々が、自然のエネルギーを調整するために1000年に一度踊るダンスによって生じる、ということになるわけですから、とても面白いですよね。

月の舞については、「UFOツアーと自動書記 その4 」 で書いたように、彼女に降りて自動書記で色々な情報を伝えてきたレムリアの古代人は、月の舞とはカタストロフィのことだ、と言っていました。

これはおそらく、何らかの理由により、過去に月の舞が行われなかったために、カタストロフィが起きてしまった、ということを言っていたのだと思います。

あるいは、今回彼女が体験してきた世界は、彼女が光人に協力し、月の舞が完成したことにより、そのカタストロフィを避けられた、という別の可能性としてのパラレルなのかもしれません。



きっと、私たちの生きているこの現代においても、目に見えないところで実に様々な存在達が調整をしてくれているのでしょうね。

今回のパラレルワールドの話を聞いて、それらの存在達を意識し、繋がりを取り戻していくことの大切さも再認識しました。

今回彼女が、光人の神話の中で「聖なる橋」と呼ばれていたように、そうした存在たちとの繋がりは、正に私たちと地球を結ぶ橋に他ならないのだと思います。

地球との繋がりを深めて、もっともっと素敵な星にしていきましょう!



読んでいただき、ありがとうございます。



ps.今回のお話を読んで、妖精を感じてみたいな、と思われた方は、森の中や水のそばなど自然が豊かなところで、心を静めて、ただただのんびりリラックスしてみてください。

ふとした時に、妖精たちのささやき声が聞こえてくるかもしれませんよ。

是非楽しみにながら、やってみてくださいね☆





☆ガイド拝見もやっています。


こちらも是非、体験してみてくださいね。
 


ガイド拝見の詳細です。


ガイド拝見のお申込み、お問い合わせは下記のメールアドレスにお願い致します。

タカテル
u1234ss@yahoo.co.jp




☆スーパーペンダント シリウス


私の友人の龍さんが開設したホームページから購入出来るみたいです。

宜しければ、ご覧になってみてくださいね。


龍さんのホームページ

http://23sirius.theshop.jp/



下記の記事でもシリウスを紹介しました。


是非読んでみてくださいね。


「甑島への旅 ~オリオンミッション~」

http://ameblo.jp/spiritual-b-boy/entry-11948251087.html




☆2015/4/12に開催し、大好評だった 秋山眞人 中山康直 講演会 「 宇宙船に乗る地球人~UFOを見る時代から、UFOに乗る時代へ~」 のDVD、発売中です!

 
講演をノーカットで全編完全収録した、特別版DVDになっています。

DVD 3枚組で、収録時間はなんと228分間です!

さらに今回秋山眞人先生のご厚意により、DVDをご購入いただいた方に、特別特典として、秋山先生直筆のスペシャルパワーカードをお付けすることになりました!!!(特典は数量限定となるそうです。)

一人一人の波動を読み取って書く、世界に一枚だけのスペシャルパワーカードです。

カードには、秋山先生のサインも入っています!

DVDはスーパーペンダント シリウス を販売してくださっている、友人の龍さんが販売してくださることになりました。


龍さんのホームページにアクセスしてみてくださいね。

http://23sirius.theshop.jp/items/1615284




♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪




☆Facebookもやっています。

 

まだ繋がっていない方、是非こちらでも繋がりましょう。

Takateru Takethefifth

バナーを作成



☆Facebookページを開設しました。
こちらでは、ブログとは異なる角度から様々な情報を発信しています。
是非見てみてくださいね。

 


☆精神世界のランキングです。
多くの方の目に留まるよう、1日1回、ポチッと、クリックお願いします。↓


スピリチュアル ブログランキングへ


にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村


にほんブログ村 演劇・ダンスブログ ダンスへ
にほんブログ村