インテリアコーディネーター事務所、Officei SPIRALのブログにようこそ♪
主宰者の水田が、ある日は大阪の片隅の自宅事務所で、ある日は半身浴中のバスルームから(！) お届けしております！
今年も、インテリア展示会 Living&Design が開催されました。
中日の12日木曜日にちょっと駆け足で行ってきましたので、今日はそのお話です。
各社、新商品や新たなコンセプトワークなどを展示されています。
KAKUDAIさんのユニークな水栓。
長年お世話になってる、デザインアークさんのブース。
大阪芸大。
長男も進路を考えてるので、作品より学生さんに興味があった（笑）
でも作品もよかった。
この照明器具は、下のレバーを引っ張るとシェードが閉じたり開いたり。これを手作りで作るのは、大変だったと思う。
この照明器具は、下のレバーを引っ張るとシェードが閉じたり開いたり。これを手作りで作るのは、大変だったと思う。
というのも。
わたしにとって、この日のメインイベントはセミナーでした。
会期中はいろんな講演があるのですが、この日は【インテリアデザイナー、橋本夕紀夫さん】が、コンラッド大阪やペニンシュラ東京などのホテルインテリアについて講演されました。
会期中はいろんな講演があるのですが、この日は【インテリアデザイナー、橋本夕紀夫さん】が、コンラッド大阪やペニンシュラ東京などのホテルインテリアについて講演されました。
コンラッドと言えば、つい先日ランチに行って、インテリアレポを3回にわたりブログに書いたのも記憶に新しい（笑）
今回はそのお話を、デザイナーさん本人から聴けるチャンス！
ということで張り切って申し込み、この日もセミナー会場に早めに入って、2列目センターの席を確保しましたよ。
登壇された橋本さんは、プロフィール写真より健康的な感じで、よく響くお声と、温かみのある語り口で、とても素敵でした。
そしてお話も、素晴らしかったです。
コンラッド大阪のデザインコンセプトは「天空の離宮」。
そして、デザインモチーフには「いかにも和」のアイテムを使うのではなく、日本文化の根源である「自然からのインスパイア」を取り入れているとのこと。
例えば、この大きな吹き抜けのらせん階段は、「天女の羽衣」のイメージなのだそう。
だから、モダンでありながら、神秘的。
そこが、海外から見た日本の魅力とも共通しているのでしょう。
橋本さんは日本古来の文化や建築には、言葉で説明できないあいまいさ、奥深さがあると言います。
千利休が作った茶室、待庵では、わずか２帖の空間で無限の宇宙を感じることもできるし、石庭で有名な龍安寺、「滝」をご神体とした那智神社、２０年に一度生まれ変わる伊勢神宮……。
日本では神代の昔から、「時空」を強く意識した空間づくりがされてきたんですね。
そんな素敵なお話を聞いた後は、また展示会場に戻り、ブースを見て回り、さて、そろそろ次の待ち合わせに向かおう、と出口に向かいましたら、なななんと！！
センターコートのカフェで、ビールを飲んでくつろぐ橋本さんのお姿が！
なんだか吸い寄せられるように近づいていき、思わず話しかけてしまった水田です。
そしてお写真をお願いしたところ、快く応じてくださいました。
「デザイン関係のお仕事ですか？」
と橋本さんに尋ねられ、
「インテリアコーディネーターなんです」
と答えました。
ホテルのお仕事ができるようになるとは思ってないけど
自分の領域で、ちゃんと理念のある、地に足の着いたデザインを
やっていきたいと思います。
貴重な時間になりました。ありがとうございます。
長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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